Tesla、Tesla車で意図しない急加速が発生したという調査請求は虚偽だと反論 45
問題 部門より
headless曰く、
Teslaは20日、Tesla車のほぼすべてのモデル/年式で意図しない急加速が発生したとする調査請求を米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が受理(PDF)したことに対し、請求はTesla株の空売り人によるもので完全な虚偽だと反論した(Teslaのブログ、The Verge、Mashable、SlashGear)。
請求者は2012年式~2019年式のTesla Model S、2016年式~2019年式のTesla Model X、2018年式~2019年式のTesla Model 3で意図しない急加速が発生したと主張。123台の車両で110件の衝突事故と52件の負傷が発生したとする苦情127件を添付している。
これに対しTeslaでは、運転者が意図しない加速が発生したと主張するすべてのインシデントを調査しており、意図しない動作は発生していないと反論した。また、Model S/X/3には2つの独立したポジションセンサーが搭載されており、何らかの問題があればシステムがデフォルトでモーターのトルクをカットする仕組みになっていると主張する。
このほか、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合はアクセルペダルからの入力をオーバーライドしてモーターのトルクをカットすること、Autopilotセンサーを用いてドライバーが誤ってアクセルペダルを踏んだと判断した場合にもモーターのトルクをカットすることを挙げている。それぞれのシステムは独立しており、データが記録されるため、実際に何が起こったのか確認できるとのこと。
請求者がTesla株を空売りしていることは、17日にCNBCが報じていた。