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2022年9月6日の記事一覧(全12件)
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交通

函館本線の函館-長万部間の第三セクター化と廃止・バス転換方針が固まる 75

ストーリー by nagazou
転換 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、先日長万部-小樽間のバス転換が決まった函館本線だが、北海道新幹線札幌延伸で経営分離される函館-長万部間の存廃を議論する沿線自治体による協議会があったそうだ。

それによると、全線維持を含むこれまで提示されていた3案を元に、函館-新函館北斗は第三セクターで存続、新函館北斗-長万部は廃止の上、バス転換の可能性が高いようだ。ただ、この区間は貨物列車の利用が多いため、廃止の影響が大きい。また、第三セクター区間の内、下り貨物列車が使っている藤城線(七飯-大沼)と五稜郭車両所は継承しない方針が了承されたそうだ。

貨物輸送ができなくなる廃線は地域だけでなく国全体に影響すると思うのだが、皆様はどう思うだろうか。

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JAXA

H3ロケットのエンジン改修に目処、2022年度内に初打ち上げへ 37

ストーリー by nagazou
前進 部門より
JAXAは次期主力ロケット「H3」について、メインエンジンの開発の見通しが立ったとして、今年度中の初号機打ち上げを目指すと発表した。「H3」は「H2A」の後継機として開発中だったが、メインエンジンの不具合が原因で、2020年度の打ち上げ計画から2度ほど延期、その後は具体的な打ち上げの目標時期は示していなかった。11月に予定する実機での燃焼試験を経て判断するが、現時点ではエンジンの試験は順調だという。9月1日に記者会見した岡田匡史プロジェクトマネージャは「エンジン問題へのある程度の見通しが立った」と話している(H3ロケット開発状況に関する記者説明会NHK日経新聞)。
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バグ

Cruise、事故回避の判断を誤った自律走行システムソフトウェアをリコール 43

ストーリー by nagazou
リコール 部門より
headless 曰く、

Cruise が米カリフォルニア州で自律走行車 (AV) のドライバーレスサービス展開許可を受けた翌日に発生した事故 (PDF) について、自動運転システム (ADS) ソフトウェアのリコールを米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) に報告している (リコール報告書: PDFThe Register の記事)。

事故が発生したのは 6 月 3 日。Cruise AV は自律走行モードでギアリーブールバードを東向きに走行しており、スプルースストリートで左折すべくウインカーを出して中央の左折車線に入る。青信号で左折を開始すると、ギアリーブールバード西向きの右折・バス専用車線を走行する Toyota Prius が交差点に接近。Prius は制限時速 25 マイルの区間を時速およそ 40 マイルで交差点へ進入してきたため、左折途中の Cruise AV の ADS は前方の衝突を避けるため急ブレーキをかけて停止した。

しかし、Prius は右折せず、そのまま直進して Cruise AV の右後部に衝突したという。州自動車局に提出した事故報告書では Prius が一方的に悪いように説明されているが、Cruise AV が変な位置で停止したため Prius が衝突回避のために直進したようにも読める。各車に乗っていた人はいずれも軽傷で済んだとのこと。

この事故を受けて Cruise は 事故回避の判断を誤った ADS の非優先時 (直進と右折が左折に優先する) 左折を無効にし、7 月のアップデートでこのシナリオが再現しないよう修正したうえで、徐々に非優先時左折を再び有効化したとのことだ。

15779793 story
テクノロジー

6GHz帯を使った無線LAN「Wi-Fi 6E」が日本で解禁、対応製品も発表 36

ストーリー by nagazou
発表 部門より
総務省は9月2日、「電波法施行規則等の一部を改正する省令(令和4年総務省令第59号)」を公布、同日に施行したと発表した。これにより国内で「6GHz帯の無線LAN」と「自動車内における5.2GHz帯の無線LAN」の利用が解禁された。IEEE 802.11axで規定されている6GHz帯の電波に対応する無線LAN機器の利用が合法化された。これらは一般に「Wi-Fi 6E」という名称で呼ばれている(電波法施行規則等の一部を改正する省令[PDF]省令による規則改正の概要[PDF]INTERNET WatchITmedia)。

これを受けてWi-Fi 6E対応を謳う製品の発表もおこなわれている。NECプラットフォームズからはWi-Fi 6E対応のWi-Fiホームルータの「Aterm WX11000T12」「Aterm WX7800T8」の2機種が発表された。WX11000T12は10Gbps 有線ポート(10GBASE-Tポート)を搭載した12ストリーム仕様の製品。Aterm WX7800T8は8ストリーム仕様の製品。いずれも9月15日から発売される(NECプラットフォームズ)。バッファローからは同じく5日に最大2.5Gbps対応のINTERNETポートを搭載するドWi-Fiルーター親機「WNR-5400XE6」やペアリング済みのWi-Fiルーター親機・中継機2台セットモデル「WNR-5400XE6/2S」などが発表された(バッファロー)。
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交通

鉄道愛好家らによる貸切電車でトラブル。踏切が遮断されたまま撮影会 98

ストーリー by nagazou
途中予定者の話は撮影のためのフェイクなの? 部門より
広島電鉄(広島市)で8月28日、駅で予定外に約4分間停車が発生し、付近5カ所の踏切を長時間遮断するトラブルがあったそうだ。停車した車両は鉄道愛好家ら約30人の団体による貸切電車で、停車中に乗客が降車、踏切が遮断されたまま撮影会のような状態になったことで発生したトラブルだという(産経新聞)。

この団体客は上り線と下り線の2グループに分かれ、2つの列車がともに28日午後3時7分に宮島線草津駅に停車、全員が乗車したまますれ違う予定だった。28日当日に団体客から草津駅で2人を乗車させたいと依頼を受けたものの、草津駅に到着後、乗車予定者は姿を現さなかった。このとき電車は連絡や確認のため約4分間停車したことにより、周辺地域の踏切遮断が発生したとしている。なお鉄道愛好家らは踏切が遮断された状態で車両から降りて駅や列車を撮影していたとしている。

nemui4 曰く、

貸切でのご利用について(広島電鉄)
https://www.hiroden.co.jp/train/group-charter/charter.html
意外と安いですね。

15779806 story
教育

教育未来創造会議が大学等と社会の在り方に関する提言を行う 126

ストーリー by nagazou
未来 部門より
9月2日の閣議で永岡文科相は、教育未来創造会議でまとめた教育未来創造会議第一次提言への取り組みを時系列で整理した工程表を報告した。この工程表では、自然科学分野の学生割合を5割程度に増やし、文理横断教育を推進、同時理系を目指す女子学生を増やすなどとした大学の機能強化、高等教育の修学支援新制度の拡充や「出世払い」奨学金の導入など、学びの支援の充実などといった内容が提示されているという(教育新聞)。

miishika 曰く、

教育未来創造会議が、日本の未来を牽引する大学等と社会の在り方に関する第一次提言を行った。
理工系の入学者、(特に女性の)修士・博士号取得者を増やすべきという主張ですが、卒業後の就職と高い報酬が見込めれば自然に人は集まるのではないか。

15779811 story
国際宇宙ステーション

警察が人工衛星画像を活用。5年間で179回購入、特定秘密文書扱い 55

ストーリー by nagazou
マルサあたりも使ってそう 部門より
毎日新聞によると、警察が民間の人工衛星が撮影した画像を購入し、犯罪捜査に活用していることが判明したそうだ。開示文書から明らかになったもので、それによれば2016~20年度の5年間で購入は計179回あった。費用は計約1億950万円であったとされる。人工衛星を使った捜査の実績が明らかになるのはこれが初めて。ただし、捜査で画像をどのように用いたのかは非公表とのこと(毎日新聞)。
15779817 story
ニュース

声がほとんど漏れず、周囲の音をほとんど拾わないBluetoothマイク「mutalk」 63

ストーリー by nagazou
ちょっと欲しい 部門より
Shiftallは、声を外に漏らさないBluetoothマイク「mutalk」の量産モデルを発表した。この製品は年初におこなわれたCES2022で発表していたもので、自分の声を周りに聞こえにくくする、音漏れ防止機能付きのBluetoothマイク。内部に吸音材やマイクを搭載しており、外に漏れる声は平均で-20dB、叫び超えなどの高音域では-30dB削減できるとのこと(リリースAV Watchデモ動画)。

スマートフォンやパソコンとワイヤレスで連携して、ボイスチャットやWeb会議などで活用できるとされる。喋る時だけ口に当てて使えるほか、専用のバンドで口の前に固定することもできるそうだ。2日から予約受付を開始しており、価格は1万9900円。出荷タイミングは11~12月頃を予定しているとのこと。
15779820 story
スラッシュバック

ロシアのタクシー会社、偽予約でモスクワの通りに全ての車両が誘導される 16

ストーリー by nagazou
ようやる 部門より
ロシア最大手のタクシー会社が9月1日、ハッキング被害により偽の予約がおこなわれた結果、全ての運転手が一か所に誘導されるというトラブルがあったそうだ。この結果、モスクワ中心部にあるクツゾフスキー大通りで40分から2時間程度の渋滞が発生したとしている。現場では数十台のタクシー車両が集まるという珍しい光景だったことから野次馬が集まったとのこと(Geekweek渋滞の様子GIGAZINE)。

ロシアのセキュリティ企業・SearchInformによると、モスクワではこのようなハッキング事件が発生するのは前代未聞であるという。タクシーを1か所に集合させるような偽の予約には、Yandex Taxiに登録してアカウントを作成する必要があるうえ、電話番号だけでなくクレジットカード番号の入力も必要になることから、アカウントの乗っ取りにより行われたのではないかと推測しているという。
15779835 story
お金

楽天モバイルとの不正取引が原因で日本ロジステックが倒産、両社の社員が共謀か 67

ストーリー by nagazou
疑惑 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日本ロジステックとその関係会社の日本ロジステックサポートは8月30日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(帝国データバンク倒産速報同続報東京経済ニュース)。負債額は約151億円に上るという。

日本ロジステックグループは1959年創業の総合物流企業。同社は近年、楽天モバイルから基地局建設の部材の保管や輸送の業務を受注して業務が急拡大し、2022年3月期には売上高約405億円、当期純利益27億円を計上していた。

当初は楽天モバイルと何らかのトラブルが発生したことで資金繰りが行き詰ったと報じられていたが、9月2日に朝日新聞が詳細をスクープ。それによると楽天モバイルの元従業員が実質的に支配している法人に対するコンサルタント料などを不正に上乗せした業務委託料を楽天モバイルに請求していたとされる。水増し請求による損害は約46億円に上るという。

楽天モバイルもプレスリリースの中で報道内容を大筋で認め、刑事上および民事上の責任追及を行っていく予定だとしている。

15779833 story
Chromium

Microsoft Defender、ChromiumやElectronベースのアプリを誤検知 26

ストーリー by nagazou
誤爆というか自爆 部門より
headless 曰く、

Microsoft Defender ウイルス対策で 4 日、Microsoft Edge を含む数多くの無害なアプリケーションをマルウェアと誤検知するトラブルが世界的に発生していたそうだ (Windows Central の記事The Register の記事Microsoft Community での質問と回答)。

影響を受けたのは Microsoft Edge や Google Chrome など Chromium ベースのアプリケーションおよび、WhatsApp や Discord、Spotify など Electron ベースのアプリケーションで、Win32/Hive.ZY として誤検知されていたという。

Win32/Hive.ZY は 4 日にリリースされたウイルス対策のバージョン 1.373.1508.0 で検知対象の脅威に追加されており、ここで問題が導入されたとみられる。Microsoft ではそれから 1 時間以内にリリースしたバージョン 1.373.1537.0 で修正したと説明しているそうだが、リリースノートでは特に触れられていない。

個人的にはまったく気付くことなくバージョン 1.373.1537.0 になっていたが、スラドの皆さんは問題発生を目撃しただろうか。

15779828 story
地球

海のプラスチックゴミのうち4分の3以上は漁業関連などが原因。日本からが最多 145

ストーリー by nagazou
関連人口多いからなあ 部門より
crass 曰く、

自然保護団体「The Ocean Cleanup」が2019年に太平洋ゴミベルトで採取した573kgのプラスチックごみの分析結果を公開した。
通説では「海洋プラスチックごみの約8割は陸域から発生」とされていたが、実際は約8割は沖合での漁業活動によるものだった。文字やロゴが確認できたゴミの内訳では日本からのものが34%で最多で、中国が32%で続いた。

Scientific Reportsに掲載された研究によれば、太平洋ゴミベルト(GPGP)のプラスチック破片の75%から86%が漁業活動に由来しているという。以前の調査では、GPGPのプラスチック塊のほぼ半分が漁網とロープで構成されていたが、残りの大部分を占める硬質プラスチック物体と小さなフラグメントの正体は分かっていなかった(Scientific ReportsOcean Cleanup)。

非営利組織オーシャン・クリーンアップ(Ocean Cleanup)は、GPGPに蓄積する5mc角以上のサイズのプラスチック破片​​の組成、起源、年代に関する調査をおこなった。その結果、約3分の1は識別できなかったものの、残りの3分の2は、浮き、ブイ、クレート、バケツ、バスケット、コンテナ、ドラム缶、ジェリカン、魚箱、ウナギ捕りといった一般的に釣りなどで使用されるもので占められていたという。このうち約半数の49%が年代が特定可能だったとされ、 20世紀に製造されたものだった。最も古いものは1966年製のブイだったとしている。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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