遠藤周作の未発表小説が発見される 24
ストーリー by nagazou
巨匠の隠しアイテム 部門より
巨匠の隠しアイテム 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
遠藤周作の未発表だった小説が見つかったそうだ。
この作品は「影に対して」というタイトルで、遠藤家から長崎市の遠藤周作文学館に寄託された資料から発見されたという。本人による草稿2枚と、秘書による清書原稿104枚から構成されている。57年前の昭和38年3月以降に執筆されたものである模様。
遠藤周作の死後、未発表の小説が見つかるのは初めてだとしている。
(NHK)
狐狸庵先生 (スコア:1)
昭和38年段階で秘書が清書するほどの売れっ子だったのかと調べてみたら、狐狸庵を名乗りだしたのが昭和38年。
それだけじゃなくて
> 1959年(昭和34年)
> 11月 - マルキ・ド・サドの勉強/さらに理解を深めるために夫人を同伴してフランスに旅行、翌年1月に帰国。
> 1960年(昭和35年)
> 4月 - 帰国後に体調を崩し、東京大学伝染病研究所病院に入院。年末に慶應義塾大学病院に転院。
> 1961年(昭和36年)
> 1月 - 3回にわたり肺の手術を行なう。一時は危篤状態までに陥ったが、奇跡的に回復する。
> 1962年(昭和37年)
> - 5月、退院。
> 1963年(昭和38年)
> 3月 - 町田市玉川学園に転居。新居を「狐狸庵」と名付け、以降「狐狸庵山人」という雅号を使い始める。
という時期なので、体調のすぐれない時期で長い原稿を自筆する体力はなかったのかも。
Re: (スコア:0)
狐狸庵閑話を「こりゃあかんわ」と発音させたセンスは流石だなあ、と今でも思う。
Re: (スコア:0)
「イザヤ・ベンダサン」(=いざや、便、出さん)を日本人と推察した眼力は鋭い(ぐうたら人間学)。
遠藤周作氏の著作物は読んだ記憶は無い (スコア:0)
「遠藤周作 狐狸庵先生」のネスカフェ・ゴールドブレンドTVCMで知るだけ。
Re:遠藤周作氏の著作物は読んだ記憶は無い (スコア:2)
始めた自分の小遣いで買った文庫本が「おばかさん」だった。
70円くらいだった。
Re: (スコア:0)
ネスカフェのCMに出た小説家で思い出せるのは阿川 弘之くらいか。
北杜夫はエッセーで知っただけ。
ウィキペ恐るべし
https://ja.wikipedia.org/wiki [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
遠藤周作を知っているのは1972年以前生まれのジジイだ!
と思ったら2008年にもやってたのね(ホッ)
Re: (スコア:0)
さすがに0歳児が記憶しているわけはない。1960年代の遺物じゃないと。
あと、ポリティカルコレクトネス的に
s/ジジイ/ジジイ・ババア・またはどちらでもない高齢者/
を要求します。
これを書いた際の著者の心境を (スコア:0)
のべよ
Re: (スコア:0)
沈黙
Re: (スコア:0)
おーい、でてこーい
Re: (スコア:0)
あんさん、それ星新一やで
Re: (スコア:0)
星新一の短編で、発言がそのまま題名になった作品は、「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」くらいしか思い出せない。
Re: (スコア:0)
ロドリゴ神父だって神様だって「沈黙!」って発言してたわけじゃないですよ?
#話の筋が読めないので元の (#3844234) にからめてみた
Re: (スコア:0)
元ネタは選択問題4つで全部合ってるのにとぼやいた奴ですね。
狐狸庵閑談の「受験産業屋を批判する」で述べられています。
#無粋だとは思いますが、ざっとググったレベルでは都市伝説程度でしか語られてないことが多いので出典を。
Re: (スコア:0)
https://phenotex.hatenadiary.org/ [hatenadiary.org]
> 遠藤周作氏が『狐狸庵閑談』(PHP文庫)という著書の「受験産業屋を批判する」という章で、
> 自分の小説の一部が入試に出題され、自分の解答と模範解答が違っていたとのエピソードを
> 書いている。「文中の主人公の次の行為を、どのような心理で行なったか」という問で、
> 四つの選択肢があり、遠藤周作氏は四つすべてに丸じるしをしたとのこと。深層心理まで
> 含めて複雑に交錯しあった人間心理を「ひとつ」に決めさせる画一的な読み方に対して
> 「抗議したい」と怒っている。
書いた際の著者の心境だったら「眠い」「腹減った」「締め切りまであと何時間?」
「原稿料幾らだっけ?」とかいろいろある。
Re: (スコア:0)
日本の受験(現代)国語では、例文・問題文範囲から読み取れる分だけが、回答・正解となる。
それが著者の主張に反していようが、作品中の別の場所に真反対の記述があろうが。
売れなかった原稿? (スコア:0)
「バーナード嬢曰く」曰く
遠藤周作が死んで24年だぞ。いまさら発見された未発表原稿が傑作のわけがないだろ。
#言ったのは神林しおり。ディックの未翻訳本について言った。
Re: (スコア:0)
手塚治虫の秘密の絵が見つかったのは没後何年だったかな
面白い保証はないけど
息子/娘の目から見た遠藤周作たち (スコア:0)
阿川佐和子×遠藤龍之介×斎藤由香×矢代朝子 座談会〈前篇〉〈後篇〉
https://www.bookbang.jp/review/article/525024 [bookbang.jp]
https://www.bookbang.jp/review/article/527413 [bookbang.jp]
Re: (スコア:0)
似たような本ってあるもんだな。
「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」。水木しげる・赤塚不二夫・手塚治虫の娘の鼎談。
そういえば小説家の娘で小説家ってよくいるけど、漫画家の娘で漫画家は大島永遠と板垣巴留しか知らない。
Re: (スコア:0)
吉沢やすみの娘の大月悠祐子も有名ですね
Re: (スコア:0)
漫画家の血縁 [atwiki.jp]というページは見つけたけど
いっぱい書いてある割に名前だけで何者なのか書いてないのが多くてわかりにくいですね。
このページで漫画家の娘が漫画家だとわかるのは、
「•大島やすいちの妻が漫画家の川島れいこ。長女が漫画家の大島永遠。次女が漫画家の三島弥生。」
の行くらいか。
そういえば「漫画家の息子で漫画家」もまず聞かないな(探せばいるんだろうけど)。
漫画家って家で仕事してる人も多いし、身近で見ていると創造する素晴らしさ以上に
修羅場を見て、職にはしたくなくなるんじゃないかと勝手な想像。
Re: (スコア:0)
>漫画家って家で仕事してる人も多いし、身近で見ていると創造する素晴らしさ以上に
>修羅場を見て、職にはしたくなくなるんじゃないかと勝手な想像。
と書いて思ったのですが、今回のコロナ騒動によるテレワーク・在宅勤務で
親が働いている姿をはじめて見た子供も多いことでしょう。
「親と同じ仕事につきたいか、つきたくないか。またそれは今回ので変化したか」
を全国のお子さんに聞いてみたいですね。