NVIDIA製GPUディスプレイドライバーに複数の脆弱性 5
脆弱性 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Google が提供終了を発表していた従来の無償版 G Suite だが、非営利の個人限定で提供を継続することになったようだ (Google Workspace 管理者ヘルプの記事、 9to5Google の記事)。
従来の無償版 G Suite は 16 年前から提供されており、2012 年に提供終了が発表されたものの既存ユーザーへの提供は続いていた。ところが Google は今年 1 月、7 月 1 日以降は利用できなくなるとして、有料の Google Workspace サブスクリプションへアップグレードするよう促した。
しかし、長年利用していたユーザーの反発は強く、Google Workspace 管理者ヘルプの記事には個人ユーザーなら従来の無償版 G Suite を使用し続けられることを示唆する記述が追加され、企業ユーザー向けには無償の Google Workspace Essential Starter エディションが発表された。4 月にはアップグレード期限も 1 か月延期され、カスタムドメインや複数のユーザーを管理する機能を必要としないユーザー向けに (営利・非営利にかかわらず) 料金不要のオプションを提供する計画が示されていた。
今回のヘルプ記事更新では料金不要のオプションに関する記述が削除され、従来の無償版 G Suite が 6 月 27 日以降ビジネス目的で使用できなくなること、アップグレードしなくてもその他の Google サービスや購入済み有料コンテンツが引き続き利用できることが明記された。一方、個人の非営利ユーザーに限り、手続きをすることで Google Workspace へのアップグレードを無効にして従来の無償版 G Suite を使い続けられるようになる。
何も対応しない場合は 8 月 1 日以降アカウントが無効になるので、Google Workspace にアップグレードするか、非営利目的で使用するためにアップグレードを無効にする必要がある。また、個人の非営利ユーザーが 1 月 19 日以降に Google Workspace へアップグレードしてしまった場合、Google サポートに連絡することで従来の無償版 G Suite へ戻すことが可能とのことだ。
過去記事で報じられた、千葉県木更津市のドーベルマンの「逃走(2回目)」だが、実際には逃走ではなく盗難だったことが明らかになった。報道によると、2人の容疑者は一回目の脱走で捜索に協力し、ドーベルマンの捕獲に成功したという。 またほかの記事によると、当初から警察は盗難を視野に入れて捜索していたそうだ。
過去記事やほかのSNSなどウエブでタレコミ人はコメントしなかったが心の中では、飼育者の管理責任について問題があったのではないかと毒づいていた。こういうときに、事実が判明する前に先入観で他人を批判する、というのはネットフレームとしてよくあるので、自身の判断力批判として反省したい。皆様はこのような先入観でコメントなど行動して、後から反省するような経験があったら、シェアして頂ければ幸いだ。
イーロンマスク氏によるTwitter買収を巡り、Twitter社が米証券取引委員会 (SEC) に提出した「偽アカウントまたはスパムアカウントの割合は5%未満」としたデータに、マスク氏が実際には20%に上る可能性があるとしてクレーム。買収が一時保留される状態となっているようだ(Bloomberg、ITmedia、CNET)。
マスク氏は、偽アカウントの比率が5%未満であることが証明されない限り、買収計画を進める意向はないと表明している。米証券取引委員会(SEC)が数値の正確性に関して調査すべきだなどと主張している模様。
なお、男が持っていたのはガラケーなのかガラホなのか不明。
5月11日にRed Hat Enterprise Linux 9が正式発表、18日にリリースされた(Red Hat Customer Portal、クラウド Watch)。
主にセキュリティ強化とエッジ向けの機能を強化しており、SELinuxの強制有効化やSHA-1の無効化、OpenSSL 3への対応の一方で管理、運用面では大きな変更はないようだ。>ISOのダウンロードが可能になっているがSSHのrootパスワードログインがデフォルトで無効化になっており、新規インストール時は注意。
アメリカ自動車協会 (AAA) が 3 社の先進運転支援 (ADA) システムによる衝突回避の実験を行ったところ、遅い先行車や自転車への追突はすべて回避できたものの、センターラインをはみ出して接近してくる対向車との衝突は防げなかったそうだ (ニュースリリース、 The Register の記事、 報告書: PDF、 動画)。
ADA はドライバーの積極的な関与を必要とするレベル 2 の自動運転技術だが、実験ではドライバーが ADA の有効状態を維持するのに必要とされる以上の操作を行わず、衝突するかどうかは ADA 任せになっている。そのため、衝突時にドライバーの危険が小さくなるよう、実験用に設計された軽量な自動車のダミー「Soft Car 360」や自転車・ライダーのダミー「4activeBS」を用いている。
実験で用いられた ADA は Hyundai Santa Fe が搭載する「Highway Driving Assist」と Subaru Forester が搭載する「EyeSight」、Tesla Model 3 が搭載する「Autopilot」の 3 種類。実験は遅い先行車や自転車への追突回避と、対向車との衝突回避のほか、見通しのいい丁字路を直進する車の前に飛び出してくる自転車への衝突回避という 4 種類のシナリオで、各車両 5 回ずつ試行された。
上述の通り追突回避は各車両とも 5 回の試行すべてで成功しているが、対向車には全試行で衝突した。Model 3 は対向車を検出して自動ブレーキを適用し、大幅に速度が低下した状態での衝突だったが、Santa Fe と Forester は対向車の検出自体ができていない。また、Santa Fe と Model 3 は丁字路から飛び出してくる自転車を検出して停止し、衝突を回避したが、Forester は自転車を検出できずに衝突している。動画では Santa Fe と Forester の色が同じで見分けにくいが、飛び出してくる自転車に衝突しているのが Forester、衝突を回避しているのが Santa Fe だ。
Apple は 16 日、自動更新サブスクリプションの価格引き上げ通知に関するアップデートを発表した (Apple の開発者向けニュース記事、 App Store Connect ヘルプ、 9to5Mac の記事、 Mac Rumors の記事)。
これまで自動更新サブスクリプションの価格が引き上げられる場合、価格引き上げ前にユーザーが新しい価格を承諾する必要があった。新価格を承諾していないユーザーのサブスクリプションは更新されなくなるため、サービスが中断されて再登録が必要になるなどの問題が発生していたという。
今回のアップデートでは、1 年間の値上げが 1 回のみであること、引き上げ幅が 5 米ドル (年間価格の場合は 50 米ドル) およびサブスクリプション価格の 50 % を超えないこと、現地法で許容されていることを条件に、ユーザーへの通知を事前に行えば承諾なしに価格を引き上げることが可能になる。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー