
東京新聞のカラス肉の刺身を食べるコラムが物議。厚労省もコメントを出す 164
ストーリー by nagazou
生はちょっと 部門より
生はちょっと 部門より
東京新聞の記者コラムで、住民の家に集まってカラスの肉を生で食べ、その体験を一部地域の食文化だとして紹介したことが批判を集めているという。この記事は3月7日に掲載された「カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦」と題する記事。記事では地元の住民ら十数人が集まり、狩猟したとみられるカラス13羽を調理して食べたとなっている(東京新聞、J-CASTニュース)。
記事掲載後にジビエ(野生鳥獣肉)を生で食べれば、肝炎などを引き起こし、命を落としかねないなどとして、専門家を含めて多くの批判が出たようだ。このことを取り上げたJ-CASTニュースの記事によれば、中には取材先となった茨城県内で鳥インフルエンザが発生して鶏が殺処分されたと報じられているにもかかわらず、ジビエの生食を紹介するのは理解できないといったの声もあったとされる。
また厚労省も記事が出た翌日となる8日に公式ツイッターで、ジビエの生食は「非常に危険」だとして、カラスのイラストを付けて注意を呼びかける投稿をしている。J-CASTの厚労省への取材によると、
記事掲載後にジビエ(野生鳥獣肉)を生で食べれば、肝炎などを引き起こし、命を落としかねないなどとして、専門家を含めて多くの批判が出たようだ。このことを取り上げたJ-CASTニュースの記事によれば、中には取材先となった茨城県内で鳥インフルエンザが発生して鶏が殺処分されたと報じられているにもかかわらず、ジビエの生食を紹介するのは理解できないといったの声もあったとされる。
また厚労省も記事が出た翌日となる8日に公式ツイッターで、ジビエの生食は「非常に危険」だとして、カラスのイラストを付けて注意を呼びかける投稿をしている。J-CASTの厚労省への取材によると、
報道の自由はありますので、記事を載せてはダメとはできませんが、カラスの生食によって他者への大腸菌などの感染リスクがあると周知する必要があると考えています
とするコメントを出している。また茨城県の生活衛生課は記事について、
カラスを生食することは法的に禁止されていませんので、規制することはできません(中略)記事を載せないでほしいと言うのは難しいため、東京新聞に抗議することも予定していません。ただ、生食する人がいると困りますので、記事にしてほしくないとは思っています
とのコメントを出している。
感染リスクがあると周知する必要がある (スコア:3)
東京新聞の記事ではちゃんと県の生活衛生課のコメントが周知されているように見えるが、これは追記されたのか?
後日、カラス肉の扱いについて県の担当部署に確認しておいた。
カラス肉を調達する方法は、免許が必要な「狩猟」と、わななどを用いる「有害鳥獣駆除」の二通り。環境政策課によると、県内の捕獲数はともに年四千羽前後で推移している。
基本的には、煮て食おうが焼いて食おうが自由とのこと。だが生食については、生活衛生課の担当者から「食中毒のリスクはかなりある。禁止されているわけではないが、控えてほしい」とくぎを刺された。
「感染リスクがあると周知する必要がある」というなら、報道の批判よりも「県内の一部地域に伝わる食文化」の撲滅ではなかろうか。
ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:2)
COVID-19を連想してしまった
https://jp.reuters.com/article/china-health-wildlife-idJPKBN20C03N [reuters.com]
「欲」を抑えるのは難しそう
Re:ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:4, 参考になる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230226/k10013991181000.html [nhk.or.jp]
鳥インフルエンザの鳥-人での感染死亡事例も出てるというのに、
野生の鳥への接触を増やすのが正気とは思えない。
鳥インフルに感染した人間が町中を歩き回れば、COVID-19と同等以上の
パンデミックがふたたび起きるかも知れませんね。いくら mRNAワクチン
技術があっても、今ふたたびパンデミックになれば、経済的に死ぬわ。
現時点では人を宿主とすることがないので人への感染はごくごく一部の例外
だけど、常食するバカどもが増えれば彼等を苗床として人への感染効率の
上がった変異株が産まれることすら、有り得ないとは言えないか
Re:ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:5, すばらしい洞察)
HAHAHA いつから東京新聞が正気だと思った?
Re: (スコア:0)
東京新聞だから、この件で行政からなにかしらの指導が入ったらそれをネタに表現の自由がどーたらこーたら言い出すんだろうなーと思ってた。
Re:ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:1)
>鳥インフルエンザはどのような場合にヒトに感染するのですか?
> 感染した鳥に濃厚接触をした場合には、きわめて稀にヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染することがあります。
> 患者の多くが、家きんやその排泄物、死体、臓器などと接触があったことが報告されています。
> なお、これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによってヒトに感染したという事例の報告はありません。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/tori_influ.html [kantei.go.jp]
Re:ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:2)
無免許で捌く食肉の安全は担保されません。鶏卵は洗浄などの管理下です。
捌く時の腸管内容物の接触(捌く人)や食肉への付着(食べる人)の担保は「鶏肉鶏卵の市場流通品への安全性の担保」とは同等では無いです。
Prevention and Control of H5 and H7 Avian Influenza in theLive Bird Marketing System[PDF [usda.gov]]
Re: (スコア:0)
わたしゃ牡蠣の生食を思い出してしまったよ
Re:ジビエの生食は「非常に危険」 (スコア:3)
牡蠣は本人が苦しむだけだけど、鳥は未発見インフルエンザの危険があり、遭遇したらマジでパンデミックが起きるヤバさ。
本人が苦しむだけ? ノロウイルス集団感染のニュースを見たことがない?
国立感染症研究所 感染症情報センター:ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け) [nih.go.jp]
ノロウイルス感染症は、牡蠣(かき)などの2枚貝の生食による食中毒が有名ですが、保育園(所)、幼稚園、小学校などで発生した集団感染の大半は、誰かがまずノロウイルスに感染し、施設内でヒトからヒトへ感染して拡がっていくというものでした。
このヒトからヒトへの感染力はきわめて強力です。食習慣の問題もあって、毎年発生するノロウイルス感染の流行を阻止することは残念ながら不可能ですが、その流行を最小限に食い止めるために、ノロウイルス感染症の症状・治療法、予防方法、家庭における注意点等を以下にあげてみました。
別コメントに「鶏肉や鶏卵を食べることによってヒトに感染したという事例の報告はありません。」とあるように、一般にウイルスは消化器や呼吸器などの内臓に多い。牡蠣は内臓を生食するからリスクが高い。鳥は飼育時の糞尿への接触、解体時のミスで内臓に傷をつけてしまう(消化器内容物と接触する)などでリスクがあるが、肉それ自体には鳥インフルエンザの感染事例はない。
それならば (スコア:2)
食べるのも自由でそれを記事にするのも自由だけど
とても危険だから真似をするなって記事も同時に記載しろっていえばいいんじゃないかな
Re:それならば (スコア:2)
とても危険だから真似をするなって記事も同時に記載しろっていえばいいんじゃないかな
同時に記事に載っているだろう。なにが不満なんだ。
だが生食については、生活衛生課の担当者から「食中毒のリスクはかなりある。禁止されているわけではないが、控えてほしい」とくぎを刺された。
Re:それならば (スコア:1)
そもそも真似できるの?
前提として狩猟免許が必要なんだけど。
# 持ってなくて何も考えずカラス絞めると普通に鳥獣保護法違反
# 簡単に絞めていいなら鳥害対策で誰も苦労してない
Re:それならば (スコア:2, 参考になる)
持ってなくても、狩猟免許持ってる人から野生動物の肉を買って、
生食ジビエとジビエの刺身とか銘打ってだすバカな店とバカな客が結構おりまして。
これはカラスではなく鹿ですが
https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20220814-00310150 [yahoo.co.jp]
Re: (スコア:0)
カラス肉売ってる店、どれくらいあるんだろう。
#旨いのなら昔から食されてるよな。
Re:それならば (スコア:1)
>カラス肉売ってる店、どれくらいあるんだろう。
山の中の畑で、カラスの死骸を吊るしてるところはありました
たぶん売り物ではない
月夜に歩いていてそれを見た時はびびった
Re:それならば (スコア:1)
20年以上前でしたが、その頃も売ってたのかな
月明かりのせいか、かなりそれっぽかったです
Re: (スコア:0)
> #旨いのなら昔から食されてるよな。
カラス田楽 [ja-group.jp]
子供の頃、話に聞いた事はあるが食べた事はない。
Re: (スコア:0)
記事は読んでいないけど、カラスは不味いって猟師の免許を持つ人が言ってるのをどこかで言ってた。
食べようなんて思えないな。
コオロギも同じ。
望まない人に食わせたって話じゃなければいいんじゃね?
カラスよりは鳩のほうが美味しいと思う。
カラス食うなって誤解になるからカラス強調はやめたほうがいい。
鳥インフル言うなら鳩も同じだし。
Re:それならば (スコア:1)
致命的に間違ってるんだけど、「カラス食べるな」じゃなくて「カラスの"生肉"食べるな」なんだよね
そこは鳩でも変わらん、生肉NGで調理して食べるならOK、旨い不味いなんて感想が入る余地はない
鳥刺しも十分危険なんだけど、何食べて何に感染してるか不明な鳥獣の生肉食べるなんて現代の衛生観念では正気とは思えない
コオロギと並べるあたり見識にかなり疑いがあるんだけど、望まない人が食べなきゃ良い、で済まないのが衛生ってもの
E型肝炎発症すれば医療のお世話になるし障碍残る可能性もあるから国としては注意するし、鳥インフル感染になれば大事だから警告もする
そんな危険を注意書きもなしにまるで「良いことのよう」に報道する新聞社に、批難が集まるのも当然
Re:それならば (スコア:2)
>何食べて何に感染してるか不明な鳥獣の生肉食べるなんて現代の衛生観念では正気とは思えない
鳥獣のところを魚介にするとあら不思議、みんな大好きお刺身の出来上がり。
アニサキスに苦しんだ人は結構いるんでしょうが。
Re: (スコア:0)
> 前提として狩猟免許が必要なんだけど。
間違い。
猟法によっては狩猟免許不要。
Re:それならば (スコア:1)
まさにそのページの右の「2、許可による捕獲」は、個別許可は必要なものの状況によっては「狩猟免許」は必要ないように読めるけど。
具体的には、「学術調査・愛玩等の理由で」「有害鳥獣捕獲以外を」「毒薬等以外の方法による」もの。
Re:それならば (スコア:2)
スリングショット最強やね
スリングショットは命中率が現実的ではないです。スリングライフル(スリングショットライフル)にしましょう。
Re: (スコア:0)
狩猟制度の概要 [env.go.jp]
狩猟免許と県への登録が必要ですね
取材時は恐らく狩猟期間内であり、狩猟鳥獣として「ミヤマガラス」「ハシボソガラス」「ハシブトガラス」が指定されているのでこれらのカラスであれば資格があれば獲ることが出来ます
茨城県の狩猟のページ [ibaraki.jp]
こちらを見ても上記カラスについては羽数の制限もなく、資格があれば獲ることができますね
ジビエ(野生鳥獣の肉)の衛生管理 [mhlw.go.jp]
ジビエ肉を業として扱う場合には、食肉処理業の許可をとる必要があり、また所定の施設での解体・加工が必要となります
ただし自家消費の場合は業ではないため食品衛生法の適用外となります [tottori.lg.jp]
記事を書くためにジビエ肉を提供するのも業に当たる気がするので、多分食肉処理業の許可も必要な気は
Re: (スコア:0)
> とても危険だから真似をするなって記事も同時に記載しろ
それ報道統制だって叩かれるやつ
Re: (スコア:0)
アクセス権 [wikipedia.org]って日本はあまり認められないからね。
高病原性トリインフルエンザ (スコア:1)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t4i/cnt/f986/p856705.html [kanagawa.jp]
相模原市で相次いで鳥インフルエンザで斃死したカラスが報告されています
中日新聞 (スコア:1)
少し前まで商売をやっていて広告を出すと愛知県では中日新聞なので中日新聞取ってました。
読むと時々???てなる記事があって、北朝鮮がミサイル打ってる最中に北朝鮮の文化を紹介する先軍女子の紹介や韓国の銀行が大変だから大好きな韓国ドラマのために韓国の銀行に貯金しよう(うろ覚え。確かこんな感じ)みたいな記事がのっててちょっとおかしいんじゃないかと思ってました。
いまは知りませんが。
茨城の生食文化って (スコア:1)
気になったんでちょっと調べてみた。
すくなくとも文献レベルで茨城固有の生食「文化」はみつからない。2014年に朝日新聞で今回と同じ方々が主催したと思わる生食会の記事 [archive.org]が出て、その後、地元の猟友会が「そんな文化はない」と否定したとか。
どうも、このカラスの生食「文化」も、最近各所で大流行の「作られた伝統」のひとつかと。
なあにかえって免疫がつく (スコア:0)
東京新聞ならそれ書けや
Re: (スコア:0)
それ書いたのそもそも東京新聞じゃないし
Re:なあにかえって免疫がつく (スコア:1)
あれ?東京新聞じゃなかった?
中日新聞傘下だから中日新聞が書いたってこと?
http://web.archive.org/web/20051201025033/http://www.tokyo-np.co.jp/00... [archive.org]
健康の為なら死ねるみたいなものだろう (スコア:0)
「食べ物への偏見は差別につながる。偏見をなくすことが世界平和につながるんです」。膝を打った。 ということなので、もっと大腸菌より大きなものを見てるのではないだろうか。
Re: (スコア:0)
ドブネズミとかゴキブリとか食わざるを得なくなるほどに世紀末化してるのだろうか
茨城は釘バット持ったモヒカン観測できる?
Re: (スコア:0)
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16781898368760 [ibarakinews.jp]
そこまで実害があるものなら (スコア:0)
表現の自由なんて言っている場合ではないではないか。
Re:そこまで実害があるものなら (スコア:1)
いや、表現の自由は大事ですよ。
ですので、次善の策として東京都あたりに東京新聞を有害図書指定していただくのが良いかと思います。
Re: (スコア:0)
たぶんこれ地方欄の記事だから有害指定すんなら茨城県じゃねーかと
Re: (スコア:0)
え!! 東京都が茨城県を有害指定に!?
真似する奴なんているんか? (スコア:0)
本文にある調理法で、鳥インフルエンザに感染する(その結果として感染が拡大する)と言った確率はほぼないと思うし、肝炎やウエストナイル熱になったとしても苦しむのは自分だけだし。この記事を読んで真似するやつがいたとして、新聞のせいというよりは、自業自得じゃねーかと思うんだけど、どうでしょうかね。
Re: (スコア:0)
そうならないように国がなんとかしろという全体主義的な思想なので自業自得で済ませられないんですよね。
誰が名付けたか知らんが頭狂新聞読んでると頭がおかしくなってくる。
Re: (スコア:0)
全体主義というか、もっと広範的にパターナリズム(家父長主義)ではないですか?
Re: (スコア:0)
>自業自得じゃねーか
物を知らないという点ては自業自得だけどね。
白いんげんの話があったでしょ。
ちょっと言い過ぎだけど「毒」を「毒」としてではなく食べられるとして紹介してるんだから、紹介した方の責任が問われるのは当然だと思うよ。
Re: (スコア:0)
>カラスの生食によって他者への大腸菌などの感染リスクがある
のであれば自業自得で済ますわけにはいかないと思う
カラスを生食することは法的に禁止されていません (スコア:0)
これが全てだろ、なに大騒ぎしてんだ。
愚行権 (スコア:3)
いわゆる「愚行権 [wikipedia.org]」というヤツだな。
これは「バカなことをやって痛い目に遭う自由」
喫煙や飲酒や薬物濫用なんかも、自分がバカやって自分で痛い目に遭う自由のうちだ、という考え方。医療における輸血拒否なんかもこの範疇だね。
一方それに反対するのが「パターナリズム [wikipedia.org]」という考え方。「父権主義」みたいな訳され方もする。
政府なんかがバカで弱い国民を守るために国民の権利や自由を制限するのは仕方ない、みたいな考え方の事ね。
まあどちらの考え方も一理あるけど(実際、ほとんどの社会ではこの二者は適当なバランスでもって対峙している)、カラスの生肉を食うバカというのはそんなにたくさんはいないだろうし、ウイルスや寄生虫に感染するリスクを理解して行うんなら好きにすりゃいいんじゃないの、という感じがしますね。そういうバカが大量に出て医療がひっ迫しそうなら法で規制するのもやむなしと思うけど。
Re: (スコア:0, 興味深い)
禁止されてないから何してもいいだと醤油ペロペロも許されることになる
やがていろいろ規制がかかり、次にお前らは息苦しくなったと文句をつける
Re:生肉執着 (スコア:1)
Re:表現の自由とは関係なく (スコア:1)
別ACだが
「カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦」なんて見出しは人によっては推奨してると思われても仕方ない。
記事内でも
「カラスの刺し身は想像以上に魅力的だった。」
「この貴重な食文化がゲテモノ扱いされたまま先細ってしまうのはあまりにも惜しい。」
「他では味わえないごちそうを存分に堪能した」
ブンヤなら人々にどう受け取られるか考えたほうが良いと思うの。
まぁわざとやってるのだろうけど。
Re:盛り上がってるな (スコア:1)
日本には専守防衛を強いるくせに、自分はネトウヨに先制攻撃。