EVに30mの走行中に350m走行分を充電する技術。2030年代半ばの実用化を目指す 81
ストーリー by nagazou
インフラ改造系は難しい気が 部門より
インフラ改造系は難しい気が 部門より
政府が2035年までに新車販売をすべて電気自動車(EV)に切り替える方針を示していることから、走行中でも電力供給可能なシステムの研究が活性化しているという。東京大学の研究チームが開発しているのは、道路上に磁気を発生させて、その上を専用設計の自動車が走行することにより、搭載されたコイルと反応して電気が発生する仕組み。NHKの報道によれば、30メートル分先に進んだ場合、350メートル走行分の充電ができるという(NHK、ワイヤレスインホイールモーターの開発[PDF]、Wireless In-Wheel Motor 2[動画])。
研究チームの藤本博志教授の研究室の資料によれば、道路から自動車に装着されたインホイールモーターに走行中直接給電する仕組みであるという。モーターに直接給電するため、バッテリー搭載量が減らせて車体の軽量化が行える、車両本体の価格の低減が図れるといった趣旨であるという。2023年から千葉県柏市の公道で実験を始める予定だとしている。
研究チームの藤本博志教授の研究室の資料によれば、道路から自動車に装着されたインホイールモーターに走行中直接給電する仕組みであるという。モーターに直接給電するため、バッテリー搭載量が減らせて車体の軽量化が行える、車両本体の価格の低減が図れるといった趣旨であるという。2023年から千葉県柏市の公道で実験を始める予定だとしている。
30年前に見た (スコア:3, おもしろおかしい)
F -ZEROのアレですか
Re:30年前に見た (スコア:1)
エネルギー切れで爆発
Re: (スコア:0)
加速ゾーンで加速して、回生ブレーキで充電
Re: (スコア:0)
無理に走行中でなくても動く路面に駐車して充電すればいいじゃない。
動かす理由は充電中放置車を後続のために順送り退けて最終的には高額有料パーキングに入れるため。
自動運転に依存するとハッキングあるからね
Re:30年前に見た (スコア:1)
300m間隔で30mの充電道路を作れば、車体におもだるい電池が不要とのこと。
自動車以外 (スコア:2)
(路面)電車とかで使うと、給電用の電線とかだいぶん端折れるようになるのかな。
小型のインホイールモーターを作れるのなら、電動アシスト自転車とか電動車いすとか。
Re:自動車以外 (スコア:1)
路面電車で停留所だけで充電できれば、架線維持設備的には負担が凄く減るね。
そうでなくとも車両の下だけでも相当に周辺部の負担は減るだろう。
EVバスなんかでも同様には出来るな。
普通の列車だとパンタで電源取る蓄電池車の方が既存インフラと合わせやすいかもしれないけど。
Re:自動車以外 (スコア:2, 興味深い)
路面電車含めた鉄道だと駅での停車中の給電でも結局枯れた技術のパンタグラフが信頼性があって安いみたいです。
バスは停留所の道路下にのみコイルを置いてそこから無線給電という方式を早稲田でやってます。
これはF-ZEROみたいでカッコいいというのが最大のメリットになりそうな気がします。
インホイールモーター選んでる時点で駄目な感じが漂ってるし。
#そしてフロントサスはコルベットで評判の悪い樹脂製横置きリーフスプリングっぽい
Re:自動車以外 (スコア:2)
>EVバスなんかでも同様には出来るな。
10年以上前ですが、北京のトロリーバス網が似た様なことやっていました。(実験ではなく、もうインフラとして確立していたから、たぶん今もやっているのではないかと思います。)
郊外を走るときは普通にトロリーバスなのですが、北京の中心街を走る間はトロリーを下げてバッテリーで走っていました。中心街は、あちこちからバスが集中するので、架線が複雑になります。それを回避するだけでもかなり良いアイディアだと、目からうろこでした。
Re: (スコア:0)
昔(昭和初期)の特急燕で、蒸気機関車への給水の時間もけちって駅の線路にピット掘って
水入れて、走りながら掬い上げて給水するようにしたとかしようと考えたと読んだ記憶があるけど
そんな感じなのかな。
Re: (スコア:0)
路面でない電車ならJR烏山線や男鹿線で運用されていますよ。
電化区間はパンタグラフを上げて普通に走行し必要なら充電、非電化区間はバッテリーで走行。
終点駅には充電設備があります。
https://emira-t.jp/ace/3524/ [emira-t.jp]
しかし、路面電車だと車両および設備のコスト的に見合わないんじゃないかな。
Re:自動車以外 (スコア:1)
Re:自動車以外 (スコア:1)
Re:自動車以外 (スコア:1)
そのうち人も入れてビック・ローリーに。
電気自動車ではなく電動車 (スコア:2, 参考になる)
わざと混同させる人が居るのか、単なる無知なのか。
政府が目指してるのは電動車です。電動車には、ハイブリッドも入るんですよね。
「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」
https://response.jp/article/2021/01/19/342285.html [response.jp]
マイルドハイブリッドは入らないんじゃないか、という話はあるけども、このあたりは軽自動車の絡みもあるから今後検討かな。
いずれにせよ、電動車は幅広い。以下全部電動車で、後になるほど純バッテリー車。
ハイブリッド車: HV, HEVとも書く
プラグインハイブリッド車: PHV, PHEV
レンジエクステンダーEV: ReEV
バッテリーEV,(いわゆる)電気自動車: BEV
(番外)燃料電池車: FCV
EVと書いた場合、通常はBEVのことなんですが、電動車全てを含むケースもあるので紛らわしい。
可能な限りBEVと書きたいところ。
Re: (スコア:0)
あまり車に詳しくない会社の同僚に、会社の駐車場に止まってた新型ノートの説明をしたら
「それってモーターしか走行軸につながらないのならハイブリッドじゃなく、電動車じゃね?」と。
まあ、シリーズハイブリッドとEVのレンジエクステンダーの境目はあいまいだから仕方ないとはいえ、
ややこしいですな
Re:電気自動車ではなく電動車 (スコア:1)
政治的・妄信的EV派のせいもあるよ。
昔そういうEV派は、今でいうBEVのみをEVと声高にうたって「エンジン車は時代遅れ。EVこそ進むべき道。ハイブリッドもしょせんエンジン使ってるから時代遅れ」ってさんざん言ってた。
でも結局BEVは一向に普及しなくて今でも一部の嗜好品。商用車でも鉄道車両のようにほぼ完ぺきな管理ができるとこ限定。
このままじゃ分が悪すぎるからハイブリッドも「HEV」と呼んでEVの一部に組み込んで「EVは普及が一気に進んだ!」って宣伝した。
日本語は対応して「電動車」という言葉を作ったけど、やっぱり「電」というインパクトが大きいのか電気自動車との混同は免れなかった。
道路上に磁気を発生させて(多分交流) (スコア:1)
砂鉄とか屑鉄とか集まってこないのかね?(そして磁界を遮断するとか)
まあそれも含めた実証実験なのだろうが。
未来の技術? (スコア:0)
に、見えてトローリーバスの架線を地面に埋め込んだだけのような
無線にしてるのが違うか
地震で地面ズタズタになったら、ろくに車動かなくならないかな~
Re:未来の技術? (スコア:2)
埋め込み式かつ接触型ならスロットカーじゃないかな
Re:未来の技術? (スコア:1)
地震で地面ズタズタになったら、どんな車もろくに動けませんよ……
Re: (スコア:0)
緊急車両のみガソリン車かな?
#それなんてエクスドライバー
Re: (スコア:0)
この国の運転免許法制上では、トロリーバス運転免許は鉄道系(多分より正しくは路面電車系)らしい。
客・貨物を乗せない非営業車でも似たような話だろう。
当然架線から給電しようと、第三・四軌条から給電しようと、路面から(非接触)給電しようと、法律上の扱いは大差ないだろうから、先ずはこういった法制上の問題からだな。
当然非公道でもこの問題は避けられない。
Re: (スコア:0)
黒部ダムの電気バス [kurobe-dam.com]は
トロリーバス時代は鉄道だったけど、充電式に変えて鉄道事業を廃止しているので、今は普通にバスですな。
充電はパンタグラフ [raillab.jp]。
無限機関? (スコア:0)
エネルギー取り出し効率が10倍以上!
Re: (スコア:0)
もう一人もそうだがちょっと無理ありすぎ。
編集が良くないな。
「EVが30mの走行で350m走行分を充電する技術」
とかにチョっと弄れば、ボケ易いのにね。
Re: (スコア:0)
記事見てどんな永久機関だと思ってコメント見に来たら「EVに30mの走行中に(架線から)350m走行分を充電する技術」か。
それなら普通に実現できそうだし有益かな。記事名ホイホイだわ。
Re: (スコア:0)
10分間の充電で100分使えるって、べつに不思議じゃないだろ?
電気自動車? (スコア:0)
こうやって特定のルートしか走れないような車ならもう電車だね。
路面電車。
Re: (スコア:0)
逆に考えればルートが特定出来るから自動運転が確実になるよ。
Re: (スコア:0)
受電できるルートがあるだけの自動車だろ?
特定ルートしか走れないなんてどこにも無いよ。
電車で言えば、EV-E301とかのパターンだな。
Re: (スコア:0)
少なくとも積雪地帯だと、冬場は路面融雪完備のルートしか充電できなさげだから結局大容量バッテリ必須になるんじゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
この道路のインフラが国際共通化されればいいけど、されないなら日本でしか使い物にならない車になりそう。
Re: (スコア:0)
電気で走る車だから
電車
で間違えはないのでは?w
すごいけど無駄 (スコア:0)
この手のは既存の技術でできるからハードルは低い。
難しいのは高効率化とインホイールモーターの耐久性など些細な問題(効率を諦める、インホイールモーターが無理なら普通のモーター使えばいいなどできるから些細)。
しかし現実問題として、
EV化だけでも電力不足でヤバイのではという状況だから日本中のEV全部このようなものにしますなんて不可能だし、
(どんなに頑張っても有線給電よりもはるかに効率が落ちるし環境問題にどんどんうるさくなってく世の中で)エネルギーを浪費するシステムを使えるのかという問題がある。
カーボンニュートラルに合わせて「からくり」で電動化システムを人力に置き換えていこう [nikkei.com]なんて流れすらある世の中でさすがに無理でしょう。
エネルギーの浪費を無視して採用するとしても、どうせ工場内など特定エリアでしか使えない技術になる。
時代に逆行して効率の悪いワイヤレスなんて考えずに、有線充電目指せばいいのに。
電車と自動車の合いの子のようにして、パンタグラフ設置エリアで有線充電でき、そこから離れることもできるというような。トラックと乗用車などが混在することを考えたら地面側からの有線充電システムになるのかな。
Re:すごいけど無駄 (スコア:2)
自動運転なら自宅や目的地で降りた後、
車が勝手に充電しに行くようになるんかなぁ
高速走行中に電気が足りなくなってきたらPA寄りましょうよ~ってねだるんだろうな
AIを生かして路肩のコンセントにプラグを指したり抜いたりして走行中充電したらすごいな
Re: (スコア:0)
> AIを生かして路肩のコンセントにプラグを指したり抜いたりして走行中充電したらすごいな
常識的に考えて空中給油的に給電車が並走(縦走?)しつつ充電する方やろw
Re:すごいけど無駄 (スコア:1)
電童 [wikipedia.org] のことかっ [nico.ms]
セルファイターのハイパーデンドーデンチ空中換装は、
でっけぇミニ四駆以来の衝撃だったなぁ。
Re:すごいけど無駄 (スコア:1)
「誤差」の捉え方次第だからね。足りないともとれるし、なんとかなるともとれる。
豊田会長が語ったところによれば「現在日本にある乗用車が全部EVであった場合、夏の電力消費ピーク時には10~15%電力が不足する。それを解消するには、原子力発電でプラス10基、火力発電であればプラス20基が必要」だという。
https://www.webcg.net/articles/-/43860?page=2 [webcg.net]
Re:すごいけど無駄 (スコア:1)
1基の規模がわからんので何とも言えんってのがまああれだが、火力発電で深刻なのはCO2排出量の増大だね。
バッテリー生産の優位性を中国に握られたんで、欧州は車のCO2排出量としてLCAの概念の導入に積極的で、まあ間違いなく世界的にそうなる見通し。
そうなると製造に大量の電力をつかう現在のバッテリーをのせるBEVは現在の日本の発電レベルでも「(トヨタ式の)ハイブリッドの方がましじゃね?」って感じになる。
#っていうかなんにつけ自分が優位になれると思ってるから欧州は積極的なんだが
モリゾー社長の危惧のメインもそこで、このままだと日本国内で車も含めたモノづくりができない≒その従事者の職を失う可能性が出てくるという事。
これは最終的に電力を使う活動すべてに拡大されていく可能性が高いから、経済活動すべてが影響を受ける。
#海外からみたら「日本に仕事頼んだらCO2排出の問題に引っかかるからやめとこ」みたいな話にもなる
#むろん日本だけでなく、経済的に立ち遅れてる(≒電力事情がよろしくない)あまたの国も影響をうけるが、
#そういうとこは緩和策が適用されて反対しにくいようにして、目障りになって(経済的に発展して)きたら厳しくするってやり方になる
そういう情勢の中で火力発電の増設は狂気の沙汰だし、かといって原子力発電所はできるの?ってとこ。
太陽光発電は大規模なものは面積的に限界が見えて来てるし、風力発電はいまんとこ絶望的。
水力発電はすでに限界。さあどうする? ってのが日本の現状。
それに対するビジョンを全く示してないくせに締め切りだけ作った菅内閣がいかに無責任かって話でもある。
#モリゾー社長がブチぎれたのはそこ
実用化するとして (スコア:0)
電気料金の徴収のシステムも必要ですね。ETCを改良すれば良いか?
Re: (スコア:0)
長距離走るのは高速道が多いのでそっちだけに設置して料金込みにすればいいのでは
Re: (スコア:0)
有料道路以外、人が簡単に立ち入れると盗電するやつが出そうだしね。
なるほど (スコア:0)
>2023年から千葉県柏市の公道で実験を始める予定
その為に元エネルギー供給源 [hardware.srad.jp]を先に用意してたんですね(違
Re:へー (スコア:1)
静的な磁場の中を走らせながら電気を得ようとすると、起電力の反作用で走行抵抗は大きくなる。
やってることは「モーターで発電機を回す」に近いからね。
IH調理器のように磁場を変動させ続ければ車が消費した以上の電力を得ることも可能かもしれないけど、これだと磁場を作る側がかなり電力を食う。
自動車に搭載するバッテリーを減らせても、給電側を含めたエネルギー効率で見てメリットがあるのだろうか…給電設備作るのにもだいぶお金かかりそうだし。
Re: (スコア:0)
そんな事はどこにも書いてない。走りながら効率よくワイヤレス給電できる技術を実証したという話。
Re: (スコア:0)
凄い誤読でワロタ いやわっかりにくい記事だけど
「発電」じゃなくて「給電」だよ
無線給電で走行用電力だけでなく充電に回すほどに給電できるってー話
Re:へー (スコア:1)
ちゃんとPDF読んでる?
インホイールモータの充電先は、バッテリーじゃなくてキャパシタだと書いてある。
# 頓珍漢なことを書く前に、情報ソースを読もう。
Re: (スコア:0)
普通にロス含めてトータルで、30m走る間に350m分の充電ができるってだけだろ。
写真見ると小型だけど、トラックとかではどうなんだろうか?
負荷分少なくなるか、受電コイル増やして同等に出来るのか。
>たぶんバッテリ含めもとより早くヘタって環境負荷は高くなるんじゃないかな
普及して充電でバッテリーに充電しないで走る車が増えると、バッテリーは逆に持つ可能性も。
Re: (スコア:0)
あなたの理論に則れば
「置くだけでスマホが充電できる技術」はエネルギー供給なしで充電できる異次元技術だね!