OpenPOWER Foundation、Linux Foundation傘下になる 18
恩恵はあるか 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Anonymous Coward曰く、
Appleの共同創業者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏曰く、Apple Watch現在はお気に入りの製品の1つだそうだ(Bloomberg、Business Insider、iPhone Mania)。理由は、スマートフォン中毒にはなりたくないからだそうだ。
ウォズニアック氏は、メールやニュースのチェックにPCを使い、外出時は携帯電話ではなくApple Watchを主に利用しているという。
taraiok曰く、
多くの欧米人は、中国の社会信用制度について不安を感じている。しかし、こうしたシステムは中国固有のものではない。米国でもテクノロジー大手のユーザーポリシーや民間企業によるソーシャルメディア活動の監視によって、同様のシステムが構築されつつあるそうだ(FastCompany、Slashdot)。
その例の1つが保険会社だ。ニューヨーク州財務局は今年、生命保険会社がソーシャルメディアへの投稿に基づいて保険料の内容を決めることを許可すると発表した。たとえば、片手にマティーニ、もう片方にチーズフライのバケツを持ち、タバコを吸ったInstagramの写真を投稿していれば保険料は跳ね上がる。Facebookにヨガをしていることを投稿すれば、保険料は下がるかもしれない。
別の例としては、「PatronScan」がある。これは、バーやレストランのオーナーに向けた顧客管理システムを販売している企業の名前だ。同社は過去にケンカや性的暴行、麻薬、盗難、そのほか悪行を起こした人物を識別するためのブラックリストを提供しており、このシステムを採用している米国のバーでトラブルを起こしたことのある人物は、同じく同システムを採用した米国、英国、カナダのバーで最大1年間出入り禁止になる可能性がある。
ほかにも、民泊会社で知られるAirbnbは、600万件を超えるブラックリストを持つと明言している。また、Uberでも同様のシステムがある。同社のアプリはドライバーを評価するシステムを持つことで知られているが、ドライバーも同様に乗客を評価するシステムを持つ。5月に発表された新しいポリシーでは、平均を大幅に下回る場合、Uberのサービスを利用することはできなくなる。
FacebookのチャットアプリWhatsAppにも同様の規定がある。あまりにも多くの他のユーザーがあなたをブロックしている場合、WhatsAppの利用を禁止できる。WhatsAppは米国や日本ではメジャーではないが、一部の国ではWhatsAppの使用が許可されないことは、電話が使えないのと同じくらいの罰となる。
米国における社会的信用システムの不穏な要素は、企業が恣意的に運用できる点だ。特定のサービス分野で支配的な立場にある企業から拒否された場合、ユーザーは代替サービスに逃げられない点も問題を複雑にしている。
Anonymous Coward曰く、
2018年10月13日、ウィスコンシン州で銀行強盗が発生した。彼らは現金を奪うことに成功、わずか7分間後に銀行を後にした。警察と連邦政府のエージェントは銀行強盗の追跡に苦戦した。防犯カメラの写真も公開されたが、サングラスとヒゲの変装をしており、具体的な情報を得ることもできなかったという。
そこで、警察はより攻撃的な戦略を取ることにした。銀行強盗の電話を追跡することをGoogleに依頼したのだ。犯行時刻前後の30分以内に、犯行現場の周囲100フィート以内にいたすべてのGoogleユーザー個人の名前を引き出すことをGoogleに求めた。警察は犯人だけでなくそれを送迎したドライバーも見つけ出せる可能性があると踏んだのだ。
これについて裁判所は合法な要求であると判断、追跡は実行に移された。この種の令状は、逆ロケーション検索と呼ばれているが、近年ますます一般的になっていいる。ミネソタ州では過去1年間に20件ほど令状が出されているという(The Verge、Slashdot)。
Anonymous Coward曰く、
Facebookが、投稿への「いいね!」数表示を廃止するテストを行うようだ。「いいね!」を獲得するための競争やこれによる自己検閲などを防ぐのが目的。リバースエンジニアリングでたびたび発表前の新機能を見つけ出している個人開発者のジェーン・マンチュン・ウォン氏が9月2日に画像付きで紹介して発覚した。
Facebook傘下のInstagramではすでに「いいね!」数の非表示をテストしている。このテストでは、「いいね!」の総数は表示されず、投稿者と友達関係にあるユーザーが「いいね!」を行ったことだけが表示されるようになる。
いいね!の廃止については、米Twitterのジャック・ドーシーCEOも2018年10月にコメントして物議を醸した。同氏は「いいね!」がSNS中毒の原因になっていると指摘していたが、実際にTwitterが廃止を行うかは不明(TechCrunch、ITmedia、Slashdot)。
headless曰く、
NetApplicationsの8月分デスクトップOSバージョン別シェアデータによると、Windows 10のシェアが初めて50%を超えている。
Windows 10のシェアは前月から2.13ポイント増の50.99%。2位のWindows 7は1.49ポイント減の30.34%となっている。このほかのOSバージョンで前月から1ポイント以上変動したのは4位のWindows 8.1(1.09ポイント減、4.2%)のみで、1位~12位まで順位の変動もみられない。OS種別シェアデータではWindowsが0.56ポイント減(87.89%)、Linuxが0.38ポイント減(1.72%)、Chrome OSが0.04ポイント減(0.36%)などとなっており、前月から増加したOSはMac OS(0.7ポイント増、9.68%)のみ。Unknownは0.28ポイント増加(0.35%)している。
StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータでは、Windows 10が1.19ポイント増加して59.82%となる一方、Windows 7は0.3ポイント減の30.92%にとどまる。このほかのバージョンはすべて減少しているが、いずれも1ポイント未満の減少幅となっている。デスクトップOS種別ではWindowsが0.71%増(78.32%)、OS Xが0.05ポイント増(13.22%)、Linuxが0.07ポイント増(1.72%)、Chrome OSが0.32ポイント増(0.86%)と軒並み増加した。一方、Unknownは1.16ポイント減(5.87%)、Otherが0.01ポイント減(0%)となっている。
StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータを国・地域別にみると、シリアで1年以上にわたって1位を保っていたWindows 10が急減(29.57ポイント減、22.68%)してWindows 7(33.61ポイント増、75.01%)が1位に再浮上し、イランでWindows 10が初めて1位になっている。このほか、毎月の変動が大きい5か国・地域でWindows 10が再び1位となっており、全体ではWindows 10が1位の国・地域が前月から5か国・地域増加し、235か国・地域中215か国・地域となっている。
日本では今年に入ってWindows 8が急増し、7月にはWindows 8.1を上回っていたが、8月は3.36ポイント減の3.99%となり、5.99%(0.03ポイント増)のWindows 8.1が再び上回っている。一方、今年に入って動きが小さくなっていたWindows 10は3.86ポイント増の65.74%となっている。Windows 7は0.25ポイント減の22.86%となった。
国立科学博物館が、「重要科学技術資料(未来技術遺産)」に新たに26の製品を追加することを発表した(プレスリリース産業技術資料情報センターの重要科学技術史資料ページ)。
追加されたのは東芝キヤリアのインバータ駆動エアコン「RAS-225PKHV」やセイコーの液晶デジタルクオーツ腕時計「セイコークオーツ LC V.F.A. 06LC」、シチズン時計の太陽電池アナログクオーツ腕時計「クオーツクリストロン ソーラーセル Cal.8629-7J」、カシオの初代G-SHOCK「DW-5000C」、ソニーの世界初となるコンパクトディスクプレーヤー「CDP-101」および世界初のポータブルCDプレーヤー「D-50」、キヤノンの日本初の高級35mmカメラ「ハンザ・キヤノン」、日本最初の35mm一眼レフカメラ「アサヒフレックスⅠ型」、ニコンの「ニコンF」、ヤマハの電子オルガン(エレクトーン)「D-1」およびデジタルシンセサイザー「DX7」、ローランドのリズムマシン「リズム・コンポーザー TR-808」など。
Anonymous Coward曰く、
ニューヨーク市地下鉄で、Appleのワイヤレスイヤフォン「AirPods」が線路に落下するトラブルが急増しているそうだ。そのため、乗降中の操作禁止も検討しているという( Engadget日本版、ギズモード・ジャパン、CNBC)。
AirPodsに限らずいわゆる完全ワイヤレスイヤフォンは落としやすそうだが、使用している人で落下・紛失した経験や落とさないための工夫などはあるだろうか。
2014年に「結婚式での音楽利用」に特化した著作権管理団体、活動開始という話題があったが、JASRAC(日本音楽著作権協会)もこの分野に進出するようだ(JASRACの発表、AV Watch)。まず9月2日から20日にかけて実証実験を行い、利用実態を検証するとのこと。
JASRACは、
については演奏・上映行為、
については複製行為とし、それぞれ著作権者の許諾が必要としている。
今回の実証実験ではこういった利用について一定の使用料支払いで包括的に許諾を与えることを目指しており、オーディオ録音(進行用録音物)については1催物あたり5,000円、ビデオグラム録音(記録用録音物)は1催物あたり10,000円との設定になっている。
なお、結婚披露宴での利用が著作権法上認められている「私的使用」に該当するかどうかは議論があるが、JASRACは「例えば、出席者が身内だけでなく、友人、知人、会社の上司や同僚などが含まれるような一般的な結婚披露宴の場合」については私的使用に当たらないと主張している(JASRACのQ&Aページ)。
Anonymous Coward曰く、
8月30日にリリースされたWindows 10 May 2019 Update(19H1、バージョン1903)向けの累積アップデート「KB4512941(ビルド18362.329)」を適用した際に、レジストリの設定でWindowsの検索画面におけるBing検索を無効化していると「SearchUI.exe」というプロセスのCPU使用率が異常に高くなるという不具合が発生するとの報告が出ている(PC Watch、窓の杜、CNET Japan)。
窓の杜によると、該当のレジストリエントリを削除するか、値を1(有効)にすると問題が解消される可能性があるという。
USB Implementers Forum(USB-IF)がUSBの新規格「USB4」の仕様を公開した(USB-IFのアナウンスPDF、CNET Japan、PC Watch、ITmedia)。
USB Type-Cケーブルで2レーンを使用することで、対応ケーブルで最大40Gbpsの通信が可能になった。また、ディスプレイ接続インターフェイスとしての使用時にデータ通信で利用できる帯域幅を管理する機能も向上しているという。
なお、今までのUSB規格は「USB 3.2」のように「USB」とバージョン番号の間に空白が入っていたが、USB4ではこの空白がなくなっている。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds