7月から「電話リレーサービス料」、多くの電話事業者ではユーザーの電話料金に加算する形で請求 63
利用率のデータは見てみたい 部門より
この通訳システムの運用費をまかなう形で、電話利用者から各月ごとに1円を「電話リレーサービス料」として徴収するとしている。21年度に関しては7月から22年1月の期間徴収され、1番号あたり年間の支払額は合計7円となっている。料金回収の仕組みとしてはユニバーサルサービス料に準ずるもののようだ。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
日本時間4月2日朝に発生したAzure DNSの可用性に関する問題について、Microsoftが原因と対策を公表している(Azure の状態の履歴、 The Registerの記事、 Neowinの記事)。
問題が発生したのは日本時間2日6時21分から7時の間で、Azureがホストしているドメインを対象にしたAzure DNSサーバーへのDNSクエリが異常に急増したのだが、特定の一連のイベントでDNS Edgeキャッシュの効率を低下させるコードの不具合が露呈したという。これによりDNSサービスが過負荷の状態になり、DNSクライアントのリトライも増加してさらに負荷が上昇した。
クライアントからのリトライは正規のDNSトラフィックであることから、トラフィック急増緩和システムによる間引きも行われず、DNSサービスの可用性低下につながったとのこと。これにより、顧客はドメイン名の解決ができなくなり、AzureやMicrosoftのサービスが使用できないという事態になった。
サービスの可用性低下は監視システムを始動させ、DNSサービスは7時までに自動で復旧した。しかし、この復旧時間は設計目標よりも長い時間を要しており、Microsoftのエンジニアはさらなる対応が必要な場合に備えて容量とDNSクエリへの応答能力追加を準備。大半のサービスは7時30分までに復旧したという。インシデント発生直後、過度のリトライからDNSサービスを保護するため、トラフィック量急増緩和システムのロジックを更新したとのこと。
Microsoftでは次のステップとして、すべてのリクエストがキャッシュ内で効率よく処理できるようコードの不具合を修正すること、異常なトラフィックパターンの自動的な検出と緩和を改善することを挙げている。
いささか旧聞になるのだが、東京にあるスタートアップ企業「クリエイティブジャパン株式会社」から電動スタンディングバイク『FreeMilePlus』というものが発売されていた。
「電動キックボード」とも表記されているが、従来の電動キックボードをより実用的に発展させたものとなっている。重量は約30kgと重いが、航続距離は30~40kmで充電時間は5~6時間。ウインカーやライト・前後ブレーキ等完備でそのまま原付として公道を走ることができる。ステップは本体フレーム左右にあり、オプションのサドルも付属しているのでスクーターのような乗り方も可能。タイヤも太めなので多少の路面の凹凸でハンドルを取られることもなさそうだ。
価格といい重さといい電動ミニバイクという感じだが、従来のキックボードの形状に縛られたドンキの製品より遙かに実用性・安全性は高そうに思える。両者は、価格で4倍、重さで2.2倍の差。皆さんはどっちの方がお好みだろうか?
4月のTIOBE IndexでObjective-Cがトップ20から落ち、Fortranが十数年ぶりにトップ20入りしている(InfoWorldの記事、 Neowinの記事)。
Fortranは最古の高級プログラミング言語でありながら滅びることなく使われ続けている。最後にトップ20入りしていたのは2007年だが、その後も常にトップ50に入っていた。最近は科学技術計算需要の高まりに伴って再びレーティング(シェア)を伸ばし、4月は前年から倍以上に増加(0.91%、+0.58)。順位も前年の34位から大きく上昇した。
Objective-CはiOSアプリのプログラミング言語として2010年代前半に人気が高まり、2012年にはTIOBE Indexで3位まで上昇。2011年と2012年の2年連続でレーティングを最も伸ばしたプログラミング言語に選ばれていたが、2015年にAppleがオープンソース化した新プログラミング言語Swiftに人気を奪われる形で低迷が始まった。Objective-Cは昨年7月にもトップ20から落ちているが、今回のトップ20落ちについてTIOBEではObjective-Cの「ゲームオーバー」と評している。ただし、Fortranが復活したのと同様、Objective-Cに復活の目がないわけではないとのこと。
4月のTIOBE Indexトップ3はC・Java・Pythonの順。全言語中、前年比でレーティングが最も増加したのはPython(11.03%、+1.72)であり、C(14.32%、-2.40)とJava(11.23%、-5.49)は大きく減少した。それでもCは昨年5月にJavaを抜いて以来の1位を維持している。一方、Javaは昨年11月にPythonにも抜かれて3位となり、以降は2位に復帰しているものの、Pythonとは横並びの状態が続く。
このほか、順位・レーティングともに伸ばしたのはアセンブリー言語(14位→8位、+1.16)とクラシック(.NETではない)Visual Basic(19位→11位、+0.71)、Delphi/Object Pascal(22位→12位、+0.77)、Groovy(48位→17位、+0.86)となっている。
https://gigazine.net/news/20210404-5-programmers-30000-hours/
プロになるには1万時間の練習が必要という1万時間の法則というのがあるが、ドナルド・クヌース(The Art of Computer Programmingの著者)やスティーブン・ウルフラム(Mathematicaの作者)クラスになるには、3万時間超のプログラミングが必要なようだ。
何事も一流のスキルを身につけるには1万時間の練習が必要とする「1万時間の法則」なるものがマルコム・グラッドウェルによって提案されている。この法則の自体の是非はさておき、プログラマーのBreck yunits氏は、実際に1万時間プログラミングしてみて、実際にその効果に自信を持てなかったそうだ。そこで自身が尊敬する著名なプログラマー25人にプログラミングに費やした時間を問い合わせたという。そのうち返答は5人あり、その結果をGitHub上で公開したという(GitHub、GIGAZINE)。
なお返答のあった5人は以下の通り。
いずれも3万時間以上プログラミングに時間を費やしており、yunits氏は次は3万時間を目指すとしている。
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者