「人名-san」は日本語以外の言語を使う人からは面白い存在 148
ストーリー by nagazou
侍忍者芸者すき焼き相撲さん 部門より
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Takumi Suedaさんのツイートによると、日本人のように人名に「~さん」といったような尊敬の意味を表す言葉を付けるのは、日本語以外の言語を使用する海外の人から見ると非常に面白いものであるらしい。このため、海外の方に「-san」付きでメールを送るとジャパニーズ文化的な意味で相手に喜ばれるそうだ。このTakumi Suedaさんのツイートはバズっており、同様に海外の人宛に「-san」付けメールを送る人は結構多いとのこと(Takumi Suedaさんのツイート、Togetter)。
sanはあらゆる敬称の中で最優 (スコア:5, 興味深い)
他の言語にも人名につける敬称はあるけど、-sanは性別、目下目上、博士号の有無、などの属性を全部無視して丁寧さだけを演出出来るという点で破格に便利な奴です。
外国人とメールでやり取りすると、相手にはこっちの性別が伝わらないことが多いので「誰と話してるのかよくわからんけどとりあえずsanつけたら失礼にはならんだろ」って考えてるんだろうなあというケースがよく見られます。
Re:sanはあらゆる敬称の中で最優 (スコア:1)
sanという単純な綴りにもかかわらず、英語で使われない単語なのも好都合。(かぶっているのは地名か略称くらい)
さらに音が近いものでsun , sonがあるが悪い意味ではないので変なトラブルにもならないという。
Re:sanはあらゆる敬称の中で最優 (スコア:1)
ホントこれ
米国企業のアジア拠点とやりとりすることがあるけど、お互いに皆 -san で呼び合ってる
一方、冒頭のアイサツがドーモなのはまだ見たことがない
Re:sanはあらゆる敬称の中で最優 (スコア:1)
そうか、地位の高さによって
(ア)
(アベ)
(アベシ)
と変わるのか。
# ひでぶ
Re:sanはあらゆる敬称の中で最優 (スコア:1)
また Sir の称号はイギリス連邦国民でないと(持っていても)使用できない。
面倒だわなあ。
※上皇陛下の場合は……って博士というか学士もお持ちではなかったか
-- To be sincere...
一昔前の (スコア:2)
「〜同志」みたいなモノかしら。
イヤ、一昔ではたりないか。ソ連は遠くになりにけり。
Re:一昔前の (スコア:2)
ええ、それもあるのですが、こういう例 [wikipedia.org]もあるので、
って、これは日本語ではないのか。
日本語の事例としてはこちら [google.com]でしょうか。
21世紀に入るとほぼ使われなくなっている [google.com]ようで、なかなか興味深い。
AKIRAのあの台詞 (スコア:2)
「金田ァ~ッ」
「さんをつけろよデコ助野郎!」
という大変有名な台詞があるが、あれは海外ではどう翻訳されたんだろうなぁ。
英語圏だとミスターあたりが該当するんだろうか。でも、あのシーンにはそれはあわないよなぁ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:AKIRAのあの台詞 (スコア:5, 参考になる)
"KANEDAAAAAAHHHH!!!"
"That's Mr. Kaneda to you, punk!" [nicovideo.jp]
韓国と台湾と中国は「~ちゃん」 (スコア:2)
ただし腐女子に限る。ソースは現地の知人達
何語で話していても相手の名前に「さん」を付けたがるのは日本人の習性のような… (スコア:2)
あと、現地の人が「下の名前で呼んでくれ」と言っても多くの日本人は日本語の「さん」のつもりで頑なに相手を「Mister 〜」とか「Herrr 〜」とか「Monsieur 〜」とか「〜 úr」とか「〜 bey」と呼び続けます。これは相手の「仲良くしましょう」という善意の提案を拒絶することになり、失礼に当たるといくら説明しても「いや、自分は日本人だから敬称を付けます」と頑なに主張する人ばかりでうんざりしました。多くの日本人は異言語の “Mr.” や „Hr.“、 « M. »、 „úr”、 «bey» 等の敬称を日本語の「さん」だと一対一で理解してしまっているのですよね。実は日本人の「山田和浩」という人物を日本語で「山田さん」と呼ぶ場合には、英語を例にとれば、それは必ずしも “Mr. Yamada” ではなく、相手との関係に応じて “Mr. Yamada” と訳したり、“Kazuhiro” と訳したり、“Kazu” と訳したりしなければならないのですが、どうもそこが理解されていないような気がします。なお、ハンガリー人は日本人同様に姓名の順で名前を表記し、敬称も日本語同様に名前の後に付けます。なので日本では英語風に「カタリン・カリコ」と紹介されている mRNA ワクチンの開発者は「カリコー・カタリン」です(ハンガリー語は日本語同様に母音の長短を区別します。)「カリコー先生」は „Karikó tanárnő” となります。(ついでに言えば日付も „2021.10.7.” のように表記します。)
だからといって (スコア:1)
シャチョーサン、という呼び込みは要らない
後ろに付けるのが (スコア:1)
珍しいってだけ?
Re:後ろに付けるのが (スコア:1)
ベスト・キッドで一時期流行ったと聞いた覚えが有る。
Re: (スコア:0)
自分も前後の違いがあるだけで Mr. とかあるじゃんと思った
あと韓国や中国では普通に接尾辞の敬称があるのでツイート主は世界=欧米の人なのかな
Re:後ろに付けるのが (スコア:2, 興味深い)
ムッシュかまやつとかミスターオクレとか、奇をてらうというほどではないですが、異国的な雰囲気を印象づけるのかもしれません。(例に出した二人は適切じゃないかもしれないですが、いいのが思いつきませんでした。)
あと、-sanがMr.なんかと違うのは姓にも名にも使えるということでしょうか。
私もBob-sanなんて普通に使いますが、これは欧米人の多くは会ったこともないのに、最初から平気でファーストネームで書いてきたりするのに対して、日本人の私にとってはかファーストネームで呼び捨ては難易度が高く、中途半端に-sanを付けて自分を納得させているという感じです。
欧米ならまだしも、アジア方面でどっちが姓でどっちが名か分からなかったり、男性か女性か分からないような場合も-sanで済ませられるので、便利というのもあります。
欧米人にとっては、いらないものをわざわざ付けなくていいじゃんって気持ちがあるのかもしれません。関西人以外にとって、「アメちゃん」や「お芋さん」が奇異に感じるように。
あと、中国語の「先生」付けは、オレ先生じゃないんですけど…、みたいな感覚はありますね。
Re:後ろに付けるのが (スコア:3)
ごく一部だったかもしれないけれど、誰にでも先輩を付けるのが流行っていた時期があった
英語圏のアニオタ的には「Senpai」は「私の気持ち(恋心)に永遠に気づいてくれない人」という意味で使われるのだそうだ
https://dic.pixiv.net/a/senpai [pixiv.net]
Re:後ろに付けるのが (スコア:1)
万能だから使いやすいってだけじゃね
性別年齢関係ないから
Re: (スコア:0)
生き物かどうかすら関係ないから
Re:後ろに付けるのが (スコア:3)
京都に居た時は「お揚げさん」とか「おかいさん」とか食べ物にさん付けしてたけど、挙げ句の果てに「うんこさん」とか言っていたもんなぁ・・
あと不思議なのは「ニャンコさん」。猫の名前は「マリーさん」とか「ミーコさん」とかさん付けなのに、犬は「コロ」とか「ポチ」とか呼び捨て。さらに「ミーコさん帰ってきはったで」となぜか猫には丁寧語を使う不思議。
Re:後ろに付けるのが (スコア:2, おもしろおかしい)
例えばお粥はお粥さん(元コメの「おかいさん」はこれ)、飴は飴ちゃん。お粥ちゃんとか飴さんとかは言わない。
暗黙のルールがなんかあるんだと思う。
丁寧語については「犬が吠えてはる」とかいうんで、全方位丁寧な時は丁寧。
犬猫の使い分けは、どっちが支配者かという力関係でしょ。
Re: (スコア:0)
同意。
タイでも目上、年上にはP'~, 年下にはK'~ という敬称をつけます。
「日本語以外の言語を使用する海外の人から見ると」は主語を広げすぎ。
Re: (スコア:0)
P.K.ディックはどっちなんや
Re: (スコア:0)
使用者にその知識が無ければ、日常利用において無いのも同然。
存在例を1例示しただけで、全否定するのも広げすぎ。
Re: (スコア:0)
他のコメントに中国、韓国の例が既出でしたので触れなかったのですが、1 例だけでないことは明らかですね。
そーいえば (スコア:1)
富士山(フジヤマではなくフジサン)を、「山の名前にに-sanを付けた、親しみを込めた呼び方」だと解説した、英語圏向けの日本語ガイドブックがあったそうな(伝聞)。
Re:そーいえば (スコア:2)
韓国語の「さん」は (スコア:1)
ジェンダーレス (スコア:0)
学校では〜くんはNGで〜さんなのに、国会では〜くん、みたいな感じ
Re:ジェンダーレス (スコア:2)
(唯一福澤諭吉のみが「先生」であるから)
※公式な掲示などで教授だろうが「~君」だが、学生が教授を呼ぶ際にはさすがに君付けはしてないそうですが
-- To be sincere...
Re:ジェンダーレス (スコア:1)
kunは殿や様とは違って身分フリーな敬称として、創作されたんだよね。
だから、四民平等の明治という新しい時代にふさわしい敬称として、帝国議会で採用された。
諸説あるけど、吉田松陰が作ったとも言われている。
いつの間にか、主に男性向けの敬称になってしまったけど、本来はそうではない。
Re:ジェンダーレス (スコア:1)
「君」はジェンダーではなく、身分による最上級の敬称だよ。
「わが君」とか言うでしょ?
「君主」とか。
英語で言ったら"Your majesty"で、直接話しかけるのも畏れ多い存在の人のこと。
近代の「君」(くん、きみ)は平民の間で使われるようになったけれど、平安時代あたりの「君」は天皇陛下のこと。
だからそのころに読まれた「君が代」は、いくら「君って国民のことだよ!」って主張しても無駄で、「天皇陛下の治世」っていうのが正しい。
国会で「君」を使うのは、江戸時代末期ごろから政治に目覚めた若い武士たちが使い始めたころからの名残かと。
Re: (スコア:0)
昔はおたかさんがさん付けしてたのにね。
Re:ジェンダーレス (スコア:2)
おたかさんが「細川護熙さんを内閣総理大臣に任命します」と言っていたのを声付きで思い出しました。
Re:ジェンダーレス (スコア:2)
学級委員会みたいで良いと思ったけどな。
身近に感じた。
Re:ジェンダーレス (スコア:1)
衆議院では、敬称を付けるというだけの規則になっているので、「さん」でも「くん」でもいいんです。
今でも、野田聖子議員など、相手を「さん」って言う議員がいます。
参議院では、規則は衆議院と同じだけど、先例で敬称に「くん」を用いるということになっていて、「さん」ではダメ。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/houki/pdf/se19.pdf [sangiin.go.jp]
いやいや (スコア:0)
そこはsamaなんじゃないの?
#konozama
Re:いやいや (スコア:1)
確かに、日本語のやり取りだと~様か役職が多いと思うけど、
英語だと-sanは見かけても、-samaとか-kachoってのは多分見たことないな。
なんでだろ。
実際使うし向こうからも来る (スコア:0)
向こうも日系企業(の現地スタッフ)だからかもしれないけど、普通に向こうからもDear ~sanで来るな。
Re:実際使うし向こうからも来る (スコア:4, 参考になる)
海外企業、欧米でも中韓でも、~-sanですね。向こうもこっちも。
楽なのよ。
性別気にしなくていい。既婚未婚気にしなくていい。ジェンダー、ポリコレ気にしなくていい。慇懃無礼ではない。ぶっきらぼうでもない。
万能。
Re:実際使うし向こうからも来る (スコア:1)
これはマジでそう。グローバル企業で働く日本人あるあるかもしれん。
Re:実際使うし向こうからも来る (スコア:1)
通販とかクラウドサービスとかコンテンツ配信とかやってる某大手企業で仕事してるけど、結構、社内で使ってる人いるよ。
日本人と思しき人が絡んでないIssueでも、エンジニア同士のやりとりに-sanつけてる人、ちょくちょく見かける。
Genderの問題とかあるから、他人へのメッセージは社内IDか、あとは 〜〜-sanが無難と見られてるっぽい。
ACoward@ Check this please.
または
Anonymous Coward-san, check this please.
みたいな感じ。
(強いて言えば、USとAPACに多くて、EMEA所属の人はあんま使ってないかも)
尊称じゃなければ他国にも (スコア:0)
「さん」じゃないけど、「ちゃん」はドイツ語にもあるよ。
ドイツ誤には「-chen」という言い方があって、ちょうど日本語の「ナントカちゃん」という語感になる。まあ、愛称ですね(正式には縮小詞とか指小辞というものだそうな)。
企業でも使うよね (スコア:0)
日本人が多いとそうなるのだろうが、どれくらい使うかな。
日本企業なら使うでしょう。
外資でも使うようなの聞いたことある。たぶん日本人多いからでしょうが。
日本人少ないとどうだろう。
Re:企業でも使うよね (スコア:2)
20年ぐらい前に外資のコンピュータメーカー通ってたとき
普通に外国の人から日本人スタッフには「〇〇-san」ってメール来てました。
Mr.かMrs.か年上か年下か区別しなくていいし使いやすのかなと思いました。
外国人同士だとどうだったんだろ。
Re:企業でも使うよね (スコア:3)
オレは昇格とか降格とかの多い会社だから上司も部下も全部 -san にしてるんだと思ってたわ、そのときは。
ジェンダーフリー (スコア:0)
性別に関係なく使えるのが便利
Re: (スコア:0)
なりかねるということは使っても大丈夫ということですね!
Re:日本人以外に使ってはいけない言葉 (スコア:1)
男性か女性かわからん人に送るのに苦し紛れに一度使った。
それ言ったらsonも同じになるのでは (スコア:1)
男性への呼びかけにsonを使うことはありますが、「my son」で「(我が)息子よ」みたいな言い方をする以外に、年下男性に対して「坊や」という感じの呼びかけで使われることもあります。日本語で子供に対して「坊や」と呼びかけるのと同様、親しみを込めて使う場合もあれば、「自分を子供と馬鹿にしている」と相手に受け取られることもあります。