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アメリカ合衆国

米海軍、「主砲1発あたりのコストが1億円」の駆逐艦「ズムウォルト」の引渡しを受理 104

ストーリー by hylom
どうなる 部門より

直線的なデザインが特徴的な米ズムウォルト級駆逐艦の引き渡しを、米海軍がついに正式に承認したという(FUNECO)。

ズムウォルト級駆逐艦は2基の155mm先進砲システム(AGS、Advanced Gun System)」やミサイル発射装置を搭載し、高いステルス性能と火力が期待されていた。しかし、155mm AGSで射出することを想定していた長距離対地攻撃砲弾(LRLAP)の搭載は「1発1億円」というコストを理由に中止されており(乗りものニュース)、その存在意義に疑問符が付いていた。

そういった背景から、同艦は2016年に米海軍に就役していたものの、戦闘能力が不十分だとして引渡しは行われていないという状況になっていたという。

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 12時15分 (#3806297)

    初代艦長はジェームス・カーク大佐 [wikipedia.org]。
    こっちの船長 [wikipedia.org]もTOS当時は大佐。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 13時10分 (#3806332)

      ちなみにこのジェームズ・カーク大佐(当時)は、職種が水上戦士官のため
      空母エンタープライズの艦長にはなれなかったそうです(海軍飛行士や海軍航空士でないとなれない)。
      ただし、エンタープライズ空母打撃群司令官にはなれるそうです。
      (いずれも2014年当時は)

      昔米軍の大佐の方に日本語も記載された名刺もらったことあるけど、日本語では
      大佐ではなく一等海佐と書かれていたな。

    • by Anonymous Coward

      名前だけで艦長に選ばれたんじゃないかと勘繰ってしまったじゃないか

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 8時51分 (#3806164)

    トマホークミサイルが2億円らしいからそっちでいいよってなっちゃいますね...

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 9時21分 (#3806185)

    この話はつまり、(コスト当たりの)戦闘能力が不十分ということだよね。
    別に予算が無限にあれば一発いくらだろうが問題にはならないし。

    今回の長距離対地攻撃砲弾というやつは、砲弾とはついてるけど誘導弾なわけでしょ。
    射程延長のためロケットがついてたり、ミリ波で誘導できたりするから高くなる。

    高いならこの砲弾を使う砲の搭載を止めたらいいのに。
    やはり射程を伸ばさないといけない理由があるんだろうね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 17時24分 (#3806460)

      アメリカ軍、特に海兵隊は前大戦の経験から「上陸戦前の艦砲射撃」という物に絶大な信頼をおいてるんですよ。
      特に砲弾はミサイルと違って鉄量を発揮しやすい。必要なのはピンポイント攻撃じゃなくてなにもかも吹き飛ばす砲弾の雨。
      ところが近来の戦闘艦艇の主砲は小型化し、連射力はともかく威力や射程距離の面で艦砲射撃としての効果が薄くなり、かと言って今更戦艦を作ったり維持したりするワケにも。
      ズムウォルトの主砲はそれへの対応って意味もあったワケで……。

      ただまぁ、どうせだからと色々な機能を追加してしまった結果、えらいコスト高という本末転倒な事態に。まぁ、あるあるですな。

    • by Anonymous Coward

      ズムウォルト級駆逐艦が3隻で打ち切りなので、新たな砲の開発コストを払いたくないとか?
      せっかく作っても6門しか売れないわけだし。

    • by Anonymous Coward

      本来ズムウォルト級は艦砲にレールガンを搭載する予定だったのです。そうすれば巡航ミサイル並に射程も広くなるし、さらに飛翔速度も速いと……。
      でも結局開発が間に合わず、AGSなんて中途半端なものを装備した結果がこのざま……。レールガンは開発終了したらAGSと取り替えるという話を以前は見たけど、今はどうなってるのかな。

      • by Anonymous Coward

        ここまで来たら、新兵器の試験用に一門位は換装するんじゃないかな…?

      • by Anonymous Coward

        艦船って長けりゃ半世紀かそれ以上使う物だし竣役当時に実用化されていない装備でも
        長い艦暦の中で換装する機会も出てくるはずでそんな場合にレールガンの加速路やそれに伴う電源の引き回しを考慮した艦隊構造というのは生きてくるんんじゃないかな。

    • by Anonymous Coward

      艦自体がAGS搭載を前提に設計されてるので他の砲に付け替えるだけでもかなり大変だし、付け替えた場合は既存の駆逐艦より高価な割にはそのメリットが少ないものになってしまう。
      なので「高いならこの艦の配備をやめたらいいのに」とも言われていたけど結局引き渡しが成立したという話。

    • by Anonymous Coward

      リンク先読んだ方がいいよ。

      当初予定より数が減ったので、一発当たりのコストも高くなって、最終的に完全にボツに。

      >別に予算が無限にあれば一発いくらだろうが問題にはならないし。
      それは違うんじゃないかな。
      予算が青天井でも、より安価で効率の良い攻撃手段があれば、そっちの方を購入するから。

      • by Ryo.F (3896) on 2020年04月29日 18時10分 (#3806479) 日記

        予算が青天井でも、より安価で効率の良い攻撃手段があれば、そっちの方を購入するから。

        「予算が青天井」ってのがあり得ない仮定なので、議論するのもアホらしいけど、本当にそうなら、「安価で効率が良い」なんて基準で選ぶはずがない。
        費用を度外視して、目的に最も合う方法を選ぶ、ということになる。
        安価かどうか、なんてのは、予算に限りがあるからそう思うだけ。

        現実的には、予算には何らかの制限なりトレードオフなりがあるので、安価かどうかがまったく顧みられない、なんてことは発生しない。

    • by Anonymous Coward

      逆にLRLAPと同射程距離(118km、将来は185kmへの延伸を予定していた)級の無誘導RAP砲弾を用意すればよい(射程44kmのBLRP:Ballistic Long Range Projectile弾も開発挫折)。
      価格は精々在来弾の二倍程度だろうと書きたいところだが、完全新設計=新規格の155mm砲なので、従来の155mm砲弾とは一切の互換性がなく、唯一限定量産(200発前後とも)されたのが、件の「1発1億円」のLRLAP弾だという救われなさ。

      なおこのAGS155mm砲は、砲身を鉛直に立てて下から立てた砲弾と別体の薬莢を装填する分離薬莢砲らしく、砲塔内の給装弾機構はシンプルになっているのだろう。
      或いはそれも開発初期の、垂直方向に誘導砲弾を打ち出す垂直発射砲案の残滓かもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 9時37分 (#3806198)

    素人にはようわからん
    どこの所属でどう働いてたんだろう

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 10時35分 (#3806239)

      自衛隊だって在日米軍だって、民間(法)人の土地を借りている事は普通にある。

      • by Anonymous Coward

        ああ、製造元の持ち物のまま海軍が借用してた感じかね

    • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 10時50分 (#3806250)

      実験艦隊に所属していたらしい。
      日本の海上自衛隊でいうところの試験艦という扱いではないかと。

      戦闘能力という意味でも並の駆逐艦より砲の数も多いしVLSの搭載数もアーレイバーグ級の64セルより多い80セルなので
      議会が言うように戦闘力が足りないって事は無いんだろうけど
      調達数が少ない事から艦隊編成が難しくなることが懸念されて引き取り手が無かったんじゃないかと思う。

      • by Anonymous Coward

        ズムウォルトが佐世保に配備されるかもというニュースを見たことがあるけれど本当に来たりするのかな

    • by Anonymous Coward

      ナッチャンWorldみたく民間で就役してたってことかな?
      で、軍に籍が移ると。

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 9時38分 (#3806200)

    2年くらい前にみた夢で、船尾を下にして海上にそそりたつ現代アートのようなオブジェがあり、同行した人にそれが何か尋ねた。
    「これはズムウォルト」
    と返答があった。
    自分はズムウォルトというものがなんなのか知らなかったので、彫刻家かこれの作品名だろうと思っていた。
    ここで目が覚めて、ズムウォルトとは何のことなのかを調べ、それが艦艇の名前であることを知った。

    いや、それだけの話なんだけどね、この記事を見て思い出したってこと。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      船尾を下にして海上にそそりたつ現代アート

      それはFLIPかな
      https://en.wikipedia.org/wiki/RP_FLIP [wikipedia.org]

      • by Anonymous Coward

        夢って言ってるじゃん。ズムウォルトがなんなのか知らなかったにもかかわらず夢の中でその名前が出てくるというのは不思議だが

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 11時17分 (#3806263)

    実用化間近のレールガン砲やレーザー砲搭載艦とか
    大電力が必要なので原子炉とか搭載するんだろうか?
    コストはレールガンは1発数百ドルらしい
    レーザー砲は一発数十ドル

    ステルス機能はフィラデルフィア計画である程度有効だったはず
    こちらであれは既存装甲で問題ないはず
    なぜ研究中止になったんだろうか?
    それとも秘密裏に継続されてるのだろうか?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      原子力空母ならいっぱいあるじゃない
      問題は「戦艦」というもの自体がもう随分前から時代遅れになっていることかと…
      大型艦にするなら直接火力よりも航空機なんかを積んだ方がいいし
      ICBMなどの超長射程兵器を積むならそもそも「艦」である必要性そのものが無くなってしまうわけで

      • by Anonymous Coward

        > 問題は「戦艦」というもの自体がもう随分前から時代遅れになっていることかと…
        戦艦なんて太平洋戦争時点でオワコン

        • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 17時15分 (#3806453)

          でもなくて、対地砲撃はコスト面では有効なので戦争なったら戦艦を現役復帰とかさせてた。
          実際ミズーリって湾岸戦争で活躍してたわけで。
          21世紀の戦艦を作る野望の流れでズムウォルト級が出てきたわけだが、コストが合わずになってしまった。
          なのでコストに見合えば戦艦みたいなのは欲しいわけ。

        • by Anonymous Coward

          だから艦隊を構成する各艦各々の機能を合わせて戦艦相当の機能と、加えてダメージコントロールとダメージリカバリー性を狙ったのが、アーセナル・シップ計画。
          結局推進者ジェレミー・マイケル・ボーダ大将の別件スキャンダル(本人に責のないテールフック事件=セクハラ問題)に伴い生じた海軍上層部権力闘争の末の自殺と、連邦議会のアーセナル・シップ予算案否決で、打ち切りとなった。

      • by Anonymous Coward

        だからさ、新兵器で状況変わるんじゃないのか?って話だよ
        レーダーに映らない戦艦が近づいて敵空母の弾薬庫や原子炉にレールガン一発当てるだけで沈黙させることが出来る
        空母艦隊であればそれで見つかって戦闘機群が飛来するが
        対艦ミサイルの射程外からパルスレーザーで簡単に迎撃粉砕できる
        しかも、命中率は100%

        ここに無敵艦隊が誕生する

        航空機による優勢の時代は終わる!

    • by Anonymous Coward

      ファンタジー混じってるぞ。

    • by Anonymous Coward

      大電力は原子炉じゃなくてもまかなえるんじゃないの。
      原子炉の神髄は無補給にあるのではないか。

  • 一分間に20億円消費するんですね。戦争は高いなぁ。
    でも主砲が6秒間隔で撃てるってすごいっすね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      主砲といっても太平洋戦争時代とは違って155mmなので戦車砲と同程度の口径だよ。
      別コメントによると旋回砲塔ではなく垂直発射らしいので、砲身が船体に固定されているから装弾が速いんだろうね。

      • by Anonymous Coward

        第二次大戦時の艦船の主砲なら、軽巡洋艦の主砲の口径だね。

      • by Anonymous Coward

        >旋回砲塔ではなく垂直発射らしいので

        違う.砲身立てるのは給弾か何かの時の話では?

        あと各国の艦艇に乗ってる5インチクラスの速射砲なんかだと(即応弾で)毎分20-40発ぐらいの速射ができたりするんで,そこまで速いというわけではない。

      • by Anonymous Coward

        確実に沈められるのであれば、安いかと。

    • by Anonymous Coward

      > 一分間に20億円消費するんですね。戦争は高いなぁ。
       
      確かに。日銀砲より高レートですね。

    • by Anonymous Coward

      ズムウォルトじゃなくてももうずいぶん前から艦砲の連射速度はそんなもんだよ。

      オート・メラーラ 127mm砲
      https://youtu.be/-unZOJEZjC4?t=298 [youtu.be]

  • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 14時41分 (#3806377)

    LRLAPの価格を大きく押し上げてしまった大元の原因は、ズムウォルト級の建造計画が当初予定の32隻から [trafficnews.jp]
    わずか3隻へ縮小されてしまったことにあります。当然主兵装たる155mm AGSから発射されるLRLAPの生産計画も
    大幅な見直しを余儀なくされ、調達予定数は計画の1割を割り込む1800~2200発にまで削減されてしまいました
    (ズムウォルト級は1隻あたり600発搭載可能)。そして量産効果による価格低減の見込みがなくなってしまった結果、
    LRLAPのコストは1発あたり500万円以下の見込みから1億円へと実に20倍も膨れ上がってしまったのです。

    当初のLALAP購入予定数が今の10倍の22,000発で、単価が500万円だったとして、トータルコストが1千100億円
    で、結局購入数が1/10の2,200発になったら、単価が1億円になった。トータル2千200億円

    え?22,000発製造させて買った方が、払う金は半分になるんですけどw(で、10倍の数の弾が手に入る)
    弾数絞る意味なくね?

    メーカーも吹っ掛けすぎw
    開発費回収するにしても、生産数減らすと単価が増えるのはわかるが、トータルコストが増えるってどういうことよ。
    しかも2倍ってwww

    欲かいてそんなことやるから、

    長距離対地攻撃砲弾(LRLAP)の搭載は『1発1億円』というコストを理由に中止されており

    って言う風に元も子もなく全部失う羽目になるw

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年04月29日 17時35分 (#3806466)

      意外と知られてないんですけど、砲弾って長期間保存すると「腐る」んですよ。
      色んなものが。
      だから必要に応じて生産するしかない。当然ラインは小さいし、維持費用誰が払うって話ですわ。

      いや、今現在どっかと派手に戦争していてバンバン砲弾を消費してくれるなら別ですけど、今のアメリカ海軍の状況は違うでしょ。

    • by Anonymous Coward

      受注競争があるから、もともとは開発費をメンテナンス費に繰り込んでダンピングしてたってことじゃないかな。

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