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2020年6月9日の記事一覧(全12件)
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Facebook

Instagram曰く、APIを使用して写真をWebページに埋め込むには権利者の許諾が必要 7

ストーリー by hylom
まだまだ揉めそう 部門より

headless曰く、

InstagramがArs Technicaに対し、Instagram APIを使用して写真をWebページに埋め込む場合は利用規約のサブライセンス条項が適用されず、個別に権利者から許諾を得る必要があると述べたそうだ(Ars TechnicaThe VergeThe Next Web)。

Instagram APIによる写真のWebページ埋め込みに関しては、写真の無断使用で訴えられたMashableがサブライセンスによる許諾を主張し、ニューヨーク南部地区連邦地裁が権利者から直接許可を得なくても著作権侵害にならないとの判断を4月に示している。一方、同様の写真使用で訴えられたNewsweekもサブライセンスによる許諾を主張して棄却申立を行ったが、ニューヨーク南部地区連邦地裁の別の判事は6月1日、この段階では許諾の有無を判断できないとして申立を却下した(PDF)。Instagramの見解は、APIによる写真のWebページ埋め込みが利用規約で認められているとの主張を否定するものとなる。

このような裁判では従来「第三者のサーバーに保存された写真をWebページに表示しても、Webページ側は著作者の展示する権利を侵害しない」という「Server Test」と呼ばれる第9巡回区控訴裁判所の2007年判決に従って判断されてきた。Newsweekの棄却申立では写真の使用がフェアユースに当たるとの主張も却下されており、Newsweek側に残された有力なカードはServer Testのみとなる。ただし、2018年にはニューヨーク南部地区連邦地裁のまた別の判事がServer Testを無効と判断している。Ars TechnicaではNewsweekの件が連邦地裁で決着せず、第2巡回区控訴裁判所が審理することになれば、Server Testの今後を左右する注目の裁判になるとみているようだ。

14205637 story
テクノロジー

オートパイロット中と思われるテスラ車、停車中の事故車にまっすぐ突っ込む 107

ストーリー by hylom
動いていないと検知できない? 部門より

Anonymous Coward曰く、

台湾の高速道路で、自動運転中のTesla Model 3が横転したトレーラーに突っ込む事故が発生した(ギズモード・ジャパン動画)。

天候は悪くなく視界は良好だが、ドライバーは目の前の横転したトラックを見て車線を変えることも減速することもなく、そのまま直進し、止まり切れないタイミングで急ブレーキをかけたが、そのまま衝突した。

おそらくオートパイロットを過信して、まったく前を見ていなかったように思われる。当然、オートパイロットを過信した運転手が悪いのだが、テスラ車はドライバーが前を向いているかどうかを監視していないため、このような事故は今後も一定数は起こると考えられる。

なお、ドライバーの命に別状はないという(カラパイラ)。

14205640 story
Facebook

Facebookが「国の支配下にあるメディア」に対するラベル付けを開始。こういったメディアによる広告も禁止 67

ストーリー by hylom
そうなるの 部門より

Anonymous Coward曰く、

Facebookが6月4日、表示されるニュースの提供元を明確にする取り組みとして、「国の支配下にあるメディア」にラベル付けを行うことを発表した(ロイターCNET JapanGIGAZINESlashdot)。

これは先日報じられた、SNS規制強化を巡る動きの中でFacebookが行動を示さないことに反発が上がっていることへの対応だという。2016年の米大統領選挙では、外国勢力によるSNSでの活動が選挙結果に影響を与えたとも言われており、今年11月の米大統領選を踏まえて、夏以降にはこれらメディアからの米国民を対象とした広告の掲載も禁止するという。

対象となるメディアとしては、中国の新華社通信やCCTV、ロシアのRussia TodayやSputnik、それにイランのプレスTVなどが挙げられている。リストは随時更新される予定。なお「国の支配下にある」は財務上や法律上の話に限らず、政府による圧力から保護する措置がないなど、編集の独立性が保証されていない場合も含まれるとのこと。

14206435 story
グラフィック

六角大王Superが販売終了 18

ストーリー by hylom
まだ生きていたのか 部門より

90年代にCGをかじっていた人なら知っているだろう老舗3DCGツール「六角大王Super」の販売が6月5日で終了されたとのこと(セルシスの製品ページ窓の杜)。

六角大王シリーズについては、2011年にセルシスがその権利を取得し、その後同社が販売・サポートを行なっていた。

六角大王といえば、独特なインターフェイスで左右対称の3Dモデルを作成できるツールという印象が強いが、商用版の六角大王Superはポリゴン編集機能も搭載している。

14206451 story
ビジネス

やよい軒、自動でご飯をよそう機械を全店に導入 117

ストーリー by hylom
そういうシステムになるのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

定食屋チェーンのやよい軒が、ご飯を自動的によそう機械を導入する(ITmedia)。

やよい軒は定食のセルフサービスでのご飯お代わり無料サービスを行なっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大ごは店員に申告してご飯のお代わりをもらう形態になっていた。これが「頼みにくい」という話になったために機会を導入したという。一口(50g)、小盛(100g)、並盛(150g)、中盛(200g)の選択が可能とのことで、あとちょっとだけ食べたいという需要にも答えられるものになっている。

写真を見る限り、導入されたのは不二精気が病院食向けに開発したもののようだ

14206475 story
携帯通信

楽天モバイルの販売するスマホ「Rakuten Mini」で公開されている仕様とはバンド対応が異なるものが見つかる 44

ストーリー by hylom
どうしてこうなる 部門より

楽天モバイルが販売するスマートフォン「Rakuten Mini」で、製品ページに記載されているものとは異なる周波数帯に対応するものが出回っているという( INTERNET WatchTogetterまとめAndroid Plus)。

対応周波数帯が異なっていたとしても、楽天モバイルの通信網で利用する場合は問題がないが、それ以外の通信網を利用する場合に問題が発生する可能性がある。特に、Rakuten Miniで利用できることが確認されているIIJmioのeSIMの利用に支障が出る可能性があるようだ。

14206484 story
ニュース

超音波を脳の特定領域に照射することで、意思決定を偏らせることに成功したとの報告 17

ストーリー by hylom
毒音波 部門より

Anonymous Coward曰く、

超音波を脳の特定領域に照射することで、猿の行動を制御できるという研究結果が発表された(Science Advances掲載論文ギズモード・ジャパン)。

これまでもマウスの脳のニューロンを超音波を使って刺激できることは分かっていた。しかし、大型の動物においても高周波音波によって神経調節作用を引き起こせるのかどうかは、はっきりと分かっていなかったという。

今回の実験は、マカク属のサル2匹を使って行われた。研究者らがサルの左の前頭眼野を刺激した際、サルたちは右のターゲットに目をやることが多く、逆の場合も同様に左側を見る結果が出た。事前に訓練したにもかかわらず、サルたちが超音波に影響されてターゲットに目をやった確率は倍以上に増えたとしている。この手法を使うことで「調子の悪い神経回路を通常の状態に戻せる可能性がある」とし、アルコール中毒や過食症の治療につながる可能性があるようだ。

14206497 story
医療

全身麻酔で意識が失くなる理由がついに解明される 49

ストーリー by hylom
微細な観察 部門より

tamaco曰く、

長らくその作用原理が知られていなかった吸入型の全身麻酔について、そのメカニズムが解明されたという(PNAS掲載論文カラパイア)。

この研究では、細胞をクロロホルムに浸した際に発生する作用を超解像顕微鏡で観察したという。その結果、クロロホルムが脂質クラスターの動作に影響を与え、その結果神経信号を伝達する役割をもつカリウムの細胞膜の通過が阻害され、それによって意識が消失することが分かったという。

14206507 story
医療

Apple WatchのECG(心電図)機能が日本でも提供開始か、同社の認定登録が確認される 39

ストーリー by hylom
ついにサポートか 部門より

Appleが日本における医薬品等の製造登録を受けたそうだ。これによって近いうちにApple Watchの心電図測定機能(EGG)が日本でも利用可能になるのではないかとの話が出ている(ITmediaEngadget日本版)。

Apple WatchにはEGGが組み込まれているが、この機能の提供には医療当局からの認可が必要であるため、現状日本では利用できない(過去記事)。

14206573 story
バグ

アカウント情報流出通知サービス「Have I been pwned?」、通知メール内のテキストが原因でSQLインジェクション脆弱性を意図せず突く 38

ストーリー by hylom
面白おかしい 部門より

headless曰く、

アカウント情報流出通知サービスHave I been pwned?(HIBP)からの通知メールがIT資産管理ツールGLPIのSQLインジェクション脆弱性を意図せず突き、GLPIを使用している企業のヘルプデスクに登録されていたサポートチケットをすべて上書きするトラブルが発生したそうだ(fyr.ioThe Register)。

問題の脆弱性CVE-2020-11032はSQLインジェクション文字列を含むチケットを登録し、addme_assignまたはaddme_observerボタンをクリックするとSQLインジェクションが引き起こされるというものだ。この脆弱性はGLPI 9.4.6で修正されており、問題発生時にはGitHubで既に公開されていた。しかし、この時点ではGLPIプロジェクトのダウンロードページは更新されておらず(5月29日のInternet Archiveスナップショット)、影響を受けたMatt氏の会社では脆弱性のあるGLPI 9.4.5を使用していたそうだ。現在はGLPIプロジェクトのダウンロードページでもGLPI 9.4.6が公開されているものの、あわてて差し替えたのかバージョンの下には9.4.5と同じ日付(18/12/2019)が記載されている。

HIBPからの通知メールには「';--have i been pwned?」というロゴが入っているのだが、画像ではなくテキストであり、これがSQLインジェクションを引き起こしたらしい。Matt氏の会社ではヘルプデスクのサポートアドレスを通知先としてHIBPに登録しており、このアドレスで受信した電子メールは自動でチケットに登録される仕組みになっていたという。そのため、Matt氏がチケットを自分に割り当てたところSQLインジェクションが引き起こされ、登録済み全チケットの説明フィールドの内容が消去されてHIBPロゴの一部に置き換えられてしまったとのこと。

Matt氏は実験を繰り返し、「';-- "」の6文字を入力したフィールドが影響を受けることを確認。ここまで手間をかけたうえでバグを報告しようとGitHubページを訪れたところ、1か月近く前に修正済みだったと知ることになる。チケット自体は前夜にバックアップを取っていたため、失われたデータは少なかったとのことだ。

14206582 story
グラフィック

AIで非実在人物の写真を生成するサービスが登場 64

ストーリー by hylom
素材はあるけどそのものは実在しないという不思議 部門より

Anonymous Coward曰く、

商用の素材画像提供サービスを手がけるイメージナビが、AIによるコンテンツ自動生成技術を手がけるデータグリッドと提携してAIが生成した人物画像の販売サービス「INAI MODEL(ImageNavi AI MODEL)を開始した(ITmedia)。

似た人が存在する可能性はあるが、多分そこは問題ではなくて「実在しない人物」であることが重要なのだろう。

実在の人物の写真をAIで加工することで、実在しない人物の写真を生成する。価格は2万900円~3万3,000円(税込)。また、持ち込んだ画像の顔をAIで加工して架空のモデルの写真にするサービスも行うという。
14206865 story
SNS

性被害を受けた女性をTwitterで誹謗中傷する行為に対する裁判が提起される、投稿をリツイートしたユーザーも訴訟対象に 151

ストーリー by hylom
RTも情報発信 部門より

Anonymous Coward曰く、

「枕営業」などのテキストと共に特定の事件を想起させるようなイラストなどをTwitterに投稿した漫画家と、それを繰り返しリツイートしたTwitterユーザー2名、合計3名に対し、それらの投稿が名誉毀損に当たるとして損害賠償を求める裁判が起こされた(朝日新聞)。

原告へのインタビューによると、今回の訴訟では複数のサイトを横断して誹謗中傷となる投稿を調べ上げ、拡散される投稿を行なったユーザーを絞り込んだという。現時点では投稿者の個人情報開示請求は行なっていないが、訴訟を担当する弁護士によると、「Twitter社に開示請求をしなくても個人を特定する方法はいくらでもある」という。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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