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メディア

新聞社の衰退はネットやスマホの普及が原因ではない 125

ストーリー by nagazou
複合要因 部門より
tamaco 曰く、

グンゼを引き合いにだして、変われない新聞を対比した記事。

朝日新聞GLOBE+の記事によると、新聞の存在感がハイペースで失われているという。1997年の総発行部数は5,400万部を記録していたが、昨年2022年には3000万部にまで落ち込んでいるという。この記事では「知性ある記者・編集者」が「取材やエビデンス」に基づき、「信用できる情報」を届けてくれるという新聞社の本質的な強みを見失ったとし、現在は各新聞社の抱えるコア読者層に迎合し、言説の先鋭化が進み、客観性を失い続けていると指摘している(朝日新聞GLOBE+)。

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  • 皮肉? (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2023年04月11日 6時18分 (#4441708)

    この記事自体がお気持ち表明のような仕上がり

    • by Anonymous Coward

      アサヒる

    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward

      ポエムかエッセイだよね、これ。

      専門家への取材もないし、数字による定量的な分析もない。

      「取材やエビデンス」に基づいた「信用できる情報」が一切提示されていないので、なぜ筆者が「経営陣が世間の感覚からずれていて、今もなお間違っている」と断言できるのか最後まで分からなかった。

      朝日新聞の自省記事かと思ったら、桃野泰徳とかいうフリーライターの寄稿記事なんだね。ゴミライターリスト入り決定。

      • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 11時00分 (#4441853)

        ポエムかエッセイだよね、これ。

        専門家への取材もないし、数字による定量的な分析もない。

        部数減という定量分析だし、その影響の源を定性的に分析してるじゃん
        社会科学的アプローチよ

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 11時39分 (#4441880)

          新聞の部数減はすでによく知られた事実かつ話の前提なので、それを定量分析というのはちょっと……。

          親コメント
  • なるほど... (スコア:3, 興味深い)

    by youbun68 (48392) on 2023年04月11日 6時41分 (#4441710) 日記

    その新聞の紙面を「物理的な」掲示板に貼りつけるとニュースの準備が整う TV が追って衰退する訳ですな。

  • 記事の質が落ちるのと、発行部数が減るのとは、卵が先か鶏が先かというところもあるよね。

    まあ、ネットのおかげて嘘がバレることも多くなった。
    自分が新聞テレビメディアに疑いを感じ始めたのは、ライブドア事件のころからだな。

    • by Anonymous Coward

      ネットのデマをメディアがちゃんと当事者に聞き込みして否定するってケースの方がはるかに多いけどな。
      我々は検証する手段を持たないorそんな手間をかけてらんないから何かに頼るしかないが、○○よりは信用できそうという相対的な基準で選ぶとやはりメディアになってしまう。

      • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 9時32分 (#4441789)

        どちらかじゃなくて両方でよくない?

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        ネットのほうが信用できると言ってるわけじゃなくて、多面的に見れるようになったことで
        旧メディアの嘘も露見するようになったってことが言いたかったわけです。

        まだ主要メディアはいくらかマシだと思うけど、一部の地方紙とかAMラジオとかたまに
        見たり聞きいたりするけど、もう報道機関には値しないなと思う。

    • by Anonymous Coward

      20年くらい前にネットで真実ってのが流行って、
      その印象がその世代に残ってるのかなと思う。
      SNSとかスマホとかの流行でネット上の情報の質は落ちたけど、
      マスメディアは社会に事実を伝えているわけではないというのも否定されないし。

  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 7時04分 (#4441715)

    > 知性ある記者・編集者

    単に読者の情報源が増えて、記者・編集者の「知性」の化けの皮が剥がれただけ

    • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 8時55分 (#4441765)

      読者の知性も育てていなかったかも?

      字を大きくするのは読者の年齢に合わせてだったかもしれないけど、ページ数は変わらないから薄くなっただけだと思ってます。
      手間がかかるのでしょうけど、昔の新聞って難しい言葉もそのまま使っていてルビ振っていたわけで、知らない言葉はルビをもとに辞書を引けます。読者の語彙はそうやって維持できたはずがカタカナ語を増やし、解像度の高い適切な日本語の使用をやめてしまって読者の語彙を失わせ、結果読む価値も認めてもらえなくなったのだと。今じゃ読めない漢字もドラッグしてそいつを検索すると、サクっと読めて意味も分かるようになったから新聞よりも読みやすくなったし、新聞読んでるほうが新しい単語を知る等でより豊かな日本語が使えるようになるとは思えなくなったとn=1な少数派な意見を述べておきます。

      読み比べていた中では朝日新聞が一番語彙多かった気がしますが、従軍慰安婦報道やサンゴKY事件とかでもうねガッカリでしたよ。その後も改善される感じはなく読むのもやめちゃったですね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 10時00分 (#4441808)

        朝日は新聞用語や四字成句の辞典みたいな類のものを結構出版していて、語彙力を鍛えるには絶好の存在だった。
        B6くらいの大きさで、学習用辞書と一緒に置いておいて言葉の意味を知り文章を理解するワクワク感があった。
        世界が広がる感じがしたんだよな、子供心に。

        今の新聞社にそれを期待できるか?って言われたら即答で「No」だな。
        ネットで云々ってのはツールが変わっただけの話だと思う。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 10時13分 (#4441819)
        当の新聞社にとってもルビの版組はクソめんどくさくて止めたわけで
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        昔は新聞を読みやすくする為に拡大鏡だの、老眼鏡とかの広告が結構あったけど全く見なくなりましたね。
        それだけ今の新聞の文字は昔に比べて巨大なんでしょうね。

    • by Anonymous Coward

      昔は新聞社に高学歴の人が就職した時代もあったけど、今は東大卒の新入社員がゼロ。
      知性なんて学歴自慢するような職場でも無いんだよね。

      取材も事件事故は警察発表と懇意な人からの情報を貰うだけ。政治も同じ感じ。
      だったら新聞社じゃなくて、配信会社だけで十分なんだよね。

  • 「知性ある記者・編集者」
    捏造や偏向記事が印象深い

    • by Anonymous Coward

      A新聞捏造一覧だそうな
      https://wakariyasuku.org/netsuzouasahi [wakariyasuku.org]

    • by Anonymous Coward

      戦前の新聞を見ていると、今よりももっとゲスい。
      大衆への煽りもすごいし、真偽不明な噂話みたいなのも売れそうなものは何でも載せていた。

      マスコミの「知性やエビデンスや信用」などという謳い文句は、戦後になってから。
      外国のジャーナリズムの受け売りと、戦争を止められなかったという反省から言い出されたもの。

      根本的には「売りたい」という欲望に支配されているマスコミに、過度に期待し過ぎだと思う。

      • by Anonymous Coward

        国民の知的レベルも違うわけで、そんなに昔のを今のと比べても…
        今でもスポーツ新聞とかあるわけでね
        戦後で言えばそもそもまともな新聞の売れる量が日本では異常に多かった、と言っていいんじゃないのかな
        一応総中流の中に新聞の購読も入っていたというだけで本当に必要だったかというとそうでもないんだろう

        • 受け手の知的レベル ≒ 読者/大衆/国民/…が平素容易に手にできる情報の量・質という視点は、常に大事だと思います。
          いやもうオジサンの子供の頃なんて、新聞・テレビ・図書館にどれだけあたるかが勝負だった気がしますよ。
          気がつけば速さも量も桁違いになってました。

          いつ頃までの話か(瓦版を抜け出した新聞の草創期?)記憶も出典も曖昧なので参考程度ですが、
          新聞が活動写真と同じ程度に賛否の対象で、政治家や所謂知識人の中にも低俗な物・信頼を置けない物と公言し忌避する人が居た、
          そんな時期もあったそうで。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          みんなが結婚して子供を産んで、みんながマイホームとマイカーを持って、みんながテレビと新聞を見て、っていう時代だからね。
          高度経済成長期というのは、ある意味異常な時代。

    • by Anonymous Coward

      > 「知性ある記者・編集者」

      読売の科学記事には当てはまらないね

  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 6時23分 (#4441709)

    新聞には契約の自由があるが、NHK(税)には契約の自由は無い。

  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 8時06分 (#4441738)

    呼び名のとおり、強みは多くに行き渡る媒体というところだったんじゃないでしょうかね。
    記事の部分は食玩の食べものみたいなものでしょ。商売的には。

    ラジオ・テレビにたいしては差別化できていたのがネットだとできなかった。
    あるいは同じように負けている。のどちらだろう。

    残されたものは中身しかないのはそのとおりだろうけど、ニッチだろうね。

    しかしその記事の指摘とやらは、その人の理想にたいして劣っている点を指摘しているだけで、
    現状の分析とは言えないようなものだと思ったよ。

  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 8時39分 (#4441758)

    事実真実など大衆は求めていない。
    大衆が望む物語を提供すれば売れる。
    少なくとも新聞という形態により落ちている分以外はそれでカバーできる。

    • それは新聞ある必要ではなく週刊誌やゴシップ誌でないのか
      新聞と週刊誌の境目が無くなってきた感

      • by Anonymous Coward

        結局のところ、読者が「真実ではなく面白いことを知りたい」になってきたからではないかと。

        かつては、新聞=真実、ゴシップ誌=娯楽、と区別できていたんだろうけど、読者の方が区別をつけなく(つけられなく)なってしまった。
        読者のレベル低下が先か、新聞のレベル低下が先かは別の話。

        • by Anonymous Coward

          私が思うに、区別が付かなくなったのではなく、区別が進み過ぎたんだと思う。過適応。

          (#4441792) [srad.jp]で言われているように、昔は新聞と週刊誌の境目が曖昧だった。

          戦後、区別が進んで新聞はお高くとまるようになったけど、新聞のレベルが上がれば上がるほど大衆は付いて行けなくなっちゃった。

          皆真実を求めるくせに、実際に真実を目の当たりにするとつまらないと感じる。ぶっちゃけ陰謀論の方が楽しい。これは今も昔もそういうものだと思う。

    • by Anonymous Coward

      それをやりすぎたから売れなくなったのだと思う。少なくとも自分はそうだ。
      三菱のリコールが問題になったとき、マスコミ各社は車の火災を必死に探して報道した。
      でも、車の火災なんてありふれたもので、探せばあるのだ。メーカーさえこだわらなければ。
      明らかに整備不良が原因のものまで特定メーカーだけ報道する。その姿勢をみて新聞をとるのをやめた。

      世の中が多様化して、一度離れた人が戻らなければ大衆迎合は先細りだ。それが現実になっただけ。

  • 全国紙は大変だろうけど、
    地方紙はずっと前からおくやみ欄さえちゃんと機能していればあとはどんな偏向記事書こうとも客が離れることはないので、
    これからも先鋭化とオピニオン紙化は止まらないでしょうね。

  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 9時56分 (#4441805)

    業態変化を進めてきたグンゼを例に挙げてるけど、
    そういう意味では「情報媒体をあつかう」を主軸として、朝日新聞社グループとして出版・広告・民法・配信と時代に合わせた業態拡大・変化はしてると思うんだよね。
    #まあ市場の狭さ問題もあると思うが、共通資本が複数のメディアにまたがって報道を垂れ流す現状は明らかに間違ってると思うが。

    グンゼが生糸販売をやめた(利益が出なくなった)ように、新聞という媒体がほかのメディアに押されて斜陽となる段階になってるだけでしょ。
    なまじ巨大な分変化が大きく見えるだけで。

    あとリンク先読んでたら「いいものなら売れるなどというナイーヴな考えは捨てろ」ってラーメンハゲのセリフが聞こえてきた。

    • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 11時16分 (#4441863)

      例えば朝日新聞は、人を定期的にリストラしていけば、何10年も倒産しないような体制を既に作り上げてるんだけどね。
      実際、記者の希望退職を募ったり、印刷工場を閉鎖したりと、発行部数を睨みながら順調に縮小していっている。
      縮小再生産のやり方としては、非常に優秀で理想的。

      不動産で利益を上げていることを揶揄する奴もいるが、マクドナルドだって講談社だって不動産から莫大な利益を上げて本業をカバーしているわけで、安定経営を志向すればそこに行き着くというだけのもの。

      まあ、朝日はサヨク専門のメディアとしていつまでも生き残ると思うよ。
      産経や読売なんかも似たようなもの。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2023年04月11日 10時02分 (#4441809)

    新聞各社の売上減は単に経営陣が世間の感覚からずれており、今もなお間違っているからだ

    ここを引用しておかないと、元記事の記者の指摘が適切に伝わりにくいと思うが。
    「言説の先鋭化が進み」は個別の記事単位で先鋭化している事が問題というよりも、
    営業戦略としてその系統の記事を優遇している経営の方向性に問題がある事を指摘しているはず。

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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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