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アメリカ合衆国

米国、各国で開発の進む超音速兵器対抗のための迎撃システム開発に3社を選定 66

ストーリー by nagazou
なんとかなるものなんでしょうか 部門より
米国防総省は19日、超音速兵器を迎撃するミサイルシステムの研究開発に関して、ノースロップ・グラマン、ロッキード・マーチン、レイセオンの3社を選定したと発表した。極超音速兵器に関しては7月27日と8月13日に中国が実際の試験を行ったと英フィナンシャル・タイムズが報じている。この中国による試験では音速の5倍の速度で移動したとされ、この実験に対して米国防総省は衝撃を受けたとされる(Reuters)。

一部の軍事専門家によれば、この超音速で飛行した物体は空対空ミサイルではないかとしている。今回の迎撃ミサイルはこうした超音速兵器に対抗する意図がある。米国政府との契約はノースロップ・グラマン、ロッキード・マーチン、レイセオンの3社別々の契約で、発注額は合計でおよそ6000万ドルとされている(Bloomberg東洋経済)。
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  • 教科書どおり (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2021年11月30日 7時20分 (#4160765)

    > 音速の5倍の速度で移動したとされ、この実験に対して米国防総省は衝撃を受けたとされる

    音速を超えたから衝撃波が発生したんやろな

    • by Anonymous Coward

      そんな近辺にスパイを送り込んでたか。
      まあロシアの新型フリゲートの処女航海時に領海ギリギリに情報収集艦を置いてたりしたしな。

    • by Anonymous Coward

      対応はえーな

  • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 9時36分 (#4160801)

    > この超音速で飛行した物体は空対空ミサイルではないかとしている

    何か変な話だと思ったら、ここは誤解がありますね。

    FTの記事の要点は、
    ・マッハ5以上で移動中の滑空体が何かを射出したらしい。
    ・一部の専門家は発射されたのが空対空ミサイルと思っていて、別の専門家は迎撃システムへの対抗策だと思っている。
    ・中国外相は、再利用型の宇宙船の実験だとしている。

    私は別に専門家でも何でもありませんが、空対空ミサイルだとする分析はいくら何でも夢が有りすぎる気がする。

    • by Anonymous Coward

      今の中国相手に安全保障上の懸念を持たないほうが夢だろ
      現実見ろって言われるやつ

      • by Anonymous Coward

        空対空ミサイルなんてありふれた兵器だとは限らない(新兵器)という意見では?

        • by Anonymous Coward

          分離弾頭とかかな?
          そこにAAMを含む可能性もあるっちゃ有るけど、確かにミサイル対抗に使うのは意味ないよな。
          相手の迎撃ミサイルならこっちの弾頭を攻撃する時点で破壊必須なんだから、予備の弾頭の方が目的遂行率は上げられる。

    • by Anonymous Coward

      なんだーうちゅうせんかあ(棒読み)

    • by Anonymous Coward

      マッハ5で飛ぶミサイルから何かペイロードが射出されたってことでしょ
      母船?が迎撃されても、子機?が使命を果たせる、という意味では
      だから貴方の2番目の・にある2項目にさほど違いはないでしょ

      • by Anonymous Coward

        3項目目の奴も再突入体の実験ならなんでも試験足り得るし。

  • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 7時45分 (#4160768)

    目標を補足するだけでも現状では無理な気がする

    • by Anonymous Coward

      無理もなにも、敵に塩を送るようなこと最初からしないんでは。

    • by Anonymous Coward

      もともと対空ミサイルはマッハ3から4くらいはあるよ。

      • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 9時45分 (#4160811)

        ICBMはマッハ10近いみたいだし。
        速度だけなら補足、迎撃は可能でしょ。
        でも、弾道飛行じゃないよね。
        弾道ミサイルより低高度を、弾道ミサイルより低速で、弾道軌道ではない軌道を飛んでくるという話だよね。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          補足が難しいのが今回の脅威なので
          見つけるための研究が中心でしょうね
          例えば観測ポイントを増やすとか

          • by Anonymous Coward

            ま、落とす算段なんて見つけた後の話だもんな。

        • by Anonymous Coward

          レーダーに捕捉されにくい低空を飛んでくるので、気づいたときにはあっという間に目標に着弾。

          まー、迎撃は極めて難しいけど、これが迎撃できるようになったら、もう爆撃機とか戦闘機なんて武器は無力だね。
          軍事バランスのパラダイムシフトが起きる。

          F-35なんか買うの無駄無駄。

          • by Anonymous Coward

            F-35などのステルス戦闘爆撃機の基本用途は、(自衛隊風に言えば「支援」)攻撃用だぞ。
            空対空格闘戦闘能力など余技に過ぎない。
            そも(航空)自衛隊が求めていたのは、空対空ミサイルを搭載した上でのスーパークルーズ(=超音速巡航能力)を有したF-22だった。

            • by Anonymous Coward

              F-22にできることはおおよそF-35にもできますが?
              その上でF-35には20年分の電子装備のアドバンテージがある。
              F-22が勝てるとすれば絶対的搭載量とベクタードスラストによる変態格闘戦能力くらいでは?

              • by Anonymous Coward

                電子装備は更新したらええんちゃう?
                レーダーの大きさは機体規模の大きいF-22の方が有利ちゃう?

            • by Anonymous Coward

              F-35はAWACSとセットでレーダーで敵を補足してミサイルキャリアに位置を知らせるのがお仕事らしいです。
              以前のE-2とF-14の組み合わせが進化したものです。

              それと、ステルス戦闘機は電波を照射方向以外に反射することで捕捉され難くしていますが、それ以外の方向にはそれなりに電波は反射されるので、AWACSでPing打って幅広く展開したF-35で照射方向以外に反射した電波を受信して位置特定するみたいです。実現してるのか予定なのかまでは知りませんが。
              そもそもJ-20含めても仮想敵国にまともなステルス機ないし。

      • by Anonymous Coward

        迎撃を現実的にするには優速でないとムズイからなあ。
        相手の方が早いと後追いになった時点で終わりだから。
        速度が上がれば上がるほど、探知から発射までに割ける時間も減るし。
        レーザーなら光速だけど、現状では再突入体の破壊は無理だろうし。
        瞬間に打てるロケット弾束にして、時限信管で飽和攻撃とかするしか無さそう。

        • by Anonymous Coward

          迎撃は、敵ミサイルの推定将来位置に向けて発射するんだよ
          誘導機能をもたず予測可能な機動なら迎撃しやすく、
          迎撃を回避すべく複雑な機動をとるなら迎撃しにくい

          • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 10時17分 (#4160829)

            弾道ミサイルなら落着位置はそんなに予測から外れないからね。
            でも極音速ミサイルはそうではないので問題になって、こうやって研究・開発しようとしてんだけどな。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              素人が思う程、超音速飛行物体は運動能力は高くないし、況してそれがミサイルとなれば、ラムジェットならエンジンが失速しかねないし、再突入など初期加速済みなら再加速は困難(そんな燃料は搭載できない)。

              • by Anonymous Coward

                運動能力でなく速度に依る運動量が問題。
                ちょっとズレただけで10kmとか簡単にズレる。
                そんなにズレると近接弾頭の効果範囲内には入れられない。

            • by Anonymous Coward

              落ちる桜の花びらの軌道が複雑で予測不可能なように、
              弾道ミサイルでも、予測不可能な軌道になる形状にすれば、
              可動部が無くても、予測不可能な複雑な軌道にできるのでは?

              • by Anonymous Coward

                それでは狙ったところに落ちないよーな?

              • by Anonymous Coward

                ってわけで、迎撃はターゲットの傍以外では成功しないだろうと。

          • by Anonymous Coward

            そもそも相手がプログラムされただけのテキトーな機動であっても、追尾するには相手よりも運動性が高くなければ会敵位置に付けない。
            ついでに相手の速度が高ければ高いほど射撃機会は少ない。

            • by Anonymous Coward

              固定目標ならともかく移動目標だと誘導する必要が出てくるが、終末誘導の問題って解決されたん?
              プラズマとかで「目」が見えなくなるとかいうやつ

              • by Anonymous Coward

                データリンクでミサイル同士が互いの「目」を共有すれば問題解決の目がありそう

              • by Anonymous Coward

                まあ多分衛星だろうけどな。
                でも誘導だけなら潜水艦でも航空機でも個人でも良いよな。

    • by Anonymous Coward

      余裕だろ、弾道ミサイルなんて毎秒6キロとかで補足してるしてるわけだし

      • by Anonymous Coward

        何故「弾道ミサイル」と言うかと言うと・・・

      • by Anonymous Coward

        フライをキャッチするのと、ピッチャーが投げた投球を横から叩き落すの、どっちが難しいだろうか?

      • by Anonymous Coward

        地球は丸いじゃん?
        地表に沿って超高速に接近されると
        まっすぐ飛ぶレーダーで見つけられる範囲が山なり弾よりシビアなのよ

    • by Anonymous Coward

      弾道ミサイル迎撃できるんだから、できるっしょ
      ノドンの終端速度がマッハ8.8らしい

      • by Anonymous Coward

        降って来るだけだから軌道が予測出来てるんだよ。
        軌道の決め打ちが出来ないと迎撃地点が数十キロ狂うんだが、それだと1メガトンの近接弾頭でも破壊出来ないかもしれんね。

  • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 8時48分 (#4160779)

    ピンポイントで打ち落とされないように工夫されてるわけで、従来の迎撃方法はちょっと厳しいかなと。近接信管とか含め。
    もっと広範囲、クラスター爆弾のように広域をカバーできるくらいのものでエリアで防御する方向じゃないと。
    鉄の柵が土中からばーん!と立ち上がるみたいな。あれ、どっかで見たなぁ、翼折りたためば通り抜けられるよね?

    • by Anonymous Coward

      レールガンはまだダメなんか?

      • by Anonymous Coward

        実質今の奴は放棄されてるだろ。
        艦砲射撃的な使い方は出来ても精密射出来んのじゃ。

  • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 9時31分 (#4160798)

    無人機にAI、そして超高速ミサイルと。
    足りないのはジャムだけだ。

    • by Anonymous Coward

      ただのAIじゃヤダ。戦闘妖精でないと。

      #ラジェンドラでも可

  • by Anonymous Coward on 2021年11月30日 12時43分 (#4160918)

    別にICBMだってマッハ20ぐらいは出して突っ込んでくる
    こいつは大気が薄いことを利用して大気バウンドなんかを使った上で
    軌道を当たり前のように変えて南半球側から回り込んでくる軌道をとったりするから
    現状の迎撃システムは北半球側に固まっていて対応出来ないから
    そういった従来の想定軌道と違うのが問題なんすよ

    • by Anonymous Coward

      現状の弾道ミサイル迎撃って、実は地雷戦とか機雷戦に近いからな。
      想定されている軌道に設置して引っかかってくれることを待つという。

      それを空中戦レベルにしないといけないのが極音速ミサイルのお話だよな。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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