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船井電機に対するTOBが10日に成立。秀和システムホールディングスが筆頭株主に 14

ストーリー by nagazou
疑問氷解 部門より
先日話題となった出版の秀和システムによる船井電機に対するTOB(株式公開買い付け)が10日に成立したそうだ(船井電機[PDF]AV Watch日経新聞)。日経新聞によれば、議決権の47%にあたる1605万株の応募があったとのことで、秀和システム側が想定していた買い付け予定数の下限となる1116万株を上回ったとしている。TOBの成立により船井電機は上場廃止になると見られる。

なお、謎の多かった秀和システムが船井電機をTOBすることになった経緯については、AV WatchやBusiness Journalが記事をまとめている。それによると、創業者の船井哲良氏が2017年亡くなったあと、長男の船井哲雄氏が船井電機株の34.18%を相続した。哲雄氏は業績低迷企業を再成長させた経験を持つ経営者を探していたという。結局は船井電機の顧問であった坂東浩二氏に経営を任せる判断をしたが、その坂東氏がパートナーとして連れてきたのが秀和グループの上田智一氏だったという流れであるらしい(Business Journal)。
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  • 相続人は医師 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2021年05月13日 15時35分 (#4030036)

    相続人(長男)の船井哲雄氏は北海道の個人病院の院長先生のようだ。
    そこまで理解すると、このTOBの流れは理にかなっている、と思える。

    • by Anonymous Coward

      船井財団の理事長だし、院長だし、普通の人じゃないですよね。

      資産も株だけで50億ぐらい?相続税とか色々考えてるんでしょうね。

      • by Anonymous Coward on 2021年05月14日 1時58分 (#4030497)

        Business Journal

         今回のTOBの本質は、創業者の遺産である船井電機株の処理にある。株式の相続をめぐるお家騒動や相続した株式が外部に流れて乗っ取り劇に発展するケースは珍しくない。そうしたトラブルを耳にしてきた哲雄氏は、投資ファンドではなく、坂東、上田の両氏を見込んで船井電機を売り渡すことにした。M&Aの歴史のなかでも極めて珍しいケースである。

        確かに普通の人ではないですね。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2021年05月13日 15時06分 (#4030006)

    これからは「はじめての4Kテレビ」、「はじめてのブルーレイレコーダー」みたいなブランド展開ができそうですね

  • by Anonymous Coward on 2021年05月13日 18時49分 (#4030267)

    我が家の最初のビデオデッキは船井電機製だったっけ
    懐かしいな

    • by Anonymous Coward

      電器屋のチラシとかを見て、親に船井電機の話を振ると、だいたい労働争議の話になる。製品を持ってない人はこれが一番印象に残ってるんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2021年05月14日 10時10分 (#4030634)

    出版社が、こんな技術力もない3流家電メーカを傘下に収めてどうするつもりだろうか?

    • by Anonymous Coward

      日本のメーカーの中で北米市場のTVシェアがトップの企業だぞ...

    • by Anonymous Coward

      OEMでの実績を知らんのか……

    • by Anonymous Coward

      北米でVHSデッキのシェア6割だった会社だぞ。
      とにかく壊れないということでブランドイメージはパナより上だったとか。

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