QRコードを使ったホームドア制御を都営地下鉄が導入 34
車両の改修も必要なのか 部門より
都営地下鉄浅草線で、QRコードを使ったホームドア制御システムが導入される(ITmedia、デンソーウェーブの発表)。
車両のドアに貼り付けられたQRコードをホームドア付近に設置されたセンサーで読み取って車両数などの状態やドアの状態を検知する仕組み。これによってホームドアに対応させるための改修が安価かつ短期間で行えるという。
それよりも新型QRコード「tQR」の何が新型なのか気になる。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
都営地下鉄浅草線で、QRコードを使ったホームドア制御システムが導入される(ITmedia、デンソーウェーブの発表)。
車両のドアに貼り付けられたQRコードをホームドア付近に設置されたセンサーで読み取って車両数などの状態やドアの状態を検知する仕組み。これによってホームドアに対応させるための改修が安価かつ短期間で行えるという。
それよりも新型QRコード「tQR」の何が新型なのか気になる。
流出したクレジットカード番号がPayPay経由で使われる懸念が出ていたPayPayだが、去年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」時に0.996%あった不正利用率が、「3Dセキュア」導入後は0.003%に改善され、現在行っている「第2弾100億円キャンペーン」では0.0004%になったようだ(PayPayの発表、ITmedia)。
当初の不正利用率が1%近くだったことは驚愕の事実で、カード会社が利用額を全社合計で5万円にするのは当然だったと思われる。
うつ病には特定の遺伝子が関係しているとの仮説は以前より存在しており、これに基づいた研究は多数行われていたが、この仮説を覆す研究結果が発表された(カラパイア、Science Daily、The Atlantic)。
本当にでたらめといえるのか専門外なので分からないが、人体はもう一つの宇宙と言われるだけにこんなことってあるのだろうか。教えてエロい人。(ちなみにJ-Stageで"SLC6A4" AND "うつ病"を検索したら14,372件Hit)
自分がこの分野で博士論文書いてたりすると想像するとガクブルしちゃいそう。
日本においては、一般家庭において太陽光発電などで発電された電力を電力会社が政府の定めた価格で買い取る固定価格買取制度が2009年11月より導入されている。固定価格買取の対象は設置後10年間と定められており、今年11月以降に順次固定価格での買い取り期間が終了する家庭が出てくることになる。これを受けて、各電力事業者が新たな買い取り価格の提示を開始している(日経新聞)。
買い取り価格は事業者によって異なるが、いずれも固定価格買取での買い取り価格(1kWh当たり48円)からは大きく下がるようで、たとえば北陸電力や関西電力、中部電力は1kWh当たり8円だという(中日新聞)。また、四国電力は1khWあたり7円。
また、大手電力事業者以外も買取を行っており、たとえば昭和シェル石油は九州エリア以外は1kWhあたり8.5円、九州エリアは7.5円。スマートテックは1kWhあたり10円を提示している。
2015年の地球温暖化に対するパリ協定では、『産業革命前からの世界の平均気温上昇を「2度未満」に抑える』ことが目的とされている。しかし、この目的を達成したとしても日本の猛暑日は現在の1.8倍に増えるという(ITmedia、気象研究所などの発表)。
昨年の夏は記録的な猛暑や豪雨、強大な台風などが発生したが、気象庁気象研究所や東京⼤学⼤気海洋研究所、国⽴環境研究所の研究チームによると、実際の気候条件と温暖化がなかったと仮定した気候条件をもとに調査やシミュレーションを行ったところ、昨年の猛暑は温暖化によるものが大きいという結論になったという。さらに、気候データベースを使った将来の気候評価においては、「我々が過去に数回しか経験したことのないレベルにまで猛暑の発⽣が増加する」ことが⽰唆されたという。
「Siri」や「アレクサ」など各社がしのぎを削るいわゆるAIアシスタントだが、これらの初期設定では女性の応答音声が使われている。これについて、国連教育科学文化機関 (UNESCO) が性差別を助長するとの報告書を出したとのこと(報告書、CNN、MIT Technology Review)。
報告書によれば、ほとんどのAIアシスタント製品には「若い女性」の音声が用いられており、これが女性が従順なお手伝いさんで主人を助ける存在であるという概念を固定するとのこと。また、AIアシスタントは性虐待的な言葉を浴びせられても丁寧な言葉を返すことも、女性が不当な扱いを我慢する偏見を助長させるとしている。こうした点を解決するため、報告書ではAIアシスタントの初期設定をジェンダーレスにすべきと求めている。
なお、これらAIアシスタント製品にいずれも女性の声が採用されているのは、性差別だからではなく、男女ともに女性の声の方が受け入れやすいという研究結果がでているためだという(過去記事、2017年のGIGAZINEの記事)。
千葉県で確認された約77万年前の地層が、「地質年代」の境界として国際標準模式地になるという話があり(過去記事)、2017年にこの地層のある千葉県の名前を取って「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しとなった(過去記事)。これに対し、茨城大学名誉教授の楡井久氏が会長を務める「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」が異議を唱えていたのだが(過去記事)、この団体が地層周辺の土地の一部の所有者らから土地の賃借権を取得、立ち入りを拒否することで「チバニアン」命名のための申請を妨害する行為に出たという(朝日新聞、読売新聞)。
申請要件では、9月までに「研究のための自由な立ち入りの保証」を提出する必要があるということ。元々この土地は、チバニアン発表後に市が購入すべく地主から譲渡を約束する署名も取りつけていたということだが、最終的に反対者が確保してしまったらしい。
研究に異議があるから研究させない、というのはどう考えても悪手だと思うのだが……。チバニアンは幻で終わってしまうのだろうか?
人生unstable -- あるハッカー