中国の配車アプリ「順風車」で運転手による乗客殺人事件が再び発生 31
問題が起こりやすい環境か 部門より
ライドシェアサービスを手がける中国の滴滴出行は「中国版Uber」などとも呼ばれ、ソフトバンクとの合弁で日本への進出も計画している。しかし、同社によるライドシェアサービスの1つ「順風車」で利用客が運転手に殺害される事件が発生、同サービスを一時停止する事態になっている。(毎日新聞、日経新聞、ブルームバーグ、Business Insider)。
同サービスでは5月にも殺人事件が発生しているほか、同社のサービスでは過去4年間で50件の性犯罪事件も起きているという。容疑者の運転手については前日に別の乗客から同社に苦情が入っていたものの、対応を行っていなかったという。
クーリエ・ジャポンによると、「順風車」で配車サービスを提供する運転手の間では外見などを含む乗客のさまざまな情報がアプリ経由で共有されており、なかには美人女性客以外の配車要請は受けないドライバーもいるという。