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2018年12月15日の記事一覧(全8件)
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交通

完全電動旅客航空機のプロトタイプが公開される 60

ストーリー by hylom
もう少しか 部門より
taraiok曰く、

イスラエルのEviation Aircraftが、バッテリーで駆動する完全電動旅客航空機のプロトタイプ「Alice」を公開した(Robb ReportThe Business TimesSlashdot)。

Aliceは現在使用されているターボプロップ式のライトジェットを置き換える性能を持つとされる。3年以内の実用化を目指している模様で、航空規制局からの認定取得プロセスもすでに開始しており、2021年に認証が取得できるとしている。

Aliceはパイロット2人、乗客9人乗りで翼端に2つ、後部に1つプロペラを備えている。主電力は900kWhのリチウムイオンバッテリーパックで、それぞれのプロペラは260kWの電動モーターで駆動する。同社は現在、2機を建造中で来年初めに試験飛行を行う予定。プロトタイプは実機の3分の1の大きさだが、フルサイズの実機は2019年開催予定のパリのエア・ショー(6月17日から23日まで)で公開するとしている。

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地球

アザラシの鼻にはウナギが詰まる 35

ストーリー by hylom
悪くない絵面 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

誠に奇妙なことではあるが、ハワイでは近年に鼻にウナギが詰まったアザラシが発見されるようになったらしい(CNNギズモード・ジャパンTogetterまとめ)。

これは、米海洋大気局 (NOAA) の「ハワイモンクアザラシ研究プログラム」(HMSRP) が12月4日、Facebookで鼻にウナギが詰まったアザラシの写真を公開したことから話題になっているもの。報道によると、同機関は40年間に渡りハワイでモンクアザラシを観察・保護しているが、何故か2016年になって初めてこの「鼻ウナギ現象」が発見され、以後3~4回確認されているのだという。

未だウナギが詰まる原因は分かっていないが、モンクアザラシは岩の下や砂のクレパスに口と鼻を押し潰して餌を探すため、ウナギが逃げようとして鼻の穴に入ってしまうという説や、一旦飲み込まれたウナギが逆流してしまったという説が唱えられている。なお、写真のアザラシではその後専門家によってウナギの取り出しが行われ、無事救助されたとのこと。

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サイエンス

新記録。マイナス23℃という高温で超伝導状態になる物質が発見される 57

ストーリー by hylom
(比較的)高温 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ドイツのマックス・プランク研究所(Max Planck Institute for Chemistry)の科学者らが、高い温度環境で動作する新たな高温超伝導物質を発見したという。彼らは水素化ランタン(LaH 10)を使うことで、マイナス23℃という高温で超伝導状態になることを観測したという。この温度は現在の北極の気温よりも高い。2014年以前は、この種の超伝導の最高臨界温度はマイナス230℃だった。

ただしこの状態を実現するためには、170ギガパスカルという地球中心部の約半分の圧力が必要とされるう。研究所のMikhail Eremets氏は将来的にはマイナス0.15℃という環境でも超伝導状態にできる可能性があるとしている(MIT Technology ReviewSlashdot)。

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Windows

Microsoft、Windows 95ベースのSoftwearを発表 32

ストーリー by headless
軟服 部門より
Microsoftは13日、Windows 95ベースのカスタムSoftwearを発表した(Windows公式TwitterアカウントのツイートNeowinの記事On MSFTの記事Mashableの記事)。

この「Softwear」は当然ながらSoftwareではなく、Windows 95をテーマにしたセーターだ。このセーターの前身頃と後ろ見頃にはWindows 3.1からWindows Meまで使われていたWindowsのカラフルな旧ロゴがでかでかと編み込まれており、リブはBSoDのブルー。袖にはロゴの左側と同様のドットがブルーで、肩はブルーをベースに白のドットが編み込まれている。

セーターは売り物ではなく、Windowsの公式TwitterアカウントにDMを送った人の中から抽選でプレゼントされるようだ。Softwear発表ツイートへの返信は7,000件を超えており、リツイート5,000件以上、いいね20,000件以上となっている。Microsoftはこのセーターを「Ugly」と表現しているが、スラドの皆さんのご感想はいかがだろう。
13793609 story
国際宇宙ステーション

ISSで8月に空気漏れの原因となったソユーズの穴、ロシアの宇宙飛行士が船外活動で外側から確認 6

ストーリー by headless
外側 部門より
国際宇宙ステーション(ISS)で日本時間12日、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士とオレグ・コノネンコ宇宙飛行士による船外活動が実施された(NASAのブログ記事[1][2]ISSのツイート[1][2])。

今回の船外活動では、8月に空気漏れの原因となったソユーズMS-09軌道モジュールの穿孔を外側から調査している。まず、穿孔の位置にあたる部分の断熱材をコノネンコ宇宙飛行士がナイフで切り開き、内側からパッチが当てられた黒い点を確認。写真撮影や試料採取を行ったのち、サーマルブランケットを当てて切り開いた部分を元に戻したとのこと。

MS-09はプロコピエフ宇宙飛行士とNASAのセリーナ・アウニョン-チャンセラー宇宙飛行士、ESAのアレクサンダー・ゲルスト宇宙飛行士を乗せ、20日に地球へ帰還する予定だ。なお、軌道モジュールはISSからのドッキング解除後に切り離され、大気圏で燃え尽きることとなる。
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医療

サウスウェスト航空3606便、目的地で心臓を降ろし忘れて引き返す 20

ストーリー by headless
心臓 部門より
サウスウェスト航空3606便が9日(現地時刻。以下同)、貨物として預かった移植用の心臓を目的地で降ろし忘れ、引き返していたそうだ(The Seattle Timesの記事NBC Newsの記事Mashableの記事Sierra Donor ServicesのFacebook投稿)。

3606便はデンバー国際空港を出発して複数の空港を経由し、最終的にアマリロ国際空港へ到着する経由便。心臓は米NPO Sierra Donor Servicesの依頼によりサクラメント国際空港で積み込まれ、次の目的地のシアトル・タコマ国際空港で引き取られる予定だった。ところが、同便がダラス・ラブフィールド空港に向けてシアトルを出発後、心臓が降ろされていないことが判明する。

サウスウェスト航空では命にかかわる重大な貨物を降ろし忘れたと判断し、引き返すことを決定。FlightAwareによれば出発からおよそ3時間後の17時56分に再度シアトルへ到着しているが、本件とは無関係な機材変更も発生したため、ダラス着は翌10日4時17分だったという。ダラス-アマリロ間はまた別の機材で一足先に出発したようで、9日中にアマリロへ到着している。

ただし、Sierra Donor Servicesによると、この心臓は将来の移植に備えて心臓弁のみを確保するために摘出したものだったそうだ。そのため、シアトルに移植待ちの患者はおらず、48時間の余裕があったとのこと。同便に乗り合わせた医師は、緊急性がないことをサウスウェスト航空は知っていたはずだとし、引き返す必要はなかったと批判している。「人間の心臓を降ろし忘れた」という機長のアナウンスを聞いた乗客は驚いていたものの、誰かの命を救えると思って大幅な遅れを喜んで我慢していたが、そうではなかったとのことだ。
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宇宙

宇宙旅客機 SpaceShipTwo、初の有人宇宙飛行を達成 31

ストーリー by headless
宇宙 部門より
AC0x01 曰く、

英宇宙旅行会社Virgin Galacticの宇宙旅客機SpaceShipTwoの2号機VSS Unityが13日、試験飛行で同型機初の有人宇宙飛行を達成した(Virgin Galacticのニュース記事ロイターの記事soraeの記事)。

SpaceShipTwoは2004年に民間初の有人宇宙飛行を実現したSpaceShipOneの後継機。2014年に1号機VSS Enterpriseが墜落事故を起こし、一時開発が停滞していたが、事故から4年を経てようやくの宇宙空間到達を果たした。今回のフライトでは、2名のパイロットを乗せ、高度82.7km(米空軍基準での宇宙空間)の弾道飛行を実現した。

SpaceShipOneの有人宇宙飛行から思っていたよりも時間がかかってしまったが、これでようやく有人宇宙旅行が始まりそうである。

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モバイル

1年間スマートフォンの使用をやめるとしたら、その時間をどう使う? 90

ストーリー by headless
時間 部門より
vitaminwater(グラソー ビタミンウォーター)が「vitaminwater scroll free for a year contest」と題し、スマートフォン(タブレット含む)の使用を1年間やめる場合の時間の使い方を募集している(vitaminwaterのツイートvitaminwaterのInstagram投稿SlashGearの記事募集要項)。

応募資格は18歳以上の合法的な米国在住者で、コンテスト開始前からスマートフォンを所有して毎日使用している人に限られる。仕事などでスマートフォンの使用が必須の人は応募できない。締め切りは2019年1月8日。TwitterかInstagramでハッシュタグ#NoPhoneforaYearをつけてスマートフォンなしの1年間をどのように使うかを投稿すればいい。

審査では独創性やブランドとの関連性、ユーモアなどが評価される。優勝者には1996年当時の携帯電話が月額プラン付きで贈られ、実際にスマートフォンなしの1年間に挑戦できる。スマートフォンやタブレットを一切使用せずに1年間過ごすことができれば賞金10万ドル、1年未満で挑戦に失敗すると賞金は減額され、6か月の場合は1万ドルとなる。

なお、他の人が所有するスマートフォン・タブレットの使用も禁じられ、1年後には嘘発見器を使用した検査も行われるとのこと。ノートPCやデスクトップPC、スマートスピーカーなどの使用は認められる。

日本在住者はコンテストに応募できないが、スラドの皆さんがこのような条件で1年間過ごすとしたら、どのように時間を使うだろうか。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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