アイワからブランドライセンスを取得したJENESISは、「aiwaデジタル」ブランドで展開するデジタル製品を発表した。
以前にも予告されていたように第1弾として用意されたのは、スマートフォン1機種、Androidタブレット3機種、それにPCとスマートウォッチとなっている(
PC Watch、
ASCII.jp、
ITmedia)。
第1弾はエントリー向けのものが多いとされる。その代表となるスマートフォンでは、プロセッサがUnisocの「T310」、メモリも2GBと須磨の基準ではかなり少ない。OSはAndroid 12ではあるもののスペックを抑えた廉価なモデルでも動くように設計された「Go Edition」採用となっている。Google純正のプリインストールアプリも機能制限がある。その反面、同社のオンラインストアでの価格は1万6800円となっている。タブレットもエントリー向けの製品が中心となっている。
ITmediaの記事によれば、第1弾の製品はあくまでショーケースに近い位置づけであるという。「aiwaデジタルらしさ」を出すのは第2弾以降の製品になるようだ。タレコミによるとそうした「aiwaデジタルらしさ」を出す製品の一つとして、デジタル楽器「
インスタコード」の量産機発売なども進めていくことが発表されている。インスタコードは、楽器の経験が無くてもギターやピアノのように演奏できる電子楽器。開発元のブログによると、MIDI入出力などいくつかの機能が省略された弾き語り特化型のシンプルなモデルになるとしている。aiwa版の発売は2023年初頭を予定しているという(
インスタコードのゆーいち、
インスタコード公式Twitter)。