経産省、27日に需給ひっ迫注意報発令。15時~18時は冷房は適切に使用しつつ節電を 203
先が思いやられる 部門より
影響が出るとみられるのは15時~18時の時間帯で、注意報によれば16時~16時30分の予備率が4.7%、16時30分から17時の予備率が3.7%という「厳しい見通し」になるとしている。同省では冷房等を活用しながら、使っていない照明を消すなど「無理のない範囲での節電」を求めている。
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オーストラリアの競争・消費者委員会 (ACCC) は 23 日、「Galaxy」ブランドの携帯電話の防水性能に関する広告が消費者をミスリーディングする内容だという訴えを連邦裁判所が認め、Samsung Electronics Australia に罰金 1,400 万豪ドルの支払いを命じたと発表した (メディアリリース、 The Guardian の記事、 The Verge の記事、 The Register の記事)。
この裁判は防水モデルの Galaxy を海やプールで使用する広告の内容が消費者をミスリーディングするものだとして、2019 年に ACCC が提起したものだ。当時 ACCC は水に触れることによる製品寿命への影響がテストされていないことや、ウェブサイトで「ビーチやプールでの使用は推奨しない」などと説明していること、水中での故障が製品保証の対象外になることなどを挙げていた。一方、今回の発表では当初の訴状にない、濡れた状態での充電による充電ポートの腐食のみが問題点として指摘されており、訴訟の過程で内容が修正されたようだ。Samsung は問題を認めており、罰金支払いにも合意しているとのことだ。
トヨタのbz4Xとスバルのソルテラはタイヤ取付けが日本車では珍しくボルト方式だが、何らかの不具合で、急旋回や急制動を繰り返すと緩む可能性があり、最悪タイヤが脱落する恐れがあるという(ロイター)。
不具合は海外で走行中に指摘された(事故が起きた訳ではない)。対策がまだ決まっていないので、とりあえず全車運行停止となった。bz4Xは世界で約2700台、ソルテラは約2600台が販売店に届いているが、顧客に納車された車は(少なくとも日米では)まだないようだ。ボルトの不具合らしいが、それ以上具体的な情報がなく、詳細不明。ちなみに日米車は一般にハブに埋め込まれたスタッドボルトにホイールを嵌めてナットで固定するが、欧州車は一般にハブにネジ穴が開いており、ホイールの孔を合わせてボルトを通して固定する。
イタリアの個人情報保護機関 GPDP は 23 日、イタリアのウェブサイトが Google Analytics (GA) を使用すると EU の一般データ保護規則 (GDPR) 違反になると発表した (ニュースリリース、 Key4biz の記事、 The Register の記事)。
GPDP は複数の苦情を受け、EU 域内の他のデータ保護当局と連携した調査を実施していた。その結果、GA が収集する個人情報は適切なデータ保護を行わない米国へ送られること、個人情報である IP アドレスは一部が省略されていても Google が他のデータと組み合わせてユーザーを識別可能なため完全には匿名化できないことが判明したという。GPDP は既に Caffeina Magazine による GA 使用が GDPR 違反になると判断し、運営する Caffeina Media に修正を命じたが、イタリア国内の他のウェブサイトに対しても 90 日以内の対応を促している。GPDPは期限後に個別の調査を開始するとのこと。
EU 域では Schrems II 事件に関する EU 司法裁判所の判断を受け、オーストリアやフランスの当局が GA の使用をGDPR違反と判断している。オランダのデータ保護機関(AP)もGAの使用が禁じられる可能性があると 1 月に発表しているが、現在も状況は進展していないようだ。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー