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2022年9月24日の記事一覧(全6件)
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iPhone

修理しやすくなった iPhone 14、変わらない iPhone 14 Pro Max 26

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構造 部門より
iFixit は iPhone 14 の修理しやすさ向上を称賛したが、iPhone 14 Pro Max の修理しやすさは向上していなかったそうだ。

iPhone の筐体は本の表紙のようにフロントパネル側が開く構造を長らく採用しており、ディスプレイユニットやバッテリーの交換を容易にしていた。しかし、iPhone 8 以降ではバックパネルにガラスが使われるようになり、個別の交換が困難な筐体との一体構造が常に減点ポイントとなっていた。

iPhone 14 は iPhone 13 から大きなスペック向上がなく、iPhone 13S と揶揄されることもある。しかし、筐体の構造に大きな変更が加えられており、フロントパネルとバックパネルの両方がミッドフレームから取り外し可能になった。これにより、バックガラス破損時の修理が容易になり、iFixit の修理しやすさスコアは iPhone 7 以来の 10 点満点中 7 点を獲得した。なお、バックガラス交換後、System Configuration と呼ばれるペアリング処理が必要となる。

一方、iPhone 14 Pro Max の筐体構造は前世代と変わらず、修理しやすさスコアも iPhone 8 以降不動だった 10 点満点中 6 点にとどまった。
15800047 story
ビール

米国家運輸安全委員会、新車へのアルコール検知システム搭載義務付けを勧告 52

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勧告 部門より
米国家運輸安全委員会 (NTSB) は 20 日、新車へのアルコール検知システム搭載義務付けを運輸省道路交通安全局 (NHTSA) に勧告した (プレスリリースArs Technica の記事The Register の記事)。

勧告は昨年 1 月 1 日にカリフォルニア州で発生した事故の調査結果を受けたもの。この事故では飲酒運転のドライバーが速度超過でセンターラインを越え、7 人の子供を乗せた対向車線のピックアップトラックと衝突して全員が死亡している。

NTSB によれば、車両に組み込んだアルコールの影響を検知するシステムや高度なドライバー監視システムにより、アルコールの影響を検知したら運転を禁止または制限できるようにする仕組みの新車への搭載義務付けを NHTSA に勧告したという。また、以前から勧告していた自動速度調整システムの導入についても再び勧告したとのこと。

アルコール・薬物影響下の運転防止速度超過による事故の防止は NTSB の 2021年~2022 年版最重要課題リストにも含まれている。薬物の影響はアルコールと違って確立された基準値がなく、少なくとも薬物テストの方法を開発する必要があるとのことだ。
15800103 story
ゲーム

2K のヘルプデスクに不正アクセス、マルウェアのリンクをプレイヤーに送る 10

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偽者 部門より
ゲームパブリッシャー 2K は 21 日、同社の使用するヘルプデスクプラットフォームが不正アクセスを受け、一部のプレイヤーに悪意あるリンクが送信されたと発表した (The Verge の記事BleepingComputer の記事2K Support のツイート)。

BleepingComputer によると、ターゲットとなったプレイヤーにはまずサポートチケット作成を知らせる電子メールメッセージが届き、その続報としてパスワードを盗むマルウェア RedLine のリンクを含むメッセージが届いたという。

2K サポートではリンクをクリックしてしまった人に対し、念のため下記のような対応を推奨している。
  • ブラウザーに保存されているすべてのユーザーアカウントパスワードのリセット
  • 利用可能なすべてのアカウントで多要素認証を有効化。テキストメッセージによる認証は避け、認証アプリを使用すること
  • 信頼できるアンチウイルスソフトウェアのインストールと実行
  • 電子メールアカウントで転送設定が変更されていないか確認

関連会社の Rockstar Games も先日不正アクセスを受けているが、こちらとの関連は不明だ。なお、2K はサポートサイトの再開を 24 日に発表している。サイト保護強化の一環として、サポートサイトへの次回ログイン時にはすべてのユーザーにパスワードリセットが求められる。新しいパスワードに関しては、複雑さの要件が強化されているとのことだ。

15800182 story
電力

東京都、パーキング・メーター設置箇所に急速充電器の実証実験 59

ストーリー by headless
充電 部門より
maia 曰く、

東京都は、EV 用急速充電器を公道に設置する取り組みを 2022 年度末頃に開始する (Impress Watch の記事東京都の報道発表)。

当面、都道 3 か所程度で、国土交通省の実証実験の採択になるのだが、注目されるのはパーキング・メーターと併設するアイディア。詳細は分からないが、一般に急速充電器利用は 30 分制限、パーキング・メーターは 60 分制限。仮に概ね 60 分を使って充電するのであれば、(2 倍にはならないが) それなりの充電量になるだろう。

15800227 story
著作権

米著作権局、AI がアートワークを生成したグラフィックノベルを著作権登録 34

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登録 部門より
AI でアートワークを生成したグラフィックノベルが米著作権局で著作権登録されたそうだ (Ars Technica の記事作者の Instagram 投稿)。

この作品「Zarya of the Dawn」は Kris Kashtanova 氏がストーリーを書き、画像生成 AI プログラム Midjourney で生成したアートワークを取捨選択してレイアウトしたものだという。

AI の生成した絵画の著作権登録を拒否したことが話題になった米著作権局だが、あくまで AI を著作者とすることを拒否したのであって、AI を使用して作品を制作した人間を著作者として認めないわけではない。Kashtanova 氏は AI でアートワークを生成したと説明しつつ、自身を著作者として著作権登録を申請したため、認められて当然の申請だったともいえる。

アルゴリズムによる芸術作品生成は 1960 年代から行われており、生成された作品が過去に著作権登録されていた可能性も高い。ただし、最近注目を浴びる画像合成モデルによる作品の著作権登録が公表されるのは初とみられる。

Zarya of the Dawn は AI Comic Books で無償公開されている。
15800224 story
Windows

WSL で systemd が利用可能に 87

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対応 部門より
Microsoft は 21 日、Windows Subsystem for Linux (WSL) で systemd が利用可能になったと発表した (Windows Command Line の記事Neowin の記事BetaNews の記事Phoronix の記事)。

systemd を利用するには、Microsoft Store 版の Windows Subsystem for Linux Preview バージョン 0.67.6 以降が必要だ。そのため、OS は Windows 11 が必要であり、 このバージョンを Microsoft Store からインストールするには Windows Insider Program を有効にする必要がある。ただし、バージョン 0.67.6 をGitHub でダウンロードしてインストールすれば非 Insider の Windows 11 環境での利用も可能だ。

あとは systemd をサポートするディストロで「/etc/wsl.conf」に「boot」セクションとエントリ「systemd=true」を追加し、WSL を再起動すれば完了だ。systemd を有効化することで Snap も利用可能になるため、対応アプリの利用も容易になる。
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

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