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交通

国立科学博物館が名機「YS-11」の組み立て作業をライブ配信中 13

ストーリー by nagazou
こういうのは見てて飽きない 部門より
すでに始まってしまっているが、国立科学博物館が国産旅客機「YS-11(量産初号機)」の組み立てライブを配信中だそうだ。配信はYouTubeとニコニコ生放送で行われており、配信は2020年9月14日から開始、9月18日17時まで行われるとのこと。作業の様子は定点カメラで24時間ライブ配信、主要な作業に関しては特別ライブ配信をするとしている(YouTubeニコニコねとらぼ過去記事)。

組み立て自体は茨城県の航空ミュージアムで行われており、9月15日は水平尾翼、7日12時30分から垂直尾翼とラダー取り付け作業が予定されているという。作業は過去にYS-11の整備に関与していた整備士OB有志らによって行われているそうだ。

また「YS-11」公開プロジェクトでは、新型コロナなどの影響で、国立科学博物館の入館料収入が激減したため、その対策としてクラウドファンディングの実施も行っているとのこと(ねとらぼその2)。
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  • by Anonymous Coward on 2020年09月16日 16時46分 (#3890240)

    パワー不足(=過剰に頑丈でクソ重い)だったと聞いている。
    今だったらUS-2やC-130Jにも採用された、ロールス・ロイスAE2100+ダウティ・ロートル6枚プロペラのR414やR391に換装出来るけど(但し回転方向は同一になると思う)。

    • by Anonymous Coward on 2020年09月16日 17時01分 (#3890245)

      歴史的記念碑ではあるけど、なんぼ贔屓目に見ても「名機」ではないな。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        「1機あたりの飛行時間が月300時間以上、定時出発率99パーセント」は名機に値すると思うよ

        • by Anonymous Coward on 2020年09月16日 19時45分 (#3890316)

          「1機あたりの飛行時間が月300時間以上、定時出発率99パーセント」が実現できることに機体の性能は条件のひとつだと思います.

          しかし,重要なのは機体性能よりも,どちらかというと交換部品や作業場の確保といったロジスティック,定時出発率を重視する社内・組織文化(あるいは国の制度,評価基準),その評価のために貢献する技術者の能力や労働者の雇用契約外の時間外労働といった運用の要素の方が強いと思います.

          だって,それを達成できたのは日本だけで,しかもわずかな期間でしょ.

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          親コメにもありますが、航空機では過剰に丈夫であることは運航コストの増大に直結しますので褒められた特徴ではないのですよ。
          IT系で言えば、高価なフォールトトレラント機は滅んで安価なサーバのクラウドに取って代わられたようなものでしょうか?

          • by Anonymous Coward on 2020年09月17日 10時47分 (#3890538)

            当時としては安全性偏重になるのは仕方がなかったとは思います。新幹線も重くて不利になるのを承知で鉄製にしましたし。
            YS-11が成功していれば後継機で経済性と安全性の最適解を攻めていけたと思いますけど、一代限りになったので仕方ないですね。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              新幹線ですが、1964年当時だと鉄道車両への軽合金利用は海外ライセンスでの試作が始まった段階で実績皆無でしたから考慮の対象にもなってなかったんじゃないですかね?
              #それでも結局0系は強度不足で新幹線車両は現在に至るまで早期廃車置き換えという運命なわけですが。

    • by Anonymous Coward

      > パワー不足(=過剰に頑丈でクソ重い)だったと聞いている。
       
      それまで過剰に脆弱で軽い機体作らざるを得なかったので反動かな?
      なおパワー不足はそのまま。

    • by Anonymous Coward

      US-1Aと同じT64 [wikipedia.org]に換装した機体がありますな。
      自衛隊機だけど。
      https://trafficnews.jp/post/80442/3 [trafficnews.jp]

    • by Anonymous Coward

      パワー不足云々の話は別にして、そこそこの海外セールスの実績があったのは運航する航空会社にとっては利益を生み出す良い機体だったということですよ
      (もっとも製造元の日本航空機製造が儲からなかったから生産中止になったのだが)
      開発時や運航開始後のメンテナンス・サービスの苦労話がいろいろ伝わっていますが、その経験が後継機の開発につながらなかったのが残念

      • by Anonymous Coward on 2020年09月17日 9時15分 (#3890496)

        国策であることをバックに、相手の海外の航空会社から請求された高額なリベートやディスカウントを支払い、使用後の航空機の処分費用まで補償すれば、売れることは売れる(そうでなければ売れなかった)。

        まさに日本政府の資金で海外企業を潤していたわけで、個人的には評価できないな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          そう言うなよ。
          敗戦で航空機産業つぶされたんだから、再興のために国の金使うのなんて当たり前だと思うんですよ。

          • by Anonymous Coward

            国のお金を使うことは否定していない。
            しかし、売れない機体をダンピングして売りながら、たくさん売れたから名機と言うのは、ロジックとして弱いという話です。

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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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