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2018年6月9日の記事一覧(全8件)
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ハードウェアハック

火星探査車Curiosityの岩石サンプル採取機能、改造によって復活 8

ストーリー by hylom
ロボットアニメでピンチに陥ったときのようだ 部門より
headless曰く、

NASAの火星探査車Curiosityの岩石サンプル採取用ドリルは故障により1年以上にわたり使用できない状態が続いていたが、改造により再び機能するようになり、サンプル採取にも成功したそうだ(ジェット推進研究所のニュース記事Register)。

元の設計では2本の指状のスタビライザーを岩石にあて、その間からドリルを押し出して掘削する仕組みになっていた。しかし、2016年12月に押し出し機構のモーターが動作しなくなり、ドリルが回転しても掘削ができない状態になっていたそうだ。NASAのジェット推進研究所(JPL)のエンジニアは何か月にもわたる作業の末、ドリルを押し出した状態にすることに成功。モーターの問題は解決されなかったため、ロボットアームでドリルを押し付けて掘削するFeed Extended Drilling(FED)という方法を考案し、地球にあるCuriosityのレプリカを用いて実験を重ねたという。

Curiosityは2月にFEDによる初の掘削を実施し、1cmほどの深さまで穴を掘ることに成功した。これではサンプル採取には不十分だったため、エンジニアはハンマードリルのように打撃を加える方法を考案する。5月20日には深さ約5cmの掘削に成功したが、サンプルをふるいにかけて正確な分量を取り込むデバイス「CHIMRA(Collection and Handling for In-Situ Martian Rock Analysis)」が改造の結果使用できなくなっており、この時点でのサンプル取り込みは行われなかった。

そのため、ロボットアームをCuriosityのデッキ上にあるサンプル取り入れ口まで伸ばし、ドリルに付着したサンプルを直接流し込む「Feed Extended Sample Transfer」がCHIMRAに代わるサンプル取り込み方法として考案される。ただし、サンプルが少なすぎては分析できず、多すぎればあふれて機材に損傷を与える可能性もある。エンジニアはドリルからどの程度のサンプルが落ちるかをCuriosityのカメラ映像により推定し、5月31日にはサンプル取り込みに成功したとのこと。

これによりCuriosityの岩石サンプル採取機能は完全に復活し、これまでに通り過ぎていた場所へ戻ってサンプルを採取することも考えられているようだ。

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地球

ハワイ、2045年までにカーボンニュートラル化を目指す 17

ストーリー by hylom
やる気 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米ハワイ州のデービッド・イゲ知事は6日、今後30年間弱で二酸化炭素排出量と吸収量を同じにする「カーボンニュートラル」を実現するために3つの法律を制定した(FASTCOMPANYHonolulu Star-Advertiser毎日新聞Slashdot)。

これは気候変動抑制に関する協定である「パリ協定」の削減目標と達成するためのもので、米国内では最も野心的なCO2排出削減および再生可能エネルギー計画だという。米メディアによると、パリ協定順守を法制化した州は全米で初めて。トランプ政権は1年前にパリ協定から離脱を表明しているが、これに反旗を翻す形となったようだ。

知事はハワイ州全体を2045年までに完全なカーボンニュートラルにする法案(House Bill 2182)に署名した。次に植林資金を提供する法案(House Bill 1986)にも署名、さらに第3の法案として、海面水位がどのように上昇するかを調査・検証するプロジェクト(House Bill 2106)にもサインしたという。ハワイでは海面水位上昇が進めば190億ドルの経済的損失を引き起こすと試算されていることも背景にあるようだ。

いっぽう、課題としては運輸面が上がっている。ハワイでは物資の輸送を航空機や船舶に依存している面が強く、この問題を解決しない限り、カーボンニュートラル実現は困難だとみられている

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プライバシ

iOSにおけるUSB接続制限機能、iOS 12でついに導入か 34

ストーリー by hylom
引き延ばしが続いていたやつ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

法執行機関などによる、所有者の許諾を得ないままiPhoneのロックを解除する行為については長らく議論になっていた。iPhoneのアンロックを解除する「GrayKey」などと呼ばれるデバイスも登場しており(過去記事)、米連邦捜査局(FBI)などはこういったデバイスを導入しているとも言われているが、iOS 12では新たなセキュリティ機能が導入され、こういったデバイスによるロック解除を行えなくなるという(MotherboardiPhone ManiaSlashdot)。

この機能はロックされてから一定時間が経過すると、Lightning端子からのiOSデバイスへのアクセスを完全に禁止するというもの。こういった機能は以前から導入が噂されていたが、実際には導入されていなかった。

この設定が有効になると、FBIなどの捜査機関は捜査対象の人物からロックされてから1時間以内にiPhoneを入手してGrayKeyなどの機器に接続しない限り、データにアクセスできなくなる。いっぽう、コンピュータにiPhoneを接続してバックアップする場合などもiPhoneのロックを解除する必要があるが、iPhoneの所有者であればロックを解除できるので、ユーザーにとって実質的なデメリットは無いと考えられる。

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インターネット

Microsoft、海底データセンターのプロトタイプをスコットランド・オークニー諸島沿岸に設置 46

ストーリー by headless
海底 部門より
Microsoftは5日、海底データセンターの可能性を探る「Project Natick」の第2弾として、スコットランド・オークニー諸島沿岸の海底にプロトタイプを設置したことを発表した(ニュースリリースThe Vergeの記事VentureBeatの記事The Registerの記事)。

Project Natickでは2016年、米国・カリフォルニア州沿岸の海底に設置した実証機で105日間の試験運用を完了したことを発表している。実証機は3m×2mほどの小型のものだったが、フランスで組み立てられた今回のプロトタイプは長さ約12mに大型化。ラック12台に864台のサーバーが組み込まれており、メンテナンスなしで最大5年間運用できるそうだ。

風力発電や太陽光発電が盛んなオークニー本島では再生可能エネルギーだけで住民の電力需要を上回っており、沿岸では潮力発電の実験も行われている。データセンターの電力はオークニー本島の電力網から供給されるが、水温の低い海水を冷却に使用することで、ピークの消費電力は250kW未満だという。

海洋再生可能エネルギー発電設備の近くに設置することは、自前の再生可能エネルギーで電力をまかなうデータセンター、というMicrosoftの計画に一方近づくものとなる。Project Natickチームは今後12か月かけ、データセンターのパフォーマンスや内部の状況などを調査していくとのことだ。
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英国

英KFC、鶏肉を使用しないフライドチキンのテストを計画 67

ストーリー by headless
nobody-calls-me-chiken 部門より
英国のKFCでは、鶏肉の代わりに植物由来原料を使用する「ベジタリアンフライドチキン」のテストを計画しているそうだ(FOODBEASTの記事)。

英国ではロンドンで3店舗を展開するTemple of Seitanの植物由来フライドチキンが知られているが、大手ファーストフードチェーンが展開するのはKFCが初だという。英KFCはカーネル・サンダース秘伝の11ハーブ&スパイスはそのままに植物由来の代用肉を使い、食習慣を変えたいと考える人にKFCの味を届けたいと考えているそうだ。

英KFCでは今後7年かけて1食当たりのカロリーを20%削減することや、2020年までに600キロカロリー未満のセットメニューを複数投入することを計画しているといい、植物由来フライドチキンも計画の一環のようだ。一方、米KFCでは今回の計画に追従する予定はないとFOODBEASTに回答したとのことだ。
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iPhone

2018年第1四半期の国内携帯電話出荷台数、従来型携帯電話がゼロに 24

ストーリー by headless
従来 部門より
maia 曰く、

IDC Japanのデータによると、国内での従来型携帯電話(キッズ携帯を除く)出荷台数が2018年第1四半期はゼロになったという(プレスリリースiPhone Maniaの記事)。

スマートフォン・従来型携帯電話を合わせた総出荷台数は前年同期比9.2%増の971万台。メーカー別シェアは1位のAppleが前年同期比11.3%増の48.8%となった。2位以下はSharp(15.6%)、Sony(9.8%)、Kyocera(7.3%)、Samsung(5.8%)の順で、SharpがSonyを抜いて2位に上昇した。主にMVNO向けに出荷されるSIMフリーモデルは前年同期から42.4万台減少し、34.2万台となっている。

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MacOSX

Apple、絵文字の使用や暗号通貨採掘の規定などを明記したApp Store審査ガイドライン改定 8

ストーリー by headless
改定 部門より
Appleは4日、App Store審査ガイドラインを改定した。日本語版にはまだ反映されていないが、改定版ではプライバシー関連の項目が大幅に加筆されており、アプリ内での絵文字使用アプリのトライアル版提供、リモートアプリのミラーリング表示など、最近話題になった問題について明記されている(英語版ガイドラインMac Rumorsの記事[1][2]The Vergeの記事)。

プライバシーについては、ユーザーから収集したデータの不正使用を避けるための適切なセキュリティ基準を設けるよう求める項目(1.6)や、録音・録画・アクティビティ記録などを行う場合はユーザーの明確な合意を必要とし、記録中であることが見てわかるようにすることを求める項目(2.5.14)が新設された。また、データの収集及び保存(5.1.1)やデータの使用と共有(5.1.2)にも多くの制限が追加され、EUの一般データ保護規則(GDPR)に関する記述も追加されている。

絵文字の使用については、アプリやメタデータでAppleの絵文字を使用する場合にUnicodeで指定するよう求め、他のプラットフォームで使用したり、アプリのバイナリーに埋め込んだりすべきはでないとする項目(4.5.6)が新設された。アプリのトライアル版は、3.1.1(App内課金)で定期購読タイプ以外のアプリ、3.1.2(定期購読)で定期購読タイプのアプリについてそれぞれ提供可能との記述が追加されている。
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グラフィック

Android P Beta 2、グリーンサラダの絵文字からゆで卵が消える 92

ストーリー by headless
無卵 部門より
Googleは6日、Android P Beta 2(Developer Preview 3)をPixelスマートフォン向けに提供開始した(Android Developers Blogの記事Mashableの記事Android Policeの記事Emojipediaの記事)。

Beta 2のAPIレベルはAndroid Pのファイナル版となるAPI 28で、このバージョンをターゲットにしたAPKをGoogle Playで公開することも可能となっている。Androidバージョンは「9.0」ではなく「9」になっているという。各社のAndroid P Beta対応端末にも今後数週間のうちにBeta 2が提供されるとのこと。少しわかりにくいが、Essentialが同日「Beta 1」として提供開始したベータ版はBeta 2に相当するようだ。

また、Beta 2には凍える顔やスケートボード、ラマなど、Unicode 11.0の絵文字(Emoji 11.0)から157の絵文字が追加され、赤毛や禿頭などの髪型オプションが追加されたほか、既存の絵文字のデザインも一部変更されている。家族やカップルの絵文字については、「性別が指定されていない場合には性別を特定しないデザインが望ましい」とするUnicodeの指定に一致するデザインがデフォルトになった。このほかの絵文字では、亀やヤギの表情が変更されており、短剣(ダガー)は宝剣のようなデザインに変更されている。これまで絵文字のコオロギは緑色でキリギリスのようだったが、コオロギらしい茶色に変更された。

グリーンサラダの絵文字では、ゆで卵が取り除かれている。この変更について、多様性と一体性を重視するGoogleの取り組みの一環として絶対菜食主義者にも受け入れられるデザインにした、とGoogleのJennifer Daniel氏がツイートして議論となった。その後、Daniel氏はUnicodeによる絵文字の説明に一致するデザインに変更したと説明している。グリーンサラダの絵文字はUnicode 9.0(Emoji 3.0)で2016年に追加されたもので、レタスやトマト、キュウリなどを含むヘルシーなサラダと説明されている。Android 7.0のグリーンサラダはゆで卵を含まないが、Android 8.0でトッピングされていた。他社のグリーンサラダに卵を使用したものはないようだ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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