パスワードを忘れた? アカウント作成
14298187 story
テクノロジー

JAXA、時速500kmという世界最速のヘリ開発を目指す 117

ストーリー by nagazou
目指せエアウルフ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

JAXAが燃料効率に優れた世界最速のヘリコプター開発を目指しているそうだ。目標速度は時速500キロメートル。現在、比較的早い機体でも時速278キロメートル程度だとされる。ドクターヘリ用途などが考えられているようだ(ニュースイッチ)。

JAXAの開発している機体は、メインローターのほかに本体後部に推進用のローターを取り付ける構造で、米国のシコルスキー・エアクラフトが現在開発中の「S-97 RAIDER」に近い方法で高速化を図っている(S-97 RAIDERの動画)。

大きな違いとしては、RAIDERはメインローターに二重反転プロペラを採用しているのに対し、JAXAが提案している高速ヘリコプターはメインローターは一般的なシングルロータータイプであること。機体にはフラップ付きの大型の翼が設けられ、その両端にも小型のプロペラが取り付けられているのが特徴。

シングルタイプの場合は、機体の逆回転を防ぐためのアンチトルク用ローターが必要になるが、JAXA案では翼の両端に付いた小型ローターがアンチトルク用として機能するという。このアンチトルク用のローターは、それほどのパワーがいらないため電気駆動方式だそうだ。

前方への推力はエンジンに直結した後部のローターで得る構造となっている。このためメインローターの角度を変えて推進力を得る一般的なヘリコプターと異なり、機体が前のめりに傾くことがなく、空気抵抗を減らすことがで高速化が期待できるとしている。またこれに合わせてローターブレードの形状も最適化したものが設計され、特許も取得しているそうだ。今後は航空機メーカーと共同研究を進め、実機開発に結び付けたいとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 8時19分 (#3886051)

    もうちょっとデザイン何とかならなかったのか。

    ちなヘリの高速化にはこういう問題があるそうだ。

    何故ヘリは速く飛べないか
    https://harukaze.tokyo/2017/01/25/helispeed/ [harukaze.tokyo]

    ヘリコプター高速化の壁
    https://www.youtube.com/watch?v=JIXRoSDp7Hs&t=60 [youtube.com]

    • by Anonymous Crow (45505) on 2020年09月10日 8時35分 (#3886057)
      💡ピコーン!

      高速飛行時にはローターを主翼にして、ジェット推進すればいいんじゃね!

      https://www.deviantart.com/vanessa40/art/Whispercraft-686776445
      https://www.youtube.com/watch?v=Xyu8vcFjzzQ

      #現実は厳しい
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      かっこ悪いとまでは言わないけど、なんかボクが考えた最速のヘリ的な印象。
      おしりのプロペラ小さいんだけど、こんな大きさで500km/hいけるのかな?
       
      なおオスプレイさんは500km/h台後半

      • by Anonymous Coward

        これでオスプレイを置き換えられるなら、それはそれで朗報だな。
        変形という変態技術はロマンだけど、使わずに済むならヨシ。

        積載量や航続距離の問題で、一部の置き換えにとどまるとは思うが。

      • by Anonymous Coward

        反トルク用ローターを横に持って行って推進力の足しにってのは分らんでもない。
        でもリヒャルト・フォークト博士なら「片方あれば十分」と言ってくれるだろう。
        #ついでに斜めにして、速度に対して発生する揚力の差も打ち消せば良いんだ。

    • by Anonymous Coward
      航続距離も気になるところですね。
    • 合いの子感はあるが、なんとなくしっくりくる形状だと思うが。
      主翼のプロペラは反転防止用ってのはやや意外だった。

      • by Anonymous Coward

        ああ、それはヘリがヨコ向きに飛ぶと考えれば分かりやすい。
        ヨコに反トルク用ローターが有れば反トルクの為の揚力も推進の足しになる。
        ただし一つだけだと推進力を反トルク分しか得られないんだけど、左右に有ると推力の差分を反トルクに使える。

        でも小さなローターやプロペラは効率悪いからなぁ。
        もっと素直にシングルローター+デッカイ推進プロペラ+固定翼にして、後はノーターみたいに反動制御で良いと思うんだが。
        その辺りは実験が進めばイロイロ変わってくるのじゃないかとは思う。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 8時24分 (#3886053)

    ドクターヘリは、稼働性を高めるために整備性やコスト低下、医療行為のために安定性や内部機材のスペースなんかが大事だと思うけど、この機体正反対で、現場のニーズを満たせるのかな?
    単なる技術的チャレンジで、予算獲得のための口実かもしれないけど。

    偵察用途なら、理解できる

    • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 10時50分 (#3886156)

      http://www.aero.jaxa.jp/research/frontier/rotary/ [aero.jaxa.jp]

      下のほうの地図にドクターヘリのカバー率(2018年)ありますけど
      在来ヘリで十分(15分以内到達可)といえるのは関東近畿くらいですね。
      その他は県中央部でないと助からない
      (15分で基幹病院に到着すれば助かるとして)

      500km/h出せれば本州四国九州はほぼカバーできる

      というのが需要計測の模様

      親コメント
    • 動力部は増えているけど、それらが整備性の良い電動モーターであることとテールローターとの機械接続部が無くなっていることを合わせて考えると整備性は悪くはないと思うよ。
      安定性は悪くなる要素ってあるんだっけ?機体を水平に保ち続けることから、むしろ良くなるように見えるが。
      内部機材のスペースも、減る要素ってある?この機体で追加されたパーツは、いずれもキャビンの外に見えるけど。

      懸念があるとすれば、最大積載量かなあ。この機体、電動モーターや(多分だけど)大型化した発電機の分だけ重くなっている。前進時は固定翼も揚力を生じるから問題ないだろうけど、垂直上昇時は固定翼が役に立たないからテールローター式よりも最大積載量が減りそう。

      親コメント
    • 高速軍用ヘリと言って開発とするといろいろうるさいので。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      米陸軍の場合は「統合多用途・将来型垂直離着陸機計画」、及びそのサブセット「将来型攻撃偵察機」として競争開発中。
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%9A%E7%94%A8%E9%... [wikipedia.org]
      https://ja.wikipedia.org/w [wikipedia.org]

    • by Anonymous Coward

      大抵のドクターヘリなら巡航速度は問題になって居ないと思うんだ。
      遠隔地用だとすれば救難とかも併用の多用途気が欲しいだろうけど、構造複雑化すると荒天時とかちょっと信頼性がって事にもなりかねない。
      速度よりもキャパって事も多いだろうし、面倒で高額なのは地方自治体とかでは扱えない。

      そう考えると残りってなると、それこそ偵察とかの軍事用途程度だよな。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 8時52分 (#3886066)

    ブルーサンダー世代ですね。
    エアーウルフ嫌いじゃないんですが、
    「ヘリで超音速だぁ?」
    と、当時から思っていた記憶が。

    • by Anonymous Coward

      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%9F%B3%E9%80%9F%E6%94%BB%E6%... [wikipedia.org]

      >ほぼ同時期に製作された映画『ブルーサンダー』に比べるとエアーウルフ本体や装備の性能は荒唐無稽な設定となっているが、
      >逆にこのことがSFアクションとして痛快なアクションシーンを生み出すバックボーンともなっている。

      それが、良いみたいですよ。

      • by Anonymous Coward

        兵装もミサイルと言うより光子魚雷

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 9時01分 (#3886070)

    水平翼端2基のプロペラは単にアンチトルクの為だけ。。。?
    なんだかな
    まあ結果を御覧じろってか

    • by Anonymous Coward

      水平翼のせいで離着陸スペースがヘリよりも必要そう。
      デメリットが多いから、本当にアンチトルクのためだけなら代替手段採った方がいいんじゃないかなあ。

      • by Anonymous Coward

        フラップついてるらしいからトルクだけじゃないのでしょう。
        固定翼のように離着陸の時に出すフラップとは思えないから、高速巡行時にメインローターのスピードを下げるためのものでしょう。

        • by Anonymous Coward

          電気モーターって書いてあるでしょ

      • by Anonymous Coward

        水平翼は燃料タンク容量増化=航続距離拡大にもなるし
        離着陸スペースはメインローターより広く取らないといけないから問題ない
        (メインローターより狭い場所に離着陸なんて異例中の異例)

    • 二重反転ロータと推進機の組み合わせだとシコルスキーの特許にアレしちゃうとかそんなのかもね。
      他社の複合ヘリコプタの特許を避けまくったらあの形みたいな。

      S-69(ジェット推進ヘリコプタ。70年代に時速500km以上を達成。)
      https://en.wikipedia.org/wiki/Sikorsky_S-69 [wikipedia.org]
      SB>1(米陸軍時期小型輸送機コンペ参加機)
      https://en.wikipedia.org/wiki/Sikorsky%E2%80%93Boeing_SB-1_Defiant [wikipedia.org]

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 9時10分 (#3886075)

    オスプレイ(MAX565km/h、巡航446km/h)みたいなティルトローターじゃあかんのん?

    大きさ? 整備コスト? 操作性? 技術的難度?
    将来的になんらかの有利な点があるんだと思うがド素人にはよくわからぬ。

    • by Anonymous Coward

      今回のような構造にしておくともってる技術だけでできるから実現へのハードルは下がるし安全性の確保も容易。
      オスプレイみたいな構造は制御ミスるとすぐ墜落する。制御ソフトさえきちんとしてれば制御ミスなんて起きないけど、それを作るまでに失敗が起きる可能性あるし、試験飛行で墜落したらそれだけで数年遅れる可能性がある。

      ただし普通のヘリと違って常にローターが真上にあるからそのデメリットはそのまま受け継ぐことになるね。本当に500km/hを目指せるのか疑問。

    • by Anonymous Coward

      作る技術がないと相手の言い値で買わされちゃうから。

    • by Anonymous Coward

      ティルトローター式はこれまで何度となく開発されては”失敗”してるので、コレよりはるかに難しいんですよ。
      近年ようやくマトモに運用できるようになったばかり、みたいなもんですから。
      飛びながら羽根が大きく変形するようなやつはだいたい難易度が高いもんなんで。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 9時13分 (#3886077)

    左右プロペラの前からだと危ない
    左右プロペラの後ろだと風に飛ばされる?
    胴体の後ろが開くほどは大きくないだろうし

    プロペラが停止してないと乗降できないということはないだろうし

    • by donadona (37711) on 2020年09月10日 11時36分 (#3886179)

      救難ヘリではなくドクターヘリなら、着地してから昇降・・だよね?
      それなら、左右プロペラを止めて前後どちらからでも昇降すればよいのでは。
      左右プロペラは電動モーター駆動なので、止めることにデメリットは無いはず。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      前方から近づいて乗り降りでしょ。
      主翼の前にドアが見える。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月10日 9時27分 (#3886086)

    デザインをみてると、過去のヘリ・航空機を全部足したようなデザインですね。
    特にシャイアンを彷彿させる・・・

    シャイアンの失敗理由の一つに(強力な)ロータを複数入れることで機械的な信頼性が低く制御も大変かつ大型化しちゃったってのがありましたが、こんなに飛行機とヘリの可動部を全部もってきた構造だとメリット以上にデメリットがありそうだなぁ。

    制御とか信頼性は昔とは技術レベルが違うからどうにかなると思いますが、こいつの制御周りの開発にはかかわりたくないなぁ・・・と思うぐらいメンドクサソウ。

    - AH-56 シャイアン
    https://ja.wikipedia.org/wiki/AH-56_%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%... [wikipedia.org]

    • by Anonymous Coward

      シャイアンは1基のエンジンで複数のローターを回そうとしてた。だからローターが増えるとどんどん複雑化していく。
      今のヘリコプターも基本構造は同じ。メインローター回すエンジンからシャフト伸ばしてテールローターを回してる。

      今回のはテールローター替わりのローターに電動モーターを使うことでその辺の構造の複雑化が起きないようにしてる。逆に制御の複雑化はするけどそれは今のソフトとジャイロでどうとでもなるからね。

    • by Anonymous Coward

      S-97→SB>1の流れの機体にドローン技術を突っ込んで軽量化ねらってんじゃない?
      どうしてもギアボックスが重くて複雑になる二重反転ローターをやめて、左右の電動小ローターと固定翼で代替する感じ。

      まあ模型的に全然リアルな感じではないけど。
      S-97もSB>1も推進ペラはゴツイよな。

      もうちと現実解とするなら二重反転から交差ローターにすればギアボックスは軽くなるし、翼端のローターも不要になる。
      その上、高速域ではローター止めてってのやってもにバランス崩し辛いはずなんだが。

      まあ、模型での実験なら実機ほどお金も掛からんからイロイロやれば良いとは思う。

typodupeerror

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

読み込み中...