大気中フロン11濃度の低下が鈍化、東アジアで違法排出か 14
どこの国だ 部門より
オゾン層破壊効果のある化学物質「CFC-11」の排出量が増加しているという(BBC)。
問題とされている「CFC-11」はトリクロロフルオロメタン、フロン11とも呼ばれる物質。オゾン層破壊物質の規制を行うモントリーオール議定書の規制対象であり、製造禁止とされている。この規制によって大気中に排出されるCFC-11の排出量は減少していたが、研究者らによると2012年以降はCFC-11の大気中濃度の低下が鈍化しているという(AFP、毎日新聞)。
また、観測データからは東アジアでCFC-11の違法な排出が行われている可能性が高いことが分かっているそうだ。