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2019年10月22日の記事一覧(全9件)
14028841 story
アメリカ合衆国

米カリフォルニア州バークレー議会、政府による顔認識技術の使用を認めず 5

ストーリー by hylom
オプトアウト 部門より

Anonymous Coward曰く、

米カリフォルニア州バークレーは、政府による顔認識技術の使用を禁止することを決めた。今年初めにケイト・ハリソン評議員によって提案された条例が、議会の満場一致で可決されたという(電子フロンティア財団の発表Slashdot)。

こうした顔認識技術の禁止をうたう都市は、サンフランシスコやオークランドなどに続いて4番目になる。この条例が通過したことで、カリフォルニア州が進めている警察官が装着するカメラでの顔認識ソフトウェアの使用を禁じることなどを目的とした州法案「AB 1215」にも署名が行われる模様。

電子フロンティア財団(EFF)は、過去数年にわたって顔認識技術を監視に利用することに対し、懸念を絶えず表明してきた。実際、MITのメディアラボによって、女性や有色人に対して顔認識技術のエラー率が高まるという問題が指摘されている。バークレーの顔認証の禁止は、政府による生体認証監視の使用を削減するための重要な一歩になるとしている。

14028853 story
Google

Googleマップの指示に従った結果、観光客が相次いで立ち往生。イタリア 55

ストーリー by hylom
よく聞くようなお話 部門より

Anonymous Coward曰く、

イタリア・サルディーニャ島のバウネイ市で、Googleマップを頼りに移動した結果動けなくなる観光客が続出しているそうだ。そのため、当局はGoogleマップを使わないよう呼びかけている(CNN)。

バウネイ市は美しい海岸や洞窟、岩山などで知られる都市で、自然保護のため未舗装の道路や山道が残っているという。こういった道路にGoogleマップのナビゲーションに従って乗用車で侵入してしまい、動けなくなるケースがたびたび発生しているそうで、当局への緊急出動要請は過去2年で144件に上るという。

同市のコーリアス市長はこれに対し「原因はすべて、Googleマップの混乱を招く行き方指示に従ったことによる」と憤っているという。

14028863 story
セキュリティ

「変なホテル舞浜」の卵型ロボ「Tapia」に脆弱性 33

ストーリー by hylom
脆弱性を発見したから金をくれと主張する人達は実際存在する 部門より

H.I.S.ホテルホールディングスが運営する「変なホテル舞浜」の客室に設置されていたコミュニケーションロボットに脆弱性があり、NFC経由で特定の操作を行うことで設定画面へのアクセスが可能で、そこで任意のアプリをインストールできるという問題が見つかった(ITmediaH.I.S.ホテルホールディングスの発表)。

このロボットは「Tapia」というMJIが開発・提供を行っているもの。OSにはAndroid を採用し、カメラやマイク、スピーカーを搭載する。不正なアプリをインストールすることで、ネットワーク経由でリモートからカメラやマイクにアクセスすることができる可能性があるという。

この脆弱性については7月に宿泊者から指摘があったものの、具体的な内容が書かれていなかったこともあって「報奨金を目的とした不審なメール」だと判断して対処していなかったという。

14029272 story
Windows

Microsoft、Windowsのプロセッサ要件を更新 24

ストーリー by headless
要件 部門より
MicrosoftがWindowsのプロセッサ要件を更新し、Windows 10 バージョン1909(November 2019 Update)を追加した(Windows Processor RequirementsNeowinの記事Windows Centralの記事Softpediaの記事)。

バージョン1909のプロセッサ要件はWindows 10 バージョン1903(May 2019 Update)と共通だ。ただし、バージョン1903には第10世代IntelプロセッサとAMD Ryzen 3/5/7 3xxx、Qualcomm Snapdragon 8cxのサポートが追加されているため、更新前の要件とは異なる。バージョン1903よりも古いバージョンのWindowsでは、Windows 10 バージョン1809(October 2018 Update)でIntel Core i3/i5/i7/i9の型番が「9xxxK」から「9xxx」に変更された以外、更新前との違いはない。22日午後の時点で日本語版リストは未更新だ。
14029275 story
インターネット

Internet Archive、保存されたWebページの異なるバージョンを比較する機能などを追加 17

ストーリー by headless
活用 部門より
Internet Archiveは18日、Wayback Machineに保存された同じWebページの異なるバージョンを比較できる「Changes」機能など、複数の新機能追加を発表した(Internet Archive Blogsの記事BetaNewsの記事gHacksの記事)。

ベータ版として提供されているChanges機能では、表から2つのバージョンを選択して「Compare」をクリックすると変更部分にハイライトが入った2つのバージョンが並べて表示される。年ごとに分けられた表は行が月、列が日を示し、変更の度合いによってセルの色も変化する。同じくベータ版として提供されている「Collections」機能では、指定したページのスナップショットが保存理由別に一覧表示される。これらの機能はInternet Archiveに保存されたWebページの検索結果画面でカレンダーと切り替えて表示可能だ。

Webページによっては1日に非常に多数のスナップショットが保存されることもあるが、これまで検索結果のカレンダーでは一部しか選択できなかった。今回の更新により、保存時間の差が秒単位のものも含め、すべてのスナップショットが表示されるようになっている。また、ユーザーが指定したWebページのスナップショットを保存する「Save Page Now」機能では、最近の更新でリンク先ページの同時保存も可能になっている。

Internet Archiveによると、平均的なWebページは3か月以内に内容が変更されたり、削除されたりするという。Webページに掲載されていた情報にアクセスできなくなる「デジタル情報の絶滅」と戦うため、新たな手段をWayback Machineが提供するとのことだ。
14029328 story
月

政府、米国の月探査計画への参画を決定 19

ストーリー by headless
参画 部門より
AC0x01 曰く、

政府は18日に開催した第20回宇宙開発戦略本部会合で、米国が提案する月探査計画への参画を決定した(参画方針: PDF米国提案による国際宇宙探査について: PDFNHKニュースの記事soraeの記事)。

米国は2022年より月周回有人拠点(ゲートウェイ)の建設を開始し、2024年には有人月着陸を計画している。日本には昨年参画を提案していた。

宇宙開発戦略本部では以下の4点を協力項目としてまとめている。

  1. 第1段階ゲートウェイへの我が国が強みを有する技術・機器の提供
  2. HTV-X、H3によるゲートウェイへの物資・燃料補給
  3. 着陸地点の選定等に資する月面の各種データや技術の共有
  4. 月面探査を支える移動手段の開発

具体的な参画にあたり、日本人宇宙飛行士が活躍する機会の確保など、宇宙先進国としてのプレゼンスの確保を図ることが留意点の一つとして挙げられている。

14029331 story
Firefox

Mozilla、クライアントサイドの機械翻訳機能をFirefoxに搭載する計画 27

ストーリー by headless
翻訳 部門より
Mozillaではクライアントサイドの機械翻訳機能をFirefoxに搭載すべく、作業を進めているそうだ(MozillaWikiの更新情報gHacksの記事soeren-hentzschel.atの記事デモ動画)。

FirefoxにはGoogle翻訳などを使用するWebページ翻訳機能が搭載されており、about:configで設定を変更すればユーザーインターフェイスは表示されるようになるものの、翻訳自体は機能しない。

クライアントサイドの翻訳機能はEUのHorizon 2020による2年間の助成を受け、欧州の4大学とともにBergamotプロジェクトで開発が進められているものだ。クラウドベースの翻訳サービスに依存せず、ローカルで翻訳が完了するため、プライバシーに関連する情報や機密性のある情報の翻訳にも安心して利用できるという。先日、基本的な統合が完成したとのことで、Mozillaのドイツ語版ページを英語に翻訳するデモ動画が公開された。ユーザーインターフェイスは既存のものを使用しているようだ。
14029348 story
国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーション船外からのファクトチェック 40

ストーリー by headless
確認 部門より
NASAのジェシカ・ミーア宇宙飛行士は18日、国際宇宙ステーション(ISS)の外側からドナルド・トランプ米大統領の発言をファクトチェックした(ホワイトハウスの記事The Vergeの記事中継動画)。

当時ミーア宇宙飛行士はクリスティーナ・コック宇宙飛行士とともに、史上初となる女性だけの船外活動の最中だった。マイク・ペンス副大統領やNASAのジム・ブライデンスタイン長官、イバンカ・トランプ氏とともに中継を見守っていたトランプ大統領は、電話で2人と会談。トランプ大統領は原稿のようなものを見ていたが、史上初めて女性がISSの外に出たと述べ、2人の歴史的な活躍を称賛した。

これに対しミーア宇宙飛行士は、既に何人もの女性が船外活動しているので自分たちが名誉を独占したくないと述べ、今回は2人の女性が同時に船外に出るのが初めてというだけだと説明した。船外活動についても外に出て仕事をするだけで大したことではないと述べつつ、歴史的な達成の名誉を先人に贈りたいとも述べている。トランプ大統領との会談から約2時間20分後、7時間17分に及ぶ船外活動は無事完了した。

女性宇宙飛行士2名による初の船外活動は3月にコック宇宙飛行士とアン・マクレイン宇宙飛行士による実施が計画されていたが、サイズの合う宇宙服がそろわず取りやめとなり、それぞれが男性宇宙飛行士と船外活動を実施していた。ミーア宇宙飛行士は18日が初の船外活動、コック宇宙飛行士は4回目の船外活動だった。
14029490 story
スポーツ

マラソンで高記録を出した選手が使用するNikeのレーシングシューズに厳しい視線 212

ストーリー by headless
反発 部門より
マラソンで次々と高記録が生まれる中、選手が使用しているNikeのレーシングシューズに厳しい視線が注がれているそうだ(The New York Timesの記事GeekWireの記事HYPEBEASTの記事BJSM Blogの記事)。

12日に非公式ながら男子マラソンで初めて2時間を切る記録を出したケニアのエリウド・キプチョゲ選手、翌13日に女子マラソンの世界新記録を出したケニアのブリジット・コスゲイ選手はともにNikeのレーシングシューズ「ZoomX Vaporfly NEXT%」を使用していた。ZoomX Vaporfly NEXT%はミッドソールに反発力が高く軽量なZoomXフォームとエネルギーロスを抑えるカーボンファイバープレートを採用。2017年に前モデル「Zoom Vaporfly 4%」が発売されて以来、使用選手が数多くの高記録を生んでいる。The New York Timesによると、過去13か月間で男子マラソンの歴代トップ5の記録を出した選手はみなVaporflyを使用していたという。キプチョゲ選手は公式の世界記録保持者でもあるが、昨年9月に世界記録を出した際に使用していたのもVaporflyだ。

かつて薄いソールが主流だった長距離用レーシングシューズだが、Vaporflyのソールはかかと部分で31mm。他社も厚いソールのレーシングシューズを発売しているが、特許の壁に阻まれてNikeに追いつけないでいるそうだ。シューズに関する国際陸上競技連盟(IAAF)の現在のルールでは不公平なアドバンテージを与えないこと、すべての人が入手しやすいことが規定されているものの、具体的な基準は設定されていない。そのためBJSM Blogの記事では、ソールの厚さを最大31mmに制限すべきだという意見が紹介されている。最大31mmに設定すれば現在のレーシングシューズはすべて条件を満たす一方で、将来的に靴と認識できないような体の拡張に進化していくことを防ぐことができるとのこと。

IAAFは「ある形のテクノロジーがスポーツの価値に反する補助をアスリートに提供しているのは明らか」だと述べており、この問題を検討するワーキンググループも立ち上げたそうだ。一方、IAAFが規定を強化すれば一般ランナーのためのランニングシューズを改良する機会も失われるという意見も出ているとのことだ。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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