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日記

ダイムラーが取り組む液体水素燃料電池トラック 40

ストーリー by nagazou
供給システムはトヨタと同じなんでしょうか 部門より
maia 曰く、

ダイムラー・トラックが液体水素による次世代の燃料電池大型トラック(トレーラー)の補給システムの開発について発表を行った(Response)。

2023年にステーションから車両への補給実験を行うという。GenH2トラックというコンセプトモデルは2020年9月に発表されている。液体水素は気体の1/800に圧縮されるが、トヨタは700気圧の圧縮水素システムなので、そう変わらない。それにしても液体水素の温度はマイナス253度。プラントレベルや大型ロケットではなく、自動車に組み込まれるシステムというのが、凄いなと思う。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年12月17日 14時03分 (#3943660)

    交通事故で突っ込むときはアヴィオンデルセロアブソルートと叫びながらぶち撒いてほしい。

    • by Anonymous Coward

      Liq.N2とかならまだしも、水素だからなぁ。
      あっという間に火だるまになるのがオチじゃ?

      • by Anonymous Coward

        「ポンッ」と軽い音で爆発して、後は四散してさっさと収まると思う。
        水素は燃焼させ続けるのが面倒。
        ガソリンみたいに自然の蒸発で適正な空燃比が得られたりし辛いし比重が軽いので簡単に発散しちゃうし。

      • by Anonymous Coward

        軽いので漏れてもあっという間に拡散するから、空間に貯めておいて燃焼させるのは難しい。
        それこそ飛行船のバルーンのような、大きな密閉空間でもないと無理。

  • by Anonymous Coward on 2020年12月17日 14時17分 (#3943669)

    積極的な維持はしない、重厚な断熱と、それでも透過してくる熱は自身の気化熱で冷却、とかだろうか。

    • by Anonymous Coward on 2020年12月17日 14時41分 (#3943695)

      タンカーの例ですが

      -253度の液体水素を6000kmも運搬、水素社会を支える専用船が実現
      https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1402/25/news077.html [itmedia.co.jp]
      > 輸送中の液体水素蒸発を抑えるために、真空断熱システムを用いた他、二重殻貨物槽構造を採った。次に貨物槽を支持する材料として熱伝導率が低く、強度が高いガラス繊維強化プラスチック(GFRP)を採用した。

      > 「boil offレートは1日当たり、蓄積量の0.4%以下だ」(川崎重工業)

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        タンカーの量でも1日で0.4%だと厳しいですね。
        体積が1/1000になっても表面積は1/100なので、断熱性能が10倍悪化してboil offレートも10倍悪化しそう。

    • by Anonymous Coward on 2020年12月17日 16時25分 (#3943779)

      Daimlerの発表"Daimler Trucks presents technology strategy for electrification
      – world premiere of Mercedes-Benz fuel-cell concept truck "
      ( https://media.daimler.com/marsMediaSite/instance/ko.xhtml?oid=47453560... [daimler.com] )
      を眺めると、アシスト用にバッテリーも積んでいて
      真空断熱+加熱・冷却機構を使って適切にコントロールする、という感じみたい(間違ってたらごめんなさい)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      乗用車と違って大型トラック(トレーラー)は稼働率が高い筈。
      四六時中稼働しているなら蒸発分もじゃんじゃん燃料電池にくべればよいので、意外とロスは少ないのだろう。

      • by Anonymous Coward

        容器サイズが大きくなるほど容積あたりの表面積は小さくなるので断熱が楽になるのも大きい

    • by Anonymous Coward

      その通りです。
      体積が大きければ大きいほど表面積が小さくなり、断熱に有利になります。
      貯蔵施設やタンカー、輸送車の量なら、これまでも液体水素の輸送は実現してます。

      でも、大型とはいえ体積で1/100以下となるトラックで実用になるかは未知数。
      タンクの強度と断熱性に背反があるので、結構難しそう。
      乗用車に積む量だと絶対無理なので、液体水素のタンクを使うことはないでしょう。

  • ほれこの通り。
    東京都市大学(旧:武蔵工業大学) 水素自動車研究開発の歩み [goto-ikuei.ac.jp]
    30年も前にフェアレディーZベースの車両が走ってたんだぜ。カコ(・∀・)イイ!!

    • by Anonymous Coward

      今回の見どころはトヨタMIRAIのような「超圧力による圧縮」ではなく
      「低温による液体化」で水素を大量に詰め込もうぜってとこなので、
      水素を使った内燃機関か燃料電池かの動力を取り出す部分は関係ないよね。

      30年も前からどう超低温液体化保存の技術は進化しているかがわかる資料はないかのう(他力本願

    • by Anonymous Coward

      これは水素をそのまま燃やしてる内燃機関なわけで……
      最近では熱効率50%を超えてきています。 [aist.go.jp]

      一方燃料電池のエネルギー変換効率は……
      実は30~40%なんですね。

      # そもそも水素エンジン車が普及すれば燃料電池って必要なんだろうか??

    • by Anonymous Coward

      実際に見たことあるけどさぁ……

      設計間違えたのか、リアハッチの一部を切り取っていたとか「助手席に火気厳禁マーク」あったんだよね。
      ※中国で作っていたら、炎上不可避w

      武工の「都心から一番近い原子炉」の冷却水モレが問題になったのがその数年後。
      ※チェレンコフ光見たのはこれが最初(ウラン235由来なら最初で最後)

      長距離トラックに液水使うのはアリだと思いますが、渋滞にハマって燃料不足になったらどうするんだろう?
      液水のタンク運んでくれるかな?

      • by Anonymous Coward

        水素は分子が小さいのでどこからでも漏れますからね。
        タンクを車内に置いたらそりゃエライことになりますわ。
        (ミライはどうしてるんだろう?)

        • by Anonymous Coward

          ミライは水素カラになったら、レッカー不可避だそうです。

          一方、ここでやってる [toyota-lf.com]燃料電池フォークリフトはそもそも構内で使うので超高圧使わなくてもいいし、元が電動フォークリフトだから「動いてる他のフォークリフトで電池運んで繋げばいい」との事。

          • by Anonymous Coward

            FCEVってプラグインじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      そういえばマツダが水素でロータリーエンジンで動かそうとしてたっけ
      音沙汰無くなったのでもうやってないだろうなと思って調べたら
      試みる動きが再燃してた

      水素燃焼できれば値段の高い燃料電池は要らなくて済むし
      従来技術の延長上の技術が使えるメリットは大きいんだろうな

      • by Anonymous Coward

        ロータリーエンジンはもともとは水素前提だっと小耳にはさんだ覚えが。
        水素燃料のめどが立たないのでガソリンで代用したけど水素のめどが立つんなら初心に帰ってもいいよね? みたいな?

        • でもロータリーエンジンと水素って物凄く相性が悪そうなんだけどなあ。
          水素といえば漏れ対策なんだけど、ロータリーエンジンはおむすび型ローターの上面、下面、頂点の全てに対策が必要で大変。
          普通のピストンなら漏れる場所がピストンの周囲だけなので対策箇所がピストンリングだけのはずなんだけどね。

          もっとも、ガソリン使ったとしてもロータリーエンジンの漏れ対策が大変なことには変わりがないので(実際、バネやらシールやらたくさん部品を使っていたはず)、「どーせ大変なら水素狙うか!」ってなったのかもしれないが。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            シールの部分は潤滑油で濡れているだろうから圧が抜ける前に点火してしまうと思うが。

            そもそもシューシュー抜けるような代物だったらガソリンだって回らないんじゃないか?

            • by Anonymous Coward

              燃焼生成水が液封式スライドベーンコンプレッサー(ロータリーコンプレッサ)みたいにシーリングの一助になるんじゃ?
              http://www.kuroda-inter.co.jp/rotary/ [kuroda-inter.co.jp]

              # 燃焼生成水は蒸発してしまって、存在しないかもと云う説もある。

          • by Anonymous Coward

            話は逆で、ロータリー+ガソリンのネガを隠すための水素燃料なんですよ。
            ロータリー+ガソリンでは、燃焼室の形状の悪さからどうしても不完全燃焼を防げないから排ガス規制をクリアできない。
            表面積が大きく熱効率も悪い上、燃焼室内で燃料の濃淡付ける最新の技術も使えない。

            一方の水素燃料だと、燃焼速度がガソリンより圧倒的に早く、不完全燃焼が起きない。
            排ガスの問題もないから、筋の悪いロータリーでも使うことができる。

  • by Anonymous Coward on 2020年12月17日 17時20分 (#3943832)

    ワシはそう思ったのじゃよ。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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