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お金

NFTアートは投機?詐欺?イラスト界隈で議論に 127

ストーリー by nagazou
お金を出す気持ちにはなれない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ここ最近、イラスト界隈などで話題となっているらしい「NFTアート」なるものだが、ねずみ講まがいでアーティストが詐欺罪に問われる危険性を訴える記事やはたまたそれを否定する記事、また現行のNFTでは技術的に価値が無いのではという分析が上がり、SNS上などで議論となっているようだ(危険性を訴えるnote記事, 反論)。

NFTはNon-Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれるなど、いわゆるブロックチェーン技術を利用したトークン識別用の技術だという。このトークンを画像データに対した発行した物が「NFTアート」として発行されており、数百万円で売買されることもあるという(KAI-YOUの記事)。

ただし、NFTアート機能の導入を求められたSkebのCEOのなるがみ氏は自身のTwitterでNFTアートについて「アートの所有権や著作権を売買しているように捉えられているがあくまでトークンを売買しているだけ」といった分析をコメント。現時点での採用には否定的な見解を示している。また、何の法的保護もない金融商品で、参加したアーティストが詐欺で訴えられる危険性があるというnote記事や、NFT販売者による反論もあり、大きな議論となっているようだ。NFTアート、スラド諸氏はどう考える?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 技術的な馴染みのなさをあえて匂わせて新規性とうわべのメリットをアピール、
    物の本質とメリット・デメリットの天秤を計らせず素人を突っ込ませる。
    自分たちは手数料とで利益を確保、突っ込んだ素人がコケたときは「勉強不足」「運がなかった」で切って捨てると。

    一時期大量発生した仮想通貨関係の広告と同じ匂いがするねぇ。
    …むしろマンション運用のあれの方が近いような気がする
    NFT自体の問題ではなく、それを商材として扱うやつらが事実上の詐欺っていうね

    • 良く分からない分野なので"危険性を訴えるnote記事"と"反論"を読み比べてみたけど、
      "反論"の方は反論になっていないところが多い気がする。
      というわけで今のところ"危険"説に賛同。

      例:

      "危険性"> NFTアートの取引では、アートそのものの所有権や使用権その他の権限が取引されているわけではない。
      "反論"> NFTはそもそも「所有権」という言い方は不適切
      私の感想:"危険性"側が「所有権を取引しているという誤解が危険」と言ってるのに対してその反論は、むしろ危険性を認めているのでは。

      "危険性"> NFTアートは株取引のような金融商品である
      "反論"> NFTアートは株式のように配当や議決権があることはないのでミスリード
      私の感想:配当とかは金融商品であることの必要条件ではないので反論になってない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 19時52分 (#4141018)

      NFT = New Fraud Technologies

      親コメント
  • by jizou (5538) on 2021年10月27日 22時41分 (#4141113) 日記

    だいたい、そいつが犯人。

    お金のやり取りの際に、きっちり税金がとれれば
    問題ないんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時30分 (#4140939)

    投資は自己責任

  • Ethereum と親

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時48分 (#4140967)

    トークンの売買をしてブロックチェーン上での所有権が得られるのだから詐欺が入り込む余地はない。
    転売でもブロックチェーンをたどればその由来が分かるから(調べてから購入すれば)偽物をつかまされることもあり得ない。

    唯一の問題は、他人の著作物を勝手にNFTとして販売しているもの。
    これはNFTに限った問題じゃなくリアルの物品でもある。
    買うならまともな販売者から直接、もしくはまともな販売者由来の転売から買えとしか言えない。

    #NFTで投機とかちょっとギャンブル脳すぎるよ

    • 見当たらなかったので
      取りあえずここに貼ってみる

      https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211012-178736/ [automaton-media.com]

      親コメント
    • 「アート作品、それもネット上にしか存在しない画像にタグつけしてNFTアートとして高値を煽って転売する」ってのは詐欺師が今現在やってることですね

    • by Anonymous Coward

      社会的に認められる所有権ではないと思うけど。作成した人間がなんの力をもって所有権を与えることができるのか。あくまでもお遊び上での所有権だよね。
      結局は署名が担保されているだけだから投機目的以外の人にとっては詐欺同然になると思う。

      • by Anonymous Coward

        月の土地の権利書を売るようんだもんだよな。
        買う方は夢(おもしろ品)を買うんだから納得してる(本気で月の土地が持てると信じてるわけではない)と思うけど
        NFTの方はどうなんだろう。
        所有権を得たと思ってそうだよね。

        印税とか入るにしても(入るはずもないけど)、所有者がコロコロ変わるなら払う方もやっとれん(管理しきれん)わな。

  •  説明を見る限り、ブロックチェーンのユニークな証明書的なトークンを埋め込むだけの技術に見える。

     トークンが無効になったところでコンテンツの本質はトークンにはないんだから、コピーガードにもならない。

     ブロックチェーンがバズワードになってた頃に似たようなことを提案する人は居たかと思うけど、DRM部分が実装出来ないと無意味なので誰もやらなかったか、もしくはやったけど実効性がないのでぽしゃった案件を掘り起こしてるだけじゃないか?

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 22時09分 (#4141094)

      私は、デジタル化された、作者の直筆サインと理解してます。

      書籍の発売記念に1冊目にだけ直筆サインするのと似てる。
      コンテンツの中身は1冊目でも2冊目以降でも同じだけど、直筆サイン入りの1冊目は熱心なファンからしたらコレクターズアイテム。

      NFTが法外な値段になることがあるのも、コンテンツに金を払ってるわけではなく、作者との関係性に金を払っている。
      だから作者との関係が薄い人から見たら、なんでそんな物に高い金を出すのか理解できない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      トークンの本質もコンテンツにはないので、DRMとかコピーガードとかどうでもいい話なんですよ

      対象はネットでいくらでも広まってる、誰でもコピーできるコンテンツでいいんです
      作者から発行されたトークンがそれ一つってところが最大のミソなんで

      だから詐欺師が作者を詐称してトークンを発行するのが問題になってるわけで

      • by Anonymous Coward

        その最大のミソに何の意味があるのかが理解できないのですが。

        • by Anonymous Coward

          金払ってる人の気持ちを考えてみればよいのでは

        • by Anonymous Coward

          発行されたトークンの意味づけによるんじゃないですかね?

          作者が「トークンと所有者を紐づけます。作者はそう認識します」と言ったり、
          「『○○の提供でお送りしました』の○○と紐づけます」と言えば、
          作者公認のそれになれるという価値は(それに金を払えるかは別として)つくのでは?

          • だったらもうアート取っ払ってトークンだけやり取りすれば? ってなるよそれ。
            作者の認識だけの問題ならアートである必要は皆無だし、
            アートの所有権は移行されてないため見るだけしかできない&見るだけならトークンのやり取りはいらない。
            海外では仕組みの形成の合わせて議論されて「いったんやめた方がいいよねこれ」って結論に達してるものを
            #あくまで現状は、ほぼ完璧にねずみ講状態で
            #責任が、導入を勧めてくるプラットフォーマーではなく最初にトークンを発行したアーティストにいく可能性が高く
            #しかも他人の著作物を勝手に自分のトークンと結びつけて取引する行為を防止する仕組みがない
            わざわざ勧めてくる輩ってどういう人種だと思う?

            親コメント
          • つまるところ「オプーナを買う権利」の類似品ってことね。

            --
            しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時08分 (#4140922)

    NFT自体あちこちで禁止されているし、詐欺師の新しい材料としか思えない。

    • by Anonymous Coward

      美術品の価格なんて元々かなり怪しいうえに「現物」さえない
      何を取引してるのかホントわからん
      「お気持ち」にいくら金掛けてんのって感じ

    • by Anonymous Coward

      印刷物だと、発行部数限定してシリアル番号付き証明書を付けて売ってたりしますね。
      それのデジタル版という印象。
      デジタルだから印刷物よりも簡単に複製出来るけど、偽造できない証明書が付いてる。

      という程度の物に、有象無象が群がっている感じ笑

      • by Anonymous Coward

        > デジタルだから印刷物よりも簡単に複製出来るけど、偽造できない証明書が付いてる。

        「美術品自体が偽造できない」ならまだ価値があるけど(これはつまりDRM)、
        NFTの場合は「証明書が偽造できない」だけで、美術品本体の方は偽造も自由にできるからなあ。

        意味ないでしょ。

        • by Anonymous Coward

          NFTの場合は「証明書が偽造できない」だけで、美術品本体の方は偽造も自由にできるからなあ。

          意味ないでしょ。

          美術品はいくら偽造できても良いんですよ。
          所有者が所有権を証明できれば良いわけ。

          古い時代でも、美術品を美術館に貸し出し展示してたりしますが、所有権者に賃料が払われますよね?
          NFTも同じ。

          • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 22時17分 (#4141101)

            NFTは証明書を売買してるだけだから、証明書の権利を持ってても美術品の所有権は移転してないから購入者は何にも出来ないんですよ。
            (NFTとは別に契約で売買している場合は除く。でもそれはNFTによる成果じゃないので。)

            また、証明書は発行しようと思えば何枚でもできるので、別にそれ自体にも価値は無いんですよ。
            (NTFとは別に契約で1枚しか発行しないとしている場合は除く。でもそれは(ry )

            本当何を売り買いしているのかよく分からない。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      禁止してるのが国の法令ならそうだろうけど
      「あちこちで禁止されてるから詐欺」って…

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時14分 (#4140928)

    問1 NFTとチューリップの球根の違いについて述べよ
    問2 NFTとチューリップの球根の類似点について述べよ
    問3 出目金はどうか?

    • by Anonymous Coward

      チューリップの方が育てて開花させれば楽しめる

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時19分 (#4140932)
    「NFTアート」とか無理解な人にはアートという成果物の権利をどうこうしてるように聞こえる
    • by Anonymous Coward

      追跡可能なハッシュ値を売買しているような感じ?

      • by Anonymous Coward
        そうですね。
        NFTが提供しているのはハッシュ値保持しているのは誰誰ですよって保証まで。
        コンテンツ保持者がハッシュ値にはこういう価値があるものとする!って宣言して
        それに価値があると思った人が売買する。

        コンテンツ保持者が前言翻して大量発行したら価値は下がるしコンテンツ保持者が偽物だったりしたらゴミになる

        法で保護されてるわけでもなく著作権とか権利系が移動することもなく、
        コンテンツ保持者の良識と取引する人たちの共通認識があって価値が発生する。
        • by Anonymous Coward

          その誰誰といいますか、最初の所有者の部分に価値があるんだと思ってます。Jack Dorsey さんのあの3.3億円のNFTに、もしDorseyさんの署名が入ってなくて単に最初のツイートへのURLだけだったらあそこまで価値は上がらなかったんじゃないでしょうか。

          • by Anonymous Coward

            あまり知られていないが同じものに対して複数のNFTを発行できる。
            香取慎吾とかは実際そうしてる。
            お互い納得してるかどうかが重要でしょうけど。

            • by Anonymous Coward

              そうなのか。
              権利として1つしか存在しないもんだと思ってた。
              これに金かけてる人たちって、単純に値上がりして売ることだけが目的だろうし
              仕組みとか価値については考えてないんだろうなぁ。

              暗号資産といい、何の裏付けもないものに価値があると盲信して高騰してるのを
              横目で見て、あぁ自分も参加して儲けてればよかったなぁ、と思うのと同時に
              こんなゴミのようなものに金をかけなくてよかった、と思ってる。

              ビットコインが真に通貨として
              市場で手軽に利用できる決済手段だったら買ってただろうけど
              ここまで投機の対象になってると手は出せないな。
              ナカモトサトシ氏(と呼ばれてる人)が描いたものはこんなもんだったんだろうか。

    • by Anonymous Coward

      権利というか権利書とか契約もNFT化出来るのでは。
      したからといって販売元が権利者だという保証はないし販売元が別の人に既に売却済みって保証もうないけど。
      NFTに残るのは結局どういうデータがどのアカウントとどのアカウントの間で売買されたかの記録だけ。
      そのアカウントを売買当時誰が保有していたかも売買したものが本物かどうかもわからない。
      敢えていうと本物も偽物もないんだよみたいな現代アートの世界?

      • by Anonymous Coward

        > 権利というか権利書とか契約もNFT化出来るのでは

        NFT化っつうかスマートコントラクト化するわけよ
        「◯月△日までにXXのBTC口座にnnBTC入金しなければトークンの所有権はA氏に移行する」みたいな
        請求書も入金確認も領収書も執行手続きも何もいらない
        払うか払わないかだけだ、全部がブロックチェーン上で完結する

      • by Anonymous Coward

        土地やビルなんかは、法的に担保された証券化が可能
        海外じゃ個人向けのローン債権とかも金融商品化されて投資対象にされてる

        かつては電話加入権とか、特殊法人が担保する金融?商品とかもあった

    • by Anonymous Coward

      実際そうでしょ?
      アートの権利を現在持っている(と称する人の流れを追跡できることになっている)だけで、
      ブロックチェーン技術自体の有効性を無視しても、そもそも最初に権利を主張した人がそのアートの権利を本当に持っているのかは誰にも分からない。

      • by Anonymous Coward

        権利を本当に持っていたとしても法的拘束力はないので称する以上のことはできない
        だからアートそのものをどうこうする力がないのに「NFTアート」という単語は不適切ではという話

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時20分 (#4140933)

    リアルの芸術品だって著作権まで買えるわけじゃないし
    いくらでも複製できるデジタルの美術品に所有権なんて何の意味もない

    ただの落書きみたいのに「これはアートだ、価値がある」とか言って仲間内で値段を付けてきた業界なんだから
    ただのトークンに値段を付けるのだって大して違いはないだろう

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時38分 (#4140951)

    という解説も見たことあるけどもはや何がなんだか

    触らなければ火傷はしないので遠くから見守ります

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時51分 (#4140972)

    何の法的拘束力も実効性もない。
    ただしNFT自体は発行時刻も含めて耐改ざん証明力を持つ技術。
    Adobe PhotoshopでアートとNFTを紐付ける技術プロダクトが先日発表された。
    NFTを証明書として用いれば、一番最初に当該アートと証明書を紐づけた者が元著作者と推認できる。
    そしてクリプトアートと言うプラットフォームもある。
    NFTに著作者IDおよび仮想通貨ウォレットID、著作権売買履歴を紐付ければアートからの回収も可能となり、アートの改ざんも不能となる(ただしNFT無しアートの流通は回避できない)
    それでも著作者・著作権者にはアートからの利益回収上は朗報となる。
    まずは野放しの漫画から始まるのではないか?

    • by Anonymous Coward

      >まずは野放しの漫画から始まるのではないか?
      トークン先はコピーし放題って事を理解していないから
      こんなトンチンカンな事を言い出す

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 18時58分 (#4140979)

    NFTは言ってみれば限定品のシリアルナンバーみたいなもの、
    リトグラフは複製品だが買う人はいるし本人のサイン付ならさらに値段が上がるし、
    浮世絵だって初版とそれ以降は絵は同じでも価値はまったく違う
    現実世界だっていくらでも複製可能なものにも現実的に価値が付いているし
    デジタルデータにも複製不可能なブロックチェーン情報を紐付ければ価値があると思う人も居る
    実際Bitcoinとかの価値もブロックチェーンにあるわけだから変ではない無い

    • by Anonymous Coward

      パワーストーンとか運気の上がる壺とか投資価値のあるラッ絵とか
      普通にのうのうとはびこってる骨董品はいくらでもあるしな

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 19時42分 (#4141012)

    「バンクシーの絵を焼き、NFT化する」という狂気
    https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2104/27/news024.html [itmedia.co.jp]
    トップ1ページ目は話それまくってるけど2ページ目からはちゃんと調べて語ってるので

  • by Anonymous Coward on 2021年10月27日 19時52分 (#4141020)

    現物の金(ゴールド)を保有するタイプの金ETFを買った場合、法的に保護され、何段階かかまして、最終的には現物の金をどこかに間接保有してる
    だから、戦争や大災害やサイバー攻撃でも起きない限り、実質的に金持ってるのと同じ効果がある

    もちろん現物の担保がない純粋な金融商品の金ETFもあるので注意は必要だが

    アートのNFTトークンをかった場合、そのアートの権利を持ってることを法的に担保する仕組みが無い

    • by Anonymous Coward

      ETF「償還することになったからこの上場廃止日までに売れよ、評価損が出ている?俺知らね」

      強制精算リスクを知らなかったiDeCoやNISAの被害者ほんと多すぎで可哀想だよ
      金のETFでも同じようになり得るから現物あっても意味がない

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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