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医療

「難病が治せる」として糖尿病患者のインスリン投与を止めさせた祈祷師、最高裁は殺人罪で有罪判決 70

ストーリー by nagazou
反ワクチンも同じ扱いになるか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2015年に1型糖尿病を患った栃木県宇都宮市の男児の両親に対して、自称祈祷師の男性がインスリン投与を中止させた結果、患者が死亡するという痛ましい事件があったのだが、最高裁は24日、「未必の殺意」があったと認定して、殺人罪で懲役14年6ヵ月とした二審の判決を確定した(時事通信の記事, 朝日新聞の記事)。

この事件では、医学に頼らず「難病を治せる」と標榜する被告に対して母親が相談した結果、「インスリンは毒」「従わなければ助からない」などと脅され、両親のインスリン投与を止めさせた末に男児が死亡したことが殺害行為に当たるかが争点となっていた。

弁護側は「インスリンを打たないと決めたのは両親」「治療費を受け取った被告が死をやむを得ないと考えるはずがない」と無罪を主張していたが、判決では「死の現実的な危険を認識していた」「未必的な殺意で母親を道具として利用した」として殺意を認定、被告側の有罪判決が確定した。なお、祈祷師を信じて治療を止めた両親の方は、既に保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検(不起訴)となっている。

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  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 17時52分 (#3877867)

    この記事には直接関係なく、例えばがん検診を受けてはいけない、みたいなを本読んで信じ検診受けずに癌に気づくの遅れて亡くなったら著者は殺意があったとして殺人罪にとわれるのか?

  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 13時51分 (#3877616)

    とは思うけども当事者その患者や家族は藁をも掴むような気持ちだろうなぁ

    • by manmos (29892) on 2020年08月27日 17時08分 (#3877823) 日記

      命には関わらないけどお「鍼で色盲が治る」とか「催眠術で落ち着きがないのが治る」とかに騙された母親を持ちます。
      色盲はまだ進学就職差別の残る頃ですし、本当に藁をも掴む思いだったんです。

      「治療」を受けた後、「よくなった気がする」って母親に嘘ついてました。

      #特に催眠術なんか、全くかからず、かかったふりをしている状態を信じている術師が滑稽で仕方なかった。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      人間はストレスが限度を超えるとごっこ遊びに逃避するんだろうね
      コロナイソジン騒動もそうでしょ

      • by Anonymous Coward

        最近はデマやガセを承知して広めている人が一部いる
        それを信じる人を情弱というけど、これだけ蔓延していると本当か嘘かわからなくなる人もいるんじゃないかな
        そんなデマを信じちゃうと大変だぞ [bbc.com]
        #こういった話のほうがおもしろいのかよく広まる

    • by Anonymous Coward

      祈祷師は詐欺めいているように見えるが状況が悪くならない範囲でなら気持ちを楽にさせて金を貰うのは悪とは言い切れん。 なのであえてインスリンを止めろと強く説得する意味が全然わからん。 職業祈祷師じゃなくて教条的宗教者だったんかな?

      • by Anonymous Coward
        客の望んだことを言っただけだろそんなの
        1型糖尿病には治療方法ないのに、件の母親はインスリンが嫌で祈祷師を頼ったんでしょ
        祈祷師としてもインスリン止めろと言うか祈祷師を止めるかしか選択肢はないわけで
        • by Anonymous Coward

          >客の望んだことを言っただけだろそんなの
          うん、その可能性はある

          >1型糖尿病には治療方法ないのに、件の母親はインスリンが嫌で祈祷師を頼ったんでしょ
          う、うん、可能性はある かな

          >祈祷師としてもインスリン止めろと言うか祈祷師を止めるかしか選択肢はないわけで
          仮定要素デカすぎじゃね?

      • by Anonymous Coward

        周りがおだてているうちに、本人も自分が特別な存在だと信じるようになってしまったんじゃないかな。

    • by Anonymous Coward

      コロナ疑いのケースでも見かけるけど、医者の診断・治療を信頼できない人もいるのが現実なのではないか?
      何か所も病院を回っても病気が特定できない事だってあるし。。。

      • by Anonymous Coward

        何か所も病院を回っても病気が特定できないなんてケースでならまだしも、糖尿病で医者を信じられずインスリンやめるってなんで?

  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 14時02分 (#3877631)

    この祈祷師が殺人罪というのは納得できるが、両親が保護責任者遺棄致死で不起訴というのは納得できない。
    殺人の共犯だと思うのだが。

    • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 14時21分 (#3877646)

      「殺意(死んでしまえ、死んでも構わない)」が認定できなければ「殺人罪」は成立しないんだよ。
      あくまでも(騙されたにせよ)「子供を救おうとした」んだから。
      祈祷師の方は、「結果的に死んでも構わない」と考えて両親にインシュリン投与を止める様働きかけた、という認定なんだろう。(記事の内容から推測)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      この場合、両親は詐欺の被害者では?これで両親を重い罪に問うのは、子供を殺された被害者をさらに罰する感があるので、無罪じゃないけど不起訴処分というのは妥当な気がする。

    • by Anonymous Coward

      両親は子を救うための決断だからね。
      洗脳されていたのだろうし無罪にはできないが酌量の余地は大いにある。
      祈祷師には悪意しか無い。
      間違った知識や価値観を広めることの重大さを考えれば人を教育したり煽動する人間の責任は非常に重い。
      とういうわけでやりたい放題なマスコミをどうにかしろよと言いたい。

      • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 15時47分 (#3877726)

        >やりたい放題なマスコミをどうにかしろよ
        HPVワクチン絡みの動きなんかはマジでコレだよな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          あれは、マスコミに屈した厚労省もたいがいだと思うけどね。
          科学的な見地からすれば、ワクチンは打つほうが正しかったわけで。
          むろん副作用が出る人はいるけどさ。
          そのうえ、マスコミが手のひら返しても、WHOや他国の保健機関から、懸念を占めれてもいまだに変えようとしてないし。
          マスコミの責任は大きいが、ハンドリングすべきところが対応を誤るのも問題だ

      • by Anonymous Coward

        悪意さえ無いなら、どこまで馬鹿でも許されるのかってのはあるだろ、人の親として。

        • by Takahiro_Chou (21972) on 2020年08月27日 16時02分 (#3877739) 日記

          でも、この件(この祈祷師のせいで死んだのは確かだけど、この祈祷師がやった事は刑法上は殺人と見做すべきか否かが争点)に関しては、ぶっちゃけ「共犯」である両親を起訴しようにも、書類送検の時の容疑である「保護責任者遺棄致死」(3ヶ月以上5年以下の懲役)以外で起訴するのは、かなり難しいんじゃないかな?
          「主犯」である祈祷師の「罪状」が何かが確定する前に「共犯」である両親の判決を出す訳にはいかないし、今回はそうならなかっただけで、もし、「主犯」の判決が検察の予想とは違ってたら、裁判中に訴因変更とかややこしい事になりかねない。
          (もちろん、万が一、「一歩間違うと訴因変更その他の『検察の面子が潰される』事が起きる可能性が有るので起訴しませんでした」なんて理由で不起訴だったら論外だけど)

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 16時07分 (#3877747)

          保護責任者遺棄致死に問われてるんだから許されてはいない。

          逆にこのケースを重罪にした場合、他にも罪にしないといけないケースがたくさん出てくると思うけど、
          その弊害について考えてみるとよいのでは。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            不起訴ってのは許されているんじゃないの?

            • by Anonymous Coward

              起訴猶予なので、おそらくは情状酌量だね。
              子供を失ったことで、深く後悔しているということで、刑事罰まで問う必要はないと判断したじゃないかな。

    • by Anonymous Coward

      標準治療がベスト、というのが事実だけど、
      一部には近代医療を否定する人(宗教)もいるわけで、
      それをどこまで我々(医療を信じるもの)が作った法律で裁けるのか、というのは問題だと思う。
      日本では極めて稀だけど、アメリカだと実際に集団生活してるようなおかしな宗教集団いるみたいだし。

      まぁ自分の判断で自分が死ぬのはしょうがないけど、
      子供の生死を親の判断で、っていうのは難しい。そこは第三者が入ってもいいか。

      • by Anonymous Coward

        >作った法律で裁けるのか、というのは問題だと思う。
        哲学上なら問題にしてもいいけど、結論は出てるよ。
        一般的には、信教の自由があるので、事実に基づいてその国の法律で、だよ。
        例えばサウジアラビア国籍の人は日本では日本の法律で裁くのは、ほぼ世界共通の結論だからね。

        • by Anonymous Coward

          その「その国の法律」でどこまで迫るべきか、という問題提起だと思いますが・・・
          パターナリズムとアナーキズムの間のどこらへんが妥当か

    • by Anonymous Coward

      そこは簡単。
      両親には犯意が無いから。

    • by Anonymous Coward

      釈然としないのは同じだけど理由はちょっと違う。
      医療関係者以外の医療行為が規制されている様に、マイナスの医療行為なんかも規制する事は出来ないものかなと。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 15時03分 (#3877683)

    金使わないだろうから、年金丸々貯金できるね。
    出所の頃にはひと財産だ。

    • by Anonymous Coward

      そんな奴には天罰が…
      下らないんでしょうね、多分。

      • by Anonymous Coward

        天罰というか、65歳から14年間ムショぐらしならまあ生きて出てこれないかと。
        十分かはともかく、もうこれで同じような悪事が出来ないのは救いか。

        しかし世の中には第二第三どころじゃないエセ医療情報者が…。

        • by Anonymous Coward

          天罰というか、65歳から14年間ムショぐらしならまあ生きて出てこれないかと。

          そうかなぁ
          娑婆で不健康に生きるより
          よっぽど健康的に生きられるから
          十分出所できる見込みはありそうだけれど

          まぁ本人の図太さ次第か

          • by Anonymous Coward

            病気になっても、インチキ祈祷師に拝んでもらうんじゃなく、一般的な治療をしてもらえるもんね。

        • by Anonymous Coward

          殊勝におつとめすれば、刑期の2/3ぐらいで仮出所できるかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      もしこの祈祷師に多少でも財産があるなら、両親は損害賠償請求できるんじゃないかな。

    • by Anonymous Coward
      こいつが年金納めてた可能性は限りなく低いと思うが
  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 20時50分 (#3877996)

    ドラクエで見た

  • by Anonymous Coward on 2020年08月27日 21時14分 (#3878002)

    時事通信の記事には「定期的にインスリンを投与しなければ死亡する恐れがあると知りながら」とあるので、
    祈祷師が医学的に正しい認識を持っていたことが認定されましたが、
    仮に、この祈祷師が心底愚かで、インスリンは毒だと本心から信じていて、そしてそれが裁判で認定されたら、
    未必の故意に問えなくなるの?

    • by Anonymous Coward

      本心からそれで治ると信じていたら「未必の故意」が成立しないだろ

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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