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2018年6月17日の記事一覧(全6件)
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Windows

SteamのWindows XP/Vistaサポート、年内で終了 47

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終了 部門より
ValveがSteamのWindows XP/Vistaサポートを今年いっぱいで終了することを発表した(Steam Supportの記事Softpediaの記事Neowinの記事On MSFTの記事)。

2019年1月1日以降、SteamクライアントはWindows XP/Vista上で実行できなくなり、Steamで購入したゲームなどを引き続き利用するには、より新しいバージョンのWindowsへ移行する必要がある。2018年いっぱいはWindows XP/Vistaでもゲームをプレイすることは可能だが、Steam Chatなどの新機能は利用できないとのこと。

サポート終了の理由として、Steamの最新機能が埋め込みバージョンのGoogle Chromeに依存しており、古いバージョンのWindowsでは機能しない点、将来のバージョンのSteamではWindows 7以降にのみ存在するWindowsの機能やセキュリティアップデートが必要になる点を挙げている。

なお、Steam ハードウェア&ソフトウェア調査によると、5月のWindows XPのシェアは0.22%。Windows Vista 32 bitは2017年8月(0.05%)を最後に、Windows Vista 64 bitは2017年1月(0.06%)を最後にリストから消えている。
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アメリカ合衆国

イバンカ・トランプ氏がツイートした中国の格言、実は…… 91

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格言 部門より
イバンカ・トランプ氏がTwitterに投稿した「中国の格言」について、Weiboユーザーが元ネタ探しに躍起になっていたようだ(Inkstoneの記事)。

この「格言」は「Those who say it can not be done, should not interrupt those doing it.」(それをできないといった人は、実現しようとしている人を邪魔すべきでない)というもの。直接の言及はないものの、米朝首脳会談に臨む父のドナルド・トランプ米大統領を念頭に置いたものとみられている。中国ではTwitterはブロックされているが、複数スクリーンショットWeibo投稿されており、多くのコメントが付けられている。中でもWeibo公式アカウント「微天下」による投稿へのコメントは12,000件を超えている。

ところが、Quote Investigatorの記事によれば、この「格言」は米国で生まれたもののようだ。1903年に複数の米出版物に「people who say "it cannot be done," are always being interrupted by somebody doing it.」(「それはできない」という人は、実行している人に常にさえぎられる)といったフレーズが掲載されており、さまざまなバリエーションが生まれていったという。「People who say it cannot be done should not interrupt those who are doing it」というバージョンはジョージ・バーナード・ショーの言葉とされることが多いものの、それを示す具体的な証拠はないとのことだ。
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スポーツ

スペインのプロサッカーリーグ、公式Androidアプリに試合中継の無断上映を検出する機能を追加 11

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発見 部門より
スペインのプロサッカーリーグ「LaLiga」の公式Androidアプリに、店舗など公共の場で無断上映される試合中継を検出する機能が追加された(LaLigaのプライバシーポリシーLaLigaの告知TorrentFreakの記事Ars Technicaの記事)。

この機能は端末のマイクで収録した音声や位置情報・ネットワーク情報を用いて無断上映を検出するものだ。端末側で生成した音声のフィンガープリントをLaLigaに送信・照合する仕組みで、LaLigaの試合が行われている時間帯のみ有効化される。ユーザーが同意しなければデータ収集が行われることはなく、定期的な確認画面の表示も行われるという。同意は後で破棄することも可能だ。データは端末のIPアドレスおよびアプリが割り当てたIDとの組み合わせで処理され、試合の音声に一致しなければ削除されるとのこと。

なお、iOS版公式アプリもAndroid版と前後して更新されているが、この機能は搭載されていないようだ。
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著作権

クローンで有名な楽器メーカー、中国の音楽制作情報サイトによるパクリの指摘を名誉棄損だと主張 45

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無敵 部門より
hylom 曰く、

楽器メーカーのBehringerが、有名楽器のパクリを指摘する中国の音楽制作情報サイトMidifanの記事が名誉棄損にあたるとして、記事を修正しなければ刑事訴訟を提起するなどといった内容の書状を送付したそうだ(Midifanの記事ICONの記事Synthtopiaの記事)。

問題となったのは、5月のSuperbooth 2018にBehringerが出展したRoland TR-808似の「Rhythm Designer RD-808」やRoland SH-101似の「MS-101」などの紹介記事のほか、多数記事。Behringerは記事の「抄袭狗(盗作犬)」「人不要脸(恥知らず)」といった表現を問題視し、削除を求めている。

Behringerは安価な音響機器を開発・販売しているメーカーで、他社の著名製品に似た製品を多数発表していることでも知られる。そのため、これらの製品についても「またBehringerか」といった感じであるが、Midifanは以前Behringerの中国工場で労働者の健康問題などを理由としたストライキが発生したことを報じており、それに対する報復の可能性もあるという。

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iOS

Grayshift、iOS 12に搭載予定のUSB制限モードを既に突破か

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突破 部門より
AppleがiOS 12への搭載を計画しているUSB Restricted Modeについて、iPhoneアンロックツール GrayKeyを提供するGrayshiftが既に迂回方法を発見したのではないかとMotherboardが報じている(Motherboardの記事SlashGearの記事9to5Macの記事The Next Webの記事)。

USB Restricted ModeはiOSデバイスが最後にアンロックされてから一定時間が経過するとLightningポートの機能が充電のみに制限され、USBアクセサリーやPC/Macと通信するにはパスコードの入力が必要になるというもの。iOSベータにはたびたび実装されており、iOS 12ベータの実装では制限時間が1時間となっている。米捜査機関が利用するGrayshiftやCellebriteのiPhoneアンロックツールはLightningポート経由でiOSデバイスと通信する必要があり、実装されれば押収したiPhoneから情報を引き出せる可能性が大幅に低下する。

これまでUSB Restricted ModeがiOSの正式版に搭載されたことはないが、先日Appleが次の一般リリースで提供する計画を明らかにしたため捜査機関などの間で不安が広がっていた。Appleはユーザーの安全を第一に考えたもので、捜査機関の邪魔をする意図はないとも述べているが、ツールの利用が制限されることに違いはない。

これについて、Grayshiftとの面談を計画しているフォレンジック専門家がMotherboardにメールで伝えたところによれば、Grayshiftは同社の技術が長らく使用できるようあらゆる手を尽くしており、既にiOSベータのUSB Restricted Modeを突破したという。この話が事実かどうかは不明だが、メールではGrayshiftが自信満々のように見えるとも述べているそうだ。なお、GrayshiftはMotherboardのコメント要請を断ったとのことだ。
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idle

「ハック」という言葉は意味のないものになってしまった? 121

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意味 部門より
技術的な卓越性・独創性のある行為を指して使われていた「ハック (hack)」という言葉が何にでも使われるようになり、意味を失ってしまった、とThe Next Webの記事でMatthew Hughes氏が主張している(The Next Webの記事)。

Hughes氏が批判するのはいわゆる「ライフハック」と呼ばれるものだ。まず、英BBCのDougal Shaw氏による動画「My Sandwich Hack」をやり玉に上げる。動画の内容はスーパーマーケットでサンドイッチを買うよりも、材料を買って自分で作れば安上がりで美味しいというもの。Shaw氏は「ハック」だと主張しているが、Hughes氏は「常識」だと指摘する。

ライフハックという用語はあいまいで、廃物利用の簡単な工作まで「ハック」と呼んでしまう。どのようなものでもライフハックと呼ぶことができるが、それには何の意味もないという。「ハッカー」の増加により「ハック」の意味する内容は薄くなっていき、中身のない「秘密」を売るための売り文句になってしまったとのこと。

残念ながら「ハック」という言葉はだめになってしまったが、それに代わる言葉は見つからないとのことだ。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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