5,000円以下のCO2センサの67%が反応しないという調査結果、粗悪品の見分け方 60
購入前に見分ける方法が欲しい 部門より
このため同大学では、購入したCO2センサーがCO2濃度を正確に測定できるか確認する手段として、新鮮な空気で400ppm前後の値を表示すること、息を吹きかけることにより測定限界値までppmの値が上がるといった方法を提示している。
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復活祭前の大斎期間中にチーズバーガーを食べてしまったロシア正教徒の女性がマクドナルドを訴えたそうだ(The Moscow Times の記事、 The Register の記事、 TASS の記事、 RIA Novosti の記事)。
女性は2019年4月、オムスクのカールマルクス通りを歩いていた時にマクドナルドの広告を目にする。広告はチーズバーガーとナゲットをフィーチャーしたものだったという。大斎期間中にもかかわらず我慢ができなくなった女性は、チーズバーガーをマクドナルドで購入して食べてしまう。これにより女性は30日以上続けていた斎を破り、16年以上大斎期間中に避けていた動物製品を口にすることになる。女性は深く後悔し、マクドナルドが消費者保護法に違反したと主張して精神的損害に対する賠償1,000ルーブル(約1,500円)を求めている。なお、ロシア正教会では女性に対し、裁判所ではなく告解を推奨しているとのことだ(RIA Novosti の記事 [2])。
各社COVID-19ワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、シノバックス)比較と、変異株が発生する1つのメカニズムを示した論文など。
抗体以外にも、メモリーB細胞、T細胞による細胞免疫も別にあるため、動画では抗体価だけでは比較できないとはいえ、抗体価でこれだけ差がでることは驚きである。
★引用・参考文献
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)01642-1/fulltext
ファイザー(mRNA)vs アストラゼネカ(ウイルスベクター)の抗体比較論文
ファイザー社コロナワクチン(mRNA)抗体価:21-41日目7506→70日以後3320 (44%)
アストロゼネカ社コロナワクチン(ウイルスベクター):21-41日目1201→70日以後190 (16%)
もともとアストラゼネカよりファイザーの方が6倍以上抗体価が高く、
70日以後では17倍の差が発生している
https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(21)00177-4/fulltext
ファイザー(mRNA)vs シノバックス(不活化ワクチン)の中和抗体力価比較論文
中和抗体PRNTの力価での比較(香港)
ファイザー社コロナワクチン(mRNA)抗体力価:PRNT50 269, PRNT90 113
シノバックス社コロナワクチン(不活化)抗体力価:PRNT50 27, PRNT90 8.4
シノバックスよりファイザーの方が10~13.5倍抗体力価が高い。
https://www.thelancet.com/journals/lanepe/article/PIIS2666-7762(21)00141-1/fulltext#%20
免疫不全患者における抗体治療がかえって変異株を生み出しやすいということを示唆する論文
国立病院機構宇都宮病院の研究チームが、ファイザー・ワクチンを2回接種した病院職員378人(20代〜70代)について接種から3か月後の抗体の量などを調べたところ、全ての世代で時間の経過ともに抗体価は減っていき、60歳以上では若い世代より減るスピードが速く、3カ月後の抗体価の中央値が20代の半分程度となっていたという(テレビ朝日、下野新聞)。また喫煙者は非喫煙者や禁煙した人と比較して抗体価が低かった(年齢補正済)。飲酒習慣や生活習慣は統計的に有意な差がなかった。
そもそも、どの程度の抗体価があれば、感染や重症化の予防に有効かは明らかになっていないとのことだが、抗体価の低下はワクチン接種済であっても感染の可能性があるという裏付けになる。「定期的なワクチン接種」体制を検討すべきで、特に高齢者は半年おきに再接種が必要としている。
ちなみにイスラエルでは接種した月が早いほど効果が下がっているとした保健省の調査結果がある(JETRO)。現時点(7月23日記事)での「感染抑止の面での有効性」は、1月接種:16%、2月接種:44%、3月接種:67%、4月接種:75%となっている。但し重症化を防ぐ効果は1月接種者でも86%と高い水準を維持している。とりあえず3回目のワクチン接種の可能性は欧米や日本などで現実的に検討されているようだが(読売新聞、NHK、朝日新聞)、WHOは9月末まで3回目接種を一時停止するよう呼びかけている(NHK)。
Google は 11 日、次期 Android 4 番目のベータ版となる Android 12 Beta 4 を提供開始した(Android Developers Blog の記事)。
Beta 4 ではプラットフォームの安定版のマイルストーンに到達し、Android 12 の API とアプリ側から見える挙動がすべてファイナライズされた。これにより、アプリとゲームの開発者にとっては最終の互換性テストを行い、互換性問題を修正したバージョンを提供開始すべき時期となる。互換性テストを行うには、Beta 4 を実行するデバイスまたはエミュレーターで自分のアプリを Google Play などからインストールし、Android 12 で挙動の変わる部分の動作を中心に確認していけばいい。また、Android 12 をターゲットとするアプリを Google Play で公開することも可能となっている。
Beta 4 はサポートされる Pixel デバイスでベータプログラムにエンロールすれば OTA でアップデートされる。また、デバイスメーカーのベータプログラムで入手することや、Android GSI イメージを利用することも可能だ。
先日 Apple が発表した米国内のデバイスで児童性的虐待素材 (CSAM) をスキャンする計画に対し、中止を求める公開書状への署名が 7,000 件を超えている。
計画は子供を性的虐待から守る取り組みを強化するもので、CSAM の拡散防止が中心に据えられている。しかし、誤検知やそれを狙った攻撃、テキストへの対象拡大や CSAM 以外への対象拡大、独裁政権による悪用などが懸念され、批判が相次いでいる。
公開書状では Apple に対し、1) コンテンツ監視技術のデプロイ中止と、2) エンドツーエンドの暗号化およびユーザーのプライバシーに関する約束を再確認する声明の発表を求めており、GitHub プロジェクト appleprivacyletter に Issue を送信することで署名できる。署名は Issue を確認の上で公開書状に追加されるため、12 日時点では数百件の署名が処理待ちとなっている。
Apple は懸念を払拭すべく FAQ を公開しているが、プロジェクトオーナーの Nadim Kobeissi 氏は 2 項目を引用して Apple の回答を批判している。まず、iCloud 写真を無効化すればスキャンは行われないとする Apple の説明に対し、Kobeissi 氏は 2021 年の現在に iCloud 写真を無効化することは現実的でないと指摘する。
また、CSAM スキャン技術が CSAM 以外に拡大されることはないとの説明に対しては、既にテロリストコンテンツを検出するハッシュが作られており、FBI の求めに応じて iCloud の暗号化計画を中止した Apple が政府による CSAM 以外のハッシュ追加要求を拒否するとは考えられないなどと述べている。
エンドツーエンドの暗号化やプライバシーに言及する FAQ 項目には触れておらず、公開書状の2番目の要求に応える内容ではないとみなしているようだ。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア