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2019年5月11日の記事一覧(全8件)
13905555 story
地球

コロンビア大学、水から塩を分離できる低コストかつ効率的な手法を開発 52

ストーリー by hylom
海水を資源に 部門より
taraiok曰く、

海水から塩分などを取り除いて人間が飲めるようにする淡水化技術は以前より注目されている。しかし、現時点でも淡水化プラントは世界中で稼動しているもののその効率は悪く、精製した淡水以上の塩水を排出することも珍しくないようだ。そのような状況のなか、コロンビア大学の研究者たちが高効率で淡水化を実現する方法を開発したという(CNETコロンビア大学実験動画Slashdot)。

このプロセスはTemperature Swing Solvent Extraction(TSSE) と呼ばれ、海水の7倍の塩分を含む過塩水と呼ばれる産業排水でも淡水化できるという。この手法では、微細有機化合物の製造といった化学工学分野で広く採用されている溶媒抽出法による分離を採用している。現在主流となっている逆浸透膜方式に匹敵する最大98.4%の塩分を除去することに成功したそうだ。

さらに、逆浸透膜や蒸留を含む他の淡水化の方法とは異なり、高圧や加熱を行う必要がなく、加工元の水が70℃未満の温度であれば炭水化可能なため低コストであるとしている。

13905585 story
Android

ゲーミングスマートフォン「Red Magic 3」発表 27

ストーリー by hylom
意外に安い 部門より
90曰く、

中国・ZTE傘下のNubiaがゲーミングスマートフォン「Red Magic 3」を発表した(Engadget日本版すまほん!!)。

古くからのスラド民にとっては非常に残念なことに、OSには最新のAndroid 9 Pieを採用する。BSD Unix派生ではないようだ。

ディスプレイは6.65インチ(2340×1080ドット、リフレッシュレート90Hz)のAMOLED、SoCはSnapdragon 855、RAMは6GB~12GB(モデルによって異なる)。スマートフォン内部に冷却ファンを搭載して廃熱性能を高め、SoCを最高性能で利用できるようになっているという。

また、側面に静電容量式のボタンを備えており、背面の指紋センサーもタッチボタンとして利用可能。そのほか専用端子に接続してしようできる有線LANアダプタも提供されるとのこと。価格は約4万8000円からだそうだ。

13905714 story
Linux

Red Hat Enterprise Linux 8リリース 32

ストーリー by hylom
コンテナでの利用は進むのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

5月7日、Red Hat Enterprise Linuxの最新メジャーリリース版となる「Red Hat Enterprise Linux 8」(RHEL8)の一般公開が開始された(ODSN MagazineZDNet JapanRed Hatの発表)。

新機能はよく分からないが、Python 3.6やPHP 7.2がデフォルトになったことが嬉しい。

2014年にリリースされたRHEL 7以来のメジャーアップデートで、本リリースではOS関連パッケージと開発ツールが「BaseOS」と「AppStream」という別のリポジトリに分割され、さらに開発者向けの追加パッケージを提供する「CodeReady Builder」というリポジトリも用意された。今までのRHELでは提供される各種言語やライブラリのバージョンが古いという問題があったが、RHEL 8では開発者向けパッケージについては需要に応じて適宜新しいバージョンのパッケージも追加していくとのこと。また、パッケージマネージャについてはFedoraですでに採用されているDNFベースのものになっている。

そのほかコンテナ関連機能も強化され、コンテナで利用でき自由に再配布が可能な「Universal Base Image」も提供される。デスクトップ向けではWaylandがデフォルトのディスプレイサーバーとして提供されるようになった。そのほかNetwork ScrpitsからNetworkManagerへの完全移行、TLS 1.0および1.1のサポート廃止といった変更点もある。

13906168 story
Firefox

Mozilla、Firefoxの拡張機能全滅問題の修正時に収集したテレメトリーデータをすべて削除する計画 19

ストーリー by headless
削除 部門より
先日発生したFirefoxで全拡張機能が動作しなくなる問題に関連して、Mozillaは当初の修正提供時に収集したテレメトリーデータをすべて削除する計画を明らかにした(The Mozilla Blogの記事Neowinの記事BetaNewsの記事Softpediaの記事)。

Mozillaでは日本時間5月4日に発生したこの問題に迅速な対応を行うため、当初の修正配布に「Firefox調査」のシステムを使用した。Firefox調査を利用するにはMozillaへのテレメトリーデータ送信を許可する必要がある。Firefox調査およびテレメトリーデータ送信はデフォルトで有効になっているが、オプトアウトしていたユーザーは一時的に再度有効化しなければ修正を受け取ることができなかった。ユーザーの意志とは異なるデータ収集を避けるため、Mozillaでは日本時間5月4日20時~5月11日20時までに収集された全ユーザーのテレメトリーおよびFirefox調査のデータを削除する計画とのこと。

既にこの問題を修正したFirefox 66.0.5およびFirefox ESR 60.6.3がリリースされており、修正を受け取るためにFirefox調査を有効にする必要はなくなっている。Mozilla側では日本時間5月14日1時以降にFirefox調査を再度有効化する予定で、オプトアウトを継続したいユーザーはそれまでに設定を見直す(Firefoxのオプション→プライバシーとセキュリティ→Firefoxのデータ収集と利用について)ことが推奨される。
13906173 story
Ubuntu

Ubuntu 19.10は「Eoan Ermine」 33

ストーリー by headless
順番 部門より
Ubuntu 19.10のコードネームが「Eoan Ermine」になったようだ(Phoronixの記事Softpediaの記事)。

スラドの皆さんには説明不要と思われるが、Ubuntuのコードネームは同じ頭文字の形容詞と動物の名前の組み合わせ(頭韻)になっている。最初の2リリースを除き、頭文字はアルファベット順に割り当てられており、Zに到達すると次のリリースはAに戻る。4月にリリースされたUbuntu 19.04のコードネームは「Disco Dingo」であり、10月リリース予定のUbuntu 19.10では「E」に順番が回ってくる。既にアーカイブのディレクトリ名などで「eoan」が使われていたことから、これにEから始まる動物の名前が組み合わせられると考えられていた。

コードネームに使われる動物の名前にはあまりなじみのないものもあるが、「ermine」はオコジョのことだ。「eoan」の方は英語辞書でも収録されていないものが多いようだが、Merriam-Websterでは夜明け(暁)または東方に関連する、といった感じの説明になっている。Ubuntu 19.10ではLinux 5.3やGNOME 3.34などの採用が予想されるほか、LTS版となるUbuntu 20.04に向けて数多くの変更がテストされるとみられている。
13906335 story
Android

Android Oreoが最も多く使われているAndroidバージョンとなり、Pieは10%を超える 37

ストーリー by headless
更新 部門より
GoogleがAndroid Developersサイトで半年ぶりに更新したプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 9 Pieのシェアが10%を超えている。

今回のデータはPlayストアアプリが5月7日までの7日間に収集したもので、0.1%未満のバージョンは除外されている。昨年10月26日までの7日間に収集された前回のデータでAndroid 9 Pieは0.1%に到達していなかったが、今回は10.4%となっている。このほか、半年間で大きく増加したのはAndroid 8.1 Oreoのみで、7.9ポイント増加して15.4%となった。Android 8.0 Oreoは1.1ポイント減の12.9%。Oreo合計では6.8ポイント減の28.3%となり、最も多く使われているAndroidバージョンとなった。

一方、Android 7.x Nougat(19.2%)とAndroid 6.0 Marshmallow(16.9%)は大きくシェアを減らして20%を割り込んでおり、Android 5.x Lollipopも14.5%まで減少している。このほかのバージョンは半年間での変動は小さく、Android 4.4 KitKatは0.7ポイント減(6.9%)、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは0.2ポイント増(3.2%)、Android 4.0.x Ice Cream Sandwichは増減なし(0.3%)、Android 2.3.x Gingerbreadは0.1ポイント増(0.3%)となっている。

Pieは昨年8月6日のリリースから9か月間で10%を超えたことになる。10%を超えるまでのペースとしてはLollipopMarshmallowよりは遅いものの、NougatOreoよりも速くなっている。
13906342 story
ソフトウェア

Adobe CC、突然古いバージョンの製品の使用を認めない方針に変更 109

ストーリー by headless
変更 部門より
hylom 曰く、

Adobe SystemsがCreative Cloudで利用可能な製品を直近数バージョンのみとし、古いバージョンを非認定として使用を認めない方針を明らかにした(Adobeの告知jdash2000 siteの記事Macお宝鑑定団Blogの記事DTP Transitの記事)。

これまでCreative Cloudでは、最新版以外のバージョンの製品(CS6含む)を利用することもできた。しかし、突然この仕様が変更され、Creative Cloudのインストーラからは古いバージョンのものがインストールできなくなっているようだ。

この変更は事前の周知が行われなかったようで、ユーザーからは不満が出ている。CS6をダウンロード購入したユーザーの報告によれば、5月9日時点で購入履歴からダウンロード可能だったとのこと(Creative Cloudコミュニティフォーラム)。

13906358 story
Windows

Windows 10 19H2はどこに行った? 30

ストーリー by headless
育毛 部門より
MicrosoftはWindows 10 May 2019 Update(19H1)がほぼ完成となった時点でWindows Insider Programのリリースプレビューリングに提供し、19H2ビルドのテストも開始すると述べていたが、19H1がリリースプレビューとなってから1か月以上経過しても19H2ビルドのテストが始まる様子はない。

Windows Experience Blogではリリースプレビューリングでの19H1提供開始を知らせる記事を最後に、19H2に言及されなくなっている。現在ファストリングでは20H1の新ビルドが週1回以上のペースで提供されているが、ビルド18894でエクスプローラーの新しい検索機能のテスト開始がアナウンスされた程度で特に新しい機能は追加されていない。

これについてWalkingCat氏は、19H2がどこにもないようだとツイートしている。一方、このツイートに返信したMary Jo Foley氏によれば、Microsoftが19H2をスキップすることはないが、19H1のサービスパックに毛が生えた程度のものになると聞いているとのこと。実際のところ、既に20H1ビルドを実行している環境に19H2ビルドが提供されるとは考えにくく、19H2ビルドは安定重視のスローリングやリリースプレビューリングでテストされるとみられる。そう考えると、サービスパックレベルの更新という説明も納得がいくものとなる(Softpediaの記事[1][2])。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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