理工系学部に「女子枠」、文科省が創設促す 135
無理に増やしても 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Google は 15 日、Android OS の最新メジャーバージョンとなる Android 13 を正式にリリースした (The Keyword の記事、 Android Developers Blog の記事、 Android Police の記事、 9to5Google の記事)。
Android 13 は対応 Pixel デバイスへのロールアウトが始まっており、システムイメージも入手可能だ。現在ベータプログラムに参加しているデバイスでは今後もベータ版のアップデートが提供され続けることになるため、ベータ版を受け取りたくない場合はベータプログラムサイトでオプトアウトする必要がある。他社のデバイスでも年内に Android 13 の提供が始まるとみられる。
ソースコードは Android オープンソース プロジェクト (AOSP) で公開されている。ブログ記事では GSI イメージや Android Emulator 用のシステムイメージも正式版に更新されたと説明されているが、GSI イメージはBeta 4 のままであり、Android Emulator 用のイメージは SDK マネージャーで Android Emulator を更新しても、Android Studio 自体を更新しても Beta 4 のままだった。
なお、Google では Android 「13」をラッキーナンバーとして、以下のように 13 の新機能を取り上げている。
- 非 Google 製アプリでの壁紙と配色に合わせたカスタマイズ
- アプリごとの言語設定
- 再生内容に合わせて変化するメディアプレイヤーの外観
- 就寝モードに連動した画面表示オプションの切り替え
- 特定の写真や動画に限定したアクセス許可
- クリップボードからのセンシティブデータ自動削除
- ユーザーが許可したアプリのみ通知を表示可能
- ヘッドトラッキング対応ヘッドフォンでより没入的な空間オーディオ再生
- メッセージングアプリから Chromebook へのストリーミング
- Bluetooth LE Audio 対応
- スマートフォンとタブレット間でのコピー&ペースト
- 大画面デバイスでのマルチタスクを容易にするタスクバー
- タブレットで手の平とスタイラスペンを区別
スラドの皆さんは Android 13 で気になる機能が何かあるだろうか。
8月13日から14日にかけて東京ビッグサイトで3年ぶりとなる夏のコミックマーケット100 (C100) が開催された。前回のC99から続くチケット制となったが、その結果改善された部分と課題となった部分が改めて話題となっている(マグミクスの記事, コスプレエリア・年齢層・マイナージャンルのTogetterまとめ)。
2019年のC97が4日間でのべ75万人だったのと比べ、今回の参加者数は1日8万5千人と制限されており、入場にも有料のチケットが必須となっている。結果として、C99と同様にコミケを悩ませていた徹夜組や国際展示場駅からのダッシュは消滅した。混雑はしていたものの会場内の移動も快適で、また身分証も必須になったためか、コスプレエリアにおいても痴漢やローアングラー、長大な行列や囲みが減るなどの改善が見られたという。
一方で転売はいまだ続いており、ダミーサークルを使った入場が改めて問題視されている。また新規参加者の敷居が上がった結果既刊が売れなかったり高齢化が進んだといった話や、一般参加者が大幅に減ったことからマイナージャンルや弱小サークルにはそもそも人が来ず手にすら取ってもらえなくなったという声も上がっている。参加したスラド諸氏の感想はいかがだろうか?
コミケでは、今年もいろいろな話題が出たようだ。別のタレコミでは、安部元総理を殺害した山上容疑者が自作銃を使用したことから、マスコミ関係者がミリタリー関係の出品をチェックしていた可能性があるようだ(柏木@SDT-WORKSの中の人さんのツイート)。また当日参加予定だった小野田紀美参議院議員は、12日の内閣改造で防衛大臣政務官になり、危機管理の当番になったことから当日の参加を断念することになったという(小野田紀美氏のツイート)。
Google は 10 日、Google ドキュメント/スプレッドシート/スライドで Office ファイルの編集機能を使用する際の互換性情報表示の改善を発表した (Google Workspace Updates の記事、 Android Police の記事)。
Office ファイルの編集機能を使用するとファイル名の右側に拡張子が表示されるが、改善後に追加される警告マークをクリックすると互換性に関する情報を確認できるようになるという。編集する Office ファイルで互換性のない機能が使われている場合、ファイルを変更すると該当機能が削除されること、復元するには変更を元に戻して元の文書を復元する必要があることが表示される。互換性に問題がない場合はその旨表示されるので、安心して編集できる。
新機能は 8 月 10 日から最大 15 日間かけて順次ロールアウトする。対象は Google Workspace ユーザーのほか、従来の G Suite Basic / Business ユーザー、個人向け Google アカウントのユーザーとのことで、Google アカウント所有者はほぼすべてが対象になるようだ。
エンジニア向け転職サイトのFindyが8月15日、「デスマーチを生き延びたからこそ今がある。経験からの学びとは」と題したオンラインイベントの告知を行ったところ、デスマを肯定的に取り上げるなと炎上、即日に中止に追い込まれる事態に陥ったようだ。
イベントの解説によれば「炎上プロジェクトの渦中にいた頃のこと、つらい日々を乗り越えるための秘訣、デスマ経験から得られたこと」などを経験者に話してもらうという趣旨のものだったようだ。
しかしTwitter上では、「デスマーチで普通にメンタル壊した人いっぱいいるんだぞ」「デスマを経て得られる学びは学びがないということ」「生存バイアスの垂れ流し」「美化するな」といった声が寄せられ、同日中には不適切なテーマだったとしてイベント中止が発表された。
IT系では昔からデスマを生き延びた人物が優秀と言われたり、デスマを武勇伝のように語る人が居た一方で、昨今ではそれがただの生存バイアスでしかなかったと、またブラックな仕事を肯定的に語っていたと否定されるようになってきたかと思われる。今回もそうした流れの延長にある炎上と思うが、スラド諸氏はどう感じるだろうか?
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds