ニュージーランド議会、2009年以降生まれの人は一生煙草を買えない法案を可決 70
ストーリー by nagazou
逆に流行ったりしそう 部門より
逆に流行ったりしそう 部門より
以前にも話題になったが、ニュージーランド政府により、2009年以降に生まれた子どもの喫煙を禁じる法改正案が可決された。新たな法では2009年以降に生まれた人に対し、紙巻きたばこを販売することを禁じる。違反した場合、15万NZドル(約1300万円)以下の罰金が科される。たばこを譲った場合も5万NZドル以下の罰金が課せられるという。電子たばこや加熱式たばこに関しては当面、容認されるとのこと(朝日新聞)。
日本もこうしよう (スコア:2, 興味深い)
何か問題ある?
Re:日本もこうしよう (スコア:2, すばらしい洞察)
なんであれ、1つの文化を強制終了させてもOK、という認識がヤバめ。
自分の近くで煙を出して欲しくないとか、吸った人はすべからく不幸になるだけなので誰にとっても手を出すべきではないとか、色々と理由は有っても、密室で勝手に不幸になる権利まで取り上げるのはやりすぎかな。
例えば、サウナで整う、なんてのも、体に無駄な過負荷を掛けて寿命を縮めてるだけだし。
そもそも、風呂の時点でそこそこ危険で、特に温度が高すぎるのは非常に危険。
欧州の方だと、公衆浴場の浴槽の温度には医学的に安全とされる上限が法的に定められてて、日本人の感覚からするとぬるい。
日本の銭湯とか温泉はその基準を満たさない危険な風呂だらけ。
でも、万人のために、公衆浴場の温度は日本人が口を揃えて、ぬるいっ!! というぐらいにせよ、という法律を日本に作るのはやり過ぎだと言われるだろう。
ましてや、家の風呂もその基準までしか上げてはならない、風呂メーカーもリミッター付きのものしか作ってはいかん、と言われたらクーデターが起こるだろう。
のでまあ、理由があれば、根本的にこの世から葬り去ってもOK、というのは結構な危険思想。
理由がよっぽどの場合は、やむを得ずそのような事になった例もあるけど。
薬物禁止に関しては成功例も失敗例もあって、失敗例の有名所は現代人が聞くと、ムリダロそれは(笑)、となる禁酒令。
成功例は覚醒剤。
あれは登場時は、副作用があるとは知られてなくて、すごい神秘体験みたいなのがお手軽にできる新たな文化、として迎えられた。
作者がラリってなかったら出てこなかったんじゃね? というアート作品やらもあれこれある。
が、副作用とか悪影響が大きすぎるので禁止になった。
タバコ完全禁止は、禁酒令と同じ失敗に終わるのか、覚醒剤と同じく、あんなものを文化として受け入れてた時代があったとは、となるのか。
Re:日本もこうしよう (スコア:2)
すべからく警察です。
「全て」「遍く」「尽く」をつかわずに、わざわざ「すべからく」を誤用する理由ってなんなのでしょう。
「文語的で文字数が多いと難しい言い回しぽくて格好いい」という理由なら「尽く」がおすすめです。
それはそうと、覚醒剤(アンフェタミン・メタンフェタミン)は最初「疲労が取れて(実際には取れていないけど)集中力が増し、眠気覚ましになる」ということで広まっていて、神秘体験とか幻覚とは結びついていなかったはずです。
メスカリンとかLSDとかと混同しているのではないでしょうか。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
程度問題だと思うけど。
アヘンを吸う権利はあったほうがよかった?
纏足、女性器切除は文化だからOK?
日本でも武装する権利は認めるべき?
Re:日本もこうしよう (スコア:1)
前例のないところまで程度のラインをずらすことになる場合には、程度問題、と簡単に片づけちゃダメだと思うけどね。
「何をどうやっても他人の権利を害する」とか、「何をどうやっても致命的に自身の健康を損ねる」とか、そういうのが社会から排除された前例は多いんだけど。
気を付ければ十分に他人に迷惑を掛けないように嗜むことができて、自身の健康への影響もまあそんなもんかと思えるもの、を消し去った前例ってあるのかな。
他人の居るところでタバコを吸ってるやつには頭からバケツで水を掛けて消火してもOK、ぐらいの他人への影響を絶対許さない法律なら諸手を挙げて賛成するんだけど。
そこを踏み越えての絶対禁止の法律は、みんながどういう動機で賛成に回ってるのかがすごく気になる。
奴らは閉じ込めてもどうせ隙間から這い出てくるんだから根絶するしか無いんだ、とかならまだマシなんだけど。
無茶な吸い方をしておらず食生活は健康的なスモーカーと、唐揚げしか食わないデブだったら、多分、後者の方が不健康だろう。
にもかかわらず、前者が不健康だからけしからんと禁止にしたがる奴が多いんだとする、同じ理由でいずれ後者も…、というのが怖い。
もしそうなら、自分が唐揚げを食い続ける権利のため、勝手にタバコを吸って死ぬ奴が何万人出ようと、タバコを禁止にするかどうかで永遠にか自分が死ぬまで議論を続けてて欲しい。
Re: (スコア:0)
「食生活は健康的なスモーカーと、唐揚げしか食わないデブ」
よく言うやん。息吐かないならOKって。
他人に吸わせないなら、本人が不健康でもデブでも気にしない人がほとんどじゃね?
Re: (スコア:0)
政治家には喫煙者は多いし、嫌がるんじゃね?
https://www.j-cast.com/2013/11... [j-cast.com]
Re: (スコア:0)
今吸っている人が吸えなくなるわけではないが?
Re: (スコア:0)
酒飲みが普段飲まない人間も巻き込んで、飲み会をやりたがるのと同じ。
自動車に貼る枯れ葉マークが、義務でもないのに反対で図案変更に追い込まれたのと同じ。
Re: (スコア:0)
環境問題を上から目線で言いながら、タバコ吸う奴はハッキリ言って嫌いだ。
デブとか、ハイブリッドとかに乗ってなかったりしても。
Re: (スコア:0)
デブはルッキズムとか言い出して攻撃してくるよ。
デブというか肥満は医療費嵩むし本人にもよくないから痩せろっていっているだけでしかないのにな。
肥満でも健康体ってやつなら対象外だがそんなの例外。
Re: (スコア:0)
ある年以降に生まれた人だけが一生吸えないのは法の下の平等に反するとか? NZがどうやってクリアしてるのか(あるいはこれから訴訟が起きるのか)知らんが
Re:日本もこうしよう (スコア:4, 興味深い)
戦前の台湾で阿片を禁止した時は、原則禁止にした上で中毒者にのみ特例で許可するという方針でやってた。
制度開始時に中毒認定を雑にすることで反発を回避する一方で、
新規の中毒者が発生しないので、数十年かけて喫煙者が消滅することになった。
実質は年齢制限なんだけど、建前としては中毒者に対する福祉措置なので、平等原則には反しない。
Re: (スコア:0)
ある年以降に生まれた人だけが、年金支給が(60歳じゃなくて)65歳からだとか、そういう国があったような。
あ、男女で違いもあったかな。男女不平等
Re: (スコア:0)
ある年以降に生まれた人は年金加入しなくてもOKにすればいいのに。
Re: (スコア:0)
年金がもらえる可能性がなくなるだけで、支払うお金が税金に変わるだけ。
Re: (スコア:0)
経過措置にしておけば問題ないんじゃね?
経過措置:喫煙依存完治まで
経過措置が長すぎる!とゴネる喫煙者はいないだろうし。
Re: (スコア:0)
喫煙は原則禁止だけど経過措置として2008年以前に生まれた国民だけ許されている、という解釈なら問題ないのでは
Re: (スコア:0)
法の下の平等とはなんぞや。
自分は警察官しか拳銃を持てないのは不平等だと思ってるよ。
つまりその「法」によるんじゃね。
法を変えれば平等の定義も変わる。
Re: (スコア:0)
対象者が求めてもいない平等を勝手に主張するのは、もはや嫌がらせだと思うんだよね
Re: (スコア:0)
「水田は票田」と思っている政治家多数だしなあ。(それが根拠のない幻想だとしても)
Re: (スコア:0)
たばこ特別税が減る
主に国鉄時代の負債の返済に使われてる税金
負債残高がまだ15兆円程ある
Re: (スコア:0)
たばこ特別税って、年1200億ぐらいみたいね。
15兆円返すのに100年ぐらいかかりそう、ってタバコ以外でも返してるのかな。
たばこ特別税って、一本0.82円らしい(1,000本につき820円)
一本82円にすれば、すぐ返済し終わるので、1年間だけ値上げしてみれば?
Re: (スコア:0)
おまえにはイソップ寓話集の金の卵を産むガチョウをよく読んで聞かせたい。
その点さすが政治家の方はわかってらっしゃる。
Re: (スコア:0)
DNA解析してクローン作るのが正解だよな。
そのために解体が必要ならそうする。
金市場の崩壊とかまでは考えてない。
Re: (スコア:0)
喫煙者から副流煙吸わされた場合損害賠償か罰金してくれるならいいよ
Re: (スコア:0)
アガリがなくなるからヤクの元締めが黙ってないだろ
Re:日本もこうしよう (スコア:1)
吸ってもいいけど吐き出すな
Re: (スコア:0)
税金払ってやってるんだから煙ぐらいいいだろという奴は嫌いですね
Re: (スコア:0)
たばこ税を払った額で、二等兵から昇格していく制度にしたらよくね?
二階級特進もあるよ。
Re: (スコア:0)
ポイント貯めて昇格していくCLUB JTポイントってのはあるねw
https://www.clubjt.jp/point [clubjt.jp]
Re: (スコア:0)
昔のウイスキーマニアの知り合いに、普段は吸わないけど上質のウイスキーを飲むときだけは上質の葉巻を吸うという。
その人曰く「日本の煙草の値段は安過ぎる、ひと箱千円位にすべきだ。そうすればマナーもへったくれもないロクデナシな喫煙者が減る」と。
将来的に徴兵制が復活した時に、千円以上の煙草の常習者は徴兵免除にするのはどうだ。
Re: (スコア:0)
たばこ税納めてる人が優先的にシェルターに入れます
↓
戦後喫煙者のみ生き残る
良かったね!
Re: (スコア:0)
シェルターの換気が大変そう
次は酒か (スコア:2)
こういう流れになると次は酒が禁止されるだろうな。
その次は怪我しやすいスポーツ等の趣味も。
--------------------
/* SHADOWFIRE */
Re: (スコア:0)
酒はむしろ禁止されてほしい。スポーツは禁止されても個人的には困らない。
個人的に禁止されて困るのは勉強すること、研究すること、かな…?
世界の真理を人間ごときが知ろうとするなんておこがましい、なんて言われるのが一番困る。
Re: (スコア:0)
大袈裟な。趣味のひとつでしょ。
個人の勉強が禁止されても酒よりは影響少なそう。
Re: (スコア:0)
次っつっても酒がそこまで辿り着くにしても相当先かと。
煙草の有害性は相応の長い期間を以て共通認識化されてきたのだし、現行の喫煙者も容認する形で喫煙権のようなものを社会に譲渡してきた経緯がある。
わざわざ若者にそんな習慣付けさせる必要もないという社会の合意が煙草では取れただけで、酒に関してはそういう段階では全くない。
紙巻き限定? (スコア:1)
葉巻シガー類、刻みタバコはどうなるんだろー、と思ったり
あと、水タバコや噛みタバコ、嗅ぎタバコなんかも
脇道だけど疑問が (スコア:2)
自分は紙巻き煙草の臭いは迷惑だけど、パイプ煙草の臭いはそうは思わないのはなぜだろう?
そう言えば利用者は見たことはないけど、たまに行くカレー屋に水煙草が入ったけど、何時の間にかなくなった。
他の客から苦情が入ったのか、そもそも水煙草をやる客がいなかったのか。
Re: (スコア:0)
15万NZドル(約1300万円)以下の罰金てえぐいな。店潰れるのでは。本気度が伺える。
中毒物質の専売 (スコア:0)
もちろん、まともに仕事できなくなると困るので、そういう意味では弱毒性であることが必用。
ただし、中毒性は高く、摂取せずにはいられない、やめられない。
値段も生活が崩壊しない程度に。生かさずころさず。
やっぱりたばこが丁度良いんですよね。できれば判断力があまりない若いうちに習慣化させればベストだけど
最近はうるさいから。そんな感じで。
「たばこを吸う度にたばこ会社の偉い奴が弛んだ腹や顎をゆらしながらゲラゲラ笑うのを思い浮かべるといいですよ」
とは欧米のメンタリストのお言葉。
Re:中毒物質の専売 (スコア:1)
弱毒性の意味を辞書とかWikipediaで調べてから出直して来なさい。
「ニコチン中毒 (Nicotine poisoning):ニコチンの摂取による急性症状」と
「ニコチン依存症 (Nicotine dependence): タバコ使用による精神および行動の障害 依存症候群」は
全く異なる概念です。
大昔はaddictionの和訳を、今で言う依存症を中毒と表現していましたが、
最後にリストしたWikipediaの通り、現在の医学は、上記の意味に見直されたのです。
さらに、嗜好(addiction)と依存症(dependance)も区別されることとなり、
前者は医学用語から外されました。
また、毒性については、
猛毒(10g以下で致死)、
強毒(10g以下で致死に至らず)、
弱毒(100g以下で~)、
無毒(100g以下で~)
という定義です。
タバコの毒性についても勉強するとよろし。
タバコが利権者にとって本当に丁度いいものなのか、
考察し直した方がいい。
単に、以前は毒性が明確に知られていなかった、だけなのでは?
参考:
https://www.gobyou.com/topics/%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93%E3%81%AE%E5%... [gobyou.com]
https://www.kenpo.gr.jp/sgh/contents/03hoken/shiryou/question/06/02.html [kenpo.gr.jp]
http://www.kameda.com/patient/topic/nonsmoking/15/index.html [kameda.com]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%92 [wikipedia.org]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%AF%92 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
タバコは強毒ですよ。
食べたら2本で致死量です。
Re: (スコア:0)
そういう毒性とか中毒性とかで決めると、タバコやアルコールがアウトでマリファナやLSDがオッケーになったりするので政治的に無理。
Re: (スコア:0)
普通にタバコもアルコールもマリファナもLSDもアウトにすればいいだけだと思うけど。
Re: (スコア:0)
マリファナやLSDをアウトにするような閾値を設定すると、コーヒーとか砂糖とかポテチもアウトになる。
Re:中毒物質の専売 (スコア:1)
砂糖の致死量は流石にそこまで小さくないし、LSDの毒性はかなり強い方。
一方で、マリファナの毒性は食塩とそう変わらず、カフェインの方が危ないことも確か。
以下、警察白書やWikipedia「致死量」などから。
・砂糖:体重の1/60〜1/30(体重60kgなら900g〜2kg)。
・食塩:体重の1/2000〜1/200程度(体重60kgなら30〜300g)。
・マリファナ:データが少なく確実ではないが、食塩並み(体重60kgなら180〜600g。巷で時々見る680kgの値は出鱈目か大麻の草のまま?)。
・スコポラミン(チョウセンアサガオに含まれる):食塩の1/3程度が致死量。
・コカイン:スコポラミン並みとされるが、もっと少量での死亡例もある。
↑半数致死量が体重1kg当たり1g(1000mg)以上のもの
・ヘロイン:カフェインよりはマシで、耐性がつき易いらしい。
・メタノール:目、散ると言うけど、致死量的にはカフェインよりマシ。
・カフェイン:コーヒーで言えば(一杯200ml中カフェイン120mg)、体重1kgに付き1.7杯(体重60kgなら100杯が致死量)。
・モルヒネ
・覚醒剤(メタンフェタミン)
・DDT(農薬だった)
↑半数致死量が体重1kg当たり100mg以上のもの
(毒物指定の境界がこの辺り、体重1kg当たり30mg)
・ビタミンD:致死量は、体重1kg当たり22mg。覚醒剤のさらに1/6程度。必須栄養素でも毒物並みの致死量のものがある。
・ニコチン:致死量は、ビタミンDの1/3〜1/20程度。
・青酸カリ:ニコチンとほぼ同じ。
↑半数致死量が体重1kg当たり1mg以上のもの
・LSD:ヒトでの死亡データが少なく、正確には分かっていない。動物実験での致死量は、プルトニウム並み(ゾウ)、サリン並み(ウサギ)、ビタミンD並み(ラット)まで幅がある。
・サリン
・プルトニウム
・フグ毒
↑半数致死量が体重1kg当たり0.01mg以上のもの
さらに毒性が強い(半数致死量が少ない)ものには、次などがある。
・ダイオキシン(ゴミを不完全燃焼)
・ポツリヌス菌の毒素
参考:
https://www.npa.go.jp/hakusyo/h03/h030102.html [npa.go.jp]
https://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]致死量
Re:中毒物質の専売 (スコア:1)
ヒトに対する砂糖のLD50はあやしいと思いますね。
ラットでの実験で健康被害のあった量から安全係数で100倍とったとか、そういう値じゃないでしょうか。
> 体重60kgなら900g〜2kg
砂糖900グラムだと、パウンドケーキ2本分くらいだけど、体重60kgの健康な成人が1日にバウンドケーキ2本や3本食べたとして(気持ち悪くはなるとしても)生命の危険があるとは思えません。
Re:中毒物質の専売 (スコア:1)
カフェインが比較的安全とされるのは、以下の理由があると思います。
* 作用量と致死量の差が大きい(これは特に重要)
* 依存症からの離脱症状が緩やか
* 離脱にかかる期間が短い