突っ張り棒方式の「懸垂バー」、アパートに設置したらドア枠が壊れた 78
かなり壁に負荷がかかりますよ 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Google が先週の間に、Google ツールバーの提供を終了していたようだ (Ars Technica の記事、 Android Police の記事、 ツールバーヘルプ)。
Google ツールバーは 2000 年 12 月 11 日に提供開始。Ars Technica では 21 周年の特集記事を用意していたが、記事公開前に最後のチェックをしたところ提供終了が発表されていたという。正確な日付は不明だが、21 周年を目前にした先週 1 週間のうちに提供終了したとみられる。Google ツールバーのインストール手順を紹介していたヘルプ記事ではGoogle ツールバーがインストールできなくなったとし、代わりに Google Chrome のインストールを推奨している。
今回提供が終了したのは Internet Explorer (IE) 版であり、Firefox 版の Google ツールバーは既に提供が終了していた。Google ツールバーに限らず、アドオンとしてブラウザーにさまざまな機能を追加できるツールバーは人気を博した。しかし、ブラウザー側で標準機能となった機能も多く、ディスプレイのワイドスクリーン化が進んだこともあり、縦方向に場所をとるサードパーティ製ツールバーは下火となっていったようだ。
個人的には使っていた記憶はあるものの、かなり前のことで特に強い印象は残っていない。スラドの皆さんはいかがだろうか。Google ツールバー以外にも印象に残るツールバーがあればコメントしてほしい。
携帯キャリア3社において安価な選択肢であるahamo、povo、LINEMOといったサービスが提供されたが、そちらを選ぶとキャリアメールを諦める必要があるという問題があった。それに対して以前から総務省は有識者会議を通じて指摘してきたが、携帯各社は今月中にもこれに対応するサービスを提供することになったようだ(読売新聞)。
さくらインターネット等のメアドのみのサービスと比べると割高に感じるが、旧来iモード、EZ WIN/ISNETサービスに付いてきたキャリアメールをそのままの価格で使えると考えれば悪くはないのではないだろうか。
auは2022年3月31日に3Gの停波を予定しており、メアドのために今より高いプランに移行するか、メアドを諦めるかという状態になっていた。それに間に合った形となる。
Apple が持ち主から離れた場所 (かつ自分の近く) にある AirTag を Android デバイスで検出可能にするアプリ「Tracker Detect」を Google Play で公開した (Softpedia の記事、 9to5Mac の記事、 CNET の記事、 SlashGear の記事)。
Tracker Detect は AirTag のほか、Apple の「探す」ネットワーク (Find My Network) と互換性のあるアイテムトラッカーに対応する。このようなデバイスを使用して誰かが自分を追跡している可能性がある場合、スキャンして検出を試みることができるという。
AirTag がストーキング目的などで使われることへの懸念に対し、Apple は iPhone で検知できると説明しているが、iPhone ユーザー以外は AirTag が持ち主から離れた時に鳴らし始める音に頼るしかなかった。Tracker Detect が公開されたことで、より多くの人が積極的に AirTag を検出できるようになる。なお、Tracker Detect の利用には Android 9 以降が必要だ。
NHK、FNNプライムによると国土交通省が国の基幹統計の1つで、建設工事の受注動向などを毎月調査する「建設工事受注動態調査」において不適切なデータ処理を行ったことでデータを二重計上する誤りがあったことが判明した。
この統計はサンプルで選ばれた建設事業者に調査票を配り毎月の受注額を集める統計調査で、調査票が期日までに提出されなかった場合は推計値を計上し、遅れて提出された場合は遡って提出された値に修正すべきところを直近の月にまとめて受注したとみなして処理するよう都道府県に指示していた。これにより推計値と回答値が二重に計上されることになった。
回答を遅れて提出する事業者が多くいたことが不適切な処理をした背景にあるようだが、こちらの都合で相手にお願いをしたものの、欲しい期日までに回答が届かず適当に誤魔化したり、期日遅れの処理を楽をするため定められた手順をすっ飛ばして落とし穴にハマるというのは国に限らずよくありそうだ。
今年3月に研究機関等向けの電子版配信を開始していたそうだが(その前の記事コンピュータ・サイエンス誌「bit」が電子化・復刻の動き)、12月6日より個人向けにもAmazon Kindleでの販売を開始。
・技術雑誌 電子復刻
・AmazonのURLは省略。まとめ買いはないみたい。386冊全部買うと多分76,428円。見ていたらKindleアプリのおすすめがbitまみれに(←どうでもいい)
・Scrapbox bitの目次の著者とか記事とかをScrapbox化したら有益っぽいデータベースになった(増井俊之氏による元ツイート)
ミラー紙の記事によると、イギリス国営の医療事業で病院などを運営する国民保健サービス(NHS)に対して情報公開法に基づき情報請求をしたところ、2018年1月1日から2021年8月31日のわずか3年8ヶ月の間にアマゾンの倉庫で発生した救急車の呼び出し通報は971回。2018年は215回、2019年は209回、2020年には299回で、今年の8ヶ月間は248回で去年より24%増加。平均で週に5回呼び出しをしている(Mirror)。
エセックスのティルベリーにある倉庫では、24時間稼働で4000人が働く。今年11月7日日曜日の朝8時、この倉庫で働いていたある労働者がトイレで死亡しているのが発見された。971回のうちこの倉庫だけで178回に及ぶ。
ウォリックシャーのラグビーにある倉庫からの通報では自殺未遂の記録があり、スタフスのルージュリーの倉庫からは自殺願望の通報と薬物の過剰摂取による事故が記録されていたそうだ。
今年のイギリスのブラックフライデーでは20億ポンドの売上を計上したが、記事で語っている匿名の内部告発者は、10時間の夜間シフトで380件の商品を探し回るのを経験しており、また、コロナに感染している例外を除いて病気で休職する場合初めの3日間は手当は出ないそうだ。
アマゾンの広報担当者は「当社を批判している者たちは不完全な情報を意図的に誤解を招くような仕向けている」「イギリスの他の輸送倉庫業と比較してもアマゾンは平均40%も怪我・事故が少ない」「救急車の大部分は、仕事関連ではなく持病」「政府の傷病手当方針が4日目から始まるので他の小売業者と同等である」としている。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie