オーストラリアで小型ジェット機「ボーイング737」を改造した消火用航空機が投入される 65
ストーリー by hylom
firefighter 部門より
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あるAnonymous Coward曰く、
小型ジェット旅客機「ボーイング737」を改造した「消防飛空艇」による消火活動がオーストラリアで行われました(BBC)。
この消防飛空艇からは1万5000リットル以上の水が投下されたそうです。改造したボーイング737による消火活動は今回が初めてのとのこと。
日本でも消防庁が南海トラフ地震に備えて導入検討してますが費用がネックになってるようです。
オーストラリアの消防部門はこうした消火用途に利用できる航空機を9機所有しているそうだが、今回使われたボーイング737ベースのものは水だけでなく消火剤も投入でき、さらに旅客機ベースのため人員の輸送にも対応できる点が特徴だという。
飛行艇じゃない (スコア:2)
B737を飛行艇に改造って新規開発するより難しそう。
これは当然陸上から離着陸します。
アメリカではDC-10改造のWater Bomberがあったはず。
Re:飛行艇じゃない (スコア:2)
見直してみたら「飛行艇」どころか「飛空艇」なんてわけわからんものなのか。
MSIMEでためしてみたら「ひくうてい」から「飛空艇」に変換できてびっくり。
Re: (スコア:0)
そりゃまあFFでたくさん出てきたからなぁ
Re:飛行艇じゃない (スコア:1)
BBCの記事には飛行艇なんて単語は無く、Water Bombingとだけあるので産経の記事とごちゃ混ぜになってますね。
消防用固定翼機とでも書いとけば737改でもPS-2改でも対応出来るのに。
Re:飛行艇じゃない (スコア:1)
既存の用語としては、空中消火機、という区分がありますね。
Re: (スコア:0)
空中消火器とtypoすると、赤いボンベにドローンを取り付けて飛ばす感じになる。
#空中小火器はドローン付きピストル。空中消化器は「狐と踊れ」
Re: (スコア:0)
離着水できないのに艇とは?FF脳の人が訳したのかな。
水の補給が大変そうだ。
Re: (スコア:0)
>水上を約20秒滑走すると、最大15トンの水をためられる。
737は吊るしで90百万ドルくらいらしいし。
Re:飛行艇じゃない (スコア:2)
日経の記事 [nikkei.com]で新明和US-2の改造で130億らしいから、こっちのほうが良さそう。
>水上を約20秒滑走すると、最大15トンの水をためられる。
737は吊るしで90百万ドルくらいらしいし。
US-2飛行艇は1機100億円だけど
C-130輸送機なら35億円で買えますね(後付けの空中消火キットをつけられる)
どっちも空中から放水できる液体の量は15トン程度
US-2の三倍の機数を投入できるC-130のほうがよくないですかね?
近場に降りられる水場がある場合以外では飛行艇のメリットってない気がする。
Re: (スコア:0)
本文の展開から触れられてないと思って読んでませんでした。重複失礼。
Re: (スコア:0)
意味がまるっと変わる誤字を仕込めばコメが稼げるってバカの一つ覚えに仕込んでる誤字だから、スルーしないと今後もそういう誤字を仕込まれるよ。
Re: (スコア:0)
https://srad.jp/submission/79639/ [srad.jp]
タレコミ時点から誤記なんだよ。
Re: (スコア:0)
何のための編集者なんだよ
Re:飛行艇じゃない (スコア:1)
誤記があればそのままにして誤記がなければ入れるのが編集の仕事でしょ?
Re: (スコア:0)
飛行艇とは機体(胴体)を接水浮遊する艇体とした水上機を云う。
B-737はエンジンを主翼に吊り下げた低翼機。
少なくとも主翼を高翼~パラソル翼に移し、脚を含め、胴体の下半分は全面改造が必要。
エンジン取り付け位置と水平尾翼の位置関係によってはT字尾翼に改造が必要となるかもしれない。
当然主翼端付近にフロートの追加も必要。
正直下駄履き(フロート水上機)にした方が楽だと思う。
どうせ消火機、長距離を高速飛行しないのだから。
線制圧、面制圧 (スコア:0)
オーストラリアやアメリカの山火事相手だとこのサイズでも複数投入しないとキツイように思うのだが、どんなもんでしょう?
Re:線制圧、面制圧 (スコア:2)
> オーストラリアやアメリカの山火事相手だとこのサイズでも複数投入しないとキツイように思うのだが
アメリカには、ボーイング747を改造した空中消火機がありまっせ。
ただ、機材がデカすぎると、遠くのデカい空港から飛んでこなくちゃならず、反復消火がしづらいので、デカいのも良し悪しらしい。
一方、小型の消火飛行艇だと、近場の池沼で水面滑走しながら給水して何度も反復消火できるので、現場ではそっちのほうが評価は高いようで。
まあ、近場に池沼がある地形かどうかとかも影響はするでしょうけど。
Re: (スコア:0)
そこはほら、空中給油機ならぬ空中給水機を飛ばせばいいんですよ。
# なんかもうサンダーバード2号を作ったほうがいいんじゃないかという気になってきた
Re: (スコア:0)
爆弾落とせば一発で消化できそう(人がいないこと前提だけど)
確か周りの酸素を一瞬で消費する凶悪な爆弾があったはず。あれを使えば。。。
Re: (スコア:0)
一旦は消えてもすぐに周りから風が吹き込んでまた燃え上がりそう・・・・
酸素を消費するのと同時に供給を遮断するか、温度を下げて燃えないようにしないと
きついかも。
#やらないよりはマシだろうけど
Re: (スコア:0)
燃料気化爆弾のことを言ってるんだと思うけど、有効半径が数百メートルらしいので
元コメにあるアメリカやオーストラリアの山火事だと相当量投入しないと無理じゃないかな
Re: (スコア:0)
爆弾はともかく、わざと火を起こして燃えるものをなくしたり、火を抑え込んだりする手法は使っているはず。
前に見た映画でそんなことをやっていたような…と思って検索したら、それとは違うが最近の映画でも題材にしていたものがあった。
巨大山火事に挑む男たちの実話「オンリー・ザ・ブレイブ」
https://eiga.com/news/20180328/4/ [eiga.com]
Re: (スコア:0)
木を切り倒して進行を止めるのは山林火災消化の基本でもあるので、絨毯爆撃で全て薙ぎ払うというのはどうだろう。
Re: (スコア:0)
巨神兵の復活が待たれます
Re: (スコア:0)
江戸時代の火消しは竜吐水も使ったけど破壊消火が基本。でも延焼防止のため、都市計画段階で火除け地が設けられていた。
薙ぎ払ったってそこに倒木が転がっていたら先まで延焼するので、灰になるまで燃やし尽くす必要がある。
で、火元の反対側(まだ燃えていない方)はどうやって消火する?
ボーイング737 (スコア:0)
初飛行が1967年4月9日て半世紀以上飛んでるのか。
とはいえ原型機の時代にグラスコクピットもフライバイワイヤもあるわけなくて、中身完全に別物だけど。
旅客機ありーの貨物アリーの給油機ありーのAWACSありーの対潜哨戒機ありーの消火機ありーの、無いものってなんだよってくらいある。
ザクバリエーションとジムバリエーション足したより派生機多いかもしらん
Re: (スコア:0)
今、当初設計と一緒なのはガワだけですよ
ウチのPCもそうですw
# あ。ACケーブルもそうだった
Re:ボーイング737 (スコア:2)
ガワもちょっと変わり、B707からそのままだったコックピットの天測窓(通称麻呂眉)が無くなってしまいました。
頬が痩けているのはそのまま。
Re: (スコア:0)
全長1.5倍くらいになってるやん
Re: (スコア:0)
うちのPCはガワも交換済み、唯一残っていたキーボードもこの前逝って更新しました。
けど、そうかACケーブルか、それは買ったときのままかもしれんな。
#ちなみに20世紀末に買ったフロンティア神代のマシン。
#PⅡ333だったかなぁ・・・・
Re: (スコア:0)
B-52が未だに現役ですからねえ
Re: (スコア:0)
こういう用途なら、複葉・レシプロエンジンのAn-2が平気で飛んでますよ。 ほぼ原型のままでw
Re: (スコア:0)
複葉レシプロって言ってもアレ、設計は意外と新し目だからなあ。
まあ戦後機だから当然と言えばそうだが。
自分的にはどっちかって言えばAn-3のが違和感アリアリで好き。
積載量 (スコア:0)
15000リットルで15000kgで、人が一人荷物込みで100kg とすると
乗客150人分で積載重量としてはだいたいそんなもんなのかな。
車のタンクローリーが最大で20キロリットルなので
ちょっと少ないようにも思えるけど、
水積み込むのにどれくらいの時間がかかるんだろう。
グローバルスーパータンカー (スコア:2)
B747を改造した消防飛行機「グローバル・スーパータンカー」の場合は燃料と水(消火剤)の補給に30分かかるそうです。
https://www.ocregister.com/2018/07/15/firefighting-a-look-at-the-globa... [ocregister.com]
https://www.youtube.com/watch?v=fm-2HrW2gys [youtube.com]
補給の様子。脱塩した海水と消火剤と圧縮空気を補給するのね。あと燃料
https://www.youtube.com/watch?v=KrNTph8SoaE [youtube.com]
こういう感じで散布される。つよそう
Re: (スコア:0)
動画一つめ
消化剤の漏れ受けに「バケツでいいじゃん」なあたりがいい感じ
動画二つ目
「なんだ変えるのしょんべんかよ」、と思ったら・・・
調べたら燃料タンクは胴体が約16キロリットル、翼が約5キロリットルぐらいあるけど、
ここいらへんは活用できないんだろうなぁ。
Re: (スコア:0)
アメリカやオーストラリアが想定しているのが林野火災なのにたいして,日本が想定しているのは市街地火災.
市街地火災は,燃焼物の密度が高いことや構造物の屋根の影響で上空からの消化剤散布の効果が限定的なことが知られている.
また,市街地での航空機の使用は制限が多いことからヘリコプターが中心となる.
消防庁も阪神大震災以降,試験や評価を行っているが本格的導入はしてない.
http://nrifd.fdma.go.jp/publication/gijutsushiryo/gijutsushiryo_41_80/... [fdma.go.jp]
Re: (スコア:0)
そのとき導入していれば、東日本大震災での気仙沼等の大火災に有効だったろうに。
Re: (スコア:0)
過去のスラドでも、消防関係者は投射水量のカタログ値だけ見て、空中消火機を否定してきたのよ。
陸上消防用のの水源が確保できるとも限らず、途中の道の崩壊・渋滞で移動もままならなく、火災の周辺部にしか手が出せないなんて現実から目を背けて。
尚、地震時の大規模火災には特に夜間は漂流物に当たる可能性が高いので、消防飛行艇も陸上運用する事になるし、既存の飛行艇は搭載水量が少ないから、陸上機(中古のC-130等)にすべきと思う。
Re:消火飛行艇の予算 (スコア:1)
現実から背を向けているのは
市街地の建物火災で消防飛行機を導入しろ。と主張して居る人たちだろう。
世界中の消防組織が同じ結論を持っているからこそ
消防飛行機は森林火災にしか使われていない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
市街地火災で飛行艇から水爆撃したら消火どころか建物崩壊が起きるのですよ(生きてる人も生き埋め)
森林火災対応専用飛行艇を買えるほど日本は豊かな国ではありません
Re: (スコア:0)
市街地火災で飛行艇から水爆撃したら消火どころか建物崩壊が起きるのですよ(生きてる人も生き埋め)
よくそう言われてるけど焼け死ぬよりマシじゃない?
Re: (スコア:0)
焼け死ぬより溺死(または圧死)の方がマシってこと?
どうせ死ぬんだし火が消える方が良いじゃんってこと?
Re: (スコア:0)
焼け死ぬかどうかは判らんけど水爆撃喰らうとまあ助からんだろうからね。
単純に生存率が高い方がマシとの消防関係の判断だよ。
計算してみた (スコア:2)
● 一例としてC-130の空中消火機は11トンの水を18m×400m(7200平方m)に散布するもの
● 1平方mあたり0.00152トン(1.52キログラム)
● これは降水量でいうと「1.5ミリメートルの雨」
降水量は普通1時間のものを指すので10秒間でこの量が降ってくるとすると「540ミリメートルの雨」
シャワーの降水量がこれくらいですね。中心部でこの倍の密度だとしても「1000ミリメートルの雨」レベルなので家屋が破壊されるとかいうのは妄想でしょう。
Re:計算してみた (スコア:2)
それ,空中消火機からの放水が均一の密度で行われるかなり特異な想定ですよね.
均一の密度で散布するのが理想ですし
圧搾空気で放出するので実際そうなります。
で、実際にB747を改造した消火飛行機「スーパータンカー」(これは77トンの水を散布する)の散布下にいた人の動画
https://www.youtube.com/watch?v=87hfWatbVPY [youtube.com]
木はしなってますしカメラマンはずぶぬれですが無事ですね。この程度で建物崩壊はありえないでしょう。圧死もないです。
Re: (スコア:0)
焼肉よりは煮込んだ肉のほうが好きなの?
Re: (スコア:0)
>そのうえで、なんで予算の問題で消火用の飛行艇導入ができないのか全く理解不能。
元記事にはお金の問題だけでないと書いてあるけどね。
そもそも、大規模災害向けなら、防火水槽整備や防火帯整備など
飛行艇の前にやれることはいくらでもあると思うがね。
モノ買うだけで解決って発想が安易だよ。
防衛費も4割以上人件費だしなあ
Re: (スコア:0)
で、このトピと何の関連が?