複数の銀行でネットバンキング障害、GW明けでアクセスが集中か 17
ATMも混雑するし大変だ 部門より
今年のゴールデンウィークは10連休という長い連休だったが、この影響で連休明けの5月7日、ゆうちょ銀行や楽天銀行、みずほ銀行のオンラインサービスに繋がりにくくなる障害が発生していた模様(日経xTECH)。
連休明けに多くの顧客がネットサービスにアクセスし、その結果サービスが利用しにくい状況となっていたという。いずれも翌日までには解消しているとのこと。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
今年のゴールデンウィークは10連休という長い連休だったが、この影響で連休明けの5月7日、ゆうちょ銀行や楽天銀行、みずほ銀行のオンラインサービスに繋がりにくくなる障害が発生していた模様(日経xTECH)。
連休明けに多くの顧客がネットサービスにアクセスし、その結果サービスが利用しにくい状況となっていたという。いずれも翌日までには解消しているとのこと。
メールチェックしたら、American Journal of Nursing Science(http://www.nursingscience.net)というところから、Nurse Education Todayに載った論文を読んでオファーするのだが我が誌で特別号のエディタやりませんか、というメールが入っていた。
こういうオファーは大抵、いわゆるpredator journalからのセールスなので無視するが、看護分野では、三重大学の谷村さんが書いている(本文pdfは、リンク先の「機関リポジトリ」からダウンロードできる)ように、INANEというホワイトリスト(ここに載っていれば信頼できる雑誌であるというリスト)が存在し、Aで始まるジャーナルの中にAmerican Journal of Nursing Scienceはなかったので、信頼できるとはいえないようだ。
Journal Citation Reports(JCR)に載っていてImpact Factor(IF)が付いているような雑誌ならまず安心だが、IFが付くかどうかは、有力な出版社から出ているかとか、米国図書館業界との付き合いがあるかといったことと関係があり、日本熱帯医学会の英文誌も長年努力を続けて、漸く候補に入れて貰えるようになった(まだIFは付いていない)くらいハードルが高いものなので、IFが付いていないとダメだという判断はできない。学問の分野によっては、トップジャーナルでもIFが付いていない場合もあるので、ホワイトリスト方式には限界がある。
日本では通称ハゲタカジャーナルと呼ばれたpredatory journalsとは、peer reviewedのまともな学術雑誌のような体裁をとりながらも、内容はほぼチェックされずに高額な掲載料を著者から得ることでビジネスモデルが成立している雑誌群のことで、ほぼそれだけを狙って作られたような出版社さえ存在する。とくにオンラインのみのOPEN ACCESSをうたうものに多い。米国の図書館学芸員というか司書というべきか、ともかくlibrarianなJeffrey Beallがそれらのビジネスの興隆を指摘しブラックリストを作って公開した(経緯は国立国会図書館のCurrent Awareness Portal記事参照)ことで世の中に知られるようになった。カウンターアクションがあったり、いろいろ揉めたりしたことが原因か、2017年にBeall自身が作っていたリストやコロラド大学のBeallのページは消滅したが、Beall's Listなど、後継的なプロジェクトは存在する。5月1日付けのTHE SCHOLARLY Kitchenの記事Cabell’s Predatory Journal Blacklist: An Updated Reviewに紹介されているCabellのブラックリストは、矛盾も含んでいたBeallのリストを置き換える目的で作られたものとのこと。
おそらく、ホワイトリストに見つけられなかった場合は、これらの複数のブラックリストをチェックして、怪しくないかを確認するというのが、現実的な対策だと思う。
今年3月、音楽ストリーミングサービスSpotifyがEUに対し「Appleから不公平な扱いを受けている」として提訴を行った(過去記事)。これを受けて、EUが正式な調査に乗り出すことになった(iPhone Mania、Engadget、VentureBeat、Slashdot)。
SpotifyはApp Store経由でユーザーが課金した場合、初年度はその課金額の30%、1年後は15%をAppleが徴収する、いわゆる「Apple税」について不満を示しているが、Apple側は歩み寄る様子がないという。
EUの調査はApple Musicに留まらず、App Storeに関連するすべてのサービスに対して調査が行われるとみられている。シリコンバレーでは、自社プラットフォームを最大限に利用して収益を上げることが推奨されている。対して欧州の規制当局は、こうした考えはイノベーションに害を及ぼすと主張、間接的に選択肢を奪う慣行から消費者を守ることが彼らの仕事であると主張している。
ヤマト運輸のオンラインサービスのIDとパスワードを登録することで荷物の追跡などを行えるスマートフォン向けアプリ「ウケトル」に対し、ヤマト運輸が「正式に提携したサービスではない」として、注意喚起を行っている(ハフィントンポスト)。
このアプリは利用者が入力したヤマト運輸オンラインサービスのID/パスワードを使ってヤマト運輸のサービスにログインして情報を取得し表示する仕組みとのことだが、ヤマト運輸はこれについてパスワード等を第三者が利用することを禁じた「クロネコメンバーズ規約」に違反する可能性があるとし、またヤマト運輸側ではこれらのID/パスワードが適切に管理できているか確認できないとし、これら情報の周出や第三者による不正利用のおそれもあるとしている。
いっぽうでアプリ「ウケトル」側はTwitterで入力されたID/パスワードについて「皆様のスマホにのみ保存されており、一切ウケトルでは保有しておりません」としている。
2017年にAppleが特許使用料を巡ってQualcommを訴えていた裁判が先日和解に至ったが、これによってAppleは今年第3四半期にQualcommに対し45億〜47億ドルを支払うことになったようだ(ITmedia)。
Qialcomが発表したもので、和解金とライセンス料の一部という名目で支払われることになる模様。
架空の世界を舞台にした米HBOの人気TVドラマシリーズ「Game of Thrones」最終章でスターバックスのカップらしきものが見つかり、設定を無視した宣伝だなどとインターネットが大騒ぎになったのだが、単なる手違いだったようだ(The Vergeの記事1、記事2、Mashable、SlashGear)。
カップが登場したのは第4話「最後のスターク家」開始14分過ぎ、宴の場面だ。エミリア・クラーク演じるデナーリスの前のテーブルにスターバックスのホットドリンク用ペーパーカップが置かれている。
これについて番組エグゼクティブプロデューサーのバーニー・コールフィールド氏は電話出演したWNYCのラジオ番組で、舞台となるウェスタロスは世界で初めてスターバックスができた場所だと冗談を言いつつ、存在しないはずのものが映し出されてしまったことをファンに謝罪した(該当部分は7分過ぎ)。番組公式Twitterアカウントでは、デナーリスがハーブティーを注文したのに手違いでラテが届いてしまったなどとツイートしている。なお、今後映像処理でカップを消すかどうかについては言及されていない。
一方、スターバックスも当然この騒ぎに乗っかり、Dragon Drink(国内未発売)を注文しなかったのは正直信じられないなどとツイートしている。なお、Dragon Drinkはドラゴンフルーツを使用したアイスドリンクで、ドラマの世界とは全く関係ない。
ソフトイーサの創業者として知られる登大遊氏が、「Windows のファイルのコピーは、驚くほど奥が深い」としてWindowsにおけるファイルおよびディレクトリーのコピー時に注意しなければならない仕様19点を挙げている。
どうしてそうなったんだ……。
これによると、Windowsでは歴史的経緯から長いファイル名を扱う際に「謎の呪文」を使わなければならなかったり、Windows特有の複雑なファイル属性やアクセス権限や代替ストリーム、ファイルシステムによって異なるタイムスタンプ精度などの仕様、面倒なシンボリックの仕様、OSのバージョンによる互換性問題などを考慮しなければならないとのことで、Windowsのファイルコピーは非常に複雑になっているという。
Facebookでは、2017年頃から機械学習を利用した自殺予防・通報システムが採用されてきた。CEOのMark Zuckerberg氏によると、1年間で3500人に対して救済支援が行われたとされている。しかし、ハーバード大学の精神科医John Torous氏は、このツールが誤認識などによって救済されたとされるユーザーの精神衛生や健康上の問題を悪化させていないか懸念している(SFGATE、Slashdot)。
Torous氏はMicrosoftなどと共同で同様の研究をしてきたが、Facebookはこういったツールについて研究者や医者、科学界との情報共有を行っていないという。また、Facebookはツールがどのように機能するかについてのデータも公開していない。そのため、氏はFacebookの自殺予防・通報システムについて詳しく把握できていないという。
同氏は、このツールを使用したことによる救済効果は個人情報の観点から公開されず、検証できない点も問題視している。同様の問題は個人情報を取り扱うApple WatchやAmazon Alexa、そして瞑想アプリのようなものでさえも抱えている問題だと指摘している。
IIJが実験的にパブリックDNSサービス「IIJ Public DNSサービス」を一般提供することを明らかにした(IIJ Engineers ZBlog)。
昨今ではDNSに対するセキュリティやプライバシー問題、検閲などが議論されており、そのためDNS over TLS (DoT)、DNS over HTTPS (DoH)といった技術が開発されている。IIJの提供するパブリックDNSサービスではこれらに対応するとのこと。IIJのサービス契約者以外でも無料で利用できる。
Googleは7日、Pixel 3シリーズの廉価版となるスマートフォン「Pixel 3a」および「Pixel 3a XL」を発表した。既にGoogleストアでは日本向けの予約販売も開始されており、価格はPixel 3aが48,600円、Pixel 3a XLが60,000円となっている(The Keyword、製品情報)。
画面サイズはPixel 3aが5.6インチ(アスペクト比18.5:9)とPixel 3(5.5インチ)よりもやや大きく、Pixel 3a XLは6インチ(アスペクト比18:9)とPixel 3 XL(6.3インチ)よりもやや小さい。Pixel 3はFHD+、Pixel 3 XLはQHD+だが、Pixel 3a/3a XLはともにFHD+となっている。Pixel 3aの本体サイズは151.3×70.1×8.2mm(147g)で、Pixel 3よりも一回り大きく、重量は1g軽い。一方、Pixel 3a XLは160.1×76.1×8.2mm(167g)となっており、Pixel 3 XLよりも縦長で17g軽い。バッテリー容量はPixel 3aが3,000mAh、Pixel 3a XLが3,700mAhとなっており、それぞれPixel 3/3 XLよりも若干大きい。
ディスプレイと本体サイズ/重量、バッテリー容量以外は両モデル共通で、プロセッサーはQualcomm Snapdragon 670、RAM 4GB、ストレージ64GB、リアカメラは12.2メガピクセル(デュアルピクセル)。フロントカメラはPixel 3/3 XLがデュアルカメラなのに対し、Pixel 3a/3a XLではシングルカメラ(8メガピクセル)となっている。OSはAndroid 9 Pie。GSM/W-CDMAの対応バンドはPixel 3/3 XLと共通だが、LTEの対応バンドはPixel 3/3 XLよりも少なく、ダウンロードスピードは最大600Mbps(Pixel 3/3 XLは1Gbps)となっている。カラーバリエーションはClearly White/Just Black/Purple-ishの3色だ。
Yahoo! JAPANが、「ビジネスモデルが成果報酬型サイト(アフィリエイトサイトを含む) およびそれと同等と判断したサイト」に関する広告の掲載を不可とすることを発表した。6月3日より適用される。
いわゆるアフィリエイト収入を目的とするサイトへの広告出稿を停止するという話ではなく、成果報酬やアフィリエイト収入を目的とするサイトに誘導するような広告について取り扱いを禁止するというもの。ユーザー保護および広告掲載面の品質向上が目的としている。ただし、ヤフーが適切であると判断したサイトについては今後も広告出稿が認められるようだ。
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者