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書籍

朝日新聞、「ガンは真菌で重曹や食事療法で治せる」という書籍の広告を掲載し物議を醸す 118

ストーリー by hylom
非科学的療法を宣伝する本の宣伝ですね 部門より

朝日新聞が掲載した「イタリア人医師が発見した ガンの新しい治療法」という書籍の広告に対し、この書籍で紹介されている手法は科学的に問題があるという指摘が出ていたが(Togetterまとめ)、これに対し朝日新聞がこの広告の内容に問題があると認め、「十分な検討を行うべきだった」との文章を発表した(日経新聞)。

この問題の「イタリア人医師」は重曹でがんを治療できると主張しているが、治療の過程で複数の患者を死なせており、医師免許を剥奪されているとのこと。そのため、朝日新聞社は問題の広告について、シモンチーニ氏を「医師」と表示して治療法を紹介していることには疑念があるとし、表現を十分に検討すべきだったとしている。

  • Twitter様様 (スコア:5, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2019年11月16日 8時41分 (#3717316)

    この件が素晴らしいのは、Twitterでなされた指摘を朝日新聞社の公式アカウントが引用RTして確認状況を広報したことだと思います。
    https://twitter.com/asahi_koho/status/1194525431052947462 [twitter.com]
    https://twitter.com/asahi_koho/status/1194910704731484161 [twitter.com]

    「Web 2.0」で書き手と読み手の一方的な関係性が変化したと言われて久しいですが、いくら巨大掲示板やスラドで声を上げても黙殺してきた大手メディアが、勤務医の個人アカウントの発言を拾って訂正にこぎ着けるまでに至ったのは感慨深いものがあります。

    ただこれ、広報アカウントの中の人がネットリテラシーに長けていたので個人的に動いただけといった感もあり、組織的に問題を防いだり事後検証する仕組みがあったのかというと疑問に思います。今回だけの特別対応にならないよう、継続して広告の適正化に努めていただきたいです。

    ここに返信
  • by northern (38088) on 2019年11月16日 14時23分 (#3717431)

    責任を痛感しております
    と言っておけば責任取らなくても済む

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 8時08分 (#3717308)

    トンデモ医療系の広告がいまさらだめだってことじゃなくて、
    医師じゃないのを医師って言ったそれ一点なのか。
    まあそりゃだめだけど、問題なのはそれだけじゃないよ...

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 8時58分 (#3717322)

      景品表示法違反にあたるかどうか、だけでチェックしてるんじゃないかなあ。
      今回の事例だと、医師ではないのに医師が著者であると広告に書くことで「不当な表示(優良誤認・有利誤認)の禁止」に抵触すると考えたんでしょう。
      一方、書籍の内容についてはおそらく広告通りの内容が書かれているので法律違反にはならず、
      また内容の真偽は出版社や著者が責任を負うべきで朝日新聞は責任を問われない、と判断したんじゃないかなあ。

      • 広告に対しての、真偽性というか、責任としての最低ラインとしてはそうなんですよね

        ただ、昨今なら、内容を広報することについての責任を(無責任といわれることも多い)Web広告でも基準もってるのに、ここは無いのかなあ...

        個人的に金になっても訴訟が怖いので、医療系は(書籍だろうがなんだろうが)BANという基準でもいい気がするんだけどなあ...

        --
        M-FalconSky (暑いか寒い)
        • 正しい医療系含めて排除し、
          次々に対象ジャンル広げたら何も広告できなななりそうですが。
          え、政府広報は排除されない?

        • by Anonymous Coward

          法的に問題のない広告に対して、メディア側が取捨選択するというのはそれこそ越権行為だと思いますが。

          自分基準で線を引いて、自分は正義、線の向こうは悪って思っちゃうタイプの人ですか?

          > 個人的に金になっても訴訟が怖いので、医療系は(書籍だろうがなんだろうが)BANという基準でもいい気がするんだけどなあ...

          メディアは金銭的リスクを考慮して、掲載内容の査閲をすべきだ、という主張でしょうか。
          金持ちに従え、ということですね。

          • 取捨選択じゃなくて、一律カットなんですが...

            どこの広告掲載でも、掲載基準とか審査自体はありますよね。
            # たぶん、ここだって基準はあるが..
            その基準で法律的にはOKだが掲載不可にはしたことはあるんでしょうけど、今回のコレとかOKなんですよね...

            ということは、むしろ無審査よりアレ感があるなあ...

            医療系は山程トラブル起してるわけで

            たとえばヤクザ系は載せませんはやるし、それは取捨選択が必要
            ただ医療系は、ニセ医療に繋がるところはのせません(そして通常医療は載せる広告がないはず)なので一律でいい

            かなあと

            # あと、広告を載せたら、その所にマスメディアとしての責任がある、とするのも微妙に違うと思っていて、
            # どんな掲載媒体でも(地方無料ペーパーでも)、これはアウト感がなあ

            > メディアは金銭的リスクを考慮して、掲載内容の査閲をすべきだ、という主張でしょうか。
            金持ちに従え、ということですね。

            むしろ、金になっても載せない方で、という意見だったんですが...

            --
            M-FalconSky (暑いか寒い)
          • by Anonymous Coward

            この広告が法的に問題ないかというと微妙。媚薬入りチョコレートのたぐいの広告もそう。
            詐欺の幇助になるでしょ。
            まあ詐欺なんかの片棒を担ぐのを拒否する権利はあるし言論の自由もあるので拒否できてもいいのではないかと。
            広告掲載を依頼する方にも言論の自由があるので難しいところだが。
            でっかく「広告の内容が正しいか間違ってるかなんか知りませんよ」って書くのが詐欺広告よけには一番効果的かもかも。

            • by Anonymous Coward

              詐欺罪自体が、「騙そうとする意思があった」というのを成立要件にしているぐらいなので、「詐欺の幇助」の線引きは相当むずかしいんじゃないかな。

              少なくとも「内容を精査して明らかな間違いがあることを確認した上、騙そうとする意図も認識できたのに、故意に流布した」ぐらいの基準にするとか予防線を張っておかないと乱用されて危ない。

            • by Anonymous Coward

              広告、ということと、言論、は微妙に軸が違う気がするんですよね

              # 広告には内容についてつっこまれる各種法律、条例あると思いますし

    • by Anonymous Coward

      医師じゃないのはまさに大問題で、仮に医師だったとしたら問題のない広告だと思う。

  • 日本では、複数の患者を死なせようと医師免許を剥奪される事は滅多に無いし、複数の生徒・児童を死なせようと教員免許を剥奪される事も滅多に無い。
    この辺イタリアの免許制度は立派に機能している。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 9時58分 (#3717343)

      複数の患者の死亡や複数の生徒・児童の死亡を直接の理由として免許を剥奪するのは無理筋ですよ。
      あくまでも免許を有するものとして不正な行為をしたことを理由にしないと。
      例えば、件の医師ならば「より良い、かつ一般的に知られている治療法があるにも関わらず、エビデンスが不足している一般的ではない治療を複数回に渡り実施した(その結果死亡させた)」のように、行為を理由とする。結果の部分は理由としない。
      教員ならば、ちょっと世事に疎いので良い事例が思いつかないのですが、「生徒の模範となるべき教員が禁固刑に値する犯罪を生徒に行った(その結果死亡させた)」のようになるのかな。
      このように行為を剥奪理由にしないと、免許の有無に無関係な理由で発生した死亡のせいで免許が剥奪されるという現象が起きちゃう。

    • 複数の患者が死んだからといって免許を剥奪されたんじゃあ、難易度の高い治療をしてくれる医者が居なくなってしまうよ?
      おそらく、日経新聞によると件のイタリア人は「患者を死なせたとして禁錮刑も受けていた」そうですから、あくまでも禁固刑が理由で医師免許が剥奪されているのでないかと。
      ちなみに、日本での免許剥奪条件は以下の模様。禁固刑を受けると、日本でも免許剥奪のようですね。

      1、心身の障害により医師の業務を適正に行うことができないと判断された場合
      2、麻薬、大麻またはあへんの中毒者
      3、罰金以上の刑に処された者
      4、医事に関し犯罪または不正の行為があった者
      5、医師としての品位を損するような行為のあった者

    • 複数の患者を死なせようと、、、、

      私の知り合いに医者がいますが、ほぼ、末期ガン専門。
      患者には言えないけど、俺のところに来たら、まず、ダメって言ってた。

      沢山、死んでると思う。
      まあ、人間、誰もが必ず死ぬ。

      勝手に殺されても困るが。

    • by Anonymous Coward

      呼吸器だけ付けといて延命させるのが1番みたいになりそう

  • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 9時10分 (#3717327)

    雑誌で金持ちになる(ニュアンスの)財布だったり壺だったりを売る広告があったりするじゃないですか。
    アレはokでこれがngな理由は何なんでしょうか。
    エピデンスのない治療法の特集してる雑誌もありますし。
    クオリティペーパー()とか関係なしに、素朴に疑問です。
    #新聞と雑誌の違い?でもそれって規定あるんでしょうか?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      広告枠なら新聞社に責任はないと思うけどな。
      やばいツイートしてもツイッター社に責任はないし
      黒塗り広告を肯定してしまう。

      • by Anonymous Coward

        >広告枠なら新聞社に責任はないと思うけどな。
        既にここが間違ってる

        >やばいツイートしてもツイッター社に責任はないし
        ツイッター社はやばいツイートした人から金もらってるんか?

    • by Anonymous Coward

      法律に違反してないなら何やってもいいレベルのクオリティペーパー()なんでしょう。

      • by Anonymous Coward

        新聞雑誌の経営サイドで言えば、広告出してくれるところは大事なお客さん。

        つーか、これが朝日でなければ、こんなトピック立ちそうもないと思われ。何だかんだ言っても、朝日って信用されてるねえ。

      • by Anonymous Coward

        「正しい」ものだけを選んで載せている新聞をプロパガンダと言います

    • by Anonymous Coward

      嘘臭い広告にも新聞社はさほど目くじらは立てないが、今回のは特に癌が治るといった病気に苦しむ人を惑わす可能性の高い内容であったから、
      朝日が不適切性の指摘を受け入れて素直に対応したところを、揚げ足を取るように盛り上がってる感じ、かな?

      問題があるとすれば広告を載せた媒体よりもまず出版社だわな、普通に考えて。

      • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 13時03分 (#3717410)

        アメリカでの判例ではあるが、「ウィンター対パトナム判決 [kyoto-u.ac.jp]」という有名な裁判を代表として、
        本の内容を鵜呑みにしてひどい目に遭った読者が、出版社を相手取って裁判を起こすというのはよくあるけど…

        内容上誤った情報をもつ書物の出版者には欠陥のある製品を販売したことに対する不法行為上の厳格責任
        (後述、「不法行為上の厳格責任について」を参照)があるはずだ、と損害を被った顧客が訴えた裁判が数多くあった。
        概して、これらの裁判で原告が勝利することはなかった。

        …と、まあこういう見解が一般的なのよ。

      • 朝日新聞に限らず、胡散臭いを超えて詐欺じゃなきゃトンデモ療法だろって書籍の広告は、ほぼ毎日1面の広告に掲載されてる感じですよ。というかむしろ1面にはまともな広告は掲載されないと判断していいレベル。

      • by Anonymous Coward

        他社の権利を侵害しない限り、表現の自由は尊重されるべきだし、出版社を責めるのは難しい。

        • 他社の権利を侵害しない限り、表現の自由は尊重されるべきだし、出版社を責めるのは難しい。

          どんな本を出版するかは表現の自由だけど
          新聞がどの広告を受け入れるかもまた表現の自由なんだよね

          たとえばEM菌の広告を受け入れて提示するのは詐欺の片棒を担ぐことだと考えた新聞社が独自の判断でその広告を拒絶するのもまた表現の自由

    • by Anonymous Coward

      一つには野放しだからって推奨しているんだとは限らないということ、
      二つには今回のケースはイタリアの司法が有罪判決という公的なNG認定をしていること。

      この二つが大きいと思う。広告の内容に媒体が完全な責任を持つということは、
      その媒体が責任をもって広告を選別する判断機構がそのまま私的な言論統制機関に
      なるということで、良いことでもなんでもない。犯罪や虐待に加担するのならマズいが。

    • by Anonymous Coward

      血液クレンジングって? 「がんや老化を防ぐ」は本当か
      https://www.asahi.com/articles/ASMC75K47MC7ULBJ00Z.html [asahi.com]

      こういう記事を載せておきながら翌日には...
      ってのも今回、騒ぎになった要因の一つではないかと思う。

  • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 9時49分 (#3717339)

    野放しにしておいて何を今更すぎる

    ここに返信
  • ガーン!
    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      人命に関わることを茶化すな

  • by Anonymous Coward on 2019年11月16日 10時48分 (#3717360)

    広告なんだし。
    テレビもトンデモ医師なんかがトンデモ持論を語ってたりするじゃん。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      あちこちにトンデモ広告あふれてるのに新聞だけ叩くってのはね

    • by Anonymous Coward

      トンデモ宗教・宗派も広告出してるしなあ

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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