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2019年11月17日の記事一覧(全6件)
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インターネット

Braveブラウザー製品版、バージョン1.0に到達 19

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到達 部門より
Brave Softwareは13日、Braveブラウザーの製品版がバージョン1.0に到達したことを発表した(プレスリリースgHacksの記事The Vergeの記事VentureBeatの記事)。

Braveブラウザーはこれまでもバージョン0.xが製品版として提供されていたが、実はベータ版ではないのかと考えるユーザーもいたようだ。バージョン1.0に到達したことで、初の安定版がリリースされたと報じられている。また、閲覧したWebサイトを匿名で支援できる「Brave Rewards」がiOSにも対応し、すべてのプラットフォーム上のBraveブラウザーで利用可能になったことも同時に発表された。

Brave Softwareは2015年、Mozilla共同設立者の一人でJavaScript発明者のブレンダン・アイク氏が当時MozillaからKhan Academyに転職していたブライアン・ボンディー氏を誘い、共同で設立した。今回、当時のいきさつからBraveがバージョン1.0に達するまでの道のりをボンディー氏がまとめている。プライバシーとパフォーマンスを重視しつつ、パブリッシャーも支援するというBraveブラウザーは、Webページの広告を独自の広告に差し替え、閲覧者とパブリッシャー、Brave Softwareで利益を分配するというオプションでも話題になった。
14047634 story
映画

Disney+、古いディズニー作品の人種差別的表現に関する警告が不十分だと批判される 50

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昔々 部門より
12日に北米やオランダで正式サービスが始まったThe Walt Disney Companyの動画ストリーミングサービス「Disney+」だが、古いディズニー作品の人種差別的表現に関する警告がワーナー・ブラザースと比較して不十分だと批判されている(Mashableの記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

古いディズニー作品でしばしば人種差別的ステレオタイプが描かれることはよく知られているが、これまでは特に警告文などを表示することなく放送・販売されていた。Disney+開始にあたり、たとえば「ダンボ」でカラスのジム・クロウ(アフリカ系アメリカ人に対する蔑称)が登場するシーンがカットされるのではないかとの見方も出ていたが、これまでも放送・販売されていなかった「南部の唄」がラインアップに含まれなかったのみで、問題のあるシーンがカットされた作品はないようだ。

このような作品では作品解説に警告が含まれているが、その内容は「時代遅れの文化的描写が含まれる可能性がある」といったものだ。一方、比較されているワーナー・ブラザースでは作品開始前に独立した警告文が挿入され、かつて一般的だった民族的・人種的偏見が描かれている可能性があること、そのような描写は当時も現在も誤りであること、作品をオリジナルのまま提示しなければ差別が存在しなかったと主張するのも同然であること、が説明される。

そのため、単に時代遅れというだけでなく描き方の問題点を明示するべきだといった批判が出ており、作品解説内の警告文が目につきにくい点も指摘されている。
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国際宇宙ステーション

無重力下の長期滞在には頚静脈血栓発症リスクがあるとの研究成果 22

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逆流 部門より
宇宙ミッションで無重力下に長期間滞在すると頚静脈血栓を発症する可能性を示す研究結果が発表された(論文New Scientistの記事)。

地球上で人は体を起こした状態で1日のおよそ3分の2を過ごし、残りの時間は横たわって睡眠をとる。体を横たえると頭から足先に向けた重力による静水圧がかからなくなるため、血液や組織液の再配分が毎日発生する。一方、無重力下では常に頭に向けた血液や組織液の再配分が続く状態となり、顔面腫脹や脚の容積減少、心臓の一回拍出量増加、血漿の減少などがみられる。4か月~5.5か月の宇宙滞在で内頚静脈の容積増加もみられることから、脳静脈の流出量にも影響する可能性がある。

研究は国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在(中央値210日)した各国の宇宙飛行士11名を被験者とし、心エコー装置による測定を出発前と帰還後に各1回、ISS滞在中に2回行っている。ISS滞在中は下半身陰圧負荷(LBNP)装置による25mmHgの陰圧をかけた状態での変化も測定された。その結果、11名中7名に内頚静脈における血流停滞や逆流がみられ、うち1名は1回目の測定後に頚静脈血栓が確認されたことから被験者から外し、帰還まで抗凝固薬による治療を行ったとのこと。

無重力下における内頚静脈の血流停滞や血栓の生成は民間人の宇宙旅行や火星探査など長期の宇宙探査ミッションで人の健康に重大な影響を与える重大な発見であり、宇宙飛行中の血行動態について幅広い評価が必要となる。研究ではLBNPの使用による血流の改善がある程度見られたが、最適な使用時間や頻度は不明であり、LBNPには失神などのリスクもある。そのため、地球上と同じ状態に血管生理を復元する対策について、LBNPを含めて調査する必要があるとのことだ。
14047775 story
人工知能

Universal Dependencies 2.5がリリース 4

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解析 部門より
yasuoka 曰く、

Universal Dependencies 2.5がリリースされた。

Universal Dependencies 2.5は90の言語にまたがるツリーバンクで、UDPipe・StanfordNLP・NLP-Cubeなどの解析エンジンと組み合わせて、係り受け解析に用いることができる。半年前のUniversal Dependences 2.4から、ボージュプリー語、コミ・ペルミャク語、リッヴィ・カレリア語、モルドビン語(モクシャ)、スコットランド・ゲール語、スコルト・サーミ語、スイス・ドイツ語が増えている。また、日本語ツリーバンクUD_Japanese-GSDはCC-BY-SAライセンスに変更された(NCが消えた)ので、商用利用も可能となった。古典中国語(漢文)ツリーバンクUD_Classical_Chinese-Kyotoともども、ぜひ言語解析に使ってほしい。

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iOS

Apple、電子タバコ関連のiOSアプリ181本をApp Storeから削除 16

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削除 部門より
Appleが15日、電子タバコ(vape)関連のiOSアプリ181本をApp Storeから削除したそうだ(Axiosの記事Mashableの記事Mac Rumorsの記事9to5Macの記事)。

Appleは6月にApp Store Reviewガイドライン1.4.3を改訂し、電子タバコの摂取を助長するアプリを禁止しているが、既存アプリについては削除が猶予されていた。現在はGoogleでapps.apple.comを対象に「vape」「e-cig」などを検索すると、検索上位のアプリはすべて削除されているようだ。電子タバコの使用をやめるためのアプリは残っているが、誤って一時削除されていたらしいアプリもあった。

AppleのAxiosに対する声明によると、電子タバコ製品使用に関連付けられた肺損傷(EVALI)が公衆衛生上の危機を生んでおり、若者の間で電子タバコが流行していることから、電子タバコ関連アプリを禁止するガイドライン改定を行ったが、15日時点でApp Storeからのダウンロードもできないようにしたとのこと。

米疾病予防センター(CDC)の発表によると、13日までに報告を受けたEVALI症例は5日時点から121件増加して2,172件となっており、死者の数も3名増加して42名になったとのことだ。
14047831 story
グラフィック

Windows 10のペイント、Microsoft Storeでの提供計画は結局取りやめか 49

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計画 部門より
Windows 10 November 2019 Update(バージョン1909)のリリースに合わせ、これまでバージョン別になっていたWindows 10で削除・開発終了した機能のページが統合された。その一方で、削除された機能開発が打ち切られた機能は別のページに分割されている。

これに伴い、「ペイント(mspaint.exe)」がWindows 10 バージョン1709 (Fall Creators Update)の「活発に開発されていない」機能から「削除された機能」に移動している。ただし、その説明は「このアプリケーションは、完全なローカライズリストにない言語では使用できません。」というものであり、削除された機能の感じではない。一方、これまで記載されていたMicrosoft Storeで提供する計画と、機能がペイント3Dに統合されているという説明は一切残されていない。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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