レンジで袋ごと温められるポテトチップス、発売される 54
冷めたら不味くなるのだろうか 部門より
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欧州宇宙機関(ESA)が、2014年に発見された銀河団「ACT-CL J0102-4915」の写真を公開した(sorae)。ESAのサイトから、高解像度データや壁紙用の画像をダウンロードできる。
「ACT-CL J0102-4915」は太陽の3,000兆倍の質量を持つ巨大銀河団で、スペイン語で「El Gold」(英語で「The Fat One」、デブの意味)との愛称が付いている。その名の通り、これまでに観測された銀河団の中で最も大きく高温で、最も明るいX線を放っている。
今回公開された写真はRELICS(Reionization Lensing Cluster Survey) という観測プログラムの一環としてハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、5つの可視光波長と4つの赤外線波長の合成写真となっている。
El Goldは2つの銀河団が高速で衝突して形成されたことが分かっている。また、重力レンズ効果の観測によって、ダークマターが周囲に分布していることも確認されている。この研究は2021年に打ち上げ予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に引き継がれる予定だ。
壁などに映った物体の影を撮影した画像から元画像を再現するという技術が開発された(朝日新聞、Scientific American、Nature、論文要旨)。これによって、カメラからは死角の位置にある物体を可視化できるという。
この技術は米ボストン大の研究チームが開発したもので、デモ動画では完全ではないものの、ある程度元画像を推測できる形で画像を再現できている様子が確認できる。
Microsoftは14日、Windows 10バージョン1903でのWindows Update for Businessのサービスモデル変更を発表した(Windows IT Pro Blog、Ars Technica)。
Windows 10のサービスモデルは当初、最新バージョンのみがサービス対象となる個人ユーザー向けのCurrent Branch(CB)と、直近2バージョンがサービス対象となる企業向けのCurrent Branch for Business(CBB)に分けられていた。しかし、2017年には年2回の機能アップデート提供に合わせ、CBBはリリースから18か月間サービスが提供される半期チャネル(Semi-Annual Channel)へ置き換えられた。
現在、Windows Update for Businessのサービスオプションとしては、「半期チャネル (対象指定)」(SAC-T)と「半期チャネル」(SAC)という2つのオプションが用意されている。SACはCBBと同様に組織での全面的な移行準備が整ったことを示すもので、Windows 10最新バージョンの一般リリースから2~3か月後に宣言される。一般リリースと同時に開始されるSAC-Tは組織内での最新バージョンテストを意図したものだが、組織のIT管理者はSACを待ってテストを開始していたという。
Windows 10バージョン1903ではSAC-Tが廃止され、SACのみとなる。これにより、「設定」アプリの「Windows Update→詳細オプション」から機能更新プログラム(新バージョン)のインストールタイミングについて、「半期チャネル (対象指定)」または「半期チャネル」を選択するオプションがなくなり、日数(最大365日)を指定してインストールを延期することのみが可能となる。
ただし、バージョン1903にアップグレードしたマシンでこれまで「半期チャネル」が選択されていた場合、次のバージョンのみSACマイルストーン到達からインストールまでに60日の遅延が加算されるという。この日数はこれまでSAC-TからSACになるまでの期間とほぼ同じだと説明されていることから、実質的にはSAC-Tが新しいSACになり、従来のSACが廃止になるようだ。
2月5日、大手ゲームメーカーのエレクトロニック・アーツ(EA)が昨年10〜12月(第3四半期)の決算を発表した。その結果は思わしくなく、発表当日の株価は大幅に下がった。同じくゲームメーカーのActivision Blizzardも全社員の8%に相当する750人以上の従業員解雇を行うなど、ゲーム業界全体で停滞の動きが見られるようになってきているという。デジタルエンターテイメントの多様化で消費者の自由に使える時間が減少しつつあることが影響しているようだ(Forbes、AUTOMATON)。
大手ゲームパブリッシャーは、Epic Gamesの大ヒットバトルロイヤルゲーム「フォートナイト(Fortnite)」の登場とそのビジネスモデルが市場を食い荒らしたと考える向きもあるようだ。フォートナイトは基本プレイ無料で高品質な上、年齢も関係なくプレイできることから、昨年の報道では830万人もの同時接続者がいたこともあったという。フォートナイトの取り組みは、他の主要パブリッシャーの収益の一部とエンゲージメントを共食いしてはいるもののそれは一部に過ぎない。全体的には市場の縮小が進んでいるとみるべきであるようだ(MIDIA、Red Bull、Slashdot)。
ITmediaによると、スマートフォン向けゲームを提供している各社の決算は厳しい状況だという。
ドワンゴのゲーム事業は売上高900万円に対し営業赤字が8億600万円。昨年11月にリリースした「テクテクテクテク」が不振で、当初見込んでいた「売上高50億円」という予想を大きく下回る。
また、サイバーエージェントも2019年度の営業利益見通しを300億円から200億円に下方修正、コロプラは2018年10〜12月期連結決算が3億7,600万円の赤字に、DeNAやグリー、ミクシィもゲーム事業の減収現役という状況だそうだ。
滅多に陸に上がることはないというウミヘビの一種「セグロウミヘビ」は、海面に浮かんだ雨水から水分補給を行なっている可能性があるという研究結果が発表された (ナショナルジオグラフィック)。
海水には多量の塩分が含まれているため、海水をそのまま飲んだ場合、何らかの方法で余計な塩分を排出する必要がある。ウミヘビには余分な塩分を排出する「円涙腺」があるものの、体の大きさの割に小さく、塩分排出には時間がかかるとの指摘が出ていた。
今回、フロリダ大学研究者らがコスタリカで99匹のウミヘビを捕獲して実験室で真水を与える実験を行ったところ、豪雨の前に捕獲したウミヘビのうち8割が水を飲んだが、豪雨中に捕獲したウミヘビでは水を飲む割合が日を追うごとに下がり、最終的に1割の個体しか水を飲まなくなったという。
この結果は、降雨によって海面付近に塩分濃度の低い層が発生し、その水をウミヘビが補給しているという可能性を示唆しているという。次の重要なステップは、ウミヘビが外洋で水を飲んでいるところを直接観察することだが、こうした場面に出会うのは極めて難しいという。
PlayStation Vitaの公式Webサイトで、PlayStation Vita(PCH-2000シリーズ)が「近日出荷完了予定」というステータスとなっている。後継機は発表されておらず、PS Vitaプラットフォームは終息に向かうようだ(電ファミニコゲーマー)。
また、欧米では昨年に2019年3月での専用ゲームカードの生産終了が報じられている。なお、昨年の東京ゲームショーではPS Vitaの後継機の計画がないこと、PS Vitaが2019年で出荷完了となること、ゲームは引き続き出していくことなどが言及されていた(4Gamer)。
政府が「マイナンバー通知カード」の廃止を検討していると報じられている(日経xTECH)。
マイナンバー通知カードは個人番号の付番時に送付されるもので、個人番号と氏名、住所などが記載されている。個人番号を証明する書類として利用できるが、マイナンバーカードとは異なり本人確認書類としては利用できない。
なお、「通知カード廃止後はマイナンバー記載の住民票などでもマイナンバーの確認ができる」とされているが、現時点でもマイナンバー記載の住民票を個人番号を証明する書類として受け付けてくれるところは少なくないようだ。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常