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医療

禁煙に最も効果的な手法は金 108

ストーリー by hylom
金には勝てなかったか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

電子タバコには禁煙を促進する効果があるとも言われているが、実際には電子タバコに有為な禁煙効果はなかったという。またニコチンパッチ、ロゼンジ、ガムなどの禁煙グッズも同様だったそうだ(ReutersSlashdot)。

この調査では米国企業54社の協力の下、喫煙をする従業員数6,006人を対象にさまざまな禁煙支援方法を使って禁煙を行わせた。この調査全体における6か月間の禁煙成功率は3%未満だったそうだ。

調査ではさまざまな禁煙方法が試されており、その1つは電子メールで禁煙を応援するメールを送るというもの。しかし、このサービス利用者で6か月間の禁煙成功率は1%以下だったという。また、ニコチンパッチ、ロゼンジ、ガムなどの禁煙グッズを使用したグループの同期間の成功率は2.9%以下だった。電子タバコの利用者のグループは6か月間の禁煙成功率を4.8%にまで増やしたものの、全体の統計的には影響を与えなかったという。

いっぽうで最も成果を上げたのは、タバコから離れた場合に現金報酬を渡す方式のグループ。最初の月は100ドル、3か月の時点では200ドル、6か月間禁煙の場合は300ドルという形で現金を増やした。この結果、グループ参加者の9.5%が禁煙に成功したという。さらに6か月間禁煙できなかった場合、600ドルを失うという脅しを掛けたグループでは12.7%の禁煙成功率になったという。

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  • 補足 (スコア:5, 参考になる)

    by crass (35930) on 2018年05月30日 12時22分 (#3416627) 日記

    この調査 [nejm.org]が従来のと違うのは調査対象に禁煙に興味がない者も含まれている事(約9.2%は禁煙する気はないと答えてる)。禁煙を継続しているかどうかの調査は、継続していると回答した対象の血液又は尿を提出させて検査している。1ヶ月目の時点で継続していると回答した約半数が検査によって弾かれている。6ヶ月目で禁煙が継続していた対象については12ヶ月目に追加調査をしているが約半数が継続中だった。
    タレコミはかなり間違いがあるので指摘をしとく:

    この調査では米国企業54社の協力の下、喫煙をする従業員数6,006人を対象にさまざまな禁煙支援方法を使って禁煙を行わせた。この調査全体における6か月間の禁煙成功率は3%未満だったそうだ。

    6ヵ月の時点での禁煙成功率(検査の結果が陰性)は約1.3%(80人/6006人)

    調査ではさまざまな禁煙方法が試されており、その1つは電子メールで禁煙を応援するメールを送るというもの。しかし、このサービス利用者で6か月間の禁煙成功率は1%以下だったという。また、ニコチンパッチ、ロゼンジ、ガムなどの禁煙グッズを使用したグループの同期間の成功率は2.9%以下だった。電子タバコの利用者のグループは6か月間の禁煙成功率を4.8%にまで増やしたものの、全体の統計的には影響を与えなかったという。

    禁煙を応援するメールという方法での成功率は約0.1%(1人/813人)
    禁煙グッズでの成功率は約0.5%(8人/1588人)
    電子タバコでの成功率は約1.0%(12人/1199人)

    いっぽうで最も成果を上げたのは、タバコから離れた場合に現金報酬を渡す方式のグループ。最初の月は100ドル、3か月の時点では200ドル、6か月間禁煙の場合は300ドルという形で現金を増やした。この結果、グループ参加者の9.5%が禁煙に成功したという。さらに6か月間禁煙できなかった場合、600ドルを失うという脅しを掛けたグループでは12.7%の禁煙成功率になったという。

    禁煙を継続していると1ヶ月目で100ドル3か月目で200ドル6か月目で300ドルの報酬が貰えるグループと、600ドルが預金してある口座を与え1ヶ月目で100ドル3か月目で200ドル6か月目で300ドルが引き出せるが禁煙を失敗すると残金は没収されるグループの二つに分けられている。実質的には同じ事だが、人間心理的に違う事で結果に違いが現れるかを調べるための措置。

    報酬グループの成功率は約2.0%(24人/1198人)
    預金グループの成功率は約2.9%(35人/1208人)
    結論では有意な差は認められなかったと書かれている。

    上記の間違いは全体の数字と「engaged」(調査内容の紹介をしているウェブページに一度でも訪れた「関心を持っている」サブグループ)の数字を混同していることによると思われる。

    --
    しきい値 1: ふつう匿名は読まない
    匿名補正 -1
  • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 8時05分 (#3416452)

    つまり、なんだかんだと反対のあった「タバコ増税」の効果は高いということですね。

    • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 8時52分 (#3416474)

      それは厚労省も分かってる。
      ただ高過ぎると闇タバコ等が流通するのでじわじわと値上げするのが良いみたい。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      たばこをやめたくない人に強制的にやめさせるという効果に
      何の価値が?

      ただのいやがらせじゃん。

      • Re:ただのいやがらせ (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2018年05月30日 8時52分 (#3416476)

        嫌がらせに決まってるじゃん。
        今まで臭い煙を嗅がされた嫌煙者の復讐なんだよ。

        喫煙者と嫌煙者は決して分かり合えない敵同士。
        どちらかが絶滅するまで殺しあうしかないのだ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >どちらかが絶滅するまで
          ここは喧嘩両成敗という事で両方とも絶滅するのが一番ではないかと。

      • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 8時52分 (#3416475)

        煙草自体が迷惑なんだから、嫌がらせでも辞めさせられるのはしょうがないのでは?
        そうなって困るなら、他人に迷惑をかけるマナーの悪い喫煙者を恨むとべき。
        今のうちにマナー改善を求めていかないと、どんどん喫煙者の立場は悪くなりますよ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        福祉国家で健康ファシズムが必要になることは論理的に明らかでしょ。

      • by Anonymous Coward

        じゃあこうしよう。
        単なる増税ではなくタバコ関連健康問題対策税として増税する。

        それならその増税はタバコを吸う事に依って起きる事に対しての投資になるよね。

      • by Anonymous Coward

        たばこを吸いたくない人に強制的にタバコの煙を吸わせるという行為に
        なんの価値が?

        生存権(呼吸すること)を阻害するただの傷害じゃない?

        ってことに気づかない喫煙者が多いので、嫌がらせくらいやらないとね。

        ところで禁煙したくない人に強制的にやめさせる話なの?
        喫煙により薬物依存症になった人がどうやって離脱症状を抑えて乗り越えるかの話では?

    • by Anonymous Coward

      >タバコから離れた場合に現金報酬を渡す
      もともと吸わない人からは非難轟々だろうなw

    • by Anonymous Coward

      どうなんでしょう。
      「他所から貰う金」と「自分が節約できる金」は
      金額が同じでも感覚的に等価じゃないんですよね。

      行動経済学でそんなのがあったような。

      • by Anonymous Coward

        他所から貰う金は、雑所得として所得税やら住民税やら課税されて目減りする。
        これに対し、自分が節約できる金は、それらを差し引いたあとの可処分所得の防衛。
        なので、同じ100ドルでも意味が違う。

        行動経済学が指摘しているのは、そういうことではないと思うけれど。

  • by nemui4 (20313) on 2018年05月30日 8時22分 (#3416459) 日記

    病状悪化して、喫煙を辞めるか確実にタヒ期を早めるかの二択で前者を選んだ人たちが多いですね。
    #治療上の条件なんでしょうけど。

    裕福で健康な人が禁煙するのに効果的な手法はなんだろう。

    • 私の周りじゃなんとなくやめたって人が多い

      しかしこんなに成功率低くもない感じがするなぁ
      こんな成功率では数年で目立って減る、なんてことにならないよな

      親コメント
      • 始めたきっかけは何となくでも、健康面や金銭的な事情とか、臭いとか、喫煙仲間が徐々に減って肩身が狭くなってきたりとかによって「そろそろタバコ辞めたいな」という意識はずっと持っていたはずですよ。
        あと成功率低いのは無理やり禁煙させたからじゃないですかね。自発的に禁煙始めた人はちゃんと目的意識持ってるのでそんなに低くないでしょう。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 10時39分 (#3416554)

      悪化というほどではないですが、人生初インフルエンザに掛かって煙草を吸えないほど
      苦しかった時期が禁断症状の強い3日間だったおかげで、わりとすんなり辞められました。

      苦しくても吸っちゃうひとはたくさんいるので、打たれ弱い人にしか効果はなさそう。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 10時11分 (#3416529)

      うちの同じがまさに真逆でした。

      いや、一旦禁煙したのよ。食道~胃癌の治療中は。
      治療成功して半年もしたら、また吸ってるのよ。タバコが原因と言われてるのに。

      高いニコチンパッチを保険適用して利用してたのにね。
      正直怒りを禁じ得ないんだがどうにもならん…。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 12時57分 (#3416651)

        胃癌治療後でも吸っちゃうとなると、禁煙は結構難しいかも。

        私の場合、萎縮性胃炎からピロリ除菌後、
        折角、胃がんリスク減ったのに、
        喫煙なんかで発がんリスク増やすなんて馬鹿らしいと思ったら、
        喫煙衝動が完全になくなりました。

        所帯を持っていると、
        子供が小さくて誤飲リスクから禁煙とか、
        奥さんの副流煙リスクから禁煙とか、
        自分より大切な存在が影響して禁煙することが多い気がしますが、
        ダメな人は本当に禁煙できないし、
        無理やり禁煙させると10年経っても喫煙の夢でうなされたり、かなりキツいので、
        その人に最適な禁煙方法が見つかるまでは大変だと思います。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 12時28分 (#3416628)

      前者のグループに入るかな?
      私の例ですが、脳出血で意識障害になっている間にニコチン抜けました。
      喫煙は(飲酒もだそうですが)もうロシアンルーレットと同じ、と医者に宣告されています。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      うちの親父がまさにそれでした。
      あと、子供が生まれた同僚は子供のためにってことで禁煙に成功(もとに戻らないことを祈る)してるみたいです。

    • by Anonymous Coward

      禁煙に最も効果的な手法は命

  • by eru (12367) on 2018年05月30日 9時18分 (#3416486) ホームページ 日記

    個々人の資質によって最適な禁煙方法は違う。
    まったく無理って人も居そう。
    ちなみに自分は必要になったからかな。
    お試しで「出勤したら吸わない、退勤したら吸う」を1週間やってみたらすごく辛かったのでスパッとやめた。
    そしてたばこ吸っていた期間どんだけ無駄に金が消えていったのかと考えると…考えないことにしたw

    • by nemui4 (20313) on 2018年05月30日 11時53分 (#3416607) 日記

      >お試しで「出勤したら吸わない、退勤したら吸う」を1週間やってみたらすごく辛かったのでスパッとやめた。

      この流れだと、「禁煙」するの「スパッとやめた」というのであってます?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      個人の資質によってとはいえ、成功率が高いものから試したほうが効率よくないですか。

  • by tmt (39622) on 2018年05月30日 10時04分 (#3416521)

    金がもらえるとわかった場合、禁煙に成功したと嘘をついて報酬を受け取った人は全くいないのかな?
    なんか感覚的には、何割かの喫煙者が何本か吸っちゃったけどまぁいいか的に小遣いもらいそうな気が...

    アンケートベースの調査っぽいから、そこまでは考慮していない?

  • by nim (10479) on 2018年05月30日 10時08分 (#3416525)

    Auを摂取するとニコチンの依存性を緩和する効果があるのかと思った。
    「カネ」と書いてくれれば誤解しないのに。

    • by Anonymous Coward

      禁煙させるならカネをくれ

    • by Anonymous Coward

      時代劇にある、金に噛みついている光景を想像してしまった

  • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 10時24分 (#3416538)

    20年くらい前に食うにも困った時期があった。
    自然と煙草どころじゃなくなって、塗炭の苦しみを味わいながら禁煙に成功。

    それ以来ずっと吸わずに禁煙は続いているけれど、煙草への依存は怖いね。
    今でも一本吸っちゃったらヘビースモーカーに逆戻りする自信あるよ。

    完全に体から抜けることは一生涯ないんだろうなと感じてる。

  • by itarumu (13340) on 2018年05月30日 11時41分 (#3416597)

    本人の意思が一番重要ということなんじゃないかなあ。電子煙草もニコチンパッチもタバコをやめたいというモチベーションは生まない。報奨金や罰金はドライビングフォースとして働くけど、金がすべてというわけでもないと思う。

    --
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  • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 8時54分 (#3416477)

    リンク先読んでいないのでアレですが
    6ヶ月以降の報酬はどうなるのでしょうね。
    報酬無いなら禁煙やめる人も多そうですし、再チャレンジできるなら再度喫煙して禁煙報酬を狙う人も出そうですが。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 10時46分 (#3416560)

    精神病の人に、50ユーロを9か月間「投与」してみたら、対象群に比べて不安やうつ症状が減り、人間関係も豊かになり、生活の質も向上した、という興味深いスウェーデンの論文
    https://twitter.com/takebata/status/678005054192922624 [twitter.com]

    我々は精神疾患に対する最強の治療薬を発見してしまったのかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      貧すれば鈍するに通じるのかも。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月30日 10時54分 (#3416566)
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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