シャープ、青果用に冷えすぎず12℃を維持し続ける保冷剤を開発。液晶の技術を応用 15
ストーリー by nagazou
応用範囲は広そう 部門より
応用範囲は広そう 部門より
シャープが青果専用に12℃を維持し続ける「適温蓄冷材」を開発したそうだ。すでに食品宅配サービスの「パルシステム」が7月20日から利用しているという。一般的に食糧輸送などに使われている蓄冷材は、0℃(融点-1℃〜1℃)となっており、冷やしすぎて野菜などを凍らせたり、変色させてしまう低温障害事例があったという(シャープリリース、Engadget)。
今回はシャープの開発した適温蓄冷材は、液晶ディスプレイが寒冷地でも凍結しないようにするための技術を応用したもの。0℃の蓄冷材は凍結時間にも約18時間以上の時間が必要だったが、適温蓄冷材はこれを約12時間にまで短縮。時間短縮だけでなく、凍結に必要な必要なエネルギー量も少なくできたとしている。繰り返し使用可能な回数は1000回以上だとしている。
今回はシャープの開発した適温蓄冷材は、液晶ディスプレイが寒冷地でも凍結しないようにするための技術を応用したもの。0℃の蓄冷材は凍結時間にも約18時間以上の時間が必要だったが、適温蓄冷材はこれを約12時間にまで短縮。時間短縮だけでなく、凍結に必要な必要なエネルギー量も少なくできたとしている。繰り返し使用可能な回数は1000回以上だとしている。
デサントのコアクーラー (スコア:3, 参考になる)
12℃で手を冷やすことで深部体温を下げるコアクーラーという製品も出てますね。これも蓄冷材はシャープ製だそうです
夏の就寝時に使うといいらしいんですが、なかなかいいお値段……
-2℃とか色々バリエーションが有る模様。 (スコア:2)
昔、sradで日本酒バージョンの記事を見たと思ったら、minetさんの日記 [srad.jp]でした。
Re:-2℃とか色々バリエーションが有る模様。 (スコア:1)
Re:-2℃とか色々バリエーションが有る模様。 (スコア:1)
桃をひやすのに適切な温度が設定できるといいです。
桃は冷蔵庫に入れると甘みがなくなります。食べる直前に氷水で冷やして食べていますが、保存に適切な温度で設定できるといいなあ。
上手い書き方するなぁ (スコア:1)
>適温蓄冷材はこれを約12時間にまで短縮。時間短縮だけでなく、凍結に必要な必要なエネルギー量も少なくできたとしている。
裏返せば保冷能力が比較物質と比べで劣る訳で、同等の性能出すには量が必要なのでは?
想定使用用途なら、良いのかもしれないけど…
Re: (スコア:0)
ケチ付けたいからってうまい書き方するねぇw
そもそも同等の冷却性能は出ちゃ困るし、同等期間のために必要な量(体積)的な話でも比較物質では使ってた緩衝材分は減るから効率的になるって話なのにね
Re: (スコア:0)
過剰に熱を吸収しない構造なら、そのぶん低コストで持続するということだから、
目的を考えるなら劣っていることにはならないのでは?
I2C (スコア:0)
i2cバスインターフェイスで保冷制御かと空目しました。
やだね老眼は。
食品宅配サービス (スコア:0)
冬場は温めて配送してくれるんだろうか
Re: (スコア:0)
北海道では、凍らせないために冷蔵庫に入れるってホントですか?
台所の室温が-10℃とか。
寒冷地仕様の冷蔵庫は、ヒートポンプを逆に動かすスイッチ(エアコンの冷暖切り替えのような)が
あるってのはホントですか?
Re: (スコア:0)
12℃なら冬場は保温材としても使えそうだね。
買えない世界 (スコア:0)
最近、この手のニュースが出ても軒並み売り切れで買えない、予約も受け付けないということがよくありますね。
そういうことが続くと、どうせまた買えないんでしょと購買意欲自体だだ下がり
Phase Change Material (スコア:0)
Phase Change Material
凝固温度が12℃の相変化物質は昔から各社が出しており目新しさが無いため
「青果配送を目的とした専用の蓄冷材(保冷剤)として業界で初」という注釈付きになっていますね
既にあったような? (スコア:0)
温度別の保冷剤があるというのはテレビで見たことあるけど
インド人だったかな、最初見た目怪しい会社と思ったら
保冷剤の専門家が日本で会社起こしたとか
元々は別の用途で開発してだけど良いものが出来たので
それ専門にやるというパターンだったかと