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政府

弾薬に使う火薬工場を政府が建設へ。自衛隊向け 134

ストーリー by nagazou
昔から問題点として指摘されてた 部門より
maia 曰く、

政府は自衛隊の弾薬に使う火薬の生産工場を建設し、製造技術を持つ防衛産業に生産委託し、全量を買い取る計画のようだ(日経)。工場の稼働は2023年の予定。ようやく現実的対応に目覚めたようだ。

日経新聞の記事によると自衛隊向けの弾薬工場は2023年の稼働をめざすという。現在、有事の際の「継戦能力」の確保が課題となっており、政府内の試算では3か月の防衛に必要な弾薬のうち確保できるのは現状で6割ほどしかないという。記事によれば、2か月程度で「弾切れ」になる恐れがあるとしている(日経新聞)。

今になってこうした方針が示されたのは、ウクライナに積極的な支援をおこなっている米国の一部の弾薬在庫が枯渇しつつあることが報道されたこともあるのかもしれない。この問題を取り上げているミリレポによると、ウクライナ軍の1日の砲弾の使用量は弾種は不明だが平均3000発ほどに及び、単純計算で月間9万発消費、使用量が生産量をはるかに凌駕しているという。しかし、現在米国で155ミリ榴弾を生産できる工場はペンシルベニア州スクラントンにあるゼネラル・ダイナミクスの工場の一つしかなく、その月産生産能力は1.4万発しかないとされる(ミリレポ[動画])。

WSJの記事によると米軍は8月24日時点で、ウクライナに155ミリ砲弾を最大80万6000発供与しているという。しかし、最近の数週間で米軍の155ミリ砲弾の在庫に関しては米軍関係者が「不快なほど低い」水準まで減ったと話しているとのこと。米国の場合、武器弾薬は発注から生産されるまでに13~18か月を要するそうだ(WSJWSJ(Yahoo!ニュース))。

  • by Anonymous Coward on 2022年09月20日 19時22分 (#4329498)

    火薬なの?
    #かやくごはんうまい!

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      轟爆するとは限らないから。

      • by Anonymous Coward

        > 轟爆するとは限らないから

        爆轟だな。そっち系じゃないなら。

    • by Anonymous Coward

      弾に爆薬詰めたら砲身がはぜると思われ。

      • by Anonymous Coward

        おいおい、前装砲の時代から弾には火薬を詰めてきたよ。

        • by Anonymous Coward

          前装砲の場合火薬は弾ではなく銃身に詰めたのでは

          • by Anonymous Coward

            もちろん両方に詰めたよ。

          • by Anonymous Coward

            最初期に前装砲&&榴弾で運用されて有名なのは臼砲でしょうか
            フランスで作られたボムケッチ(臼砲艦)などは17世紀のものですし
            もうちょっと古くルネサンスの頃には実用化はされていたようです

            // てつはう?ギリシアの火?調べたら色々出てくるし砲弾に使った人もいるような気がするけどけどさすがにオフトピ気味なので…

    • by Anonymous Coward

      爆轟するのを爆薬、しないのを火薬と称することが多いですな。

      爆轟:燃焼の伝搬が音速を超える。そのため衝撃波が生じる。
      爆燃:爆発的燃焼ではあるが燃焼の伝搬が音速を超えない。衝撃波は生じない。

      銃砲の発射には、爆轟してはダメ。
      燃焼によるガス圧で飛ばすので、意外とゆっくり燃えてます。
      砲身を砲弾が移動している最中にも燃焼が続いてガス圧を徐々に上げて加速が続くのが良い。
      いきなり爆轟したり、燃焼が速すぎてガス圧が高くなりすぎたりすると、砲身が破裂しますね。

      一方、砲弾の中に詰める爆薬は、破裂してくれないと困るので爆薬ですな。

      • by Anonymous Coward

        弾薬と言われて弾頭のこととばかり思って装薬のことは全く想定してなかった。
        言われてみればそっちの方が絶対量多いよな。

      • by Anonymous Coward

        それ本当か?
        M16系の5.56mmなんか初速は秒速1000m近いぞ。
        拳銃弾でも音速は超えるが、どうやって音速を超えるんだい?

        • by Anonymous Coward

          媒体中の音速と、空気中の音速が違うからじゃね

        • by Anonymous Coward

          よく知らんけど、弾丸の射出速度を決めるのはガスの膨張速度であって燃焼速度とは別のパラメータじゃないかな

  • by Anonymous Coward on 2022年09月20日 20時07分 (#4329534)

    自衛隊の話となると定番の鉄板ネタ「有事の際、自衛隊は一週間ぐらい(酷いのになると3日)しか弾薬が持たない!」が地味に否定されていますな(笑)

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2022年09月20日 20時37分 (#4329554)

      そのネタは冷戦期の話で、とっくに方針転換してるんだけど、息が長いね、その話。

      冷戦期の自衛隊の役目は、米軍本体が来るまで上陸するソ連陸軍を在日米軍と協力して
      止めておくことだから、一週間でいいんだよというネタ(?)だった。

  • by Anonymous Coward on 2022年09月20日 21時43分 (#4329595)

    買い取った火薬はどうやって消費するんだろう?
    演習で使うにも多すぎるだろうし、盛大に花火でも打ち上げる?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2022年09月20日 23時40分 (#4329650)

      この件で政府が確保したいのは、火薬というより生産設備(生産能力)の方。
      いざというとき大量に必要になっても、国内の生産能力ではかなり不足。
      かといって通常はあまり稼働しない設備を企業が抱え込むのは負担が大きすぎる。正直言って潰れる。
      だから設備は政府が作って維持する。操業そのものは民間に委託。
      受託した企業は余剰設備を抱え込むリスクをなくせる。

      設備だけ用意して普段は稼働させないのはいざというときにすぐには稼働できないから、フルではなくても普段からある程度操業させておきたい。
      だから政府が買い取り保証をする。
      買い手が貸した設備で生産するのだから、調達価格はある程度安くできる。
      安くなる分現状よりは多く調達できる。

      あくまでいざという時に備えた生鮮能力なので、普段からフル稼働で作った分を全部買うというわけじゃないよ。
      「来年度はこれだけ買うから、それに合わせて生産計画立てて」という契約になるんだろう。

    • by Anonymous Coward

      たぶん、アメリカに倉庫借りてそこに保管する。いざというとき米軍にすぐに渡せるように。いざという時が来なかったら買い取ってもらう。つか、米軍の在庫補充のお手伝いのためのカモフラージュだろ。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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