米司法省曰く、Google は検索エンジン 1 位の座を維持するため毎年数十億ドルを費やしている 30
お金パワー 部門より
米司法省と 11 の州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟の聴聞会で 8 日、司法省は Google が検索エンジン 1 位の座を維持するため年間数十億ドルを費やしていると判事に説明したそうだ (Bloomberg の記事、 9to5Mac の記事、 On MSFT の記事)。
司法省によると、Google はユーザーがデフォルトのサーチエンジンを変更しないことを知っているため、Apple や Samsung、Motorola といったスマートフォンメーカーや、大手通信会社に合計数十億ドルを毎年支払ってデフォルトに設定させているという。デフォルトが重要であるからこそ、Google はデフォルトの独占権を購入しており、デフォルトの独占権は体系的にライバルの排除を可能にするとのこと。
一方、Google は検索の競争相手が検索エンジン各社に限らず、ソーシャルメディアプラットフォームや EC サイトなどとの間でも競争が存在すると主張。Bing や DuckDuckGo といった小さい検索エンジンライバルに絞った司法省と各州の調査は市場を誤解したものだなどと述べているそうだ。
ユーザーの検索内容に関する新鮮なデータを得ることが検索エンジン成功の鍵であることは双方が同意しており、Google は米市場でブラウザーシェア 1 位の Chrome と モバイル OS シェア 2 位の Android を所有している。この訴訟はトランプ政権時代に提起されたものであり、正式な審理は来年まで開始されないが、1 日かけて双方の意見を交換した今回の聴聞会は実質的に最初の審理ともいえるとのことだ。