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2019年11月10日の記事一覧(全6件)
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地球

Collins Dictionaryが選ぶ2019年を代表する言葉は「climate strike」 67

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代表 部門より
Collins Dictionaryは7日、2019年を代表する言葉「Collins Word of th Year 2019」として「climate strike」の選定を発表した(Word Lover's blogの記事)。

climate strikeは気候変動対策を求めるデモに参加するため学校や仕事を休む、という抗議の形を示す名詞。9月には世界各地で大規模なGlobal Climate Strikeが繰り広げられ、大手IT企業の従業員も経営側に気候変動対策を求めるデモの形で加わった。

このほか、最終選考に残った言葉は以下の通り。
  • bopo (名詞): 自分の体の外見、特にサイズに誇りを持つべきだと提唱する運動。body positivity。BoPoとも表記
  • cancel (動詞): 特にソーシャルメディアで、人物や組織などの活動や意見を認めないことを表立って示すこと
  • deepfake (名詞、動詞): デジタル画像や動画に編集の痕跡がわからないよう他の画像や動画を合成する技術(名詞)、またはその技術により合成すること(動詞)
  • double down (句動詞): 反対意見やリスクにもかかわらず、投機やアイディアへのコミットメントを強化すること
  • entrist (名詞、形容詞): 既存政党の理念や政策を変えるために入党する人物(名詞)、またはそのような活動に関連した(形容詞)
  • hopepunk (名詞): 困難に直面した時のポジティブな目的の追求を称賛する文学・芸術運動
  • influencer (名詞): ソーシャルメディアを利用してフォロワーにライフスタイルや製品を推奨する人
  • nonbinary (形容詞): 性別や性指向が男性か女性、ホモセクシャルかヘテロセクシャルといった二者択一のカテゴリーに沿わない。non-binaryとも表記
  • rewilding (名詞): 自然には存在しなくなった生物種の再導入を含む、土地を野生の状態に戻そうとする活動
14042526 story
プログラミング

11月のTIOBE Index、JavaとCが僅差で並ぶ 12

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僅差 部門より
11月のTIOBE Indexで1位のJavaと2位のCの差が0.209ポイントまで縮まっている(InfoWorldの記事)。

11月のJavaのレーティングは16.246%、Cのレーティングは16.037%。前年比ではJavaが0.50ポイント減、Cが1.64ポイント増となる。JavaとCは2001年以降のTIOBE Indexで不動のトップ2だが、2015年4月以降はJavaが1位を維持している。一時はCのレーティングが1桁まで落ち込んでJavaとの差が大きくなっていたが、最近は1ポイント前後の差で推移していた。

3位のPythonは8月に初めて10%を超えたものの、以降は9%台で推移しており、11月は9.842%。数か月前まで3位争いをしていた4位のC++は夏以降大きく減少し、11月は5.605%。前年比ではPythonが2.16ポイント増加する一方で、C++は2.68ポイント減少している。なお、増加幅が1ポイントを超えているのは、全言語中PythonとCのみだ。

5位以下はC#(4.316%)、Visual Basic .NET (4.229%)、JavaScript (1.929%)、PHP (1.720%)、SQL (1.690%)、Swift (1.653%)の順。前年比ではVisual Basic .NETの減少幅(-2.26%)が特に大きいが、最近数か月は増加傾向にある。Swiftがトップ10入りするのは昨年10月以来。入れ替わりにObjective-C (1.195%)が12位に落ちた。このほか、Perl (0.831%)が初めてトップ20から落ちて21位となっている。

ちなみに、GitHubのThe State of the Octoverseによると、主なプログラミング言語をタグに指定しているリポジトリ (公開・非公開含む)の貢献者数によるプログラミング言語ランキングでPythonがJavaを上回り、JavaScriptに次ぐ2位となったそうだ(The Registerの記事)。
14042557 story
携帯通信

米国で9か月近く未配信だった大量のSMSが夜中に配信されるトラブル 12

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i-am-the-ghost-of-valentine-past 部門より
米国で7日未明、9か月近く未配信だった大量のSMSが一気に配信され、苦情が相次いだそうだ(Syniverseの発表Android Policeの記事CNNの記事The Vergeの記事)。

元の送信日は主にバレンタインデーだが、SMSの内容はバレンタインメッセージとは限らない。中にはSMSでやり取りした会話の一部だけが配信され、夜中に意味不明なSMSが届いたと感じた人も多い。元の送信者は送信したこと自体を覚えておらず、そのSMSへの返信でさらに混乱することもあったようだ。また、別れた恋人からのバレンタインメッセージで気まずい思いをしたり、既に亡くなった人からのメッセージに驚いたりした人もいたという。

原因は通信会社にサービスを提供するSyniverseという会社のシステムトラブルで、問題は米4大キャリア(AT&T/Verizon/T-Mobile/Sprint)を含む複数の携帯電話キャリアで発生したようだ。

Syniverseによると、受信側の携帯電話が圏外にある場合や電源が切られている場合など、SMS(P2Pテキストメッセージ)がすぐに配信できなかった場合は一時的に(24時間~72時間)保持して繰り返し配信を試みる。その後(配信済み・未配信を問わず)SMSの内容はすべて削除され、料金請求用のメタデータのみ45日間保存されるとのこと。

しかし2月14日、送信待ちのSMSを保持したサーバーの1台で障害が発生したそうだ。そのサーバーはそのまま放置されていたようで、11月7日に再度起動されたサーバーは保持していたSMSの送信を一気に開始することになる。Syniverseでは当初、誤送信されたSMSを168,149通としていたが、さらに多いとみられるとのことだ。
14042579 story
テクノロジー

NejiLaw、IoTネジをカシオと共同開発する計画 29

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締結 部門より
Anonymous Coward曰く、

NejiLawは6日、トンネルなどのインフラや建築物の老朽化を遠隔監視できる「smartNeji (スマートネジ)」をカシオ計算機と共同開発すると発表した(プレスリリース: PDF特設ページ)。

NejiLaw製の緩むことのないネジに、カシオの時計ブランド「G-SHOCK」で培った技術を融合してセンサー化するという。

smartNejiを使用することで建築物の状況把握が可能になるほか、締結作業中の状況確認も可能だという。さらにさまざまな構造体の健全性を可視化するAIシステム「God Eyes」も開発するとのことだ。

14042590 story
統計

2019年第3四半期のスマートフォン出荷台数は270万台増の3億5,830万台、7四半期続いた減少に歯止め 35

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増加 部門より
IDCの推計値によると、2019年第3四半期のスマートフォン出荷台数は270万台増(0.8%増)の3億5,830万台となり、2017年第4四半期以来、7四半期続いた前年割れに歯止めをかけた(プレスリリース)。

第2四半期比では8.1%増加(7月に発表された第2四半期推計値との比較では7.5%増)しており、IDCでは再度増加に転じたとみているようだ。なお、販売台数ベースのGartnerのデータでは、2017年第4四半期に初めて前年割れしたのち、2018年中は再び増加していたが、2019年第1四半期第2四半期は前年割れだった。

第3四半期のスマートフォン出荷台数をベンダー別にみると、米中貿易戦争で苦境に立たされた2位のHuaweiが引き続き中国市場に注力して2桁成長を実現する一方、国際市場でのHuaweiの苦境による恩恵を最も受けたのは1位のSamsungだという。

SamsungはGalaxy Note10シリーズを8月にリリースしたほか、ローエンド~ミッドレンジのAシリーズでHuaweiが抜けた市場の穴を埋めた。これにより、Samsungの出荷台数は前年比600万台増(8.3%増)の7,820万台となっている。Huaweiは中国で国民の愛国心に後押しされる一方、中国国内でこれまであまり力を入れていなかった地方都市の市場を開拓することで2桁成長を実現。前年比1,460万台増(28.2%増)の6,660万台を出荷し、シェアも18.6%まで増加した。ただし、第4四半期にはGoogleサービスを搭載しないMate 30シリーズなど、米国の輸出規制の影響が出始めるとみられる。米商務省のウィルバー・ロス長官は、米中貿易協議が順調に進めば米企業が申請したHuaweiへの輸出ライセンスも一部は認可できるとの考えを示しているが、どうなるだろうか。

3位のAppleは前年比30万台減(0.6%減)の4,660万台。iPhone 11やiPhone XRが好調で、事前に予測されていたほどの減少にはならかなったという。リファビッシュ版iPhoneの販売により、インストールベースは増加しているとのこと。第2四半期にはAppleに150万台差まで迫っていた4位のXiaomiは110万台減(3.3%減)の3,270万台にとどまった。5位のOPPOは120万台増(4.1%増)の3,120万台。XiaomiとOPPOは中国国内でHuaweiに押される一方で国外市場に注力しており、Xiaomiは出荷台数の3分の2以上、OPPOは半数近くが中国国外向けとなっているそうだ。

トップ5の合計出荷台数は2,400万台増(36.7%増)の2億5,530万台、シェア合計は71.2%となり、初めて70%を超えた。
14042596 story
医療

米疾病予防センター、電子タバコ製品使用に関連付けられた肺損傷の可能性のある原因物質としてビタミンEアセテートを特定 64

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特定 部門より
米疾病予防センター (CDC)は8日、電子タバコ製品使用に関連付けられた肺損傷 (EVALI)の原因となった可能性のある物質として、ビタミンEアセテートを特定したことを明らかにした(更新情報テレブリーフィングのトランスクリプト)。

CDCでは10州29名の患者から採取された気管支肺胞洗浄(BAL)液を用い、可能性のある原因毒素を調査。サンプルの82%でTHC(テトラヒドロカンナビノール)、62%でニコチンが検出されたのに対し、ビタミンEアセテートはすべてのサンプルで検出されたという。このほか、植物油や鉱物油、中鎖脂肪酸トリグリセライド(MCT)、テルペンといった電子タバコリキッドが含む物質についても調査したが、サンプルからは検出されなかったそうだ。

THC含有リキッド製品が顕著な量のビタミンEアセテートを含むことは以前からわかっていたが、生体サンプルから検出されるのは今回が初めてだという。CDCが単一の物質を可能性のあるEVALIの原因として特定するのも今回が初めて。ただし、ビタミンEアセテート以外の物質もEVALI発症にかかわっていることを現時点では否定できないとのこと。ビタミンEアセテートは多くの食品に含まれるほか、サプリメント食品や化粧品の原料としても使われており、経口摂取や皮膚への塗布は安全性が確認されている。ただし、蒸気を吸入すると正常な肺機能を阻害する可能性がこれまでの研究で示唆されている。

11月5日現在、米国でのEVALI症例はアラスカを除く49州と首都ワシントンおよび1海外県で確認されている。CDCに報告された症例数は10月29日時点から163件増加して計2,051件となり、初めて2,000件を超えた。EVALIによる死者の数も24州・39名まで増加している。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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