GDPが戦後最悪の落ち込みに。緊急事態宣言の影響による経済停滞の影響は大きく 180
デジタル化だけではどうにもならないような 部門より
項目別には「個人消費」はマイナス8.2%、「輸出」はマイナス18.5%だった。個人消費は1980年代以降では最悪だったとされる14年4~6月期(4.8%減)を超えた。企業の設備投資も1.5%減と第2四半期ぶりのマイナスになった。輸出に関しては、自動車の輸出、外国人観光客の減少により落ち込んだことから18.5%減となったとしている。またテレワークの普及などで残業代が減少し、6月の所定外給与は前年比で24.6%減、実質賃金も同1.9%減になっているという(Reuters)。
6月に関しては特別定額給付金などの効果で若干持ち直しているようだが、効果が切れる8月以降は社会的な不安が掲載されやすくなるとしている。西村経済再生担当相は、17日に行われた記者会見で、緊急事態宣言で人為的に経済を止めていたことが影響したとし、政府の支援を活用してデジタル化などの業態転換を進めるよう話しているという。