米、INF条約失効後初となる地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射実験を行う 14
ストーリー by hylom
動きが速い 部門より
動きが速い 部門より
Anonymous Coward曰く、
今月2日、射程500~5500キロの地上発射型ミサイルを禁じた米露の中距離核戦力(INF)全廃条約が失効した。そして米国防総省は18日、30年以上禁止されてきた地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射実験を行ったことを発表した。
実験はカリフォルニア州のサンニコラス島で行われたという。発射された中距離巡航ミサイルは、海軍で利用されているトマホーク・ミサイルを地上発射できるようにしたもの。弾頭は通常のものが用いられている。
実験では500キロ以上の飛行に成功し、目標に正確に命中したとしている。米国防総省は、今回実験した地上発射型に加え、今年の終わりまでに、射程およそ3,000および4,000キロメートルの巡航ミサイルの実験を行う予定であるとしている(AP、朝日新聞、Slashdot)。
無意味な条約 (スコア:0)
北朝鮮は中距離ミサイル撃ちまくりですし
Re: (スコア:0)
米露の間の話なのに、何故突然関係のない北朝鮮の話になった?
Re: (スコア:0)
別ACですが...
この条約は冷戦時、安全保障上脅威となるミサイルがソビエト連邦によって
東ヨーロッパに配備されたことによって事が始まり、
当時、2強だった、米国とソ連で条約でした。
しかしながら、時代が進み、(#3674574が指摘している)北朝鮮や
米国が懸念している中国の開発のミサイル開発があるため、
もはや2国間でしか通用しない条約など意味がない(なぜなら、米露以外が開発している)
という意味で、北朝鮮を話に挙げたのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
過熱していた米露の軍拡を自粛するためのものなんだから、他国は好きに開発してもらっても条約の趣旨とは何の関係もないでしょう。
Re: (スコア:0)
うん、だから、中国の軍拡が進んで行き規模が大きくなった(少なくとも米国が意識するほどに)以上、
もはや米露間のみで条約を守っても安全保障上意味がないという話では?
Re: (スコア:0)
持ってる持ってないの視点ではその通りだと思うのですが
持ってる「数」の観点からいえば米ロの2国はもはや無駄と思われる数を持っており
維持管理の費用対効果や万一の事故暴発リスクを考えると両国がバランスとりながら削減する、という意味があったと思うのですが
なのでやはり両国が条約が保護にするのは地球全体から見ればよろしくない
この点が報道でもあまり語られてないのが疑問
Re: (スコア:0)
みんなやってるなら日本もやろう。
Re: (スコア:0)
日本はもう持ってるじゃないか。
Re: (スコア:0)
北朝鮮は核弾頭を持っていないので、中距離ミサイルを撃ちまくってもこの条約とはあまり関係がない
IMFが機能しなくなったのは条約を締結してた当時は核保有大国なんてソ連とアメリカぐらいだったのでこの二か国だけで運用すればよかったけど、中国が台頭してきてるので、軍縮を避ける傾向が出てきたというのがある
IMFに近いものを作るのであればアメリカ、ロシアに加えて中国も混ざらないと効果的ではないし、中国が席につかないならアメリカは条約を結べないだろう
Re: (スコア:0)
IMF=国際通貨基金
INF=中距離核戦力
機能しなくなったとして失効したのは「INF全廃条約」
ややこしいね
Re: (スコア:0)
IMFも今年いっぱいで機能しなくなりそうなんですが
Re: (スコア:0)
どっちも実弾ってか
Re: (スコア:0)
北朝鮮はすでに核弾頭を持ってるってのが防衛省の分析なんだけど。
https://www.google.com/search?q=%E5%B0%8F%E5%9E%8B [google.com]
最終戦争論 (スコア:0)
石原莞爾の最終戦争論の時代から
社会や産業は驚異的に進歩した
第一次大戦時には火薬なんて鳥のフンの化石から作ってたんだよ
今やエネルギーさえあればいくらでも作れる
真空管はシリコンの集積回路になり
その集積度もとんでもないレベルに達している
現実に世界の紛争地帯では避難民の頭の上をミサイルが飛び交っている
その破壊の凄まじさは第一次大戦の比ではない
日本は平和だからPCの性能が向上することの負の側面を見ることはないが
砂漠の真ん中で精密攻撃にさらされている方からみればとんでもないことだ
技術はどんどん一般化していき
コストもどんどん下がっている
ここに来るまで開発が止まっていた背景には
儲けが出ないのでメーカーが敬遠しているという事情があるんだよな
はっきり言って
粗悪な北朝鮮製品に対して競争力のあるものなんて作れるとは思えないんだよね
抑止効果だって結局限られたものしか期待できないし
出回れば出回るほど規制が難しくなる
世界規模での包括的な軍縮と
紛争解決の枠組みという
長年取り組まれてきた方向以外に
本当の安全を手に入れる手段なんて無いと思う