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テクノロジー

京都の電子部品メーカー、「微細な泡でカキのノロウイルスを取り除く」という技術を発表 66

ストーリー by hylom
以前から研究されているものらしい 部門より
">船の燃費

京都市の電子部品メーカー・トスレックが、微細な泡を発生させてカキ内部に浸透させることで、ノロウイルスを吸着して体外に排出させるという技術を開発したと発表した(京都新聞)。代替ウイルスを使った実験では、マガキや岩ガキで99.9%以上のウイルスを取り除くことに成功したという。

同社はプリント基板製造受託を主な事業とするメーカーだが、新事業として微細な泡(ファインバブル)を生成する技術の応用に注力している。今回はこの微細な泡が持つ吸着作用を利用して殺菌を行う技術(同社Webサイトでの技術紹介)をカキに適用したようだ。

微細な泡を使った殺菌技術としては、過去に産総研がオゾンを含む微細な泡を使った殺菌技術を研究していた(2011年の発表資料PDF)。そのほか、多くの企業がファインバブル技術の研究開発を行っている(東レリサーチセンターの「ファインバブル-マイクロ・ナノバブルの基礎・実用・新展開-」PDF)。

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  • by manmos (29892) on 2018年05月31日 17時17分 (#3417524) 日記

    加熱用は大ぶりで生食用は小ぶりなんです。
    ってのが、加熱用は栄養成分の多い陸近くの筏で、生食用は陸から遠い栄養分が薄まった所で養殖されるから。

    栄養成分の多いところは、菌も多いってことで加熱用。

    でも、殺菌出きるのなら加熱用として養殖される大ぶりの牡蠣が生食として食える。

    ま、私一昨年年末に大当たりでして。ちょと怖い。

  • by shesee (27226) on 2018年05月31日 16時35分 (#3417485) 日記

    ファインバブルってことは元の開発目的は有機溶剤を使わない基板のフラックスの除去かな?

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時08分 (#3417514)

    マイクロバブルで牡蠣を処理して細菌を含む汚れを落とすとか、マイクロバブル発生機を船首につけて水との抵抗を減らして燃費を上げるタンカーとか、とうの昔に実用化されてたと思った。

    マイクロバブル発生器を魚雷につけると音響探査をごまかせるとか推進速度が上がるとか、なんか軍用研究もあったはず。

    • by Anonymous Coward

      >マイクロバブル発生器を魚雷につけると音響探査をごまかせるとか推進速度が上がるとか、なんか軍用研究もあったはず。

      プレーリー/マスカーとか
      これは確か船のほうの対潜水艦用

      スーパーキャビテーション魚雷
      100ノット出るんだっけ。通常船舶は30ノット出せればすごい

    • by Anonymous Coward

      ずいぶん前にテレビで紹介してた。 カキ内部の汚れを落とすのが楽だとかで。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時10分 (#3417517)

    ファインバブルってなんだろうと思ったら、マイクロバブルとナノバブルの総称なのね。

    • by Anonymous Coward

      ファインバブル: ファインバ可能な(形)

      • by Anonymous Coward

        どっちかというと、「ファインブ可能な(形)」のほうが。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時22分 (#3417529)

    なぜタレコミとストーリーで内容が変わってしまうのか

    • by minet (45149) on 2018年05月31日 18時42分 (#3417596) 日記

      タレコミ by hylom で、かつ、ストーリー by hylom なのにね…。
      しかもタレコミから加筆したのは後ろの段落で、冒頭に何か付ける操作は必要ないはずなのに…。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      船の燃費改善にも微小気泡が使われるので、それと関係あるか調べた際にメモとして書いておいたモノの消し忘れでしょう。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時26分 (#3417531)

    細かい泡でノロイを倒すぞ!

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時29分 (#3417534)

    牡蠣はそんな事されても生きていけるのか。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 17時47分 (#3417556)

    医療用途に使えませんかね。ウイルス性イボの治療とか。

    • by Anonymous Coward on 2018年06月01日 6時52分 (#3417791)

      ウイルス性のイボって感染している真皮層の細胞をを
      殺さないとならんのでちょっと大変

      胆石だか尿路結石だかを超音波で砕くってのはあるけど
      こっちは音響インピーダンスが違うだろうし
      超音波を使ったエコーで識別できる

      イボの根はどれだかわからん
      イボの形状でこの辺(1ミリ平方以下ではある)というのはわかるけど

      レーザーで焼くのもだんだん掘っていって突き止めてる面はあるだろう
      ♯焼いて行って新たな変形見つければその辺
      焼いて出なけりゃそこ

      ちなみに私が行ったところが使ってたのは炭酸ガス使ったやつだそう
      ♯医師に聞いた
      CWとパルスの切り替えスイッチがあった
      ♯♯何のためかは知らん

      ♯♯右足甲一面にイボの花咲かしたことがある

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      とりあえずマイナスイオンみたいなものに憧れますね。

  • by Anonymous Coward on 2018年05月31日 18時00分 (#3417567)

    ノロウィルスと構造や大きさが近い代替ウイルスで実験したとは書いてあるけど、ノロウィルスで実験したとは書いてない気が…。

    • 本物では実験自体が危険なのでとりあえず毒性の低いものでテストしたのでは?
      実験者が皆感染では洒落にならない

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        食べて確かめるわけじゃないでしょうからきちんとすれば感染しないのでしょうけど、
        まあ、危険ではありますな。

        • 本物を使うと実験室外に漏れないようにするのに費用がかかりますし
          (実験室の建築費とか出入りするたびに厳重な殺菌とか)
          もしかしたら実験自体に厚労省とかの許可が必要かもしれません
          毒性が低ければそのへんをある程度簡便にできると考えてもおかしくないと思います

          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2018年06月01日 8時19分 (#3417816)

            >ヒトに感染するノロウイルスについては実験室的に増殖させる方法がまだ見つかっていない。
            >このため、検査や治療方法に対する研究が他のウイルスと比べて格段に遅れているのが現状である。
            まさかの入手困難!?

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        じゃあ99.9%以上ってのは何を測ったの?
        「1000人に食わせて1人も腹を壊さなかった」とか?

    • by Anonymous Coward

      99.9%取り除けたとしても、ノロって10個から100個のオーダーで既に危険っていうじゃない?

      • by Anonymous Coward

        そりゃ、100%は保証できない(悪魔の照明(笑))からそういう表現になったのでは?

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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