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2019年9月30日の記事一覧(全10件)
14013347 story
GNU is Not Unix

RMS、GNUプロジェクトは今後も自ら率いていく考え [追記2件] 57

ストーリー by headless
二転三転 部門より

先日Free Software Foundation (FSF)のプレジデント及び理事職を辞したRMSことRichard M. Stallman氏だが、GNUプロジェクトについては今後も率いていく考えのようだ(Stallman氏のメーリングリスト投稿Phoronixの記事)。

Stallman氏はGNUプロジェクトのメーリングリストで、GNUプロジェクトとFSFは同じではないと説明。現在もGNUプロジェクトを率いるCheif GNUisance (GNU+nuisance、gnu.orgの公式訳は「グニャっかいもの」)であり、今後も続けていくつもりとのこと。

具体的な今後の計画については触れられていないが、FSFやMITを辞職したことで時間に余裕が生まれることから、Phoronixの記事ではGNU Hurdなどへのコード貢献が増えることを期待している。

14014003 story
iOS

脱獄不要のiOSアプリストア「AltStore」登場 9

ストーリー by hylom
開発プログラムに登録せずに自作アプリを端末に入れられるのかな 部門より

jailbreak(脱獄)をせずにiOSデバイスに任意のアプリをインストールできるという「AltStore」なるサービスのプレビュー版が公開されている(Engadget日本版The Verge)。

iOSでは公式のAppStore以外からのアプリインストールが原則として認められておらず、そのためAppleの審査を受けて許可を得たアプリしか利用できない。サードパーティが提供するアプリストアも存在するものの、利用するにはOSの脆弱性などを利用した脱獄を行う必要があった。AltStoreはmacOSもしくはWindowsアプリケーションに「AltServer」というソフトウェアをインストールし、このAltServer経由でアプリをインストールする仕組み。

AltServerではiOSアプリ開発者が自身の端末でアプリをテストするための仕組みを使ってiOSデバイスにアプリをインストールしているという。

14014030 story
Google

Google、「ディープフェイク動画」を検出する技術開発に向け大規模なデータセットを公開 12

ストーリー by hylom
動画アイコラ 部門より

Anonymous Coward曰く、

昨今では「ディープフェイク動画」などと呼ばれる、ディープラーニング技術などを用いて改ざんした動画が広まっているという(CNET Japan)。例としては、ポルノ動画の出演者の顔を有名人に差し替えるというものがあるが、声を他人のものに似せて詐欺を働くといった被害も出ているという。

ディープフェイク動画を作成するための技術は2017年後半に登場して以来さまざまな手法が出回っているが、Googleがこうしたディープフェイク動画への対応策として大規模なデータセットを発表した。

このデータセットは、動画における人の顔の偽造を検出する「FaceForensics Benchmark」向けのもので、このデータセットを作成するため、Googleは1年の間、俳優と協力して何百ものビデオを録画したという。このデータセットはFaceForensicsベンチマークの一部として、合成ビデオの検出方法の開発に使用するために研究コミュニティに無料で提供される(GoogleFastCompanySlashdot)。

14014033 story
テクノロジー

マクドナルド、カナダで合成肉バーガーを試験販売へ 15

ストーリー by hylom
日本には小麦粉由来のグラコロバーガーがあるぞ 部門より

nemui4曰く、

バーガーキングケンタッキーフライドチキンに続いて、マクドナルドもカナダで合成肉を使ったメニューを試験的に販売するそうな。

販売するのは植物由来原料を使った合成肉を使用した「P.L.T.(Plant. Lettuce. Tomato.、植物・レタス・トマト)」バーガーなるもので、カナダの28店舗で12週間に渡って販売されるとのこと(Engadget日本版 )。

高いんかな。

14014045 story
アメリカ合衆国

とあるOSSの開発者、米移民当局への抗議のためソフトウェアの公開を停止。このソフトウェアを使用していた当局や企業に影響が出る 45

ストーリー by hylom
外部リポジトリへの依存は良くない 部門より

Anonymous Coward曰く、

デプロイや設定の自動化ツールを手がけるChef社が、 米移民・関税執行局(ICE)とソフトウェアやサービスの提供契約を結んでいたことから、Chef社のソフトウェアで使われているオープンソースソフトウェアの開発者が、そのソフトウェアの公開を停止したという。その結果、同社の多くの顧客に影響が出たという(ZDNet Japan)。

ICEに対しては、昨今では不法移民などに対し非人道的な扱いを行っているとして批判が相次いでいた。そのため、ICEと契約してソフトウェアやサービスを提供しているChefにも批判の矛先が向いたようだ。

問題のソフトウェアはSeth Vargo氏によって開発された「Chef Sugar」というライブラリで、ChefのソフトウェアはGitHubやRubyGems経由でこのソフトウェアを利用していたようだ。しかし、これらが利用できなくなったことでソフトウェアの運用環境でトラブルが発生することになったという。

同社はChef Sugarのソースコードを自社のGitHubアカウントで公開することで対応したものの、Chefの社内外でVargo氏を支持する声が挙がっており、開発者や顧客はChefに対しICEとの関係を断つことを迫ったという。その結果、最終的にChef社は現在の契約終了後、ICRとの契約を更新せず、またこの契約によって得られた2019年の売上高を慈善団体に寄付することを表明することとなった。

14014047 story
ニュース

プラスチック系の化学繊維を使ったティーバッグからは大量のマイクロプラスチックが出る 58

ストーリー by hylom
そりゃそうだ 部門より

Anonymous Coward曰く、

紅茶のティーバッグには化学繊維が使われているものがあるが、このティーバッグから大量のいわゆる「マイクロプラスチック」が放出されているとの研究結果が発表された(Environmental Science & Technology誌掲載論文NEW SCIENTISTWedgeSlashdot)。

ティーバッグの素材としては紙や化学繊維が使われているが、今回問題となっているのはナイロンやポリエチレンテレフタレート(PET)系の化学繊維を使ったもので、実験ではティーバッグ1袋あたり約116億のマイクロプラスチックと、31億のナノプラスチック(マイクロプラスチックより千倍小さい粒子)がお湯の中に放出されていることが分かったとしている。これは一般的な飲食物に含まれる量の数千杯に相当するそうだ。ただ、これらが健康に及ぼす影響は不明だという。

14014054 story
Android

「数万円の有料購読が自動で始まる詐欺まがいアプリ」、インストール数は2000万件を超える 31

ストーリー by hylom
ルール上は適正 部門より

無料アプリに見せかけて有料の定期購読(サブスクリプション)を申し込ませる詐欺まがいのアプリは以前より問題となっている(TechCrunchの1月30日付け記事)。セキュリティ企業Sohosによると、Google Play上にはこういった詐欺まがいのサブスクリプション契約を結ばせるアプリが多数あり、そのインストール数は2000万件を超えているそうだ(GIGAZINE)。

こうったアプリはGoogle Playストアのポリシーに違反しているわけではないため野放しにされているという。

14014117 story
教育

小中学校の授業で「トロッコ問題」を取り上げたところ、保護者から説明を求める声が出る 202

ストーリー by hylom
学校がそのレバーを引くかもしれませんしね 部門より

Anonymous Coward曰く、

山口県岩国市の小中学校の授業でトロッコ問題を取り上げたところ、保護者から「授業に不安を感じている」として説明を求める声が出たという。これを受けて授業を受けた児童・生徒を調査したところ数人から「不安を感じている」との回答があったことから、最終的には校長が謝罪する事態になったそうだ(毎日新聞)。

現実に自転車・バイク・自動車などを運転している時や災害トリアージでこういう瞬時の判断を下さざるを得ない事態はありうる話だし、アニメ・漫画・ラノベでも普通に出てくる状況であり、時に裁判員裁判の裁判員として判決を下すこともありうる。

「授業に不安を感じている」と指摘した児童の保護者は、社会が要求する義務教育を阻止したモンスターペアレントである、とタレコミ子は思う。

14014136 story
アメリカ合衆国

米海軍によるソフトウェア数十万本の不正使用を訴えた裁判、原告側がライセンス本数を超えるインストールを承認していたとして棄却 31

ストーリー by hylom
ずっこけ 部門より

headless曰く、

米連邦請求裁判所は9月24日、米海軍がソフトウェアを大量に不正コピーしたと主張するドイツ・Bitmanagement Softwareの訴えを棄却した(TorrentFreak裁判所文書PDF)。

問題のソフトウェア「BS Contact Geo」は3D地理データを視覚化するものだ。Bitmanagement側によれば、米海軍は2011年と2012年に大規模導入に向けたテストのため合計38台分のライセンスを取得し、大規模導入を容易にするためのソフトウェア変更を要求。Bitmanagementが求めに応じて変更したところ、無断で数十万台のPCにインストールしてBitmanagementの著作権を侵害したと主張していた。一方、米海軍側は購入したライセンス本数や数十万台へのインストールについては認めたものの、ライセンス本数は同時使用数であり、著作権侵害はしていないと反論していた。

しかし、今回の裁判所文書によると、3Dデータを視覚化するソフトウェアを探していた米海軍は2006年にBS Contact Geoのライセンスを代理店経由で1台分購入し、2008年には100台分を購入していたそうだ。しかし、米海軍はPC1台に1ライセンスというライセンス形態では効率的な活用ができないとして、未使用分のライセンス20台分を同時使用数に転換し、同時使用ライセンスを18台分追加購入するとともに、ライセンスサーバーでの管理を可能とするようBitmanagementに要求したとのこと。

Bitmanagementは要求に応じてソフトウェアに変更を加え、大規模導入しやすいようにサイレントインストーラーも提供する。最終的に同時使用ライセンスは38台分にとどまり、ライセンスの追加購入は行われることがなかったものの、米海軍はインストール台数をBitmanagement側に伝えており、Bitmanagementは米海軍でのインストール台数を販促に使用するなどしていたという。そのため、判事はBitmanagementが数十万台へのインストールを承認していたと判断。一見するとBitmanagementが著作権侵害を立証したように見える訴訟だったが、著作権侵害は認められなかったとして訴えを棄却している。

14014131 story
ビジネス

au、「端末代金最大半額」サービスを11月にも見直し 74

ストーリー by hylom
消費者庁の指摘はまあ分かる 部門より

ソフトバンクやKDDIは自社回線ユーザー以外にも端末販売することでを「端末割引きの2万円上限」を回避するサービスを発表していたが、auが早々にこのサービスを見直すという(ITmediaEngadget日本版)。

KDDIは10月1日より「アップグレードプログラムDX」として「機種代金最大半額」をうたったサービスを開始すると発表していたが、11月にもこのサービスを見直すという。

これらのサービスに対しては総務省が反発していたほか、手数料支払いが必要な点や条件を満たさない場合は負担が増えることから「最大半額」という表記は不当表示のおそれがあると消費者庁が注意喚起を行っていた

なお、ソフトバンクは同様のサービスである「半額サポート+」を継続させる意向だというが、その名称は変更するそうだ。

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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