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2019年5月16日の記事一覧(全12件)
13909513 story
地球

断層が存在しない場所で発生したポルトガル沖の謎の地震はプレートの剥離が原因か 2

ストーリー by hylom
新たなメカニズムか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

1969年にポルトガル沖で大地震による津波が発生した。一般的に地震は断層のずれや海底火山の活動などが原因とされるが、この地震の震源近くには断層や海底火山は存在せず、なぜその場所で地震が発生したのか、その原因は長らく分かっていなかった。しかし、新たな研究により、この地震は「プレートの剥離」が原因だという仮説が浮かんできたそうだ(ナショナル ジオグラフィックSputnikSlashdot)。

研究によると、地震の震源部分に「密度の高い塊」が存在していることが分かったという。仮説では、プレートの亀裂に入り込んだ海水によってプレートの表層が脆くなり、この「密度の高い塊」の部分が剥離して沈み込んでいき、沈み込み帯と呼ばれる海溝やトラフの元になる領域が生まれるのではないか、と推測されている。

この説はまだ仮説段階だが、もし事実であれば海洋プレートが剥離して沈み込み帯が生まれる様子をとらえた初めての研究となるという。

13909512 story
携帯電話

米国で携帯会社従業員に賄賂を渡して個人情報を入手していたサイバー犯罪者らが起訴される 32

ストーリー by hylom
ある意味直球な手法 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国では、携帯電話のSIMカードの情報を第三者が勝手に書き換えることで、SMSなどを使った認証を突破してアカウントを乗っ取るという手法が問題となっている(過去記事)。こういった手法を使って仮想通貨ウォレットや仮想通貨口座を乗っ取り、約240万ドル(2億6,300万円)を盗んだという犯罪グループ6名が米国で逮捕・起訴された(PC Watch)。

犯行グループは携帯電話会社の従業員に賄賂を渡して被害者の個人情報を入手、その情報を使ってカスタマーサービスの本人認証を騙し、電話番号を奪い取ったという。

本件では、犯行グループが通信詐欺や個人情報の窃盗などの罪に問われている他、情報を売り飛ばした従業員らも盗難の幇助で刑事告訴されているという。しかし、携帯電話会社が情報を漏らしてしまうのであれば、ユーザー側はどう対策すればいいのだろうか?

13909510 story
ビジネス

エストニアで「日本人お断り」のスタートアップ企業が急増との話 140

ストーリー by hylom
嫌われる日本人 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

IT先進国として日本からの視察が急増しているバルト三国のエストニアで、日本人の訪問お断りというスタートアップ企業が急増しているという(ダイアモンドオンライン)。

エストニアのスタートアップ企業はグローバル展開を志向しており、以前は日本も含めた海外からの訪問客に積極的に応じていたという。ところが、近年になり日本企業からのほぼ観光同然の「とりあえず会いましょう」的な表敬訪問が相次いだ結果、日本人お断りという雰囲気が醸し出されてしまったとのこと。

記事では日本人の特徴として「来ること」が目的化しており次のビジネスを描いていない、平気で会議時間をオーバーするなど時間にルーズで時間厳守のエストニア人に厳しい目で見られている、などと伝えられている。

13910116 story
アニメ・マンガ

いわて応援ポケモンに「イシツブテ」が就任、足は透過処理 41

ストーリー by hylom
公式でこうなるのか 部門より

岩手県と株式会社ポケモンが連携協定を結び、ゲームやアニメなどの「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクターの「イシツブテ」が「いわて応援ポケモン」に就任した(マイナビニュース)。

イシツブテは岩から手が生えたような造形のキャラクターであるため、そのことから岩手の応援キャラクターに選ばれたという。なお、イシツブテは足のないキャラクターであるため、応援キャラとして使われる着ぐるみは足部分が白と灰色のチェック柄(画像処理ソフトウェアなどで透過として表現される模様)になっていることも話題になっている。

13910124 story
ビジネス

ZOZOが時給1,100〜1,300円で倉庫で働くバイトを大量募集、多数の応募が集まる 79

ストーリー by hylom
履歴書なしで応募OKとか良いですね 部門より

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を手がけるZOZOが5月13日、同社倉庫で働くアルバイト2000人を新規に募集することを発表したのだが、その後応募が殺到したことから15日正午に募集を締め切ったという(ITmedia毎日新聞)。

業務内容は商品の検品や荷受け、採寸、棚入れ、ピッキング、発送、撮影補助などで、時給は1,100〜1,300円(週あたりの勤務日数に応じて変動)で、また別途成果に応じて1か月あたり最大1万円のボーナスも支給されることから人気となったようだ。

13910135 story
犯罪

スウェーデンの検察、性的暴行容疑によるジュリアン・アサンジ氏の捜査を再開 5

ストーリー by hylom
どういう状況なんだ 部門より
headless曰く、

スウェーデンの検察がジュリアン・アサンジ氏の性的暴行容疑について、捜査を再開したそうだ(Ars TechnicaThe RegisterSvenska YleETC)。

アサンジ氏はスウェーデンでの女性2名に対する性的暴行など4件の容疑により、2010年に英国・ロンドンで逮捕された。しかし、保釈中の2012年に政治亡命を求めて在英エクアドル大使館に入り、今年4月に保釈中の逃亡容疑で再び逮捕されるまで大使館に滞在し続けた。そのため、スウェーデンでの容疑のうち3件は2015年に時効を迎えており、残り1件についても2017年5月に捜査をいったん打ち切るとスウェーデンの検察が発表していた。捜査の再開は被害者側からの請求によるものだという。

アサンジ氏は保釈中の逃亡罪で禁錮50週間の判決を受けている。事情聴取をビデオ通話で行なうことも可能だが、アサンジ氏が拒否した場合は検察官が英国へ出向く必要がある。アサンジ氏の身柄引き渡しを求める欧州逮捕令状も近く発布される見込みだが、米国も身柄引き渡しを求めており、どちらが優先されるのかは英国次第だという。ただし、スウェーデンでの容疑は2020年8月に時効を迎えるため、時間は限られているとのことだ。

13910141 story
テクノロジー

ボーイングの航空機製造時の検査自動化計画に対し批判 27

ストーリー by hylom
人間の直感もどうなのという感じはするが 部門より
taraiok曰く、

旅客機「737MAX」のソフトウェア欠陥問題などで揺れるボーイング社に対しては作業の自動化による品質低下問題が指摘されているが、そういった状況にも関わらず、シアトル工場で検査官を約900人ほど削減し、代替として自動検査装置を導入する計画を立てているという。これに対し労働組合は、検査官削減は数千もの作業をチェックする第2の目を失う「悪しき決断」だとして抗議を行っている(USA TODAYSlashdot)。

ボーイング側は、今回の「QA Transformation Plan(品質保証変革計画)」は安全性を損なうことはないと主張している。検査装置といった新技術の導入は品質の向上につながり、すでに翼などの検査では人間よりも完璧に点検ができる機材が存在するとし、完璧な点検ができるのであればプロセスを監督している伝統的な検査官などは別の仕事に移動させられると話す。

現時点では、連邦航空局(FAA)はボーイングの計画を承認していない。また機械点検に関しても懐疑論が存在する。エチオピア航空のジェット機が墜落したときに姪を失ったRalph Nader氏は、「彼らは自動化が経験豊富な人間の知性を再現しないという教訓を学んでいない。人間にはコンピュータコードに変換できない直感が存在する」と話している。

13910144 story
Intel

2011年からのIntel製CPUに新たなサイドチャネル攻撃の脆弱性が見つかる 46

ストーリー by hylom
また出た 部門より
90曰く、

IntelのCPUに新たな脆弱性が見つかった(窓の杜ITmedia)。

Fill bufferと呼ばれるCPUのキャッシュメモリに権限分離が適用されず、特定の条件で任意のプロセスから読み出せるというもので、Microarchitectural Data Samplingと名付けられ、Zombieloadというニックネームが付けられた。発見者によれば2011年以降のIntel製プロセッサが影響を受ける。Intelによれば第8と第9世代Coreおよび第2世代のXeon Scalableプロセッサの一部ではハードウェアによる対策が行われており、それ以外のプロセッサにはマイクロコード更新による緩和策が提供される。

AppleのKB記事によれば、これらの脆弱性を緩和するためにmacOS Mojave、High Sierra、Sierraに追加された「full mitigation」機能を有効にすると、処理性能は最大で40%低下するという。

13910154 story
法廷

iOS向けアプリ配信をAppleが独占していることに対する裁判、原告らに訴える権利があるとの判断が出る 52

ストーリー by hylom
まだまだ先は長そう 部門より

AppleのApp Storeの手数料が高すぎるとして消費者グループがAppleを反トラスト法に基づいて訴えていた裁判で、米連邦最高裁判所がこの訴訟の継続を認める判断を下した(TechCrunchブルームバーグCNET Japan日経新聞)。

この裁判の原告らは、AppleはApp Storeを使ってiPhone向けアプリを独占的に提供し、売り上げの30%という高額な手数料を徴収することで不当に高い価格でアプリを販売していると主張している。一方AppleはApp Storeは単なる仲介者であり、アプリの価格設定はアプリの開発者が設定しているとしてこの裁判自体が無効と主張していた。

裁判所はこのAppleの主張を認めず、訴訟が可能であると判断。今後はAppleが反トラスト法に違反していないかどうかが争点になるようだ。また、原告らはApple以外がiOS向けのアプリ配信サービスを行えるようにすることを求めているという。

13910218 story
携帯電話

KDDIが新料金プランを発表、分かりにくいとの批判も 69

ストーリー by hylom
結局割引きが複雑怪奇に 部門より

KDDIが5月13日、新たな携帯電話の料金プランを発表した(ITmedia)。携帯電話事業者各社は政府から「通信料金と端末代金の分離」や値下げを求められており、今回発表された料金プランはこれに対応したものと思われる。実際、KDDIは「4割値下げ」を謳っているのだが、一方で割引の条件や「4割値下げ」の条件が複雑すぎるという声も出ている(ITmediaの続報)。

新たに発表された料金プランは「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」で、6月1日より提供が開始される(au公式Webサイト)。Webサイトでは、「新auピタットプラン」について「ずーっと1,980円/月~」、「auフラットプラン7プラス」については「ずーっと3,480円/月~」と書かれているが、前者については『「家族割プラス(3⼈以上)」「2年契約」適用時』『翌月から<~1GB>1,980円/月~<1GB超~4GB>2,980円/月~<4GB超~7GB>4,480円/月~』『※1GB超~7GBの金額はauスマートバリュー適用時の金額です』との注意書きが、後者については『「家族割プラス(3⼈以上)」「2年契約」「auスマートバリュー」適用時』の注意書きが付いている。

詳しく見てみると、「新auピタットプラン」は月間データ使用料が1GB以下の場合2,980円/月、1GB〜4GBの場合4,480円/月、7GBまでの場合5,980円/月、「auフラットプラン7プラス」については5,480円/月のプランで、これらに固定回線と同時契約で適用される割引「auスマートバリュー」や、家族で複数回線を申し込んだ際に適用される割引「家族割プラス」を適用することで、プランに応じて500〜2,000円/月の割引を受けられるということのようだ。

13910225 story
SNS

日本のFacebook利用率は世界で下から4位、Twitter利用率は世界2位 81

ストーリー by hylom
Facebookって何を投稿する場所なの 部門より
90曰く、

日本のFacebook利用率は2019年第2四半期において世界で「下から4番目」に低いという(Togetterまとめ)。

利用率は低い順に中国(0.1%)、ロシア(11%)、ナイジェリア(18%)、日本(22%)と並ぶ。かっこ内は利用が規約で認められている13歳以上の年齢とユーザ数の比較。一方でTwitterの利用者数はサウジアラビア(43%)に続き34%と世界2位に付けており、米国(17%、7位)、フランス(10%、20位)、韓国(10%、22位)、ドイツ(5%、30位)など主要国のトレンドと相関が低い様子が伺える。

データはDatareportal、We Are SocialとHootSuiteが共同で行っている調査(https://datareportal.com/reports/digital-2019-q2-global-digital-statshot)による。

13910339 story
医療

ノバルティスのガン治療新薬「キムリア」、保険適用が決まる。1回分で3,349万円 74

ストーリー by hylom
保険の正しい役割ではある 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

厚生労働省が、ノバルティスの白血病新薬「キムリア」の保険適用を決めた(日経新聞 毎日新聞朝日新聞)。

キムリアは「CAR-T細胞療法」向けの薬で、一部の白血病やリンパ腫患者が対象。患者から白血球を採取し、そこから免疫細胞(T細胞)を取り出して遺伝子操作した上で培養することで製造する。適用できる患者は「B細胞」という血液細胞の一種ががん化したタイプの白血病患者(25歳以下)およびB細胞が原因の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」患者。若年の白血病患者8割で治療効果が見られたという。

一方で、その公定価格(薬価)は3349万円と高価になる見込み。保険適用となった場合、自己負担は約41万円ほどになるようだ。ただ、投与は1回で済むほか、適用される患者数(見込み)は年間216人と少ないという。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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