
平均応答時間が一番早いのは日本語で7.29ミリ秒、英語は中間的で236ミリ秒 105
ストーリー by nagazou
漢字圏は強そう 部門より
漢字圏は強そう 部門より
「基本読書」のブログ記事によると、人間の質問に対する応答時間には、その人が使用している言語ごとにバラツキがあるのだそうだ。このブログ記事によると、文春e-bookの会話の科学という書籍の中で、「応答にかかる時間の言語ごとの比較」をおこなうと、一番平均の応答速度が速いのが日本語だという記載があったそうだ(基本読書)。
曰く、さまざまな言語の中央付近に位置しているのは英語で応答時間の平均値は236ミリ秒。一番遅いのはデンマーク語で、平均468ミリ秒だった。その一方で日本語はというと7.29ミリ秒と群をぬいて短いという。ただ日本語だけ速い理由については元の本では特に触れられていないとのこと。
曰く、さまざまな言語の中央付近に位置しているのは英語で応答時間の平均値は236ミリ秒。一番遅いのはデンマーク語で、平均468ミリ秒だった。その一方で日本語はというと7.29ミリ秒と群をぬいて短いという。ただ日本語だけ速い理由については元の本では特に触れられていないとのこと。
文法の違いとか? (スコア:2)
主語述語の順序とかの関係で重要なキーワードが先に出てくるから、途中まで聞いた段階で回答を検討し始めることが出来るとか、そういう要素があったりするのだろうか。
たしか、日本語ってその辺りが少数派に該当する言語だったというのをなんかで見た気がする。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
文法というより、文章として英語はなんとなく接続詞(?)がすくない印象がある。
日本語(日本人?)の場合は、文と文につながりがある場合に、あとの文の頭に次の流れが想像できる言葉がたいていはつくので、反応が速いのかも。
だから、また、つまり、というわけで、みたいなやつは英訳するときはほぼ削除して,(カンマ)でいい感じ。
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
接続詞より、むしろ助詞かな。
極端な例だと刑事訴訟の判決で「主文。被告人は」で、法廷から記者が飛び出すやつ。
有罪の時は「被告人を懲役二十年に処す」などになるけど、無罪の時だけ「被告人は無罪」となる。
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
もはや競技かるたの決まり字だな。
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
「とかなくてしす」?
冤罪か。
あ、間違えた。
「むすめふさほせ」だった。
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
さすがに助詞で確定できるケースは限られすぎていてこれほどの差は説明できないと思う。
でも言われてみると日本語の会話文の語尾って、ですます、でしょう、だよ、など定型的であまり情報量がないので、最後まで聞き取る前に応答を考える時間ができるというのはあるかもなぁ。
平均0.2秒ちょいという数字にも合ってそうだし。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
韓国語も主語述語の順序が日本語と同じなので比べればわかるかも
Re: (スコア:0)
最後に否定付けて論旨を逆にできるんで、とりあえず話し出しても問題ないとか?
しかし話し手が変わるのに空白時間がないのでは、音声認識的には都合悪いね。
7.29ミリ秒ってのも平均値で、最短だとマイナス値でかぶっちゃうし。
Re: (スコア:0)
石原元都知事さんがフランス語は数を数えるのに不向きというような発言してたっけ
言語によって向き不向きがあるのかもしれない
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
子供のころ近所の友人でヨーロッパ人がいた。そいつは、物心ついたころから日本に在留しているので、日本語に不自由しない。
あるとき、遊びにさそうと、1時間後くらいに両親と出かけるらしく
「半時間だけならいいよ」と。
我々は「半時間なんて言わないよ、30分って言うんだよ」と笑いながら指摘した。
しかし、その後も「半時間」は結構使われてた。
そいつと遊ぶ日本人らは、初めて聞いた時から論理的に30分であることを理解でき、意思疎通に支障はなかった。私は、便利な言葉だなぁと思ったが、私を含め日本人の友人らは、半時間という便利な言葉を取り入れるわけではなかった。
Re:文法の違いとか? (スコア:1)
半時は「はんとき」と読み、現代の時間単位だと約1時間のこと。
ここでの「時」とは江戸時代までの不定時法での「時」で、「時そば」の「時」と同じ単位。概ね2時間ぐらい。
一刻とも言う。(刻と時の意味は同じ。)
しかし、「半時」を「1時間の半分」と捉える人も居る。
「1時間」なら60分で確定だけど、「時」や「刻」だと60分か120分なのか文脈で判定しなきゃならない。
こんな曖昧な言葉使えないから、半時という用法は廃れたんだと思うぞ。
ただし「半時間」なら今でも使う人が居る。例:自分。普及はしてないと思うが意味が通じなかったことは無い。
尚、江戸時代は金銭単位が4進法だったり、半分と四半分は比較的良く使われている。廃れたのは近年と思う。
Re: (スコア:0)
日本語は文章における単語の方向付けが、順序ではなく単語にくっつく「てにおは」で決定される(膠着語)。
英語も日本語に比べれば順序縛りが厳しいけど、前置詞の役割も大きい。
最も順序縛りが厳しいのは中国語(独立語)だけど、応答時間はどうなんだろう。
Re: (スコア:0)
「英語式語順は、自然な思考の順番に反する」研究結果 | WIRED.jp [wired.jp]
だいぶ前の記事だけどこういう研究結果もある。
SVOな言語圏の人でも、ジェスチャーで伝えようとする場合はSOVになるとかなんとか。
また (スコア:2)
ChatGPTの話題か
人の話を (スコア:1)
最後まで聞かない奴が多いと思ったのは気のせいじゃなかった
Re:人の話を (スコア:1)
>最後まで聞かない奴が多いと思ったのは気のせいじゃなかった
食い気味のノリツッコミも増えましたね
Re: (スコア:0)
私も思いましたw
英語圏に住んでいた時には言い終わる前に相手が話し始めたり、私が回答を始めたりも多かったからマイナスパターン多いんじゃないかなぁ。英語の場合は、最初に質問であることがわかりそれが wh の入っているパターンか yes/no のパターンが決まって、次に主題(普通は主語)が来て、場合によってちょっと補足が入るくらいだからすぐに答えられたけど、日本語は wh の入っているタイプの質問は最初にわかりますけど、 yes/no の質問の場合は単に述べているだけかもしれませんので最後まで聞かないと質問なのか、述べているだけなのか、否定しているのかわからないからマイナスにはなりえませんね。(例:あの人は朝ごはんを、食べま[した|したか?|せん]みたいな感じ、英語なら He ate ... | Did he ... | He didn't... で先頭で区別ができます)
本当に日本語が回答の始まりが早いのかなというのはリンク先を読んでもよくわかりませんでした。
Re: (スコア:0)
最後まで聞いてもらえないのは相手のせいじゃないかもよ
>話者交代を的確に行うためには、「話が終わりそうだぞ」と事前に察知する必要がある。
>微妙な声の高さや言い回しの長さで発話の終わりを察知しているらしい。
>こうしたルールに反する発声をする人は、他者から自分の発言を妨げられることが多いという。
Re: (スコア:0)
最後まで聞かない奴が多いと思ったのは気のせいじゃなかった
文法が深くかかわりますね
英語は否定などは先に来ますが
日本語は最後の最後になるまで確定しませんと言えるかもしれなくもなくはない
みたいな
やっぱりCISC (スコア:0)
リアルタイム性能が高いのはCISCだね。
Re: (スコア:0)
漢字の単語とそれを繋ぐひらがなの組み合わせが強すぎて
この場合の日本語はRISCっぽい気がする
Re:やっぱりCISC (スコア:2, 興味深い)
日本語の音は、音節より短いモーラ(拍)単位で認識されてる。英語にはモーラは無い。
そして拍の長さは音の種類によらず一定。まさにリズムを刻む拍。
日本語は短い音をクロック同期して送出する言語といえる。
この辺り、RISCっぽい。
命令数=音の種類も少ないし。母音5個しかないもんね。
なおホントは拍の長さは一定じゃないらしいのだが、認識上は一定のように感じてるみたいだ。
この細かい刻みに合わせて会話ターンを交代できるから、日本語は応答速度が最速とかになってるんかもね。
モーラ拍リズムがある言語は日本語だけらしい。英語とかは強勢拍リズムだって。CISCっぽい。
http://furue.ilab.ntt.co.jp/book/201606/contents1.html [ntt.co.jp]
ボケとツッコミ (スコア:0)
お笑い芸人は、相手がボケたら即ツッコミしないといけないわけだが、
日本語以外の言語だとツッコミが遅れそう
Re: (スコア:0)
脚本通りなので遅れるも遅れないもない
Re: (スコア:0)
脚本通りなので遅れるも遅れないもない
関西人の日常会話は台本だったのか!?
# おやくそくを台本と見做すかは議論の余地がある
Re: (スコア:0)
>脚本通りなので遅れるも遅れないもない
ハライチ見たことあります?
プログラミング言語の場合は? (スコア:0)
DNCL(実用性は劣悪だが)辺りが良いのか。
了承(1秒) (スコア:0)
秋子さん即決してたようで実は1秒もかけて
熟女、もとい熟慮してたんだな
Re: (スコア:0)
熟女いうな~~~!!!
# 一番攻略したいキャラなのに…
7.29ms・・・ 応答余裕でした (T/O) (スコア:0)
7.29ms・・・ 応答余裕でした (T/O)
Re: (スコア:0)
0.5フレームで対応してくるゲーマーとか怖いっす(1フレーム≒16ms)
忖度力の差 (スコア:0)
英語では、最初に結論を言う文化と認識されているので、話し始める前に考える時間が必要。
よって、間違っていても論破や説得できる(persuade=説得する。騙すと言う意味も)レトリック(修辞法や美辞麗句)や丸め込む技術が発達した。
#『まず、すみませんでした』がいえない面も。。
日本語は、話しながら相手の顔色や周りの人の反応をうかがいつつ軌道修正が可能なので、直ぐに話し始めても大丈夫。
例:私は、△△考えております(チラチラッ)。。。が(中略)先生の考えを聞き〇〇と思うようになりました。がんばります。よろしくおねがいします。
#KYだとキツイ。最悪、追及されて切腹や辞職、追放、村八分コース。
Re: (スコア:0)
> 英語では、最初に結論を言う文化と認識されているので、
米語はわりとそういう文化だけど、英語はそうでもない印象。
Re: (スコア:0)
うぃずおーるりすぺくとあいあふれいど…
それがどうした! (スコア:0)
が最強の返し言葉といったのはどこの偉い人だったか(すっとぼけ
これならコンマ1秒くらい。小人閑居して不善を為す。
Re:それがどうした! (スコア:1)
子供らの口論のなかで、
「それがどうした!」に対して、
「それがそうだよ!」という即答反論を聞いて感銘を受けた。
Re: (スコア:0)
ハァ?それが何か?
って人ならいた覚えがあります。
まず測定方法がわからないと話にならん (スコア:0)
「応の終了」「答の開始」をどう定義してどのように測定しているかをはっきりさせた方がいいと思うな。
応答の定義=返事があったは多分だめ (スコア:0)
単に誰かが自分に何かを行ったのが聞こえたから相槌打ったのまで数に入れてそう。
日本語だけその手の相槌が多かったら平均応答時間が見かけ上早くなる。
Re: (スコア:0)
相槌の間はカウントしてなさそう。
Um(うーん、えーと)→670ミリ秒で再開
Uh(あのー、あー)→250ミリ秒で再開
>Um(うーん、えーと)は「私は発話を遅延させる。この遅延は長くなる」を意味し、
>Uh(あのー、あー)は「私は発話を遅延させる。この遅延は短くて済む」というメッセージを伝える機能があるというのだ。
なるほど。そんな気もする。
言語もそうだけど文化も違う (スコア:0)
日本は人の話を最後まで聞かずに被せてはダメというマナーが徹底されていない
Re: (スコア:0)
日本は人の話を最後まで聞かずに被せてはダメというマナーが徹底されていない
マナー、普通、常識を振りかざすのは思考停止であるという説
Re: (スコア:0)
じゃぁそれマナーではないのでは…
論文はこれですね (スコア:0)
https://www.pnas.org/doi/full/10.1073/pnas.0903616106 [pnas.org]
そうですね、 (スコア:0)
日本語では、どういう返答になるにしろ、とりあえず、
「そうですね、」
と言っとくことができるじゃん、などと思いましたが、
論文 https://www.pnas.org/doi/full/10.1073/pnas.0903616106 [pnas.org] を読んでみると、
会話をしている時に、一人が発言してからもう一人が発言するまでに、どれだけの
「間」が許容されるか、あるいは、相手の発言にかぶって発言することが許されるか、
という研究のようでした。
言語による違い、というよりは、それぞれの言語話者による
「文化の違い」
があるということです。
日本語は遅い (スコア:0)
英語と日本語くらいしか分からないですが、日本語はかなりゆっくりだと思います。
発音自体ゆっくりです。
主語とか省略することが多いので、幾分相殺されますが、それでも日本語の方が時間が話すのに時間がかかるようです。
日本語と英語両方堪能な方(日本人)の話では、英語でした説明を日本語ですると時間が足りなくなるそうです。
日本語は話すのに時間がかかるので、その間に相手が返答を考えられるのかもしれません。
Re: (スコア:0)
それだけの理由だと7.29ミリと236ミリ秒の差は説明付きにくいと思う
日本語の応答時間が短いことについてのChatGPTの回答 (スコア:0)
このような言語ごとの応答時間の違いは、言語が情報処理に要する認知的負荷の違いによると考えられています。日本語は、表現の中で文法的な関係性がより明確に示されているため、認知的負荷が低くなります。英語やデンマーク語などの言語では、単語の語形や語順、前後関係などから意味を理解する必要があるため、認知的負荷が高くなります。
また、日本語は音韻的に単純で、音節数が少ないため、発音するまでの時間が短く、それによって応答時間が短くなることも考えられます。
しかし、これらの理由は完全な答えではなく、まだ多くの研究が必要です。また、個々の人の言語学習や使用によっても異なることがあるため、あくまで一般的な傾向として理解する必要があります。
発話のタイムアウトの違い (スコア:0)
会話は基本的に相手の発言が終わったら、こちらが応答を返す。
発言の終わりが認識しやすければ、すぐに応答できる。
認識しにくいと相手の発声が止まってからしばらく待って続きが無いことを発言の終わりとみなす必要がある。(たとえば副詞が後ろに追加されていく言語)
日本語だと例えば「~です。」「~ではない。」「~ですか?」が発言の区切り(終わりとは限らない)と認識できるので応答が早くなるのではないだろうか。
日本語が (スコア:0)
「膠着語」なのも関係あったりするのかな?
同じく膠着語のフィンランド語はどうなんだろう
教えてエロい人!(他力本願寺)